心の上澄みだけをそっと掬って
重ならないよう並べてみる
何とか言葉のかたちをとっていて
美しいようにも見えるそれは
見知らぬ仲間のもとに届いて
時折共感や発見をもたらしている
らしい

...
見えないものを見 聞いたことのない歌をうたう
聞いたことのない声を出し 人と関わりたがる

私の目は 饒舌に喋り続け
下半身の纏った嘘を 脱がせようとする

私に口はないが 手はい ...
 第1部 じいちゃんと台風

ウロウロし出す
そっとウキウキ
ほんとはウハウハ
活性化するじいちゃん
こめかみファルスを膨らませ
『備えあれ』
コレステ憂いの血が騒ぐ
ロンサム・ジョ ...
永遠は神様がくれる
たった一つだけの奇跡

だから毎晩目を閉じる前に祈る

この幸せを永遠に留めたいと

私が掴んだ
小さな小さな幸せ

静かな寝息
温かな手
ゆっくりとした鼓 ...
若いってたぶん弁当をふたつ食べれることだと思う

いろんないやなことを無視できることだと思う

酔い方に遠い孤独がにじまないことだと思う

背中に秋の陽を受ける

地獄も天国もない街道 ...
私の道
私しか見えない道
私だけが見える道

私の中から出てきた色が
道を作り始め
一直線に伸びた日

ひたすら歩き続けて 続けて
重なる道を見た
淡い色のその道の主人は
& ...
真っ白なノートの最初のページに
下ろし立ての鉛筆の先を押しつける
一文字も書けなかったとしても
はじまる はじまるよ
べっこう飴をなめながら
濃いめのコーヒーを口に含む
砂糖を切らしたわけ ...
ただ 遠い出口の丸い光が見えていたから


「それでは また」

ポツリ一言 質量を伴わない声では背の側に当たったことに気づかない

ひたすら光の穴に向かって空回りの歩みをす ...
今日も、
飼育小屋ではうさぎたちが
みそみそしている。。

子ども達は
金網の高いところに人参をねじこんで
耳 以外の
進化を促している。

彼らはいずれ
ビルとかで働くようになる ...
茄子ならば ミートソースか ナポリタン
あら 一句 できちゃった


紅いものは 心が ぬくたまります。
ぬっくい・ぬっくい♪ と
にこちゃんまーくした 湯飲み茶わんを
連想するような。 ...
ぼくの優しい友人は
お前の考え方にはバイアスがかかっている!
と言って突然怒った
バイアスのかかってない奴なんていやしない!
と言い返してぼくも怒った
多かれ少なかれみんなそうなんだ!

...
ほどよく素っ気ない風が
袖をめくり上げたシャツを
透過していく

さらさらと粉っぽい光が
釣鐘堂の屋根を滑り
落下していく

手桶と柄杓と
線香と花と
いくばくかの懐かしさをぶ ...
ユキちゃんの指ぬきの中には
星が八つ見えた
そして黒い波のモササウルス
怖いけれどこっちにはこれない
あっちには
いい犬がひっくり返っている
潮風を背中にまわして
波の音を吸いこんだ息は ...
化学のテスト中に
恵美子がプーと屁をこいた
するとしんとしていた教室が(え?)となって
震えるお腹や真っ赤な耳にかわり
もうテストどころじゃなくて
すこし休憩することになった
本物の休み時 ...
最近の
女子選手のコマネチ度が
凄すぎると思う
体操だけに限らず
シンクロだってそう
今考えると
本家コマネチなんて子ども騙しだ

多分試合前の剃毛は大変だと思う
手伝えるものなら手 ...
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ 波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも 燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙 指きりげんまん人間未満 トランプ博打に狂う手に蜘蛛の刺青 眠りを妨げた選挙カーに投票しない そこだけ汚れたようなうす白い虹
びらびらと光る観覧車
遠くからかすかに水の匂い
得たものと失ったもの
欲しかったかどうかも もうわからないもの
ああふれたところから順に濁っていきます
...
呼吸をするように生きるんだ 息を吸ってはく
それを意識すると いつの間にか思ってもいないのに深呼吸をしていて
ほっと落ち着いている自分がいるよね

呼吸をするように生きるんだ 息を吸っ ...
押しつぶしに来た 現実と

押しつぶされるために有る 自分との

バランス
手塚治虫、仕事中居眠りをしたとき起こした編集者に向かって
「私は、寝てなどいない!!横になって眠気を取っていただけだ!!」と
言い放っていた。
私は、実家に帰省し家で湯船浸かったら高確率 ...
通り過ぎた足音に連れ去られ

この世の全てから誰かが消えた・・・・。

それは、助けを求める声さえも無視をして

「何もなかった。」という一点張りのまま

天袋だけを見つめている・・・ ...
呼吸をしていると
深く息深く呼吸をしていると
シンクロするように
君の鼓動が聞こえてくる
あたたかな
ひどくあたたかな眠りを誘う
愛くるしいメロディのよう

生きることはうたう ...
わたしはつまり、難しい言葉を使いたくなって
そうしているとですね、世界はどんどんプラスチックへと。
こじゃれた言い回しなんかしたら誰かに尊敬されるかな、なんて
そうしているとですね、わたしはどん ...
はじめまして

わたくしというものです

わたくしというものですから

わたくしというものです



はじめまして


おわりまして


サヨナラは

   ...
空を見上げた
目の前にはないが そこに自分が
生きていることを認識させられる木が生えていた
海の中でも 生きていける木だと 目を閉じた

出かけるときに心の中で土を思う
水に潜っても  ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
素人詩人の孤独森川美咲自由詩5*14/9/23 3:47
為平 澪自由詩8*14/9/23 3:14
台風とじいちゃんsalco自由詩714/9/22 23:31
祈り文字綴り屋 ...自由詩214/9/22 23:26
さようなら若い日よ吉岡ペペロ自由詩1314/9/22 23:22
私の道瑞海自由詩4*14/9/22 23:05
新しい一日/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ自由詩7*14/9/22 22:48
果て芦沢 恵自由詩20*14/9/22 22:44
ほほえましいnemaru自由詩1*14/9/22 22:08
ピーマン藤鈴呼自由詩3*14/9/22 20:30
ぼくの優しい友人浩一自由詩2*14/9/22 19:55
彼岸nonya自由詩21*14/9/22 19:49
縞もように風は吹く桶谷自由詩014/9/22 19:25
◯かがく自由詩314/9/22 19:24
コマネチ花形新次自由詩014/9/22 18:37
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ北大路京介短歌314/9/22 18:22
波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも短歌314/9/22 18:22
燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙短歌214/9/22 18:21
指きりげんまん人間未満自由詩914/9/22 18:19
トランプ博打に狂う手に蜘蛛の刺青自由詩214/9/22 18:19
眠りを妨げた選挙カーに投票しない自由詩414/9/22 18:18
白い虹はるな自由詩514/9/22 18:02
呼吸陽向自由詩7*14/9/22 14:35
死なずに生きる中原純乃自由詩4*14/9/22 10:05
共感できる話。梓ゆい散文(批評...214/9/22 9:32
幽霊自由詩114/9/22 9:04
ハッピーバースデーかんな自由詩7*14/9/22 7:37
胡乱。あさなぎ自由詩014/9/22 6:51
はじめまして、わたくしというものです∈♀∋自由詩2+14/9/22 4:29
定刻のつかの間に番田 自由詩114/9/22 1:18

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