いとし君去りゆきし窓に由比のはま
あらゆる忘却は
ゆっくりと進んでいって
人生の上り坂と下り坂の数は同じで
忘れた頃に
大切な事を思い出すから
海へ行こう
世界平和の為じゃなくて
明日の自分の人生の為に
新たな何か ...
人生を続けるために必要な
センチメンタルもある気がするから
ありきたりの 大切な気持ちを
忘れないために街を歩いた
人もまばらな平日の休日に
季節が廻っていくのを許せるように
失われて ...
雑木林の木々に囲まれた湿った寂しい道を登ると
不意に緑の沼に射すくめられる。
ホテイアオイがゆっくりと揺れ ボーボーとウシガエルが鳴いていた。
あの年 この沼にまるまる肥った川エビがわいた。
...
柿の木が衰えと実りとを同時に示し始めた。枯れ落ちていく葉と熟していく実、そして樹幹を這い登っていき鮮やかに紅葉する蔦。台風がしばしばやって来ては大気をどんどん冬に近づけていき、台風に触発さ ...
波のない、凪いだ海、森のなかの湖、
そこに立つ漣、私は水、悲しい水、
誰かはそれを泪と呼ぶ、
出るべきところから水が流れ落ちるという事象に対して
なぜひとは悲しみだなんて、
うつくしいタイト ...
整形がくずれてゆく
吐息の白さ
アンビバレンス
夜の駐車場でドラマみる
せつなく
虫みたいに死んでゆく
生まれかわる
なんどでも
生きなおすから
...
世の中にはあきらめの悪い男や女がいて
失敗にもめげず研究を重ね
ときには世間を驚かせるけれど…
昨年 クリスマスに
かがり火を焚いたシクラ ...
戦争跡地や
災害被災地を
訪れようとする観光がある
ダーク・ツーリズム
悲しみは
人を引きつける
死から
人は学ぶのだから、と
パネリストは言う
そうかもしれない
では ...
この地上の幸福の量と不幸の量が
ずっと一定の気がしてしまったら
空の彼方を眺め夢見よう
新しい波が起こる
いつの時代も
日々の暮らしに溺れ続ける人々をさらうように
「時代」という言 ...
バンクス揃えて靡く真夜中の風
愛している 私の風
コマ送りされた記憶の点線を辿る
生意気に若気に殺気立ち 一太刀
大人になんて成れるものですか
人間ごときで ねえ風
私の風 愛している ...
ド阿呆な奴ら 陽にあたる
太陽も相当な 阿呆だな
時に毒なんか吐いてないと発狂に至る
至らないせいで 当たり場と修羅場と砂場
土踏まずのみ 鍛え上げられる
滑稽のコケッコウ リアル滑稽 ...
気を遣わないでと勝手なこと言われても
気を遣わない仲でしょうか
私は気を遣います 故 そちらこそ気を遣って頂きたい
空気をそれなりの 温度で読んで頂ければ 幸い
私も幸い
...
あかん!
そんなうるんだ目でみんといて
かんにん、もう降参や!
僕達の生まれてきた海を目指して
旅をしよう僕達は海というものを
知らずそれでも歩き続けた
いろんな道を歩き
いろんな人に出会って
海への道のりを教えてもらい
やっと僕達の生まれてきた
海 ...
あなたが
新たな目標を見つけて
旅立たれること
本当に嬉しく思いまつ
失礼、つい舌足らずになってしまって
シエラレオネに行って取材をして
エボラ熱のワクチンを自分が開発した
ことをフィク ...
蝿よ
そんなに酒が飲みたかったのか
その小さな体で
グラスの焼酎を
飲めるとでも思ったのか
かつて君が人間だった頃のように
蝿よ
君はもう人間ではなかった
そんなこ ...
フェラチオ👄🍌をしない理由が
先端💉恐怖症😱だから
ってのは、俺のことを二重で
馬鹿😲にしてないか
そんなに ...
対岸の
火事感覚のまま
エボラ出血熱
砂時計の砂が
上から下へとこぼれ落ちるように
時はただ流れ落ちてゆく
というのは嘘で
病室で 痩せた老いた手を
そっと握りしめた時
弱い力で 固く優しく握り返した祖母は
何度も何度も ...
大人になってもう一度
天使になりたいと
思い続けた夏の終わりに
夕方に少し雨が降り
涼しい風が吹いた休日に
ただ庭の草を抜く手を休め
一人きりの部屋で
ほうじ茶を淹れたんだ
思 ...
空に向かい
両手を広げる
羽のように
風をきり
風に乗り、
旋回する
鳥のように
ピューヒョロヒョロ
口をすぼめて鳴いてみる
空に向かって
誰かを呼んでみる
あきれる ...
口で愛を語りながら
別の誰かを抱き締める
色は移ろい美は枯れる
全ては醜く腐るもの
果敢ないものに囚われながら
愚かに求めるクソガキです
一時の夢幻と知りながら
それでもなに ...
かつてキッチン(というよりは台所)は裸電球で照らされた寒い島だった
幼い私は台所のことを「だいどこ」と呼んで入り浸っていた
窓からは川へ下る坂道と隣家
(といっても音なんか聞こえないくらいには離 ...
イマオレはシアワセかもしれない
窓辺の木々に鳥のさえずり
雲のない空が端をいろどる
枕元にはチャイコフスキー
素肌のところだけひんやりしてる
いまから逮捕状をもって警 ...
ひやりとした北向きの一室で
意識はぼんやりにがい
明日はめんどうだから
月がもう一度登ればいいと思う
水道から
ちゃぴちゃぴ微かに漏れでる
わたしの自尊心
とんでもなく腹立 ...
行く手を遮る人のように
不安の影がたちこめる
追い払うために
小川のほとりに立つ
苔が敷き詰められた庭の清流
岩の向うに竹林の藪
たたずめば
火に群れる虫のように
影たちがどこから ...
季節という言葉が好きである。時間の移ろいを、例えば計画の進捗状況のように人間中心的に考えず、あくまで自然を中心に考えているからだ。人間は計画の達成に余念がないが、そのような人工的な時間の移 ...
コンビニの前で若者達が
しゃがみ込んで雑談をしている
クルマはミニバンでローダウン
いわゆるマイルドヤンキーだ
私は店に入って
書籍を眺めながらガラス越しに彼らを見る
普段は目を合わせ ...
きみのすきなもののなかできみがいちばんすきなわたしは雨の匂いするきみの目にうつる同じ速さでかわいてゆくからだは違う速さにならされてさよならしたあとにふりかえるタイミングがいっしょだったらまたあ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
東海道線にて
水銀
俳句
1*
14/11/3 14:05
海へ行こう
大島武士
自由詩
0
14/11/3 13:49
感情の色彩
〃
自由詩
0
14/11/3 13:48
沼
島中 充
自由詩
3*
14/11/3 13:11
ありがとう
葉leaf
自由詩
1
14/11/3 13:01
うつくしいタイトル
ソリッド町子
自由詩
2
14/11/3 12:32
なんどでも
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/11/3 12:04
あきらめの悪い男
イナエ
自由詩
8+*
14/11/3 9:43
トワイライト・ツーリズム
uminek...
自由詩
12*
14/11/3 5:45
新しい波
大島武士
自由詩
0
14/11/3 5:39
風伯へ小娘より
朝焼彩茜色
自由詩
9*
14/11/3 2:02
いいじゃない
〃
自由詩
5*
14/11/3 1:42
微笑
〃
自由詩
8*
14/11/3 1:21
あかん!
殿上 童
自由詩
17*
14/11/3 0:22
帰る
リィ
自由詩
2*
14/11/2 22:31
おめでとう🎉オボカタさん
花形新次
自由詩
0
14/11/2 21:04
蝿よ
小川 葉
自由詩
5
14/11/2 19:36
先端💉恐怖症😱
花形新次
自由詩
0
14/11/2 19:19
対岸の
komase...
川柳
0
14/11/2 17:09
生長
大島武士
自由詩
1
14/11/2 13:47
天使
〃
自由詩
0
14/11/2 13:45
寂しい小鳥
猫の耳
自由詩
0
14/11/2 13:02
畜生讃歌
佐藤承夕
自由詩
0
14/11/2 12:40
キッチン
そらの珊瑚
自由詩
15
14/11/2 11:45
イマシアワセ
吉岡ペペロ
自由詩
5
14/11/2 10:49
わたしの自尊心
かの
自由詩
3*
14/11/2 10:40
胸のせせらぎ
殿岡秀秋
自由詩
5
14/11/2 10:00
季節
葉leaf
自由詩
2
14/11/2 9:17
マイルドヤンキースーパーライト
イオン
自由詩
0*
14/11/2 9:09
ふりかえる距離
阿ト理恵
自由詩
2*
14/11/2 0:25
2077
2078
2079
2080
2081
2082
2083
2084
2085
2086
2087
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2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
加筆訂正:
トワイライト・ツーリズム
/
umineko
[14/11/3 13:34]
ちょっとだけ
十三月の童話
/
もっぷ
[14/11/3 5:30]
2014.11.03 改稿
パンツ来歴ーぼくらは人間1ー
/
イナエ
[14/11/2 5:07]
最終連一部修正
4.36sec.