そこには何もない だから懶惰に耽る
見えない現実に 見えない心を封じ込める
猫背になって 冴えなくなって
感じないことが増える事に 敏感になる

今 懶惰のサイクロン じわじわと壊してい ...
大人になれば女だって立ちションが普通
どの家にも出入り口脇には
風呂の水を落とす瓶があって
三方板囲にした小便用便所と兼用
此処で男も女も用を足した

  厠小屋もあるにはあったが
   ...
夢、を
にぎり締めたつもりで
ひたすら走った

走るしかなかった



懸命に汗をかいたら
報われるのだ、と信じた



吹く風は
流れる汗を連れ去って
清々しい ...
心の訪問者は 自問自答を不注意で行う愚かな不安達
内気そうな面して いつまでもペラペラと喋り捲る
それに反応して僕が喋り始めれば 急に黙って怒り出すから
僕の胸の内は てんやわんやである
...
バレンタインを 目の前にして
恋バナに 花を咲かせる輩も 多いのでせふ 

そして鼻 高々 
上手いこと 告られる日を 待っている 

恋のパワーは 素晴らしく濃い
早く来い来い ...
 ねえ、聞こえる? 聞いてるよ。何だい? なんでもない。ただなんとなく、気になってさ。何が? 聞いてるのかってこと。聞いてなかったらどうするの? 死ぬの? 死にやしないさ。でも気になるんだ。気にしてく ... 何だ結局嘘っぱちじゃねえか

十年前もお前言ったよな
「俺たちうまくやれると思うぜ」
俺は結構不安だったんだ

不安は見事に的中した
いつものように別れたが
お前の顔がどうも歪んで見え ...
華が喋り出しそうで
まだ聴き慣れていない 違和感と魔訶過不思議

曼珠沙華が現れる 斜め左上の目先に
そんな時期を迎える 耳に凛とぶら下がる涼しげな季

岸に立ち臨み映える意気込みもほどほ ...
とりあえず ビール

とりあえず ごめんなさい

とりあえず これで

とりあえずの あなたは

とりあえずの 人生

・・・・・・ とりあえず
ちょっと長いけれど
暇だったら聴いてください


私は小学校五年の頃 
お化粧に興味を持ちました
鏡台に姉の化粧品が入っていたので
ある日 赤い口紅を塗って
三面鏡に映った自分を見てい ...
足らんのよ
ごめんね
死ぬまで言えんわ
そんかわり
墓場まで隠し通すけんな
あちゃらで
怒りい
かなしげに
ぬれていた
わすれじの
そのひとみ
おもかげも
そうげんの
いまはただ
かぜにまう
いちりんの
はなびらか

たたかいの
ちによりて
そまりたる
ふるさとの
...
だーれも知らない
あるところに
いつも大真面目なんだが
ちょっと空気が読めなくて
頑固でお節介で口うるさくて
嫌われ者の爺さんがいた

村人たちは集まっては
ひそひそと爺さんのことを噂 ...
 山脈や湖が私の臓器である
 海流や雲海が指先から皮フに走り寄せる
 各地の毛細血管で猫が平和に
 寝ている欠伸している
 私は月の鏡を覗きこみ、睫毛にこんもり
 オーロラを ...
雨のなか傘を差す
魚みたいな子供たち
誰一人笑わないから
かえって可笑しい見開かれた目

視界に言葉が散乱する
散乱した言葉たちが産卵する
そこから魚たちが生まれてきては
身体をくねら ...
ゆっくり歩き始めるか そろそろ

ごくりと飲み干すラムネ瓶 からから

流されるつもりはないのだ さらさら

目的のない炎天下 だらだら

命の花が落ちそうだ はらはら

砂漠 ...
宇都宮しをんが
新作を出すタイミングと
製紙メーカーの株価の間に
強い相関性があることを見出だした
経済学者のA.V.キング博士は
キング-夫人の公式により
ノーベル経済学賞を受賞した
...
リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる 愛してる愛してるって歌うほど僕の知らない君が詠む歌 みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある キリシタンのドラキュラが十字きっている 他人のように思えないが他人でいたい すべるはずのギャグがウケて世間はお盆だ 生きあぐねては
バイオリン
青と黄色の夜泣きする
恨むなら
火の粉舞い
瞳の水面に沈み往く
夜露の匂い
あなたを紐解いた誰かが
咥えたままの台詞
植物たちの黄昏
古いグラビアに
...
ど う し て 生 き な い の だ
 な ぜ わ た し た ち は 
な に も な い か ら な の か
 砂 で 在 る の か
砂 で あ る な ら 
 僅 か で も 砂  ...
幸福に生きる事が
祝福であるなら
孤独であっても構わない

幸福に生きる事が
この世界そのものであるなら
私たちは等しく孤独である
子供を見ていると時々思う事がある
もし自分に子供が生まれて成長し
子供より先に自分が死んだ時
自分は子供に何を残してあげられるだろうか
生きていた頃の写真や一緒に過ごした
日々の思い出くらい ...
電波で繋がる
伝わる? 私たち

画面の奥
喜怒哀楽
目隠しされたみたいに

ほんと?と聞いて
ほんとさって言う
あなたの目はほんとじゃない

画面を通すと
素直になる ...
ふと視界に入る
振り上げた君の腕は
ともすれば簡単に折れそうで

頭の中で折ってみた。


パキっと

脳内突き抜けるような
痛快な音が一瞬。
気持ち良くて
死んでしまいそうだ ...
1982年、1982メートルの山を登った

自由参加の学校行事だった

ひどく孤独を感じる行事だった

ともだちが参加するということで参加したのだが

まったくだれからも相手にされなか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
懶惰×今陽向自由詩1*14/9/18 19:27
思春期イナエ自由詩11*14/9/18 19:14
風をさがして千波 一也自由詩414/9/18 19:05
歔欷×過去陽向自由詩0*14/9/18 18:05
早く来い来い バレンタイン藤鈴呼自由詩1*14/9/18 17:28
私は見た。光をkaz.自由詩2*14/9/18 16:30
お前と俺森川美咲自由詩3*14/9/18 15:33
妖しい華朝焼彩茜色自由詩10*14/9/18 14:23
とりあえず佐白光自由詩3*14/9/18 13:49
【 私の化粧履歴 】泡沫恋歌自由詩26*14/9/18 10:06
ちゃら中原純乃自由詩3*14/9/18 10:04
ひとみドクダミ五十...自由詩314/9/18 9:58
平和のつくりかた(だーれも知らないシリーズ1)森川美咲自由詩5*14/9/18 4:09
太陽と背伸びする乙女ヨルノテガム自由詩514/9/18 3:40
雨中遊泳こうだたけみ自由詩10*14/9/18 2:31
疲れたのなら、ひとやすみ中村 くらげ自由詩114/9/18 1:57
麻布十二番「経済学者」花形新次自由詩114/9/18 1:46
リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる北大路京介短歌414/9/18 0:53
愛してる愛してるって歌うほど僕の知らない君が詠む歌短歌214/9/18 0:52
みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある短歌414/9/18 0:52
キリシタンのドラキュラが十字きっている自由詩014/9/18 0:52
他人のように思えないが他人でいたい自由詩1014/9/18 0:52
すべるはずのギャグがウケて世間はお盆だ自由詩014/9/18 0:52
暗夜景ただのみきや自由詩19*14/9/17 23:32
佐藤伊織自由詩314/9/17 23:05
幸福自由詩114/9/17 22:54
リィ自由詩014/9/17 22:00
虚像瑞海自由詩3*14/9/17 21:56
君の骨でもって 妄想。端沢 紫琴自由詩114/9/17 21:56
1982吉岡ペペロ自由詩514/9/17 21:36

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加筆訂正:
或る夏の日 三篇のオムニバス/るるりら[14/9/17 21:36]
連分けが反映してなかったので、加えました。
4.54sec.