人という字に
王冠を描き足して
「えへん」
と
咳払いさせてみても人はただの人です
と
偉ぶってみたところで
ぼくはただの文字です
※
ぼくの好きな人はとても偉い人です
...
ぼくの首に人知れずかかっている見えない時計の針は壊れていて
気づけば 四六時中
あなたのいる方角ばかりを示している
昼間の12時の時報でもないのに
延々とあなたの名前を呼び続ける
たぶん だ ...
ソフレって言葉を
初めて知ったの
セフレじゃないよ
配偶者や恋人ではないけど
添い寝するフレンドだって
誰もが温もりを求めている
私たちも
セックスレスだというよりも
ソフ ...
ともに闘う仲間が欲しいから
辛そうな顔を見せてはいけない
煩雑な苦労を知られてはいけない
そうして隠すの
やめてください
本質がわからないことには
誰も手を出さない
当たり前です
わざ ...
乳房をなぞった手のひらが
首にしばらくとどまっていることには気付いている
思想も愛も何も無い
自尊心に勝つ為の殺人予告?
迷惑なんですけれど。
キモいから触らないで。 ...
誰もいない風が隔てるものとは何だろう
僕がそれを感じるとき
道で立ち止まるとき 夢を見た気がする だけど
それは 日曜日の終わりを見せてくる いつも
部屋でテレビをつけると いつも
...
まぶたにうつるその姿だけで
今日も穏やかに夢に帰る
長い時間を費やした仕事を
さきほど終えて
おおこれが燃え尽き症候群かと
ひとり悦に入っている
失ったものが多い
損なったものも多い
こんな面倒なことにかかわらなければ
もっと楽しい十 ...
観覧車「天気予報がはずれたらお月見しよか」「しなくてもいい」
耳または鼻からネジが落ちますが何科に行けば良いのでしょうか
ワンルームマンションの一室で
カーテンを締め切って
電気も消して
簡易プラネタリウムつけながら
大音量で
エレクトロニック聴いてる
目がしぱしぱして
赤 青 緑に
部屋が点滅し出す ...
使えないネジにされた
友だちの友だちが首相と握手しただけの話聞かされている
強い風に次の交差点まで連れて行かれた三角コーンに安全第一の文字
ウィーンフィルの首席チェリストやバイオリニスト四人の弦楽四重奏を生で聴いた
生はCDとは違う
生はいきなり全開ではない
柔らかく探り探りしながら
調べは厚く熱く豊かになっていった
演奏家がテ ...
パチ、パチ、パチ
誰かに 褒められる事も無く
育った
パチ、パチ、パチ
数珠に似ているアレを
弾く
拍手喝采の 夢を描きながら
計算を 重ねた
数字には 強く 成っ ...
ありふれた愛を語ろう
ありふれるべきではない
失意のかわりに
残忍のかわりに
暴虐のかわりに
たとえ無慈悲に笑われようと
ありふれた愛を語ろう
夕日のことや
...
君に肯定してもらって
ふふっと笑って
振り返ったら
そこは闇
君の光はすでに霧散し、
もう見えない
そして、
また肯定を求める
繰り返される肯定は
段々と嘘を孕み
(認識と ...
歓びはなかった
とはいえ哀しみもなかった
わたしたちはベンチを分け合って座り
冬の始まり、辺りに人影はなかった
言葉はさっきまで……あった
今は沈黙さえ、ない ...
荒んだ気分に吹かれているのも
快速電車の乗り心地です
時に青白い猫が追い越して行くのも新鮮
手放しで夜道を直進するも悪くない
見通しは甘くありません
集会に行くのだとばかり思っていたら
対 ...
溺れた人が見ているのは
ゆら揺れる海藻
ずっとそこにいたから
何も物などいらないと
背伸びした心が冷たく
突き放す愛人
永遠が欲しいのはどうしたことか
流れ流れる時はコンクリート ...
まがままを言うわけじゃないが
裕福に暮らしたいわけでも
貧しい暮らしをしたいわけでもなく
自分の都合のいいような
暮らしをしたい
まがままだろうか?
アスファルトに打ちつける
雨の勢いが強くなり
せっかくの買い物も少しずつ
憂うつさを増していた
家に帰れば君がいるだろう
早くしよう
と足の動きが速くなる
最近キスが足り ...
気が付けば
DMM .COMの購入済み動画が
両手では足りないほどに
増えてしまったけれど
若い頃なら
軽く三桁は越えていたんではないかと
少し落ち込んでしまうのは
朝晩に吹く風が
め ...
せめて、
あなたには桃を食べていてほしい
朝のかなしい光のなか 窓のあたりに椅子を置いて
それ以外なにも望まない
古い歌があなたの心に絶えず降ってくる
...
冷蔵庫たしかにプリン入れたはず
腕には花の痕
ぬるくなった前頭葉から真昼が滴り
効き目のないエアコンの風が
指先を 揺らしている
デコルテの青白い呼吸が 唇から漏れる
白熱灯の陰り 閉ざした瞼から
上手に笑う あなたが潜 ...
とんがった心の時に見る
とんがった月
ゆらゆらゆれて
かえろうかなあ
そう思う
なんだかあたたかくなりたくて
影が道路に映る
ただそれだけで どんなに悲しくとも
私が生きていることを教えてくれる
海沿いを走る電車に運ばれる海のイメージしかない故郷
目の前に広がる海に手を伸ばす天然のものに心惹かれる
頬杖をついて妄想巡らせる現実離れするほどリアル
染み渡るピンク色した愛の色子供 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
前置き
きりえしふみ
自由詩
2
14/9/29 5:24
愛すべき人間
〃
自由詩
2
14/9/29 4:43
ソフレ
森川美咲
自由詩
2*
14/9/29 3:47
To...
〃
自由詩
1*
14/9/29 3:39
別にリーマンしていたら
鵜飼千代子
自由詩
6+*
14/9/29 3:13
山手通りのディスカウントストアで
番田
自由詩
1
14/9/29 0:52
片恋
暗闇れもん
自由詩
0
14/9/29 0:32
博士論文完成
瀬崎 虎彦
自由詩
0
14/9/29 0:25
観覧車「天気予報がはずれたらお月見しよか」「しなくてもいい」
北大路京介
短歌
1
14/9/29 0:11
耳または鼻からネジが落ちますが何科に行けば良いのでしょうか
〃
短歌
2
14/9/29 0:10
とろける脳
瑞海
自由詩
2*
14/9/29 0:01
使えないネジにされた
北大路京介
自由詩
3
14/9/28 23:42
友だちの友だちが首相と握手しただけの話聞かされている
〃
自由詩
3
14/9/28 23:42
強い風に次の交差点まで連れて行かれた三角コーンに安全第一の文 ...
〃
自由詩
2
14/9/28 23:42
感情と技術
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
14/9/28 23:25
算盤
藤鈴呼
自由詩
2*
14/9/28 23:15
ありふれた愛を語ろう
千波 一也
自由詩
0
14/9/28 22:32
一寸先は闇
opus
自由詩
1
14/9/28 22:21
街路樹
草野春心
自由詩
6
14/9/28 21:59
夜道で猫に会う
Lucy
自由詩
19*
14/9/28 21:00
果てなき暗渠
まきしむ
自由詩
0*
14/9/28 20:54
まがまま
リィ
自由詩
0*
14/9/28 20:52
79円
かんな
自由詩
15*
14/9/28 20:45
初秋
花形新次
自由詩
0
14/9/28 20:29
望み
草野春心
自由詩
5
14/9/28 19:55
冷蔵庫
chihar...
俳句
6*
14/9/28 19:45
日蝕
為平 澪
自由詩
6*
14/9/28 18:41
とんがった月
朧月
自由詩
2
14/9/28 18:29
影
陽向
短歌
4*
14/9/28 17:55
妄想
夏川ゆう
短歌
3
14/9/28 17:16
2087
2088
2089
2090
2091
2092
2093
2094
2095
2096
2097
2098
2099
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
2125
2126
2127
加筆訂正:
雨降りと小さな黒猫
/
りゅうのあくび
[14/9/28 23:38]
大幅に修正
夜空と楽譜と
/
りゅうのあくび
[14/9/28 22:22]
遅筆のため推敲
千年杉の猫月夜-9/22
/
りゅうのあくび
[14/9/28 19:09]
クライマックスを推敲編集
5.13sec.