人の心が見えたとき
私は生きていけると思った
マシンは唸る
力強く
終わりにゆこう
いや始めに行こう
高揚する心の訴えを聞いて
今まで我慢してきたことは
何かの成果をむすぶだろ ...
よく通う小松座の前で
あの子が煙草を吸った
白い息を溜め込んで
何か言いたげな顔をした
適当に並べられた蕾を見て
どれが冬に咲く花か分かるか
マフラーに顔を少しだけ埋めて
かじか ...
すぐに壊れてしまう街をつみあげて
あたらしい街を構えるが
それもまたすぐに壊れてしまう
人のいないすがすがしい街が好きだから仕方ない
罪のない言葉で誘ったので
言葉は罪だらけになって ...
右手を動かして
左手を動かして
心を動かさない
息をしている
つめたい夜だ
わたしがいて
あなたがいない
壁のない部屋で
月はかたまる
つめたい夜だ
身体を横たえて
...
なんども息を吹きかけて。熱いチキンドリア。周縁からスプーンで崩しながら口に運んでゆく。お水とって。コップに水、を注ぐ。水、を飲む。また、なんども息を。冷めるまで。そのくり返し。飲食、するあなた。その体 ...
手を伸ばすのも
掴んだ後に離すのも
全部全部自由だ
声を出すのも
涙を流すのも
あなたの好きな歌を
私はまだ覚えている
もう自分を傷つけないでと
震える ...
甘いもの
辛いもの
を選ぶときは
どっちを選んでみても
お金を払わなきゃっておもわねーよ
羽根があったら
飛ぶのにな
足があったら
行くのにな
もう寒がり方もわかんない鳥 ...
何処なんて場所はねーんだ
さみしーなんて言葉なんて
アンテナ立てて鼻かんで
みんなその荒野にぶちまければいーんだ
十九日二十日前
骨散らばって腐れの影もねえ
誰かの影が
視界の端 ...
青臭い茎を裂いて
心地良さげに破綻の痛みを噛み潰す
細道だらけの旅が古着のように似合っていた
友よ
ただただ蠱惑な蛤の歌声が
あの括れた坂道から
忘れ物の顏でそぞろ出でる
ああ無明のチ ...
悲しくてしかたなかった
どうしたらいいのか分からなかった
だからひとに電話した
悲しみを伝播させただけだった
この悲しみを詩にしてみようかと思った
でも悲しみの伝播を無責 ...
こいつ働かないで
昼のひなかから
詩の投稿サイトに
自称詩なんか投稿しやがって
とお嘆きの皆様方
朗報です!
この度当社では
10年の歳月を費やし
遂に、働かない者判定器
その名も「 ...
戸口出て
パリンと晴れて12月
バーチャルな世界飛び越え会いに行き気付いた時は秋川渓谷
グリルの中の
魚のように
何度も
何度も
裏返され
生焼けのまま
今夜も
薄明かりの下を
彷徨う
行けど
行けど
見つからない
百目の案山子が
跳んで追いついてくる
ぬか ...
新薬へ変更夏の雷雨かな
馬の子の跳ねるリズムや心電図
塩分を2グラム落とし春キャベツ
見舞いの金を落としたことにして呑む
逆光を浴び他人ごと
知恵の輪にペンチをそっと
何処にいたんだ
一人でいたのか
誰かといたのか
どこのスーパーだ
何を買ったんだ
いくら持ってたんだ
どうしてその時間なんだ
どうしてその店なんだ
どうしてパスタなんだ
どうしてうど ...
さようならと言われたので
電車の上に身を投げた
電車はごとごとと私を運んでいく
ごとごと、ごとごと、
空が綺麗な青を私の死んだ目に写す
「ここはどこです?」
「ここは天国です」
...
大丈夫ですか、って、
気軽に
声
かけれなかった
あなたに
ふりかかってる
ストレス
持ってあげられなくて
自分さえ
負担にならないか
そんなことばかり
気にして
...
届かないかもしれない
それでも、届けようとして止まない姿
あまりにも眩くて 言葉が追いつかない
すべてが叶うほど 世界は生ぬるくない
すべてが叶うほど 人生は甘ったるくない
...
壁に掛かった能面たちは
電灯に照らし出されると
生き返る
幼い子には
能面たちの話す声が聞こえるのか
じっと見つめ後ずさりする
激しい風雨の夜は
般若面が半開きの口の奥で
歯を ...
陽が沈むころ
コウノトリのコウちゃんは鉄塔に帰ってくる
ねぇ、コウちゃんいてないわ……。
洗濯物を抱えて二階から降りてきた妻がいう
鉄塔のてっぺんで夜をすごすコウちゃんは、まだ三才
個体 ...
木苺に僕が夢中になってたら ずるいよ母さん消えちゃうなんて
どんぐりをバケツ一杯食べた日は 僕の内からひしめく芽吹き
こんばんは独りになって見上げれば月も偉大なひとりぼっち
熊の皮か ...
床下の部屋は半地下で
物置代わりに使っているのだ
辺りが畑のせいなのだから
野鼠が床下の部屋に入り込むことは
仕方ないと諦めることこそ
当たり前のことのはずが
夜中にガザゴソと音が ...
何か違うことを知っていた
諦めない心というものが勝手に
野心と希望に結びつく
人は一億人以上いるらしい
世界中だともっといる
でもここには少しだけ
十人と一匹
些細な夢も嫌味もす ...
争点など
なくてもできる
解散よ
消費税
延期の是非を
争点化
それぞれが
何が争点か
考える
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
最初と最後に
杉原詠二(黒...
自由詩
1
14/11/20 9:01
映画
北橋勇輝
自由詩
3
14/11/20 7:30
右目
はるな
自由詩
3+
14/11/20 4:13
月がかたまる
〃
自由詩
3
14/11/20 4:07
海と星
sample
自由詩
5*
14/11/20 3:30
僕らは
ときたまこ
自由詩
2
14/11/20 0:32
どれをえらんでも
竜門勇気
自由詩
1
14/11/19 23:47
とばされろ
〃
自由詩
1
14/11/19 23:28
鬼映
ただのみきや
自由詩
18+*
14/11/19 23:15
悲しみ
吉岡ペペロ
自由詩
6
14/11/19 21:40
働かない者から10倍の税金を取る
花形新次
自由詩
0
14/11/19 20:31
冬が来る
瀬崎 虎彦
自由詩
1
14/11/19 20:20
変死体短歌2
花形新次
短歌
1
14/11/19 19:56
入り口
Lucy
自由詩
15*
14/11/19 19:01
新薬へ変更夏の雷雨かな
北大路京介
俳句
0
14/11/19 18:25
馬の子の跳ねるリズムや心電図
〃
俳句
0
14/11/19 18:25
塩分を2グラム落とし春キャベツ
〃
俳句
0
14/11/19 18:25
見舞いの金を落としたことにして呑む
〃
自由詩
2
14/11/19 18:24
逆光を浴び他人ごと
〃
自由詩
2
14/11/19 18:24
知恵の輪にペンチをそっと
〃
自由詩
8
14/11/19 18:24
alibi
やまうちあつ...
自由詩
2*
14/11/19 18:12
高架上
這 いずる
自由詩
1
14/11/19 17:44
きびしさのさなかのあなたにやさしくありたかった
はなもとあお
自由詩
4
14/11/19 17:19
届かないとしても、響かないとしても
komase...
自由詩
1*
14/11/19 16:07
能面
イナエ
自由詩
11+*
14/11/19 11:46
朝の日記 2014夏
たま
自由詩
17*
14/11/19 10:15
月と小熊
そらの珊瑚
短歌
11*
14/11/19 9:20
鼠の家その周辺
板谷みきょう
自由詩
3*
14/11/19 7:34
速く流れる
まきび
自由詩
0
14/11/19 3:05
争点など / 消費税 / それぞれが
komase...
川柳
0
14/11/19 0:52
2092
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2111
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2113
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2115
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2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
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2126
2127
2128
2129
2130
2131
2132
6.01sec.