*太郎を眠らせ、太郎の上に雪降り積む

       *次郎を眠らせ、次郎の上に
     冷たく白い   かなしみは堆く
    白く   叢枯れ果てた夢の室の下
   冷たく   ...
せっまい駅の中でごった返す人だか肉だかわかんない
うっざいくっさいめっざわりだわあんたがた
どこさへいきくさるくろうにんども

ぐっちゃぐちゃにいりみだれた静的だか動的だかわかんない性的な肉だ ...
きみは、掴まねばならない
その手をまっすぐ、明日へのばして

耳を澄ませば――確かに聴こえる
言葉ではない、不思議な呼び声

黙したまま私達を待つ
二十一世紀の霧の向こうの、{ルビ朧=お ...
母ちゃんが、洗濯物の皺をのばして
竿に衣服を干している。

実家を離れて久しい
娘についての深い悩みを
ひと時、忘れて。

日にましろく照らされた
タオルを
丹念に、のばして。

...
降り始めた雨に鼓動を重ねて手を繋いだ指先に温もりが帯びる。

帰る道を忘れた子供の様に私たち恋に落ち込んではずる休みをする。

距離に出来ない愛ある今は別れて分かれて解り合ってまた ...
手術着みたいだけれど
手術着じゃない
オレンジ色に輝く服に
身を包み
君は砂の大地に
膝をついた
何を言っても
待っているのはただひとつ
なのに
最後に他人の言葉を残すのは
何故な ...
【たまきはる】


珠さんが きはりましたのや
珠のような肌のお方でしてな
おおけな光の珠のようでしたな
魂というものに あたたかみというのが
あるのでしたら きっと夕日のよう ...
メタボ診断などというものを始め
一見国民の健康を
気にかけているように見せかけ
その実、デブ🐷増加による医療費高騰
それに伴う
財政圧迫を懸念しているに
過ぎないことを
...
万年青の実胴上げをしてビールかけ 後の月夜行バス待つ男女かな 耳遠くなりたる犬や後の月 スネ毛にもリンスするのか 夏の果に無限の薔薇を置いてきた 切り裂いた森に飛べない蝉のブルース 浴槽に溢れるほど
張ったぬるま湯に
沈み込むその時に
ずっと居なかった
母親を思うのです

たった五年にも満たない
その女です
母では無くて女の記憶が強く
父親の記憶も薄いが
少な ...
権力の
価値より堕落
目立つ秋
  
大切な事

大切な人

大切な時間

大切なあなた

一番大切な事は

あなたに 大切と想われる事
あたし、夜の街が好き
あたしの知らない街の飲み屋で
みんな あたしの噂話をしているから
 (オヤジ、靴下は脱がさないけど、下着は下まで下ろしたがるの)
スカートの中身を楽しむ ゲイシャ ...
スーパームーンに照らされて
稲穂が豊かに頭を垂れる
案山子は笑顔
それとも泣き顔
百年に一度の夜が
今宵もまた
街では何も起こっていない
驚くほどに何事も
そして地下深くでは
悲しみ ...
厭だ。平行線なんて
人の話を聞こうともしないなら
まじりあうことも無い
プラスマイナス零なので
今の私は あなたは かなたまで土だ

わすれてしまった きよらかなものが
私の あなたの  ...
     {引用=───さをさすみなもに
   あをきうを}
そうやって押入れの奥に挟まっていた紙を展げてみれば
かつては地図だったらしいだだっ広い切れ端の
ふちは褐色にすりきれ折り目に穴があ ...
君の輪郭をドロウイングしよう

とっておきの金の筆で
なぜ一歩引く
選択は自分でした
無意識の意味を追わずに でも
逃げませんでしたなんてことじゃなく

「ふと」開けたそこから ほら
ここへと繋がったそれは


  泣いている自分が
...
壁に向かって
うなだれている後ろ姿の
肩に手をかけると
静かにふりむいて
意味不明の
笑顔
ワンセグで
映画見ててん

イスが
沢山ある部屋にいた
イスの背もたれを
微かに撫で ...
壁にぶつかる男は踵を返し
ここが部屋だと知る
三つ葉を刻み鍋に入れて
男は壁に思いを巡らす

壁はきっとやさしんだ
壁はずっとここにいるんだ
壁はしんだんだ
壁に巡らすこの気持ちは ...
離れてく雲のかけら
太陽の影をさえぎって

神様たちが議論する波止場を
行き来する船の上で
ガラクタを寄せ集めて水パイプを作る

水上機の影から
光が
小さな生き物たちの声の隙間に
...
何の気なしに、ただ、風が吹くように
始めてみようと思った、ただ、それだけさ
書きたいことなんか特にない、むしろそろそろ寝つきたい、となると逆に何かやりたくなるのさ
だから ...
私の勉強法は実に単純だった
大学ノートに教科書と黒板と教師の弁の丸写し
それを反復して読むのだ
仕事の合間の休憩時間に
そして思いつきを追記して
そうするとテストで殆ど赤点は取らない
困る ...
好きな人 見ているだけで いい匂い 心持ち 辛さ加減を 訪ねるよ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雪国の田島ハルただのみきや自由詩16*14/10/28 21:47
駅で永劫回帰する精肉店の精肉2012自由詩014/10/28 21:38
霧の時代服部 剛自由詩614/10/28 20:25
洗濯日和  自由詩514/10/28 19:58
ふりかえる距離かんな自由詩3*14/10/28 19:01
オレンジ🍊キラーズへ花形新次自由詩014/10/28 17:58
夕陽のように温かい物語 三篇るるりら携帯写真+...11*14/10/28 17:41
反権力としてのデブ🐷花形新次自由詩014/10/28 15:07
万年青の実胴上げをしてビールかけ北大路京介俳句214/10/28 14:00
後の月夜行バス待つ男女かな俳句214/10/28 13:59
耳遠くなりたる犬や後の月俳句214/10/28 13:59
スネ毛にもリンスするのか自由詩214/10/28 13:57
夏の果に無限の薔薇を置いてきた自由詩614/10/28 13:57
切り裂いた森に飛べない蝉のブルース自由詩014/10/28 13:57
不検知だろうかドクダミ五十...自由詩2*14/10/28 13:21
権力のkomase...川柳1*14/10/28 13:06
大切佐白光自由詩1*14/10/28 12:45
返品不可為平 澪自由詩6*14/10/28 12:32
ほうろうやまうちあつ...自由詩014/10/28 12:06
【山】かなたのあなたるるりら携帯写真+...5*14/10/28 11:15
河谷Giton自由詩4*14/10/28 10:33
angeオノデラマリ自由詩014/10/28 10:08
コイルもっぷ自由詩314/10/28 5:46
塩崎みあき自由詩4*14/10/28 4:43
励起竜門勇気自由詩014/10/28 3:50
おはよう、ウーシア自由詩014/10/28 3:35
気まぐれな風は少しおしゃべりが過ぎるホロウ・シカ...自由詩014/10/28 2:09
勉強ドクダミ五十...自由詩014/10/28 1:21
いい匂い陽向俳句514/10/28 0:09
心持ち川柳314/10/28 0:08

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