見よ 夕焼けを照り返すほの暗い進化の井戸に化石した都市はうずくまり
たわわな花火をしげらせ枝はしなだれて
反転する視界に渦巻く積乱雲のふもとの石の階段
奈落の淵にさえずる木の実の色のように君の思 ...
以前雪おんなは物悲しいのに
雪男は直立猿人なのが
どうしても解せないという文章を
書いたところ
多くの読者から共感のメールを頂きました
そこで今回私の方で新たな企画を考えました
題して、物 ...
そうして物語の行間
壊れた時計から逃げ出せない二人は
互いの体臭を帯びた愛の上澄みのやるせなさが
ゆっくりと肺を満たし魚に変わるまでの昼と夜を
ナイフのような耳で削りながら冷たく灯していた
...
ひとこと ふたことで
かたづいてしまいそうで怖い
そんなつもりも 
はずもなかったけど
あー どうだろう
スカトロりんのクライマックスが
脱糞だとすると
それは、やはりウンチクライマックスと
言って良いと思います
しかし、限界まで我慢しないと
やはりクライマックスは盛り上がりに欠ける訳です
そ ...
鯖になりたいんだ、と言ってコラジャコフは居なくなってしまった。彼のことを覚えている人がどれだけ居るのだろうか、と想像するとぼくはスペースデブリになったかのような気分になる。学生時代の友人、昔の恋人、親 ... 色んな人が立候補して
活発な議論が行われることを
期待します
とのコメンテイター的
決まり文句は聞き飽きました
我も我もと党員全員が立候補したら
ジャンケンかアミダで
決めるしかないっし ...
あっと言う間に 
瞳を釘付けにする 存在 

大抵は 物事の中央に 
鎮座している 

芯の有る 位置ならば 
本物の 中心地 

光が見えたなら 
もっと 輝ける 筈だか ...
木枯らしが黄の葉っぱを掃いている

このまえ歩いた道が逆走する

みんなに優しくなれそうな気がする


優しさは引き出しのようなものだ

創造力ではなくて

想像力の引き出しのよ ...
風ががなりたてて
俺の顔に針をばら撒いて逃げていく
夜の奥底で
妊婦の腹の中を撫で回して
気狂いが舌を垂らす
側溝を鉛と血が混ざっては
冷たく流れていく
俺はそこに花を落とす
煙草で焼 ...
ずいぶん遠くまで来たものだと思う

そうは言ってもどこから来たやら

はじまりなんて分からないけど

それでもここは遠くなんだと

風のにおいがささやいている


ずいぶ ...
薄い雲が空を覆う秋。
少女のそれが頭を覆う秋。
イヤホンの内側から耳を攻めてくる。
猫よりも愛らしい声が聞こえたからつい詰め寄る。
風に背中を押され勇気をもらい対価を渡す。
山は染ま ...
指先は頬をすべって触れてゆくやさしい風のような音楽


君の背に耳寄せて聴く森があるざわめき揺れる二人の愛も


黄昏に言葉を失い泣き濡れてモルフォ蝶飛ぶわたくしの夜


白い手にか ...
二つの都市
二つの身体
帆船は消え去り
影が残る
壁だけが
いつまでも熱い


切っても切っても
生えてくる爪の羽
ぬくもりの終わり
雨の終わり
寒さの培養 ...
涙ひとつ見せずに

歩いて来た

あなたの強さを

誇りに思えば


置いて行かないで

なんて言えなくて

握り締めた手は

まだ温かい


閉じ ...
始まりも終わりも無い
延々と続く円環の
その遍路の道すがら
ヒト欠片の奇跡を得ても
朝になればまた
別の風が吹いている

夜は一晩のうちに
孵化を繰り返し
星を産み出す役目を終え ...
{引用=
(出口)

十月十日の間
ヒトの腹の中だった
鼓動が高鳴る真夜中過ぎに潮は満ち
溢れ出した僕の
金星と地球を携えた血濡れの姿に
母は泣いたという
その音を最初に聞いたの ...
懐かしい思い出を泳いでいる時
ときどき熱がでる

はっとして目を覚ます
喉が渇いてるのがわかる

君が僕に近づいてくる
そしてそっと触れてくれる

赤くなった僕のほっぺを
君はみょ ...
たくさんのことを学んだり、難しいことを理解することは何のために必要なのか。高い能力や豊富な知識はこの世に何のために存在するのか。その理由は、はっきりしている。
それは、1人の百歩のために存在するので ...
行間に滲む主人公の涙が
雨音と重なり
過去を洗い流すカタルシス
だけど僕の指先は動かない
流れてほしくない涙もある

活字が捉えて離さない
涙腺に訴え
琴線に響く
人はそれを感動 ...
ヤケドしそうな体温も全部私が選んだ君 目を凝らせば深い夜の底 プライドを壊した金から税金がひかれる どっちにしたって
大罪
嫉妬だなんて笑わされる
ああ
小さい 小さい!
空から雫が降ってくる
そんな日がすきだ
同じものがからだのなかにある

こわれた玩具の痛みをしらない街に棲む
風に翻って反転する記憶の陰翳を編む

この電話も壊れてるんだ
だから意味を ...
そんなに多くではありませんが
本に囲まれていさえすれば
わたしは幸せでした
読む本がそこにあるというだけで
わたしは穏やかな気分になれました
それ以上の何も望むものはないと
わたしは少 ...
というわけでわたしは最近
今までにない集中力と戦力をあわせ持ち
真面目なうんこを辞めて
柔軟なうんことして
戦うことを
ここに誓います。
大教室は後ろのドアから入ってなるべく前から見えなさそうな席を確保した睡眠時間は大切にねって学生時代の話書こうとして過去形でしか書けないのはなぜだろうか現在進行形が入り込めなかった思い出に鍵かけられた
...
風呂入り窓から雨の街を見る温泉街で生まれた香り

単純に考えてこそ楽になる複雑にする思考を止める

有り触れた会話の中に愛がある募る想いに光を当てる

唇を乾燥させる冬の時期微睡みの中夢は ...
客が皆仮面をつける冬の宿
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秋の階段Lucy自由詩1514/12/17 22:33
雪男小説大賞花形新次自由詩014/12/17 22:08
イメージだけがひとり歩きだす場所でただのみきや自由詩17*14/12/17 21:26
はなこいち自由詩014/12/17 20:34
ノーリラックス、ノークライマックス花形新次自由詩014/12/17 19:42
コラジャコフ1【トマトの奴は昨年蔕をもぎ取られてしまった】自由詩114/12/17 19:26
スーパー岡田「代表選の盲点」花形新次自由詩114/12/17 18:53
降り注ぎの刹那藤鈴呼自由詩014/12/17 18:47
木枯らしの道吉岡ペペロ自由詩314/12/17 17:48
その青銅北井戸 あや...自由詩214/12/17 16:16
ひつじ青井自由詩214/12/17 14:13
宇宙を盗撮藤沢自由詩314/12/17 14:08
風のような音楽石瀬琳々短歌3*14/12/17 13:47
光の両岸木立 悟自由詩314/12/17 9:34
ラストシーンミナト螢自由詩114/12/17 8:26
Pressed Flower衣 ミコ自由詩3*14/12/17 6:14
New world自由詩1*14/12/17 5:07
微熱ときたまこ自由詩114/12/17 1:32
パラサイ人の手紙七尾きよし自由詩214/12/17 1:16
ラストシーンkeigo自由詩2*14/12/16 23:30
ヤケドしそうな体温も全部私が選んだ君北大路京介自由詩714/12/16 23:16
目を凝らせば深い夜の底自由詩214/12/16 23:16
プライドを壊した金から税金がひかれる自由詩214/12/16 23:16
うつわ中原純乃自由詩3*14/12/16 22:49
モノローグ梅昆布茶自由詩1114/12/16 22:37
それ以上の何を南無一自由詩314/12/16 21:40
真面目なうんこがぱ自由詩5*14/12/16 19:10
後ろの席でくしゃみする/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩6*14/12/16 19:06
風呂夏川ゆう短歌014/12/16 18:40
客が皆仮面をつける冬の宿北大路京介俳句314/12/16 18:33

Home 戻る 最新へ 次へ
2094 2095 2096 2097 2098 2099 2100 2101 2102 2103 2104 2105 2106 2107 2108 2109 2110 2111 2112 2113 2114 2115 2116 2117 2118 2119 2120 2121 2122 2123 2124 2125 2126 2127 2128 2129 2130 2131 2132 2133 2134 
4.75sec.