女子相手に投げたスライダーが曲がりすぎている 生まれ変わる前にセーブしておく あれをずっと松茸ご飯だと思っていたかった 少年には
旅に出なければいけない時がある

うすい口唇と
よごれた頬と
ほそい首筋と

何を信じればいいのか
何を感じればいいのか
それを探しに

だから旅に出る
やがて逢う少 ...
羽をくれたまま消えたあるじは何処
膝を抱えたアイツを
忘れて世界を救った英雄は何処

君はさるしばいをする
そしてほんとに消えちまう
君はさるしばいをうまく扱う
僕もうまくうなずく
...
春になったら
暖かい匂いがしますね
陽だまりの野原に
君と寝転んだこと
思い出すんです

ふふふ
って口隠して笑ってた

夏になったら
夜風が気持ち良くなりますね
いつかの花 ...
寂しいから綴るのでしょう
私はここに居ますと
何も瓶にお手紙を詰めて
読んで下さいなと祈る事もありません
ひたすらにぼんやりとした
心の内側を吐き出すのです
吐瀉 これは辛いです
すんな ...
          小さな秋に
    里のまつりのイベントで
       そしらぬかおして
そのひとは 全身を着飾っている
     薄墨いろのはなびらと
 セピアいろのこの葉でもって─ ...
オレのゲーハナやや伸びるにつき寄る年波を感じざるを得ない。

随分前に隣にいた、気の効いたあの女ならば「何を言ってるのだ?」と白々しく顔をしかめて言い放つところを、今、ふと隣をみるとやたら困った顔 ...
好きな人
そばにいてほしい
愛する者

たまに 
なのが
たまにきず
そうそうとするそうたまる溜まると嘘 逃走するそそうしろせ

どてらすけ助宗鱈とうそ透けそう どこで見つけたそれが答えだ

ここにいきゃラジオじゃじらじじみゅらるた かわうそみそこ髪剃るぞ

...
みんなと違っておりますが
同じですって雁首並べるのはちょいとねえ
あたしゃあたしの煙をゆらゆらしたいのよ
変わり者でけっこうなこってす
迎合なんてまっぴらごめん
ひとりで槌を振るう方が性に合 ...
注 ここで言う神は特定の宗教をにおける
        神を指すものではない

歩く動作の円滑な筋肉の弛緩収縮
関節を構成する骨の複雑な動き
血液を全身に送る心臓ポンプと酸素供 ...
ミツビシに勤めているのに みつひしと云う父が
三つ菱形があるから、三菱
そんなことを教えてくれたのは、やっぱり
みつひしだったからなんだな

カッターナイフを ぽきん
「これが ひしがた  ...
ポケットの中に

隠れたままの

握り締めた手が

勇気を出せば


きっと明日は

ピースに変わる


どこに居たって

構わないけれど

歪んだ笑顔が

君 ...
あなたはわたしの癖を
いくつ知っているかしら?
わたしは毎日
あなたの事を全て知ろうと
傍にいるのよ

あなたは嘘をつく時早口になって
照れた時には同じ言葉を繰り返すのよ

...
あなたが言葉を放つたび

わたしは言葉を飲み込み

かなしい嘘をつきました

それで優しく終わりです
無造作な闇に木霊する歪んだ梟の声の中に誰にも聞かせられない言葉を埋め込んで、亡骸を模倣しているみたいな午前零時の挙句、泥土の思考回路は生温い卵を産み落とす、祝福されない産卵、祝 ... 最初から諦めていたのは
わたしを守る為だった
いつの間にかずるい
恋をしていた

駆け引きもなくあなたが笑う
わたしはその笑顔を
真っ直ぐに見つめる事ができない

そ ...
雲は、風の吹くままに
落葉は、川の流れるままに
我もまた
自らに内蔵された方位磁針の、指すままに

旅の鞄を背負い
腰かけ石から立ち上がる
我が影は
更なる一歩を日向へと、踏み出さん
...
書きかけの手紙を千切る秋の果 長距離のバスに荷物を積む夜寒 ふたりでハンカチ落としするのか 嫌な予感がして何も起こっていない 御礼にと唄われた歌がドナドナ 知覧の草は、さやさや…{ルビ哂=わら}う
川のせせらぐままに、身を揺らし

昔――ここから近い滑走路で
戦闘機に乗り、飛び立って
眼下に広がるいちめんの
海の彼方へ

 お母さん…!
...
二階の女が夜中9時に
ガタガタうるさいので
天井に向かって
「そんな激しいオナニーするな!」
と怒鳴ったら
バタッと止んだ
数分すると俺のドアを叩く音がして
開けると
剛力似の女がアソ ...
見渡すかぎりは夜だった

関東平野は夜だった

マンション明かり遠くの底

自由で豊かでちんけな広大

関東平野は夜だった

見渡すかぎりは夜だった


みんななにかになりた ...
あたまのなかのあたし

あたまのなかのあなた

あたまとは

臓器のことではなくて

イメージのこと

イメージとは

実体のないことではなくて

憧れの果てのこと

...
大切なものを落としてしまった

それは方法のようなものだった

それは機能のようなものだった

それは祈りのようなものだった


新たに買えばすむようなものではなかった

代替に ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
女子相手に投げたスライダーが曲がりすぎている北大路京介自由詩314/11/8 0:02
生まれ変わる前にセーブしておく自由詩314/11/8 0:02
あれをずっと松茸ご飯だと思っていたかった自由詩714/11/8 0:02
出逢い渡辺亘自由詩414/11/7 23:51
モンキー竜門勇気自由詩014/11/7 22:23
四季折々瑞海自由詩2*14/11/7 21:33
きっとドクダミ五十...自由詩7*14/11/7 21:03
仮装信天翁自由詩214/11/7 20:40
同じ道を歩いてない裃左右之介散文(批評...214/11/7 19:44
居てほしい中原純乃自由詩2*14/11/7 17:04
そうそうとするそうたまるたまるとうそとうそうするそそうしろせああああ自由詩014/11/7 16:53
良いのですドクダミ五十...自由詩2*14/11/7 14:39
神よ あんたそれでも神か…イナエ自由詩5*14/11/7 12:03
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋るるりら自由詩14*14/11/7 10:01
螢の光ミナト螢自由詩014/11/7 7:39
情けないほど好きなんです。永乃ゆち自由詩214/11/7 2:17
優しく終わりです自由詩314/11/7 2:10
滴り落ちる血のようなリズムホロウ・シカ...自由詩2*14/11/7 1:17
途方もない恋永乃ゆち自由詩3*14/11/7 0:11
日向の道ー武家屋敷にてー服部 剛自由詩314/11/6 23:58
書きかけの手紙を千切る秋の果北大路京介俳句114/11/6 23:57
長距離のバスに荷物を積む夜寒俳句014/11/6 23:57
ふたりでハンカチ落としするのか自由詩214/11/6 23:56
嫌な予感がして何も起こっていない自由詩414/11/6 23:56
御礼にと唄われた歌がドナドナ自由詩114/11/6 23:55
草ノ声ー知覧にてー服部 剛自由詩214/11/6 23:53
二階の女花形新次自由詩014/11/6 23:30
武蔵野の夜吉岡ペペロ自由詩314/11/6 22:51
あたまのなかのあなた自由詩514/11/6 22:09
祈り自由詩414/11/6 21:51

Home 戻る 最新へ 次へ
2073 2074 2075 2076 2077 2078 2079 2080 2081 2082 2083 2084 2085 2086 2087 2088 2089 2090 2091 2092 2093 2094 2095 2096 2097 2098 2099 2100 2101 2102 2103 2104 2105 2106 2107 2108 2109 2110 2111 2112 2113 
8.28sec.