下草を踏み 落ち葉を踏み 砂浜を踏み 街路を踏み
怒りをまき散らす
目の前の夾竹桃の葉のふくらみに
髪切虫がとまっている
向こうの山は青空に輪郭ばかり突き出ている
歩けばそこで光は割れて ...
雑沓する街で
嬋娟たる美女が
憂愁な表情を浮かべて
ベンチに坐り
てかけで頬杖を突いている


通り掛かった彼は
思わず恍惚とし
胸の奥でときめく潮騒に
若干驚きつつも ...
薄明かりの中
今日の一日がはじまる
何のことはない
いつも通りだ
いつも通り目が覚め
いつも通りトイレに行き
いつも通り猫と挨拶をして
いつも通り顔を洗い
いつも通り歯を磨き
いつも ...
生きづらいな
なんて時々生意気にもおもう

ただそれは誰かが対処できていることに
自分なりの対処法をもたないだけだろう

経験値はできれば幅広く多く積みたいものだ
子供達以上にドラクエに ...
明るく狭く
ひらかれた場所へ
漏斗の霧がそそがれる
やわらかく 蒼く 
もろい立体


雪が触れる
影が触れる
常に常に
泣いている片目に
うたを塗す


...
雨上がり、

濡れた小草は
雑多な列をなすけれど

それは
だれにも叱られない


わたしは
頭を垂れて

叱られない秩序たちを
踏みつけぬよう
気を配る


雨 ...
男子水泳選手が
大会中に
女子の競泳用水着を盗み
試着しているところを
同じく水着を物色中の
別の男子水泳選手に見つかり
意気投合するという
ハートウォーミングな
出来事がありました
...
それは
一事が万事の世界観
表と裏のバランスで

たったひとつの大切な
命を守って
様々な

有り様
許し許され
飄々と流れよう
マグカップに淹れたインスタントカフェオレ、から、立ち上がる、隣の煙草、安上がりな煙、油がしがみついた換気扇と払拭して、パイプ、非常階段へ、巣の跡、コンビニ、看板、駐車場、止められた高級そう ... マグカップに淹れたインスタントのカフェオレから立ち上がる、安上がりな煙が行き着く、油の染み付いた
換気扇とパイプ、非常階段と巣の跡、コンビニの看板、駐車場に止められた高そうな車の角に自転車をぶつ
...
十一月六日は
ぼくの革命記念日
書類でできた
書斎の階段状の巣の
撤去を始めたのだ

たちまち
透明な羽根をつけた
兵隊蜂があらわれて
警告を発する

「近づくな」
「何年もこ ...
だーれも知らない
あるところに
みんなとっても仲のいい
素晴らしい村があった

ある日のこと
村に旅人がやってきた
いろんな世界を見てきた旅人は
村人たちの知らないことを
いっぱい教 ...
改札口
カラオケボックス
うっとりしているとき

予感は
選ばない
選択肢のひとつ

休日
また
ぽふっ
とでも
触れる人がいない、と思うと
きゅっとする
Rの発音がで ...
終電を逃して歩く秋燕 秋燕スコアボードに零並ぶ 女の抜け殻にアンコ詰め込む エイプリルフールで血が出た エッチするまで名前で呼ばせない女に偽名を教えている あなたの色
今は真っ青で
深い海の青です

最近海に沈む夢を見るんです
それきっとあなたのせい

まあ、溺れそうになったら
誰かの左手が引き上げて
バッと 汗だくで
目が覚 ...
前向きに生きなよと言う人たちがムーンウォークで遠く消えゆく ごめんな
って言う事だって出来るよ


君のことは

どちらかと言われれば、好きなんだ


でもさ

俺は冷たくなろうと思えば

どこまででも冷たくなれる氷なんだ
...
風が夜をたどり
僕の部屋への道を見つけた
何の覚悟もないままで
吹き飛ばされるまでの時間を過ごす

壁ももう何の役にも立たないし
布団をつま先から頭まですっぽりかぶったって
その時が ...
白い萩の花は 秋雨にうなだれて
庭の隅には 夏蝉の死骸が朽ちて
宛名のない手紙は 燃やされる
薄い紫の煙が 竜胆の花と混ざる


黄金色の思い出に 溺れて沈んだ
綺麗なものしか 見え ...
荘厳な壁
雲間の黒い狭間
轟々とうなる風
体が振動する
ボロボロと
崩れて
灰になり
風に飛ばされて

さよなら右手
さよなら左目
さよなら心臓

木の幹の根元
犬の垂れ下 ...
なんとなくブランコを漕ぐこんばんは速く走れる靴飛ばしてる とんかちでとんちんかんをたたきだしエッヂできいためがねでみてる 座礁する音を
わたしはしらない

その
しらずにいる日々が
肯定されうるものか否か
はかり得るすべがない
わたしには


座礁する音を
わたしはしらずにいたい

その ...
扉のむこうにあるおはようはいるからだからぬけられずあな(た)のなかからセロファンめがねごしにみる空にうそつき。リラ・ラーソンのしましまねこTシャツはりねずみ100匹リラコで言畑二丁目まではふら ... 楽しかったFC2生活も
遂に終わりを迎えた
FC2からDMM.com
DMM.comからFC2
そしてxvideoという
ルーティンワークが
もう出来ない

もう、

出来ない
...
耳を塞いだ台詞の奥で
お前の言葉が 突き刺さる

誰に 何を 言われても
引き下がらぬ 姿は
格好 良いよ

俺も そんな風に 生きたいと
誓った 筈なのに

寝転んだ 芝 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
狭道レシート自由詩114/10/1 14:30
嬋娟な美女陽向自由詩3*14/10/1 14:27
あさ……とある蛙自由詩9*14/10/1 13:19
25年目のおっぱい梅昆布茶自由詩15*14/10/1 13:10
白と灰の実木立 悟自由詩214/10/1 10:28
整然千波 一也自由詩514/10/1 9:38
変態は国境を越える花形新次自由詩0+14/10/1 9:31
善行悪行中原純乃自由詩3*14/10/1 9:30
そうz−ku[区]百均自由詩2*14/10/1 9:12
秋模様を切り取って(ゴル投稿)自由詩2*14/10/1 9:08
革命記念日殿岡秀秋自由詩314/10/1 6:01
ある日旅人がやってきた(だーれも知らないシリーズ2)森川美咲自由詩1*14/10/1 4:27
じゅうたんがあった部屋nemaru自由詩1*14/10/1 0:59
終電を逃して歩く秋燕北大路京介俳句614/10/1 0:43
秋燕スコアボードに零並ぶ俳句214/10/1 0:43
女の抜け殻にアンコ詰め込む自由詩114/10/1 0:42
エイプリルフールで血が出た自由詩114/10/1 0:42
エッチするまで名前で呼ばせない女に偽名を教えている自由詩114/10/1 0:42
プラトニックエレジー瑞海自由詩514/10/1 0:33
前向きに生きなよと言う人たちがムーンウォークで遠く消えゆく北大路京介短歌114/9/30 23:55
凍月自由詩5*14/9/30 23:03
ワインド竜門勇気自由詩014/9/30 22:59
祖母の肖像藤原絵理子自由詩6*14/9/30 22:14
抽象的感応opus自由詩114/9/30 22:09
_阿ト理恵短歌1*14/9/30 21:39
短歌0*14/9/30 21:38
座礁する音千波 一也自由詩214/9/30 21:34
はためいわくがはためいている 阿ト理恵自由詩5*14/9/30 21:30
FC2花形新次自由詩014/9/30 21:00
藤鈴呼自由詩1*14/9/30 19:15

Home 戻る 最新へ 次へ
2085 2086 2087 2088 2089 2090 2091 2092 2093 2094 2095 2096 2097 2098 2099 2100 2101 2102 2103 2104 2105 2106 2107 2108 2109 2110 2111 2112 2113 2114 2115 2116 2117 2118 2119 2120 2121 2122 2123 2124 2125 
5.02sec.