電波で繋がる
伝わる? 私たち
画面の奥
喜怒哀楽
目隠しされたみたいに
ほんと?と聞いて
ほんとさって言う
あなたの目はほんとじゃない
画面を通すと
素直になる ...
ふと視界に入る
振り上げた君の腕は
ともすれば簡単に折れそうで
頭の中で折ってみた。
パキっと
脳内突き抜けるような
痛快な音が一瞬。
気持ち良くて
死んでしまいそうだ ...
1982年、1982メートルの山を登った
自由参加の学校行事だった
ひどく孤独を感じる行事だった
ともだちが参加するということで参加したのだが
まったくだれからも相手にされなか ...
畦道は緋毛氈 緩やかに
尖っていた葉を 柔かな色に変えて
稲穂は黄金色に 垂れた頭が揺れる
埋もれてしまえば 高い空はあの世へ
お寺へ続く 暗い石段の両側で
「死人花」と嚇された ...
子規の本読み散らかして柿喰んで出家したしと死にたきを言う
白球は時に、燃えている。
ふいに巡ってきた
体調不良選手の、代役出場。
3回表、2アウトランナー2塁のピンチ。
1年中ぱっとしなかった、彼の
守るレフトの後方に
打者の打った白球が ...
ごはんがほしくてもつたわらない
おみずがほしくてもつたわらない
からだをきれいになめてもね
ひざにのりたくてもね
つたえたいのにつたわらない
つたえたくてもつたわらない
ふ ...
丸い月を映す池の、{ルビ水面=みなも}はゆれ
草の露に宿る月も、風にゆれ
僕が苦手と思っていた
あの人の瞳の奥にも
もしや
僕に似た心象の水面に、ゆれる
月のひかり
...
特別な昼ご飯をプレゼントします
素直なものはお嫌いかしら? 男の欲求はどちらさま
黒猫の尻尾の反応は見たくないの
深めたいのは 黄色く 鋭く光る アナタの瞳だけ
距離を計るメーター探 ...
ひかりの群れが 影を従えている
誰か にならずに生きていくのはしんどいでしょう
影のなかの 一点ひかりは しみのようで
よほど穏やかな気持でなければ
綺麗とは言えないのよ
それはたとえば大量の膿をたたえたみちひきだっ
た、平面をいくたびかひるがえしながらすみわた
るひとしずくがある、つらなりは多重にすがたを
かさねながらはじらう振動をあめのおとのとおく
において ...
辿り着いた 後先も考えずに この地点へ
敵 敵 敵に いつの間にか くりかえし出会い
それに怯えてるのは処女だと思いこんだ
飛び立つ 私の心は敵だらけで 敵に敵だと思われて
妬ましいさは ...
もう忘れてしまったんだけどどんな風に笑いあったとか
どんな話しをしたとか
いつも繋いでた手の感触とか
いつも作ってくれてたご飯の味とか
どんな体だったとか
あなたのやさしさとか
長い間一緒 ...
天上界のドキュメンタリー番組
天使たちの頂点に立つマリア様がスタッフにあるビデオを見せてくれた。
「これは人間の現世での行いを記録したビデオなの
人間の死語に回収して魂を裁判に掛けるための判断材 ...
どうしたんだ
何だ お前は
呼んだつもりは ないけれど
ブルーな気持ちで しゃしゃり出て
一瞬 綺麗と 思わせといて
この 恍惚の 表情を
嗚呼 一瞬で 狂わせる
どうしたん ...
マグレの人生相談 僕の感情は必然
ただよう哀愁と 君の優しすぎる輝き
それだけで悲しく どれをとっても美しくて
虎の視線に怯えるように たじろぐという犯行に出た僕は
自意識以上ナルシスト以下の ...
団地の片隅で
君と出会って
百ねんぶりの
再会みたいで
なきそうにわらいわらいそうになく!
世の中は不穏
という怪物に
藪にらみされ
ふるえ上がる
そのせいかな
よゆうがない
特 ...
140917
メニューと聞くと
カレー
カレーと聞くと
平べったい魚だ
ライスは何処に行ったのだと
3等兵に探させているが
今日中には見つかりそうもない
ライス抜き ...
街路樹の枝先が芽吹いて淡いみどり色が眼に清々しい。そんなある春の日のことである。
太一が運転する青いヴィッツは、ウィークデイの東名高速を西に向かって快調に走っていた。途中、海老名のサービスエリア ...
人間は同じことをしてきた
ホロコースト ボスニア アルメニア ポルポト ルワンダ パレスチナ
人間は同じことをする
同じことをしてきたから
同じことをされる前に
同じことをしろと 同じことを ...
昼休み
ブランコから飛んだ
カトピー
の足は
着地して
折れた
カトピーの足の骨は
インパクトの瞬間
限界を超えた
おかあさーん!
カトピーが
学校にいない
お母さんを呼んだこ ...
純度だけは
高かった
未熟な幼い
私の愛を
貴方は
シャーレに入れ
蓋を被せて
純粋培養しようとしたから
それは
純度の高いまま
根深い憎しみに
変貌しました
...
夜空には前夜があった。
液晶に情報が重なってゆく
それと同じように。
細かい星がたくさん生まれては
次々と死んでゆく
君に影響されて書いた詩で
照らせる事があるとして、
9月の液体、 ...
たちのぼる
言葉と夜の境界へ
金魚がゆらり、にげてゆく
すべからく
広がりはじめる黒の祭に
あらがう手立ては
浅瀬にある
鮮やかで
にぎやかな
喪失のなかに
ある
...
9月の朝には
怒りの帆を揚げた船が行く
9月の夜空には
羽ばたきをやめない鳥たちが
どこまでも転げ落ちていく
お前は赤いサンダルで
落ち葉を何枚踏み躙ったか
9月の朝に
僕は卑 ...
流れて行け
流れて行け
留まらず
淀みなく
湧き水から始まり
渓流からうねった川になり
やがては大海へ繋がる大河となる
山から運ばれたゴツゴツした岩が
...
いつの間にやら
じいちゃんとばあちゃん
あれ?どこへやったっけ
え、ここやない?
ないない
ああ、もうボケたっ!
いつの間にやら
親子で呆けた
寂しいから一緒にいた
居ないよりましだから
そう思ってたけど
そう言われると何か悲しかった
わかってる
何もわかってない
知りたい
知らない
かさならないから重なる
どしゃぶりの雨の中
ガタがきた車の中
壊れたワイパーに途方に暮れて
となりのあなたと虹を待つ
蝉時雨のなきごえに
あなたの涙が隠された
湿った言葉じゃ拭えなくて
そっと震える ...
「朝日新聞」
{引用=新聞屋さん、どちらへ?
夕日に向かっています。}
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
虚像
瑞海
自由詩
3*
14/9/17 21:56
君の骨でもって 妄想。
端沢 紫琴
自由詩
1
14/9/17 21:56
1982
吉岡ペペロ
自由詩
5
14/9/17 21:36
曼珠沙華
藤原絵理子
自由詩
8*
14/9/17 21:19
柿
もっぷ
短歌
2
14/9/17 20:46
燃える男
服部 剛
自由詩
2
14/9/17 20:39
猫心
佐藤承夕
自由詩
1
14/9/17 20:31
夜の池
服部 剛
自由詩
4
14/9/17 20:17
プレゼント
陽向
自由詩
1*
14/9/17 19:57
群れ
はるな
自由詩
6
14/9/17 19:37
平原II
tomoak...
自由詩
1*
14/9/17 19:32
現実よりも
陽向
自由詩
0*
14/9/17 19:26
数年
こいち
自由詩
1
14/9/17 18:57
天使の薬
1486 1...
自由詩
1
14/9/17 18:19
なんだおまえは
藤鈴呼
自由詩
1*
14/9/17 18:07
二人だけの世界
陽向
自由詩
1*
14/9/17 17:27
むー
やまうちあつ...
自由詩
2
14/9/17 17:10
カレーライス
あおば
自由詩
9*
14/9/17 16:13
墓参
MOJO
散文(批評...
1*
14/9/17 15:53
浄化
島中 充
自由詩
0
14/9/17 14:55
カトピー
nemaru
自由詩
1*
14/9/17 14:55
培養
Lucy
自由詩
19*
14/9/17 14:35
この痛みは名前のない液体、
左屋百色
自由詩
11*
14/9/17 13:36
金魚
千波 一也
自由詩
8
14/9/17 11:32
9月の朝に
Lucy
自由詩
11*
14/9/17 9:29
「 こころ 」
椎名
自由詩
2*
14/9/17 6:57
父と母
中原純乃
自由詩
4*
14/9/17 6:35
好きにはならないって最初に言った
こいち
自由詩
2
14/9/17 5:23
夏の記憶
佐藤承夕
自由詩
3
14/9/17 4:44
かたえくぼ
天地無用
川柳
2*
14/9/17 3:38
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
2125
2126
2127
2128
2129
2130
2131
2132
2133
2134
2135
2136
2137
2138
2139
2140
加筆訂正:
或る夏の日 三篇のオムニバス
/
るるりら
[14/9/17 21:36]
連分けが反映してなかったので、加えました。
5.67sec.