向日葵の前で大きく背伸びする
どんなにおそろしいか
どんなにふあんか
まくらやみのなかで
ふみだす そのいっぽ
声をかけられなかった
ずっと昔
学校帰りの交差点で
その人は白杖を持って
信号待ちをしていた
声 ...
話の前後は覚えてないが
がんばらなあかんなーと言った
隣にいる人は
せやでーと言った
夕暮れ
川沿いの道につづく石段
中ほどに座り込んで
雲の際の輝き
暗く沈んだ
民家の重なり具合
...
?乗り移ったクラリオン星人が
9割になったから
この星の高等生物はおよそ全滅
日本人も残り1割
天○一品ラーメンも全員がクラリオン店主
“クララリオンが立った”とか
クラブクラリオンとか
...
愛することと
支配することは
ちがうよ
認め
受け入れ
ともに歩むのでなけりゃ
愛じゃない
お前たちのためだ
お前たちには無理だろうから
俺が何とかしてやるから
あなた ...
今は説明できない世界で
存在しているけど知らない世界で
私たちはいつも同時に春が
きた事に気付き、夏が終わる日
に一粒涙を流す
今は説明できない世界で
存在しているけど知らない世界で
...
待宵や
身を惜しむよに
あと一夜
曇るゆえなお
むね焦がれつつ
十五夜の
美しからん
雨のむこう
さぞやと思い
月も我が身も
欠けてなお
明かり降る降る
十六夜の
大 ...
にしこりこりこり
もうこりごり
なんて言わずに
次はマスターズで
タイガー東幹久ウッズを
打ち負かして欲しい
あたしも負けずに
成人病のグランドスラムを
目指します
ちなみに
...
もし私が
あなたの目の前に
立っていいとしたら
もし私が
あなたの目の前で
MG69を持っているとしたら
もし私が
Aメジャーセブンのコードだけじゃなくて
他のコードも出来 ...
箸持ったまま寝た女の肌が白い
絶頂におちた声が朝を連れてきた
苦い血が鉄扇の錆
靴紐を結んで跳んでカンナの黄
箱庭にショートカットのマーメイド
富士山にいつか二人で登ろうね天保山で指切りをした
ふと
淋しさの風が吹く
秋は寂しいと誰かが言った
ふと
自分が殻だけになる
スペースキーを押した
零ですらない
ふと
空虚な気持ちになる
自分は無数の細胞の集合
それが
...
その箱はスケルトンの灰色で
どこにも蓋がみつからなかった
サイコロを転がすように その六面体の
一面ずつに番号をふって 開けようとしたが
開けられるような 切れ目がどもにもな ...
真っ白な紙を見て
僕は、こう考える
ここでは、
何にでもなれる
どんな事でも出来る
どんな世界にも行ける
なにかを
創造するということ
言葉を通じて
...
こんにちは、今日の悲しみくん
わたしの親友なんだ、悲しみくん
いつからだろうね、悲しみくん
わたしがちっちゃなときからだね
悲しみくんは、たいてい毎日やってくる
朝起きたときの ...
みなさんさようなら
季節がまた無理にやってくる
なぜにぼくの不幸をだれも笑ってくれない
日照りが綺麗に笑うのは夜見た屑鉄
三日月が少し欠けた時にウサギさんのお餅が食べたいのは僕の気持ち
...
極端な過剰と不足の中で
肺腑をえぐる夜を越さねばならない
それがどんなに辛いことか
君ならわかるだろ
秋の夜は長いっていうけど
本当だね
僕の神経は
当の昔に焼き切れてしまって
も ...
人型サボテンは狂い咲き
愛人は血を流し過ぎたのだ
肌蹴た胸に呪詛めく黒子口移しで
器から器へと移動しながら
情熱は霧散して往く愛は
溶けないままで重く沈殿する
裂く天つめたい銀河 ...
青年は、生まれながらにして沼の番人だった。訳も知らぬまま、彼はこれまでの人生を底のない一つの沼を守ることだけに費やしてきた。沼のほとりで乞食同然の生活を続けながら、近づこうとする者を追い払い続けるの ...
夏のばくだん
硝煙???
息がすくなくなる
かかとが上がらない
光と蒸気のなかをゆく
やがて
やがて秋のけむり
熱がほどける
うすら冷たい大気
拍 ...
書けないときは
過去作でもなんでも
コンスタントに毎日投稿し続けて
さくさくお茶を濁しつつ
ポイントだけは
こつこつ稼ぎたい・・と
いよいよポイント依存症になりつつある
という自覚はある ...
探し物は 何処に売ってる?
呟く台詞に 思いつく
スーパーマーケットならば
何とか なるんじゃ ないかって
倖せの種ならば
誰かの心に 宿ってる?
歌詞カードを 見比べたなら
...
140910
不思議な国のアリスには、チャシャーキャットなる奇怪な猫が登場します。
独立心が強そうなので、誰かのペットとも思えず、かといって人を恐れず
野良猫の ...
虚空に向けて指さす人
その指先は何を示す
道標
明日の空
去っていった人の背中
夏の香りを衣装箱にしまい込み
スマホの写真を整理
一つ 一つ
削除しながら
思い出にサヨナラを告げ ...
正しさの塊
流される風にのって
肌を破壊する
ボロボロと零れて
固まり形を成す
そいつが言うんだ
「気持ち悪い」
目が見開かれて
こちらを見る
(見るな)
純真な言葉が呟かれる ...
蜘蛛の糸の生きものが
紙の壁をのぼりゆく
少しずつ少しずつほどけながら
夜の明るさへと近づいてゆく
歪んだ空の台形が
高みの曇に照らされている
斜面が斜面を
金属 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
向日葵
chihar...
携帯写真+...
8*
14/9/11 9:01
白杖の人
そらの珊瑚
自由詩
22*
14/9/11 8:18
たそがれ
nemaru
自由詩
10*
14/9/11 7:20
腑抜けども絶滅寸前だな
ゴースト(無...
自由詩
4*
14/9/11 5:06
いらない
森川美咲
自由詩
6*
14/9/11 3:00
今は説明できない世界で 存在しているけど知らない世界について
そよ風
自由詩
3+
14/9/11 1:52
十五夜 三首一連
中原純乃
短歌
2*
14/9/11 1:38
グランドスラム
花形新次
自由詩
2
14/9/11 1:26
スポットライト
瑞海
自由詩
3*
14/9/11 0:38
箸持ったまま寝た女の肌が白い
北大路京介
自由詩
5*
14/9/11 0:26
絶頂におちた声が朝を連れてきた
〃
自由詩
3
14/9/11 0:25
苦い血が鉄扇の錆
〃
自由詩
7
14/9/11 0:25
靴紐を結んで跳んでカンナの黄
〃
俳句
3
14/9/11 0:25
箱庭にショートカットのマーメイド
〃
俳句
2
14/9/11 0:25
富士山にいつか二人で登ろうね天保山で指切りをした
〃
短歌
2
14/9/11 0:25
Unwritten Blank
凍月
自由詩
6*
14/9/10 23:37
空っぽの 月
西日 茜
自由詩
5*
14/9/10 23:36
お日さまの絵
まーつん
自由詩
11*
14/9/10 23:22
悲しみくん
かの
自由詩
2*
14/9/10 22:37
安心して勉強させたい
マサトシハラ
自由詩
1
14/9/10 22:34
渡る夜
渡辺亘
自由詩
3
14/9/10 22:11
煮詰められた腸
ただのみきや
自由詩
16*
14/9/10 22:09
旧約蝶々
やまうちあつ...
自由詩
3*
14/9/10 22:07
さよなら
吉岡ペペロ
自由詩
8
14/9/10 21:59
ポイント依存
Lucy
自由詩
12*
14/9/10 21:21
飯の種
藤鈴呼
自由詩
1*
14/9/10 20:06
猫
あおば
自由詩
5*
14/9/10 18:37
【 指さす人 】
泡沫恋歌
自由詩
24*
14/9/10 17:06
閃輝性暗転
opus
自由詩
0
14/9/10 16:09
うつわ しずく
木立 悟
自由詩
5
14/9/10 13:35
2090
2091
2092
2093
2094
2095
2096
2097
2098
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2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
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2124
2125
2126
2127
2128
2129
2130
加筆訂正:
煮詰められた腸
/
ただのみきや
[14/9/11 5:12]
相変わらず何か所か一文字足したり一文字とったりしました。
4.54sec.