2日目の夜、不思議な夢をみた。

 舞台はまさに舞台。学校の教室のようなところで、20ぐらいの人が集まって劇の稽古をしている。僕はなぜか主役だ。だが、手元には台本がなく、僕の出番が来てもセリフが ...
命があるから心があるんだけど
心があるから命がある
風が通ってゆらゆら揺れる
小さな草みたいに
気がつけばここにいるんだけど
太陽から力をもらい
水を吸い上げ
静かに夜に包まれて
朝を ...
夜の帳が下りると
夜の幕が上がる
汚れたコンクリートで形を為す
ビル群は薄れて消えて
夜の開演
舞台は暗転
その存在さえ確かでない
小さな秘密を
夜はそっと抱く
昼の世界は微 ...
猫耳をつけたる老婆秋薔薇 十六夜イスラエル製ガスマスク 名月やZOIDSゴジュラス・マーク? むしろ素麺が薬味だ 雨の日を選んで髪を切りにいっている オバケ同士で驚きあっている ツナの缶を洗って切った手のひらは撫でる義務から逃げ出したくて


塩鮭と白飯に泣いた人がいる 切り身に塩をふって寝かせる


破裂した冷凍コロッケ冷飯と混ぜて炒めて皿にのせ焼く
...
かわいい人が好きだけど
話しかける事は無理
だから顔なんて関係ないことにして
お前をぎゅっと抱き寄せる

決して美人に入る部類じゃないし
どちらかといえば個性的
んーでもなんかじ ...
苦行に明け暮れサラリーマンは電車の棚で蛹になった
無関心という制服に包まれたシュークリーム並の少年たちが
耳におしゃぶりを挿したまま喃語と一緒に痰を吐きまくるから
ユニクロを着た老人たちの血圧は ...
裏山の枯れ草に差し色アザミ 嫌なこと 辛いこと
ほじくり返して 気にしてる
それだけ 歩き出したら止まらないということだ
もういい加減に止めておけや
という批判にも関わらず
私がこうまで
オボカタさんにこだわるのは
ラメ入りのように
ライトにテラつく肌に
惹かれるからではないし
つたっぷたいぼうはあでぃまっ ...
何の取り柄も無い
何かが足りない
そして、
ずれて
落ちる
足下は常にぐらぐら
苦しい
眩暈がする
Excelに
今日のスケジュールと
チェック事項
ひとつひとつ塗りつぶし
3 ...
ときどきは野道をはずれたわわに実った
葡萄のみずみずしさのなかをあるく

清流はただひとすじに丘をくだり
やがてはしずかな湾へとたどりつく

空から舞い降りて来る静謐をひろいあつめ
ジグ ...
死後の世界が知りたいのではない
私が死んだ後のこの世界が知りたいのだ

居眠りしている臆病な女の背後霊にでもなろうか
ある日ふと考えた それもいい

心の叫び声は臓腑に響く
...
モンゴル人かあ

やっぱり残念な気になる

ナショナリズムなのかなあ

半旗を掲げた校庭で

運動会の練習をする子供たち

生きるとは遠いことだよなあ


珊瑚礁も従軍慰安婦も吉田調書も

ひとの不確 ...
切り取った愛情
貼り付けた、言葉

一見、それは丸くなり
最後には

思い出させる、装置
繰り返し、繰り返し。また

信じても、信じても、信じても
やっぱり

また

ほら ...
強烈な風雨を受けて
折れてしまった月下美人の葉を
何気なく水に差しておいたら

根が出た

その後も根は伸び続け
葉のくぼみに蕾をふたつつけた

さすがに花を咲かせることはなく
...
役人になった友人がいくらか出世して久しぶりに故郷に帰ってきた。農家を継いだ私は果物などを振る舞って、彼の話をゆっくり聞いていた。短く整えられた髪の下に、昔ながらの親しみやすくよく変わる表情 ... 遠吠えが連鎖してゆく昏れた空おおかみだったチビとかルルの

むしのねがあんまり近くにいるもので内なる声かと耳をすますよ

秋の日に縁もゆかりもなかった人と過ごした時をたどってみたり

はら ...
インターネットに
流した悪意は消せないのに
流した善意は読まれもしない

無料の悪意は正しくて
無料の善意は疑われる

デジタルタトゥー
怪我した傷が
模様に見えただけなのに
日曜日に遊んだ疲れ
少しだけ残しつつ
新しい一週間が始まった

月曜日は新鮮な気持ちになって
雨でも晴れでも関係なく晴れやか

一週間はあっという間に過ぎて
また新しい一週間が訪れる
...
あなたが
わたしの想像するあなたならば

例えば
淡く芽生えはじめた
きもちがあることを
伝えるだろう

身分違い
そんな言葉も
頭をかすめる

わたしはわたしで
目指す地点 ...
ヌチャッ・・・
ヌチャッ、ヌチャッ
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ

...
違うよ、そうじゃない
って言葉はもう聞きたくないから
うんうん、そうだね
って言うよ

ちょっと悲しいけれど
雪兎のような 色合いの
桃色カーテンに 透かした

スカシた アイツの コトも
痛む 腿の 筋肉も

ぷるる 震えるような

可愛らしさ
愛しさ

切なさ
痛さ?

...
産まれようとすることに埋もれようとする

ことばたちはいつだってわがまま

全て、すべて亡くなってしまえ
幾千の墓標に、ひとつ
ひとつと名前を付けて
吐瀉物と戦いながら埋葬したい

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
四国旅行中の夢日記中川達矢散文(批評...014/9/27 23:49
願いこいち自由詩2*14/9/27 23:00
カーテンコール凍月自由詩5*14/9/27 21:55
猫耳をつけたる老婆秋薔薇北大路京介俳句114/9/27 21:53
十六夜イスラエル製ガスマスク俳句214/9/27 21:52
名月やZOIDSゴジュラス・マークⅡ俳句214/9/27 21:52
むしろ素麺が薬味だ自由詩114/9/27 21:52
雨の日を選んで髪を切りにいっている自由詩214/9/27 21:52
オバケ同士で驚きあっている自由詩1714/9/27 21:51
花焼売深水遊脚短歌0*14/9/27 21:22
かわいい人まきしむ自由詩1*14/9/27 21:10
快速処方箋ただのみきや自由詩22+*14/9/27 20:42
裏山の枯れ草に差し色アザミえりん川柳114/9/27 20:15
苦労性(+)陽向自由詩1*14/9/27 19:54
それでも私がオボカタさんにこだわる理由花形新次自由詩014/9/27 18:45
取り柄が無いopus自由詩114/9/27 16:53
ある白地図梅昆布茶自由詩1014/9/27 15:07
I grope for it陽向自由詩1*14/9/27 14:08
生きるとは遠いこと吉岡ペペロ携帯写真+...314/9/27 13:40
点、試作Ohatu自由詩014/9/27 13:01
生きるためになんか生きられないnonya自由詩25+*14/9/27 12:41
使命葉leaf自由詩114/9/27 11:36
むしのねそらの珊瑚短歌614/9/27 9:57
デジタルタトゥーイオン自由詩1*14/9/27 9:48
日曜日夏川ゆう自由詩114/9/27 8:42
淡い気持ちのことはなもとあお自由詩514/9/27 8:01
こねくりまわす花形新次自由詩014/9/27 7:20
喧嘩も疲れるし中原純乃自由詩3*14/9/27 5:36
もろこしうさぎ藤鈴呼自由詩3*14/9/27 1:32
詩暮れ楽歌自由詩2*14/9/27 0:45

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加筆訂正:
廃船/Lucy[14/9/27 15:21]
たけしさんのアドバイスにしたがい、最終連を少し書きなおしました。
4.63sec.