ついて間もなく
ダブルクリックすると
まだ
なまぬるくて
どこかのだれかを感じた
空はつながっているって
たぶんほんとう(ですかね)
すこし
淀んでいるけど
ベニヤ板一枚
隔て ...
きらきらきら と
氷
はらはらはら と
涙
落ちる前に とけて
さあ 朝だよ
立ち入り禁止
柵を立て
立ち入り禁止
張り紙し
立ち入り禁止
うずくまる
ひとりっきりのかくれんぼ
もういいかい
まあだだよ
だれかくるのを拒んで ...
人間は食わねばならぬ
噛み砕き、その咀嚼を、胃に流さねばならぬ
それは唯一の生き延びる方法なのだと知って
それはきっと、ずっと前から決まったことで
それでもがっくしと肩を落とし
ステ ...
車が過ぎ去った
強く吹きつける音に似た
それとも本当に風
あなたの過ぎる音
一風 巻き上げた髪が
雪崩れる
風は自由に雨戸を鳴らした
髪は自由に吹き荒れた
風呂のぬくもり ...
処刑はなされなければならない。結論だけが先にやって来て、権力の発動はすぐさまそれに続いた。だが、誰がどのような理由で処刑されなければならないのか、それは国家権力の組織的事務処理の途中で失われて ...
ごみの地層を覆う街まで歩きたくなって
遊覧列車の高架をくぐり抜けた
午後八時
オレンジの街路灯
生まれたときはまだ海だった舗道
水面をつらぬく橋脚の
その上へ歩を進め、立ちどまる
眼下に ...
おまえは詩人じゃなくて死人だ
と
彼が言うので
じゃあ俳人は灰人じゃなくて廃人なのか
と言うと彼は
そうだおまえらのような人種は社会のために
なんにもならない
と
彼が言うので ...
爆縮した空気の壁に隔てられ
互いの声は聞こえない
もうすぐどちらかが消える
記憶がノイズになっていく
あの夜つないだ手をはなさないように
ぎゅっと目をつぶる
...
少女は文字が読めない
言葉も話せない
前の世界で忘れたことだから
けれど少女は本を開き
なにかを読み取っている
科学という盗掘家の
運び手は荷物より小さい
冷えすぎたレコードを温めて
針をのせる
.
うぅ...
素晴らしく晴れた朝
...
はじめて楽器をつくったひとは
どんなきもちがしただろうかと思うの
ピアノを聴いてもバイオリンを聴いても
うつくしいほどくやしいから
月を歩いてみたかったし
神話だってつくりたかった
わ ...
わらえばいい
ぼくがわらえば
すべてがうまくいくはずだ
いやがらず
がまんして
すべてをうちがわにとじこめて
まるでへいきそうなかおでわらえばいい
わらえばいい
きみがわらえば
...
あなたがほがらかでいるだけで
名前を呼んで欲しい、
たったそれだけの欲が
この先の安定を不安定なものにしていくことが分かっているから、ずっと黙っていたんだ
{引用=(源氏名さえも
入店の指名時にしか呼ばれたことないんだ ...
一人夜道を歩いてた
外灯もない真っ暗な道
空を見上げると黄色い月に
照らされた星が見えたよ
人一人いない道を一人で歩いてた
ここはとても冷たくて
目が開けられない
もう一度空を見上げ ...
起爆剤になる
***
起爆剤
?起爆薬。?ある事を起こすきっかけとなるもの。「景気回復の−となる」
大辞林 第三版より
起爆剤になる
***
起爆剤
1「起爆薬」に同じ。2ある事態を引き起こすきっかけとなるもの。「事件勃発の―となった出来事」
デジタル大辞泉より
ふくれあがるは悲しみ
こぼれるのは涙
ひとすじの涙
I love you
烏の濡れ羽色の夜空に朔旦の月
見つめればピエロの薄い口元が新月の顔面に幻と浮かびあがる
吹けば 飛ぶよな 眉月のよな
収穫後の雪降りしきる田圃には濡れたエボニーの ...
12月の日本列島に、台風より大きな低気圧が上陸した。
「かつてない規模の雪雲が流れ込み、
猛吹雪、記録的な大雪のおそれがありますのでご注意ください」
落ちてきそうな厚い雲を透かして私のあやふや ...
だれ だろーな だれ だろーな あなたは いったい だれ だろーな
あとらんてす むー れむりあ みすてりあす こだい じーん
あなたを おもう こころが いたくて おもくて
ききゅう ...
{引用=
すけるほどにうすい、
絹のような繊維の束が、
みずうみのそこでゆれている、
身体の発育と、
精神の成熟のことなる、
理念で圧縮されたじかんの、
それらが ...
昨日空にひいた線を
ずうっとたどってゆくと着ける場所へ
ゆくのが夢なんだと思うようにしている
夢がないといけない気がするから
現実はさむい冬のままで
つかんでいなかったあなたの手が
...
(星との約束通りに秒針をへし折って、
文字盤から数字を攫った)
(曲線は人の奇跡だよ)
13番目の椅子の心地は
座った者にしか知らされない
私が歌うもの
消えてゆくもの
...
あまい針を舐めながら あなたは
世界の骨に温かな肉がともされるのを見ていた
だれかがあなたの内側に積もった雪を道の傍に退ける
そしてもう一人のだれかがその雪をさらに傍に退 ...
星 ひとつない夜空の下で
ピース一本肺にいれると
頭がクラクラ
幻想につつまれ
ウィスキーをグイッと
自分のなかに
人の慟哭がきこえてくる
彼を探そうと
ピースをもう一本
手に取 ...
女の人の持っている鞄が気になってしょうがなかった
遠くへ行けば行くほど 鞄を欲しがる様になっていった
ピンクのショルダー
黒のハードな合成革に金の鎖のアクセントの物
軽量ダウン地のブ ...
素通しの硝子窓に手をあてる
冷たさが指先から染みてくる
色合いのない平板な曇り空に
送電線がいびつな罫線を引く
息せき切って駅へと歩む人々
何か買いたい物でもあるの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あたらしいよかん
Seia
自由詩
3
14/12/22 14:50
ほら
中原純乃
自由詩
1*
14/12/22 11:11
かくれんぼ
花咲風太郎
自由詩
5
14/12/22 8:29
ごはん食べる詩
這 いずる
自由詩
2*
14/12/22 5:28
その霜に似た輪
〃
自由詩
2*
14/12/22 5:26
処刑
葉leaf
自由詩
2
14/12/22 4:17
ゆめのしま
とおの
自由詩
1
14/12/22 3:41
彼とぼく
浩一
自由詩
1*
14/12/22 2:58
zeno
mizuno...
自由詩
1
14/12/22 1:56
in a different world
〃
自由詩
0
14/12/22 1:51
mathematics music
〃
自由詩
2
14/12/22 1:48
背伸びしすぎて足を攣ったとき、何に怒りをぶつけたらいいのか分 ...
世江
自由詩
1
14/12/22 1:40
わたしがいない
ユッカ
自由詩
3*
14/12/22 1:40
それだけでうれしい
木屋 亞万
自由詩
4*
14/12/22 0:37
それだけでうれしい/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
3*
14/12/22 0:08
なまえを呼ぶ。
AquAri...
自由詩
2*
14/12/22 0:05
ほし
リィ
自由詩
1*
14/12/21 23:32
ポエムとやくすとなんになる
もっぷ
自由詩
2
14/12/21 23:15
poemを訳すと何になる
〃
自由詩
2
14/12/21 23:14
涙
殿上 童
自由詩
16*
14/12/21 21:23
Sail to the moon and back
とよよん
自由詩
3*
14/12/21 19:54
雪月華
〃
自由詩
1*
14/12/21 18:04
古代人
南無一
自由詩
2*
14/12/21 18:00
とあるポートレートの印象、
mugi
自由詩
4
14/12/21 15:58
空の栞
朧月
自由詩
4
14/12/21 13:49
EMIT
衣 ミコ
自由詩
4*
14/12/21 13:20
あまい針
草野春心
自由詩
5
14/12/21 12:09
一服
鵜戸口利明
自由詩
1*
14/12/21 11:12
鞄
為平 澪
自由詩
9*
14/12/21 10:35
硝子窓
青井
自由詩
2
14/12/21 10:17
2085
2086
2087
2088
2089
2090
2091
2092
2093
2094
2095
2096
2097
2098
2099
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
2125
4.25sec.