バスに嫌われて
長々と道路を歩くと
軍鶏に辿り着く
軍鶏と言う名前のトラックが
走って居ただけの事
黒くスプレーされて居る
「軍鶏」の文字

トラックの荷台で
「王朝残酷史」を読んで ...
秋の早朝に闇が労働している
自然界全体に宛てた命令書を作成しているのだ
到来する秋は恋人のように必ず去っていく
闇は労働のリズムを自然界に分け与えている

街路を歩いているだけで ...
あの地平は
過去の誰かが居た
今は誰も居ない
誰かが見た景色は、価値が無かった?

しかし今の誰もが
見たのか?
見えたのか?
見えなかったの?
見えるのを待つのか
これから見に行 ...
洋式トイレは水溜まりがあって
それがある程度臭いを抑えていることに
先日久々に和式トイレで用を足していた時に
気付きました
人って思っているほど
自分のことを知りません
生身の自分に出会っ ...
あなたのことが
一番好きだってこと

否定する必要もないし
大きな声で叫ぶ必要もない

大きな声で叫ばれたら
むしろあなたには迷惑だろうし
僕にとってもマイナスかも知れない

だか ...
鈍重な静寂が
沈痛な壁に反響して
この部屋は死人の居ない葬式のようだ
つい数分前の
ヨーロッパのロックの記憶も
たいした穴を開けることは出来なかった
たいした穴を開ける ...
合コン前の作戦会議が一番楽しかった 抱かれた夜から違う足音 後ろ向きに歩いて歩いてお遍路中毒 無医村で新蕎麦を打つ整体師 バブルバスにドライアイスを入れたのが魔法使いの一歩目でした 新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く カボチャ色の土
蝙蝠の編隊
誘蛾灯の黄土
すべては水晶玉の中の出来事
吸血鬼の繁殖不能なカボチャ色の土の上
他に何が不在しているのかが分かりづらい
百万の敵に包囲されて死んだ中世の騎士が二 ...
昨日君は僕に言った
「もう、終わったの」って
「もう、止めにしましょう」って
「もう、別れましょう」
「あなたが何だか遠くに感じて怖いの」
それから彼女はさよなら二回でごめんなさいを ...
それでも無性に
奇蹟のような
あのしょくもつへ
生理ではないが
舌は時折
のびようとして
それがとても
せつない葛藤だ
労働者にと工夫され
提供されつづけて
AD201 ...
想像のいたらなさに潜む無知は
残酷な悪
一生涯きえることのない
火傷の痕の様な哀しみ苦しみが
わたしをみないでと
泣きながら
わたしをちゃんと知ってと
泣いている
想像のいたらなさに潜 ...
打ち上げ花火の残骸が今頃になって降ってきました

何光年も遠くの飴玉がキラキラ物語を演じています

ヘリウムガスでお腹を満たした風船がもうすぐ見えなくなりそうです

カラスの群れが赤く燃え ...
書きおえてはじめて
それが詩だと気づくように
死んでしまってからやっと
恋だったとわかる
いつもおそくて
墓を掘るのも一人きり
でもいいや、
塩の塔はきれいで
鳴らせるのははみだし ...
いつのまに窓があいたのだろう
生きものみたいに絡まった衣服を
わたしのものと、
あなたのものに
分けるときにはじめて
からだが千切れるように感じました
夜が明けて 君はまだ死んでいた
うそだ、と言いたかったが
先に君が言った
冗談じゃないわ と

夜が明けていた
部屋に沈澱する匂い
壁にしみこんだ囁き
クリーニング屋に
シ ...
なんなりと なんなりと
幌の中 豚小屋に 鬚の集まり
空間に 靄がモヤモヤと
薄い光 浮かぶ薄い感情

言葉では表現できないものを
言葉で表現する

団子 机 足跡 名前
叢 飛蝗  ...
灯りを消すと
窓辺に並んだ heinekenに


欠けるときに
分散された
駅前は水槽
すこし濁ったきらきらの中を
猫背の魂たちが交差する

とても不安でなんか大事なものが
おなかの中で大きくなるから
どれも足早にどれも背が曲がる

ざっくり切り落とされた夕暮 ...
どうやって 生きよう と
考えている 心 そのものが
生きている 証拠だと
かつて あなたは 言いました

こころざし を 忘れたら
四季を 感じられなく なって
志気も 敷かれ ...
逃げている
追いかけてくるものから
ひたすらに逃げる夢

スローモーションで
お決まりのように
足が重くて
だるくて
走れないのに
すぐそこにまで
迫りくるものから
逃げている
...
音楽の動機はすべて
レクイエムなので
今夜曇った夜空の下に
キミと同じリズムを感じて
死んでゆく人が
いるのだとしたら
どんな風に
泣いたらいいだろうか
情報をこんなにも
共有してい ...
勘違いしている?
イー・イコール・アイアールの自乗
質量とエネルギーの対価
つまりは存在の事

貴方と私の
存在だあよ

騙されていないか
不死だとか
永遠であるとか

どうせ ...
「まほうの西瓜」


といいますと、ハロウィーンのかぼーちゃを思い出しますね。僕のおかーちゃんはよく、かぼちゃの中身をくり貫いて中に蝋燭を入れてくれたんですが、「今年は西瓜でやろうかしら。」って ...
神がなかったので
運命もなかった
われわれは 偶然
この世に産み落とされた
ただのうたかた
きのうも明日もない
つかのまの
たわむれ

よるべない この胸

だから

むし ...
4、50のババアに体を売りたい
それできっと同じになれる
河原で石を積み続ける君と
それを壊す人の中の鬼

壊れた人型 人間 ロボット
赤い雨が降り 僕の過去未来も全て

僕は何者でも ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秘話間村長自由詩614/9/12 6:35
無言歌葉leaf自由詩414/9/12 3:42
地平水素自由詩114/9/12 1:44
南小路虎彦「自分を知る」花形新次自由詩314/9/12 1:37
立川駅前自由詩414/9/12 1:21
不器用な獣の手のひらの温度はホロウ・シカ...自由詩2*14/9/12 0:36
合コン前の作戦会議が一番楽しかった北大路京介自由詩1014/9/12 0:31
抱かれた夜から違う足音自由詩414/9/12 0:31
後ろ向きに歩いて歩いてお遍路中毒自由詩214/9/12 0:31
無医村で新蕎麦を打つ整体師俳句614/9/12 0:31
バブルバスにドライアイスを入れたのが魔法使いの一歩目でした短歌214/9/12 0:30
新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く短歌214/9/12 0:30
墓地ゴースト(無...自由詩4*14/9/11 23:54
IllKIllU凍月自由詩6*14/9/11 23:41
天地無用自由詩6*14/9/11 23:41
残酷な悪川瀬杏香自由詩9*14/9/11 23:23
美空中村 くらげ自由詩5*14/9/11 22:27
塩の塔はるな自由詩514/9/11 22:21
生きもの自由詩914/9/11 22:14
クリーニング屋自由詩214/9/11 21:45
たどたどしく なんなりと 僕陽向自由詩5*14/9/11 21:01
P2Pmizuno...自由詩314/9/11 20:59
エンドロール・ロールバックカマキリ自由詩214/9/11 20:33
藤鈴呼自由詩2*14/9/11 19:41
逃げるLucy自由詩19+*14/9/11 19:11
個人音楽塩崎みあき自由詩4*14/9/11 19:08
入力以上の出力は無いドクダミ五十...自由詩114/9/11 18:18
まほうの西瓜(ゴル投稿)百均自由詩3*14/9/11 17:11
絶望の種子浩一自由詩2*14/9/11 15:40
いのち乞いまきしむ自由詩014/9/11 15:03

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