三十度以下になることなく過ぎゆく体くるわす夏のアパート
朝夕の秋に出会える日のありて自転車よりも靴を選ぶ日
[懐中?海藻。]
クラゲという言葉が好きだ。愛している。だが、頭の中に浮かぶ
くらげの姿は大体グロテスクだ。他でもない、グロテスクだ。も
う一度言おう、グロテスクだ。可愛くはない。だ ...
女性の約8割が
フェラチオ経験者であるのに
対して(歯を立てちゃダメだって!!)
男性はその半分の4割にしか
満たないのは(もうちょっと先)
単純に特定の男性にフェラチオが
集中している( ...
歯ぎしりしないよりは
するごまめでありたいと思う
井戸の底から出られなくても
空を見上げる蛙がいい
賢い猿になれずとも
見て聞いてものを言い
出ないより
出る杭でありたい
...
ぼくらはアリだ
アリより小さいかも知れない
命さえ持たないものなのかも知れない
宇宙から覗いてなにが悪い
ぼくらは命さえ持たないものなのかも知れないのに
アリが儀式をして ...
洪水の後の濁った水に
どこからか虹がそそがれる
十一月の坂を
十一月の海を
去ってゆく影
灯りのはざま
肺の宇宙
咳き込むたびに
色を失くす径
焦 ...
インスタント食品はすごい
普通なら1〜2時間掛かる料理を
2〜3分レンジでチンすれば出来上がるのだ
味は美味しく手間も掛からない
最近は色々なインスタント食品が増えて
手作りの料理なんてめっ ...
誰もいない森
上空の星
針葉樹がゆれる
土に沁みた水
雪になって帰ってくる
おかえり
また会えたね
神さまの足に蹴っ飛ばされて
コロコロと顔色を変えるような
サイコロ人間になるよりは
ポーカーフェイスな魚になって
ぴちぴち生きていきたい
どこからともなく聞こえてくるのは
つぶやく ...
イナフは目を閉じ 耳を閉じ つま先をそろえて12時方向を見つめている
その列車はやってきた。
サフランの花畑のなかを その列車は 悠然と走る
花たちは その風に揺られると まる ...
俺ならこうキャスティングする
注:( )内はオリジナルキャスト
島田勘兵衛(志村喬)・・・・スマッシング・パンプキンズのボーカル
菊千代(三船敏郎)・・・・亀田3兄弟
岡本勝四郎(木村功) ...
風景を壊しながら
ゆっくり歩いていたら
感傷が45度に傾いた、
存在が比喩のような君が
新しい名詞を
街にばらまくから
リリカルに死んだ思い出が
一瞬で
胸の中にひろがる、
...
目眩のする夜
夜風にあたって溶けてしまいたい
青い閃光
体の周りで光っている
振り払おうとフラフラ
まるでバレエのようね
雨に濡れたアスファルトで
ワルツを踊るの
頭が ...
アゲハに向かって
サナギの頃の
あだなを呼ぶものはおばかです
晴れたり曇ったり
賭けをする空の下
泣いたり笑ったり
旅をする蝶がいて
(幸あれ、と言ってみる)
サヨナラを言 ...
冬の鋭い空気に皮膚が擦れる
首の下をすり抜けていく冷たさ
固くなる指の関節
N市に雪は積もらない
部屋の奥の奥まで今朝は
白い日差しがのびていた
たやすく鎖せる六畳間では
ひ ...
トイレに駆け込み排便する
ああ、すっきり!
尻までしっかり手を伸ばして拭き取った後
レバーを下げれば
ばい菌まみれの そのおぞましい物体は
あっという間に流れ去る
そのうち臭いも消えるだろ ...
今、空の底にいます
屈折した光に包まれて
案外うまく歩けています
地図を読むことは
相変わらず苦手だけれど
磁石を温めて
風を読むことが出来れば
目的地にはいずれ
たどりつくかもしれま ...
極上の微笑みをあなたにあげる辛くったっ
て悔しくったって髭を剃れないでいるあな
たが眼鏡を外したあなたが大好きなのに変
わりはないから知らぬふりの極上の笑顔を
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私
心が凍えそうな夜
カレーなんだな
みすかしたように、カレーなんだな
あなたが思いついたように
乱暴なことばを荒げているころ
スタジオではあなたのような顔が
感動に値段をつけている
私は愛を知らないからと
あなたはなんだって吩咐かる
ささくれ立った棒を突き立 ...
遅咲きの花の命や鐘の音
二回目の結婚前夜ライラック
オペ前の消灯時間淡い月
式場に俺だけ
僕の家ではないわけか
オチのない話が臨時ニュースに救われている
風はどこに流れるのだろう
そんなことを
僕は考えていた 街並みは続いていく
誰もいない午後
路地を歩くと
一匹の猫を そして 見かけた
言葉は少ない 午後
人は行く当てを無くして歩いて ...
ゼリー色の夏休みだから
子供うさぎたちは公園に集まってラジオ体操をします
大きい子から小さい子、耳が垂れてる子からピンと伸びてる子
重そうなお尻の子や、軽くて風で転がりそうな子
大人うさぎがラ ...
痙攣も一つのちいさき愛なるか吾が身ふるわせ何を告げたし
三歳がみあげしきみはいまは骨あおぞらならばいま秋立ちぬ
春の日の嵐ほどにも鳴らぬまま秋風ゆきぬ手荷物もなしに
そと ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
「哲学ごっこ」2014.08.24 (番外2首)
もっぷ
短歌
2*
14/11/18 4:56
懐中?海藻。
百均
自由詩
2*
14/11/18 3:01
フェラチオ
花形新次
自由詩
1
14/11/17 23:03
ごまめのはぎしり
Lucy
自由詩
17*
14/11/17 23:02
アリの儀式
吉岡ペペロ
自由詩
4
14/11/17 23:02
ひとつ つまさき
木立 悟
自由詩
1
14/11/17 23:01
独り言7
リィ
自由詩
1*
14/11/17 22:32
途中で涙に
mizuno...
自由詩
3
14/11/17 22:18
エレミタ
八布
自由詩
4+
14/11/17 22:09
『サフランの髪飾り』
座一
散文(批評...
3
14/11/17 21:37
七人の侍をリメイクする
花形新次
自由詩
0
14/11/17 21:24
破壊の季節
左屋百色
自由詩
9
14/11/17 21:13
三拍子の彷徨
瑞海
自由詩
5*
14/11/17 21:00
挨拶のはじまり
やまうちあつ...
自由詩
1*
14/11/17 19:40
学生
萩
自由詩
1
14/11/17 17:39
浄化
夏美かをる
自由詩
21*
14/11/17 16:35
この手の先にある空の果て
そらの珊瑚
自由詩
21*
14/11/17 10:40
思い切り
中原純乃
自由詩
3*
14/11/17 10:39
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私
もっぷ
短歌
4
14/11/17 1:57
カレー
殿上 童
自由詩
23*
14/11/17 0:36
オルヴォワールの漸近線
ピッピ
自由詩
2
14/11/17 0:19
遅咲きの花の命や鐘の音
北大路京介
俳句
4
14/11/17 0:00
二回目の結婚前夜ライラック
〃
俳句
2
14/11/17 0:00
オペ前の消灯時間淡い月
〃
俳句
1
14/11/17 0:00
式場に俺だけ
〃
自由詩
3
14/11/17 0:00
僕の家ではないわけか
〃
自由詩
3
14/11/17 0:00
オチのない話が臨時ニュースに救われている
〃
自由詩
3
14/11/16 23:59
冬の小道を吹く風を
番田
自由詩
0
14/11/16 23:56
童話(ラジオ体操のうさぎ)
クローバー
自由詩
3*
14/11/16 23:06
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)
もっぷ
短歌
2*
14/11/16 21:08
2094
2095
2096
2097
2098
2099
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
2125
2126
2127
2128
2129
2130
2131
2132
2133
2134
加筆訂正:
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)
/
もっぷ
[14/11/18 4:51]
孤蓬さんから戴いたご指摘を参考にして直しました(三度目です)。
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)
/
もっぷ
[14/11/18 4:23]
孤蓬さんから戴いたご指摘を参考にして再度、直しました。
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)
/
もっぷ
[14/11/17 1:17]
孤蓬さんから戴いたご指摘を参考にして直しました。
4.92sec.