私が求めているものは
ずっと変わらないのに
喉を上手く通らない
効き目のわからない薬みたい。
ねえ
これで、何度目かな?
頭が痛くてたまらないなら
そのへこみのところから ...
はなしても はなしても
もどしても
つきかえしても
それは、三回
魔の三角
いずれはおなじ
いずれもおなじ
そのうち戻ってくるだろう
お金持ちの子供で
休日のたびに
他所にクルマで
親に遊びにつれていかれた
月曜日
学校に行くと
どこにも遊びに
つれてもらえなかった
友だちがいる
親が仕事で ...
ほんとはゆかりんやほっちゃんの話をしたかった
ほんとはラブプラスのはなしをしたかった
ほんとは自分のはなしをもっとしたかった
ほんとはもっと彼氏のはなしをしたかった
ほんとはもっとアニメのはな ...
垣根越しに
老女の艶やかな手
切ないほど甘い
いびつな頭をもぎとって
埋められた犬のため
息を光に押し出した
枯れた莢を揺らすように
踏むと何処かで誰かが死ぬ
枯葉の音に冷たく ...
ローマ字で二文字の
幸せをもとめて街へ
電線に引っかかり
風にかき回されて
パリパリに砕けて
サラダにかけて食べられる
底にたまった薄まった汁
一つ残らず管に集めて
遠くへ投げたら
...
今日のことは指に任せて
一日のことを愛していく
翌日のため生き残る誰かの声に歌うのだから
さあはじまるよ、と誰かの声で
懐かしさからつくられた美しさに埋もれていないで
日向の集 ...
しずか
と表現された沈黙は
「し」「ず」「か」
と音になって響く
だから
無音であることは
音を飛び越えることは
速さの中にしかない
普段ぬめりついた空気を意識することもな ...
meと鳴く君のことを
追いかけてはいけなくて
つごうの良い、どこか、を僕は選択する
その先はきっと猫の世界
ただその先をじっとみている君の
その視線の先を僕もみている
世界に ...
なんでもない日だった。大きくのび、した。ボンデングワイヤーのような糸月のひかり、からだの底まで届き、魂のきしむ音、微かにきこえた。すこしだけ走ってみた。裏の森へ行ってみようと。が、すぐ、たちど ...
月が毎年4センチメートルずつ地球から離れてゆくことを知ってしまったわたしは、屋上でゾウが飼える家を建てた人は湘南動物プロダクションからゾウを買い取るのか気になりはじめた。消臭スプレーを振り撒いたキッチ ...
空白は僕にも描けど
空白は誰にも訪れぬ
笑って過ごせば一日も
笑って過ごせぬ一日も
陽射しは
木立越しに
柔らかく
瞼に寝転がる
微睡む地上へ
生きて ...
誰を
待つ
待つ と言って
だれを まつ
何処まで
行く
行く と言って
どこまで いく
だれと どこまで
ただ手を広げ少し後ずさるだけでいいのだ
そうすれば離れられる
君を手離すことができる
わかっているのに
僕の両腕は温かい君の背中から動かない
僕の両足は地面に釘づけされたように動け ...
その女性(ひと)は海をみていた。
海峡のコンクリート階段の端にひとり
白いフードベストの背を伸ばし
身じろぎもせず。
子供たちが何人か
近くで騒ぎはじめたが
ちらりと見たきり関心を示さず
海を見てい ...
吸ってしまったドの音は
かみなり雲の腹下りだったら怖い
今日はどんな音楽聴かせてくれるのか
頭上の空の黒鍵盤と白鍵盤
しかし飴と紙芝居で喜んだ昔と違って
百年先までシミュレーションし ...
ポッキーを束で喰いたる雪女
戦場のポッキーの日やグングニル
いつかの冬に置いてきぼり約束した未来
2014年の日付でジョン・レノンのサイン
夜明けがはじまる靴紐を結ぶ
支離滅裂なので思いつきを
マインド・マップに
だけれどもそうした行為が
生かされているかといえば・・・
もっと単純で良いのかもしれない
一つの思いに突っ込む
勇気が必要な事案もあって
腰 ...
このなみだは 罪の量だけ
この苦しみは 欲の深さ分
終らないのは 此処が地獄 だから
・さよなら
さよならという始まりがある。あったって誰かに聞いたことないかもしれないけど。樟脳の香りが指先に伝わるまで、ゆっくり肘から駅のホームの端っこまで手を振っていよう。
...
*
昼、目が覚めた時のシャンプーが、甘ったるい香りを躰に貼り付ける。毒蜘蛛が私の身体を食い破るなら、私はそれを水に流そう。パンと水を、私は食べよう。
*
数を数える度に、右から ...
電車は独り言のようにガタゴト音を立てながら
ホームでその長い体躯をはっきりと示す
電車は駅における食物連鎖の頂点であり
闇も冷気も人々も
みんな電車に食べられてしまう
電車は一斉 ...
弱い光のひとつひとつが
羽になり また花になり
触れることなく消えてゆくとき
熱を終えた鉄のような
緑の音を降らすとき
歪んだ金に ふちどられた声
ほどけひろが ...
階段の踊り場ほどき火を編む手
季節さえ知らぬ存ぜぬ{ルビ仮=け}の柱
言葉には言葉の垢の漂いて
{ルビ自身=おのれ}には{ルビ自身=おのれ}を呑む ...
ピアノがないと ピアノは弾けない
フルートがないと フルートは吹けない
チェロがないと チェロは弾けない
トランペットがないと トランペットは吹けない
私に何が出来るのか
私は何も出来ない
...
文字には 心が現れると 言うからね
本当は 洗わなければ ならぬ様な
心模様にだけは なりたくなくて
紡ぐ 言の葉 あと幾つ 重ねたら
あなたに 届くのかしら って
小さ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
四度目の雨
ときたまこ
自由詩
2
14/11/13 3:15
魔の三角
水素
自由詩
1
14/11/13 1:08
街に帰る
小川 葉
自由詩
4
14/11/13 0:13
大人の、お話し。
ki
自由詩
5
14/11/12 23:55
かりん Ⅱ
ただのみきや
自由詩
13*
14/11/12 22:14
de-aiの散歩道
木屋 亞万
自由詩
2*
14/11/12 21:48
新しい一日
クローバー
自由詩
3*
14/11/12 21:14
青が崩壊する。
〃
自由詩
3*
14/11/12 21:02
出会いの散歩道
〃
自由詩
6*
14/11/12 20:55
眠れない夜の果て
阿ト理恵
散文(批評...
7*
14/11/12 20:42
穴
〃
散文(批評...
7*
14/11/12 20:40
地上絵
㎡
自由詩
1*
14/11/12 20:25
待つ
中原純乃
自由詩
2*
14/11/12 19:45
さようなら
文字綴り屋 ...
自由詩
0
14/11/12 17:42
その女性は海を見ていた
秀の秋
携帯写真+...
3
14/11/12 16:13
空のアコーディオン
乱太郎
自由詩
17*
14/11/12 13:32
ポッキーを束で喰いたる雪女
北大路京介
俳句
3
14/11/12 10:34
戦場のポッキーの日やグングニル
〃
俳句
1
14/11/12 10:34
いつかの冬に置いてきぼり約束した未来
〃
自由詩
2
14/11/12 10:33
2014年の日付でジョン・レノンのサイン
〃
自由詩
2
14/11/12 10:32
夜明けがはじまる靴紐を結ぶ
〃
自由詩
4
14/11/12 10:32
思考整理
ドクダミ五十...
自由詩
1*
14/11/12 9:57
責め苦
中原純乃
自由詩
3*
14/11/12 8:28
ごめんね青春の等しくふりかかる月日はふりかえらないでふりきれ ...
百均
自由詩
6*
14/11/12 7:07
きみのすべてよ応答せよ(ゴル投稿)
〃
自由詩
3*
14/11/12 7:05
電車
葉leaf
自由詩
4
14/11/12 4:13
ひとつ あまた
木立 悟
自由詩
1
14/11/12 3:14
梳く手 こがね
〃
川柳
2
14/11/12 3:10
recitative
くろこしょう
自由詩
2
14/11/12 2:36
スライスした 小さな言葉
藤鈴呼
自由詩
3*
14/11/12 1:59
2068
2069
2070
2071
2072
2073
2074
2075
2076
2077
2078
2079
2080
2081
2082
2083
2084
2085
2086
2087
2088
2089
2090
2091
2092
2093
2094
2095
2096
2097
2098
2099
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
加筆訂正:
大人の、お話し。
/
ki
[14/11/13 0:06]
最後、書き直した
6.61sec.