ふしぎな童話なんか
なかった
うそがめくれる
めくれたうそが風になる
春から夏がやってきた
夏から秋がもどってきた
ぼくは無になる
思い出だらけのぼくは無 ...
ためらうだけの余裕なら捨てておけ
ただひたむきに君を見ている
ショパンのノクターンを演奏している
サンチョ・パンサ号という
ふたりで名付けた彼女のグランドピアノのことで
彼女は、音が死んでいく、と悩んでいる。
音楽の師匠は、ちょっと綺麗な言葉じゃないけれ ...
何も遠くじゃない
今も
前も
一秒先も
蚊の鳴く音も
板橋区で発生した台風28号は
東へと進路を取り
北区に到達するころには
温帯低気圧に変わった
その名の通り
板橋区だけが
いたばしい被害を被ることとなった
花びらが螺旋をえがきながら
どこまでも昇ってゆくのは
風がすこしばかり
あかね色にふきはじめる
こんな季節だ。
まわりの空が
息苦しくなるほど
蒼く変わってゆく。
果てにあるものが ...
山々
木々
鳥々
青く澄み渡った空に
大きな真っ赤な花が咲いていて
麦わら帽子を被った三毛猫が
「どう、私綺麗?」
と言うから
猫なりにはね、と言ったら
ぷいと拗ねてしまって
...
忘れた と 出来ない は
全く違うね
最初から 才能が 開花されぬ 人間は
埋まっているだけだから
掘り出して あげれば 良いんだ
ブランクが 有ったって 平気
もともと 「 ...
狭い路地 すれ違う自転車
引っ掛かった鞄 尻餅をついた
睨む双眸 責め立てる 責め立てる
僕が悪い 僕が悪い?
外れたイヤホン 消えた液晶
転がる林檎 厭に生々しく
夕焼けが白く 緑の木々は ...
川嶋医院の
門柱までの石の階段を
ケンケンしながら昇って行く
昇った先に待っている懐かしい顔
随分と草臥れたセーターを着ている子や
今日おろしたてのジャンパーが
砂や泥で白くなってしまった ...
頑張っているから 嫌なことが目につく
自分を責めなくていい 頑張っているんだから
あなたが犠牲になることはないんだ
終わりを予感したのだろうか。
秋になっても渡り鳥は渡っていこうとしなかった。
9月を過ぎると思い出すよ。
あの頃のあの君を。
響いてくれ、響かないでくれ
...
蝉は生き続ける
孵化を忘れた年月を
ルサンチマンさえ風化して去った
いくつもの夏を
トニオクレーゲルの日々を
隣のねえさんの優しげなまなざしを
不思議の森に生まれ
永らえた歳 ...
タクシーがなければ 馬に乗って帰るといい 真夜中のどこかに 青白い馬が潜んでいる 二人乗りだから 相棒を見つけて 飛び乗るんだよ 鬣をつかんで しっかりと 離さないで
高速道路など 使うまでも ...
セックスと言葉と息が
ごちゃごちゃ
ごちゃごちゃで
わかんなくなるから
チョコをひと欠片
補給したら
私とあなたの間にも
ひとつ
綿まくら
だーれも知らない
あるところに
幸せな国があった
幸せな国には王も法律もなく
人々はみんな
何でも話し合って暮らしていた
みんなが平等に幸せになれるには
どの道を選べばよいか
...
真夜中のグランドぽつり佇んで千本ノックしてる妄想
霊的なものがウヨウヨいるけれど家賃低いし寂しくないし
君と見た程よく青い空がない無限に広い世界は消えた
ピンぼけばかりの写真集につつまれる
まつげ長くして口紅型のピストル
なにも通らない道を舗装している
そこに愛を叫びのは
世の中との心地よい関わりを求めているから
世の中との心地よい関わりって何だろう
相反する世の中と自分の思い
何かを言えば常に反対に響く意見
そこにこそ愛を求める? ...
街の明かりがキラキラ光る
ここはデリーか
車のライトが目に映りこむ
ここはロサンゼルスか
夕日が建物に反射しすぎて眩しいくらいだ
...
ちっちゃな 魂さんへ
ある日 もう一度 お母さんが見たいと思った
それはわたしだった?
わらって ついてくるのは
可愛い 犬です
もう一度 もう一度
わらって
ついてくる
...
表現し伝達する手や足と震える唇
バンドマン歌ってよこの夜の深さと哀しみを
いくつの星がうまれて流れていったのだろう
音韻学的なぼくらの言葉の航続距離は?
アクセサリーみたいに飾り付 ...
反動前進
衝動前夜
構うのやめて
ドアの向こう消える
修復する窓
生まれる壁
ここには一脚の椅子
どうしたさみしさ
お前綺麗じゃねえか
開放された共同戦線は
罵詈雑言の歌い ...
見えないものに見られている
巡る血に支配されている
四角 ずれる ぼやける
右を向いてはいけない
生まれた頃の
記憶
母の語る
真実
学校の先生が話す
口癖
ただそれだけの
時間
初恋が恋とは分からない
感性
誰も知りはしない
秘密
友達と誓う
約束
神を信じること ...
カルマの向こうのヒトデナシ
迫る瞬間 下る階段
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ふしぎな童話
吉岡ペペロ
自由詩
6
14/10/4 0:42
情熱は切羽詰まり
四角い丸
自由詩
1
14/10/3 22:54
音と言葉について尽きない話
りゅうのあく...
自由詩
9*
14/10/3 22:50
今も昔も時も先も光もなんもかも
YAMATO...
自由詩
0
14/10/3 22:48
板橋タイフーン
花形新次
自由詩
0
14/10/3 21:37
秋櫻のころ
草野大悟2
自由詩
5*
14/10/3 21:01
planar
opus
自由詩
0
14/10/3 20:15
ワオン
藤鈴呼
自由詩
1*
14/10/3 17:52
情けないひと
愛心
携帯写真+...
2
14/10/3 17:42
意識のリセット
……とある蛙
自由詩
9*
14/10/3 17:07
それが頑張っている証拠
陽向
自由詩
4*
14/10/3 15:09
秋になっても渡り鳥は渡らなかった。
komase...
自由詩
0
14/10/3 13:59
26000日
梅昆布茶
自由詩
9*
14/10/3 12:39
YOFUKASHI
やまうちあつ...
自由詩
3*
14/10/3 12:36
綿まくら
中原純乃
自由詩
2*
14/10/3 9:11
幸せな国の王様(だーれも知らないシリーズ3)
森川美咲
自由詩
0
14/10/3 3:13
真夜中のグランドぽつり佇んで千本ノックしてる妄想
北大路京介
短歌
1
14/10/3 2:45
霊的なものがウヨウヨいるけれど家賃低いし寂しくないし
〃
短歌
1
14/10/3 2:45
君と見た程よく青い空がない無限に広い世界は消えた
〃
短歌
1
14/10/3 2:45
ピンぼけばかりの写真集につつまれる
〃
自由詩
3
14/10/3 2:44
まつげ長くして口紅型のピストル
〃
自由詩
2
14/10/3 2:43
なにも通らない道を舗装している
〃
自由詩
3
14/10/3 2:43
世の中組成術
たからじま
自由詩
0
14/10/3 2:31
World in Chaos
〃
自由詩
0
14/10/3 1:57
ちっちゃな魂
佐藤伊織
自由詩
3*
14/10/3 1:57
今日というちっちゃな宇宙へ
梅昆布茶
自由詩
8
14/10/3 0:22
饑<HIDARU>
竜門勇気
自由詩
0
14/10/2 23:07
うーあーうー
有無谷六次元
自由詩
0
14/10/2 22:24
刹那の果て
りゅうのあく...
自由詩
6*
14/10/2 22:23
蚊取り線香
有無谷六次元
自由詩
0
14/10/2 22:22
2108
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2141
2142
2143
2144
2145
2146
2147
2148
加筆訂正:
刹那の果て
/
りゅうのあくび
[14/10/3 18:30]
遅筆のため推敲
4.2sec.