君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ 波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも 燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙 指きりげんまん人間未満 トランプ博打に狂う手に蜘蛛の刺青 眠りを妨げた選挙カーに投票しない そこだけ汚れたようなうす白い虹
びらびらと光る観覧車
遠くからかすかに水の匂い
得たものと失ったもの
欲しかったかどうかも もうわからないもの
ああふれたところから順に濁っていきます
...
呼吸をするように生きるんだ 息を吸ってはく
それを意識すると いつの間にか思ってもいないのに深呼吸をしていて
ほっと落ち着いている自分がいるよね

呼吸をするように生きるんだ 息を吸っ ...
押しつぶしに来た 現実と

押しつぶされるために有る 自分との

バランス
手塚治虫、仕事中居眠りをしたとき起こした編集者に向かって
「私は、寝てなどいない!!横になって眠気を取っていただけだ!!」と
言い放っていた。
私は、実家に帰省し家で湯船浸かったら高確率 ...
通り過ぎた足音に連れ去られ

この世の全てから誰かが消えた・・・・。

それは、助けを求める声さえも無視をして

「何もなかった。」という一点張りのまま

天袋だけを見つめている・・・ ...
呼吸をしていると
深く息深く呼吸をしていると
シンクロするように
君の鼓動が聞こえてくる
あたたかな
ひどくあたたかな眠りを誘う
愛くるしいメロディのよう

生きることはうたう ...
わたしはつまり、難しい言葉を使いたくなって
そうしているとですね、世界はどんどんプラスチックへと。
こじゃれた言い回しなんかしたら誰かに尊敬されるかな、なんて
そうしているとですね、わたしはどん ...
はじめまして

わたくしというものです

わたくしというものですから

わたくしというものです



はじめまして


おわりまして


サヨナラは

   ...
空を見上げた
目の前にはないが そこに自分が
生きていることを認識させられる木が生えていた
海の中でも 生きていける木だと 目を閉じた

出かけるときに心の中で土を思う
水に潜っても  ...
あたたかいところ



つちのなかで ねむってる


どんなに 外がつめたくても


くらいひとところにまるまっていると


自然と あったかくなってしまう

...
人差し指 小さな掌で掴み 握り返すとまた強くなる

散らばったおもちゃの端を甘く噛み 濡れているほど好きの順番

もうすぐ産まれてから半年になる 新しい歌また覚えたよ

眠る子の顔を真上か ...
大正生まれだった祖父が
復員してきた時 涙を流した
巻き鍵をお守りに持って 出征した
古い柱時計 曾祖母も大叔母も涙を流した


父は物持ちが良く
ガラスが黄ばんだ腕時計を
引き出 ...
真昼の空気越しに見る空は青くて
目には見えない風がひんやりして気持ちいい

空気が透明でよかった

なんてね

でも

さっき君の声が僕を呼んでいるとき
君の声は透明で何も見えなか ...
こ、こいつ
どこにそんな力が…!?

(愛だよ、これが愛のちから…) ぐぐぐ

う、そ、だ、よっ!

めきょ

取っ組み合いになると
すぐに顔を下げるので
チャランポーをくらうの ...
       140921



空気が乾いた
鼻がむず痒い
花粉のせいだ
体調のせいだ
思想のせいだ
信仰のせいだ
方角のせいだ
地球温暖化が
糸を引いているのだ
賞味期限 ...
おわらない夜にする賭け事は
滅びた国のうしなわれた勝利を
追い回すようなもの
順繰りの敗北が
波形となってあらわれる
一千と二夜と永遠
うみがある
くらいうみ
死んだ人たちの
...
紅き屋根を 包むような松が
まるで 人型のようで
目はどこだ 足は何処だと
探したく なりました

枝についた雪は 昼間のもの
夕方には あたたかな光で
御覧の通り 溶けてしまいまし ...
ねえ、なんでだろうね
うん、なんでだろうね
ぼくらはなんでここでいっしょに
くびをつることになったんだろうね

うん、それはきっと
たんなるぐうぜんなんだよ
うん、それはきっと
なにか ...
 
あなたとわたしの汗が滴る肌 舌をはわせてあげる

あえぎ声 はてるまで

何もかも とけてしまうまで



 
  蜻蛉は交尾をおこないながら
  我々の視界に掻き傷を残して飛ぶ
  川沿いに歩きつつ、我々は幾つかの砂州を見る
  明日にはまた違う形に変わっているだろうか



  まだ我 ...
スープにするなら
美人の方が良い
ブスはきっと
たくさん灰汁が出るから
だけど
丹念に
灰汁を取る気があるなら
ブスの方が
味に深みがあるような
気もする

複雑な味と香り
一 ...
公園で子供たちが遊んでいる。
今日はシャボン玉だ。
微笑ましく見ていると、私は自分が老いたのを感じる。
シャボン玉が魂に見えたのだ。

子供の咥えるストローからシャボン玉が生まれる。
...
埃っぽい一日が暮れかける
ゆくあてもない想いが影といっしょに夕闇に溶けて行く

ちっぽけな哀しみを手のひらで転がして
ため息にも似たつぶやきを繰り返す

幼い頃母に背を押されるようにして嫌 ...
僕が大真面目に詩を語るとき
きみは鼻で笑うかも知れない
確かに僕は馬を引き連れてオドケル
鎖につないだ烏帽子の猿たちを宙に回す
アンクルなつま先
底の抜けたブーツ
しかし考え ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ北大路京介短歌314/9/22 18:22
波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも短歌314/9/22 18:22
燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙短歌214/9/22 18:21
指きりげんまん人間未満自由詩914/9/22 18:19
トランプ博打に狂う手に蜘蛛の刺青自由詩214/9/22 18:19
眠りを妨げた選挙カーに投票しない自由詩414/9/22 18:18
白い虹はるな自由詩514/9/22 18:02
呼吸陽向自由詩7*14/9/22 14:35
死なずに生きる中原純乃自由詩4*14/9/22 10:05
共感できる話。梓ゆい散文(批評...214/9/22 9:32
幽霊自由詩114/9/22 9:04
ハッピーバースデーかんな自由詩7*14/9/22 7:37
胡乱。あさなぎ自由詩014/9/22 6:51
はじめまして、わたくしというものです∈♀∋自由詩2+14/9/22 4:29
定刻のつかの間に番田 自由詩114/9/22 1:18
じねつつきのいし.自由詩414/9/22 0:40
うちの子のうた中村 くらげ短歌4*14/9/22 0:32
発条藤原絵理子自由詩14*14/9/22 0:14
君が入れてくれたコーヒーichiro...自由詩16*14/9/21 23:31
体と心。nemaru自由詩2*14/9/21 23:29
新しい一日あおば自由詩10*14/9/21 23:25
長い夜遊び遙洋自由詩2*14/9/21 23:12
ノムラ藤鈴呼自由詩1*14/9/21 22:58
リセット22012自由詩114/9/21 21:55
はてるまで殿上 童自由詩22*14/9/21 20:06
砂州草野春心自由詩214/9/21 18:41
スープ花形新次自由詩214/9/21 16:35
シャボン玉ヒヤシンス自由詩11*14/9/21 15:54
夕暮れ2梅昆布茶自由詩1514/9/21 15:02
道化アラガイs自由詩9*14/9/21 14:56

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加筆訂正:
夜空と楽譜と/りゅうのあくび[14/9/21 16:04]
朗読用に推敲
5.05sec.