ああ
今年の夏もなーんにもしなかったな
毎年それいってる
花火は欠けらだけを見たけど
ちゃんとした円ではなかった
夏らしいこともなくただ、よく降る雨で
ぐにゃりとした時計だらけ ...
ヨルノテガムのいない世界を知った気がする
指の間から一日や二日がこぼれていく
ロシアに落ちた隕石の一筋の光は不思議な明るさ
雨の日の夜、原付バイクでこけた僕は深手を負ったが
...
アイスランドの国民的グループを聴いている
宗教音楽にも似た轟音にも似た雨の雫のような
ときおり雷鳴のように存在を粉砕しにやってくる
ミュージシャンたち
原型はうしなわれても様式は変化し ...
あの人は可愛くて、
でもたぶん自分のかわいさにきづいていない。
もっと可愛いくなろうとしてるのだけど、
もうこれ以上の違いは、
僕にはわからないよ
荷物をとり検疫をパスし
出口を出てバスに乗った
暗い大阪の海を見ながら西宮まで揺られた
もう誰とも話したくなかった
神様とも話したくなかった
自問自答もしたくなかった
...
見えない糸でんわで結ばれていても
青い微笑がしみわたる夜ですから
ともだちだけが変わってゆきます
無声音の言葉はみちにあふれ
生きる水位が青い
少女たちの
渋谷の街です
...
ばねをまいたら羽ばたくブリキの飛行模型
月の船に帆をかけて
静かな表を滑っていく
月の裏側には人差し指を立てたウサギ
聞き耳を立てる
パイロットは
ブラックボックスが正常か、と
今120 ...
うんこ坊やは本を開いたままこちらを向きました
じゃあ目玉のない猫は何の玉を持っているでしょう
おばあちゃんうんこ坊やが金玉だねと答えると
ブブーこれは雌なんですと小馬鹿にするので
おばあちゃん ...
透明な木漏れ陽が ころころと
転がっている 密やかな苔の森に
生を終えた 蝉が仰向けに凝然と
夏の終わりは こっくりと乾き始めた
風が流れて 何かを囁いて過ぎた
手を繋いでいたよ ...
Jazzだ
地べたにブルーノートが散らばっている
フェロモンでマークした道から外れる蟻
ほとんどの蟻はフェロモンの道から外れないけど
中には道を外れるフェロモンに鈍感な奴もいる
ウロウロ ...
ボルネオ島に住んでいる
森の番人オランタン
モルグ街では
おばちゃんとおねえちゃん
二人ぶっ殺したけど
いつもはとっても大人しい
オランタン、オランタン
とっても優しく力持ち
...
閉じたり 開いたり
貝殻 カララ
真空管の 声がする
カラカラの 頭の中を
巡り 巡って 焦った喉が
カラカラと 哭く
透明な 真空パック
野菜を 封じ込める
便利 ...
遥かに漂う四次元よ
聴いておくれ
もう おいらの青い春は
赤い夏は
白い秋さえも
めぐりめぐって 戻っては呉れず
ただ汚血に淀んでばかり ...
視覚に頼りすぎている
真っ暗、闇の中
視覚が遮断されると
他の感覚が鋭敏になる
真っ暗、闇の中
嗅覚、聴覚、触覚 、味覚
あらゆる感覚が敏感になる
自 ...
あなたのこと
嫌いになったと思っていたけど
好きになりすぎて苦しいから
わざと
嫌いになったんだと思っていたけど
ほんとうに嫌いだったのかもね
あなたのこと
好きだと思ってい ...
たそがれを
使って
フリスビーをしよう
向こう岸までとばせたら
わたしのかち
ってことにして
たそがれを
まるめて
叩いてのばして
ハサミを駆使して切ってたら
なんだか
さみ ...
ほたる、を一つ
いかがです
わずかに手もとが明らむほどの
灯りを欲していませんか
ほそぼそと
消え入りそうな日々でしたらば
懸命に
頑固さを貫きとおす日々でしたら ...
「家族、身近な人 土砂にのまれ…」
2014/8/22 朝刊 中日新聞
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酷い顔をしているのだが
別に疲れている訳では無い
オシャレが好きだが
モテたい訳ではない
帰るのが遅くなったが
遊んでた訳ではない
宇宙で太陽はそれほど大きい訳ではない
生命は繰り返 ...
韓国の国民は自国の上層たちが嫌いなのだ
親日派の後裔である上層のことが嫌いなのだ
上層だけが得をしている歴史や世の中が許せないだけなのだ
そして韓国人は日本を
じぶんたちを無視 ...
うどん食べたり
人形投げたり
おむつ替えたり
書き書きしたり
本破ったり
イチゴ食べたり
妹噛んだり
でんぐりがえり
まだ
意味なんて
追いかけてんの?
歌うたった ...
泣いた夜の
径に現われる白い珠
先をゆく 先をゆく
色のない足跡
片方の動きから生まれくる
羽のかたまりのいのちたち
夜の熱をつかまえたまま
夜の辺を昇りゆく
...
いくつかの
起承転結が
たとえば
レース編みの
小さな花模様のように
点在しているような
ひざかけを
(今朝、突然に秋が来たので、
それが不意打ちであったため
タオルケットだけの ...
何が無いのか
自信なのか
意欲なのか
まるで
ひどい通信簿をもらったような
夏休み
比べては落ち込み
比べられては憤る
創るのに必要な
腹の底の力が ない
140829
バケツをガンガン打ち鳴らし
村中の家から家へ
いよいよ明日から学校だ!
昼間は勉強が出来るんだ!
祭り囃子より素早く届けられ
どんがんどんがんやか ...
ふたをする
という感覚
耳を塞ぐ
という感覚
たましいが
堆積して
そこにあって
そこにない
ぽっかりと草原に
ひざをかかえる
ような感覚
ちくちくと
腕に手の ...
恋と愛 割れ堕ちる結び
鏡に眼向けて 誰よりも先へ
問うた幾多の同じ言の葉 光の蛻
右の手 左の手 繋がる温度
身体 連なり 温度は熱へ 群がる
思い荒ぶる ただ一つの想いの果て
...
蒸し暑い
この蒸し暑さを
来年耐えられるだろうか
ライザップにでも行こうか
でもあれ本当なんだろうか
弱っている
ひかり射す曇天を見つめていた
蒸し暑さから逃れるために
生まれてきたわ ...
イグアナの骨の髄まで真夏かな
{ルビ海神=わだつみ}やネオンテトラの群れの中
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぐねった 夏
唐草フウ
自由詩
5*
14/8/30 6:09
脚を傷めたり、コケて血が出たりした、録音もした、部屋をキレイ ...
ヨルノテガム
自由詩
4*
14/8/30 4:52
日々の様式
梅昆布茶
自由詩
16*
14/8/30 3:13
かわいいひと
小太郎
自由詩
5
14/8/30 1:43
生の周辺
吉岡ペペロ
自由詩
7
14/8/30 1:11
天使
青色銀河団
携帯写真+...
1
14/8/30 0:52
飛行模型
クローバー
自由詩
3*
14/8/29 23:19
謎
桶谷
自由詩
0
14/8/29 22:50
追憶に
藤原絵理子
自由詩
9*
14/8/29 22:03
地べたのブルーノート
ichiro...
自由詩
16*
14/8/29 21:45
オランタン
花形新次
自由詩
1
14/8/29 21:27
魅惑のムール貝
藤鈴呼
自由詩
4*
14/8/29 20:58
ケロイドも忘れて 七
信天翁
自由詩
6
14/8/29 19:54
暗闇の中で
chihar...
自由詩
4*
14/8/29 17:20
おかしな世界
弓夜
自由詩
4*
14/8/29 16:53
たそがれフリスビー
Seia
自由詩
4
14/8/29 15:43
ほたる屋
千波 一也
自由詩
6
14/8/29 15:03
「行方不明者の捜索が続く現場で、声を上げて泣き崩れる女性」と ...
komase...
自由詩
2*
14/8/29 14:53
地球から最も遠い星
opus
自由詩
1
14/8/29 14:52
親日派の後裔以外のひとびと
吉岡ペペロ
自由詩
1
14/8/29 12:28
strawberry
やまうちあつ...
自由詩
3
14/8/29 10:17
水へ 水へ
木立 悟
自由詩
4
14/8/29 10:02
たくさんのおはよう、いってらっしゃい、ありがとうが行き交う交 ...
そらの珊瑚
自由詩
22*
14/8/29 9:51
ない
中原純乃
自由詩
4*
14/8/29 8:51
明日から学校
あおば
自由詩
10*
14/8/29 8:34
逃げ切れない、だけど私は生きるしかない
uminek...
自由詩
18*
14/8/29 6:36
初夜
黒ヱ
自由詩
1
14/8/29 5:14
異国の窓から
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
14/8/29 0:41
イグアナの骨の髄まで真夏かな
北大路京介
俳句
3
14/8/29 0:31
海神やネオンテトラの群れの中
〃
俳句
4
14/8/29 0:31
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
2125
2126
2127
2128
2129
2130
2131
2132
2133
2134
2135
2136
2137
2138
2139
2140
2141
2142
2143
2144
2145
2146
4.03sec.