西日の強い秋の日に 
燃え落ちた赤ピーマンの残骸に目をやりながら
駅前のツタヤと惣菜屋へ向かう

ジャーのご飯に合う惣菜を
ツタヤで十代に戻れる私を
選んだはずなのに
コンビ ...
きらめく街に二重映しに
廃墟が黒々と微笑んでいる
何からの自由 何への自由

星が降る 壊れながら降る
その欠片が傷つけてゆく無数の意識
何からの覚醒 何への覚醒

君はいつ泣いていた ...
キッチンのテーブルで
言葉をこねくりまわしていると
いつしかガイコツになっている
ガイコツは書く
普段の僕が言わないことや
普段の僕が知らないことや
普段は誰にも聞けないことや
普段の世 ...
余った皮同士を結んでも
それは二人のつながりでしかないじゃないか❗

それに比べて
アナルにポコチンを入れれば
我々はずっと永久につながっていられるんたぞ!!
ぐるっと一周し ...
輝く

輝く

色のない空に色付ける透明な黄色

たがために輝くのではない
たがためにあるのではない

月は月のために
月は月のうさぎのためにそこに

理由をつけるのは人
あ ...
はじめ名刺は刃のように
私を私から切り離した
名刺の上には私の生首が乗っていて
所属や肩書など嘘ばかりべらべらしゃべる
私は生身の人間だ
そんな機関にはまだ身を任せていないし
...
眠れないのかい?
そんな時はひつじを数えるといい
ひつじがいっぴき
ひつじがにひき
ひつじがさんびき
ほら眠たくなったでしょう?

わたしも
ひつじがいっぴき
ひつじがにひき
ひつ ...
自転車に羽根つけて坂の多い街 2番目に高いビルで人間の真似事 寝酒も涎も吸った枕を抱く ひつじがいっぴきもいなくなった
こまったしつじはこんせきをたどった

まだあたたかいねどこやら たべかけのくさをみつけては
あしもとをみて ちをはうようにそうげんをいく

たくさんあったあ ...
家族の中にあって孤独を感じる魂が木の十字架のある教会に飛んでゆく。
縁も由もないこの教会に慰めを求める気持ちは分からない。
消えてしまいたい。
愛したはずの人達が頭の中を駆け巡り、記憶の糸は縺れ ...
ひつじのひるね

ねじまわせ
ののじにねじ
はずれると
あとには
ひひ と つる

さんどうぃっち
ぱくり

ねるひのじつひ

ひがふたつある
のが
よりめだつ
...
僕が好きなのは
きっと 君ではなく
君の声
澄んだような
歪んだような

僕が好きなのは
きっと 君ではなく
君の姿
分度器ではかった
かざりもののような

僕が好きな ...
白く 冷たく 硬くなった
肉が溶ける迄の
束の間の完璧な陶器人形になった君の身体
手に入れたそばから崩れ落ちる
君が愛おしい
三丁目商店街の豆腐屋の角を右に曲がると
車の通れない狭い路地に至る

正面から見てみれば袋小路かと錯覚するが
曲がり角から猫が飛び出してきたので
そのまま歩いてみることにした

やが ...
まどろみのように
射し入る西日
木立を抜ける風
ざわめきと静けさの
煮こごり

枝葉のこすれる音は
まるですすり泣きのようだ
悲しいことでもあったのかい
こんななにもない夕暮れに ...
お月さん あなたの引力で
わたしを宇宙まで連れてってよ

お月さん あなたの光で
わたしを照らしてよ

わたしを月まで引き寄せてよ
あなたの引力で

お月さん
あなたの瞳 異国の鳥よ
陽炎の向こう遥か遠く
倒れた女の首飾り
散らばるビーズ夢の欠片
神なき宇宙の茫漠に
見えない糸で星座を編んで

あなたの声 異国の鳥よ
風の螺旋を辿りながら
...
  つまづいた
  冬のバケツの
  かたちをしたわたしたち
  は、先のとがった言葉がいくつも
  しろい雪にうまっているのをみたんだ
  わかりあうことの嘘をしっているから
  血 ...
エンジンは不思議だ
レシプロ(縦を円に変換)
摺動部分にかかるストレス
上至点と軸の関係
ピストンスピードと言う限界
多気筒化と弁機構の限界

洋書からの知識が癪に障る
実際にエンジン ...
むかし、むかし
僕の育った家には
2人の鉄板奉行がいて
鉄板焼の日には
競うようにその辣腕を奮った

ジャガイモ
ニンジン
ソーセージ
肉はまだだと言っただろ

言ってみれば ...
コンパスは嫌いだ
三角定規も嫌いだ
三〇センチの定規も嫌いだ

でも
雲形定規はどう使うの?
何故四角定規はないの?

何かを描くために必要なものか?
とくと教えて欲しい


...
「先生、美しくなって自信を持ちたいんです
 でも、顔を整形するのは、嫌なんです」
「ご存じの通り、顔の整形というのは
 結果的には心の整形している訳です
 当院では、顔の整形をしなくても
  ...
手に入れたものは
カスだった
手に入れたものは
クソだった

誰かがほじくった
カスだった
誰かが食い荒らしたあとの
クソだった

誰かが僕を探す
お前よ
俺のほじくった跡 ...
凍てついた夜道で
640年前のベテルギウスの光を見上げながら
今日は星が綺麗だね
って僕のポケットに手を突っ込んでくる

見えないサソリから
ただ逃げ回ってばかりいるとても臆病な僕を
...
日本列島を南から北へと
包み込むように来る寒波

あまり降らない広島市内
今回の雪が真っ白に染めて
雪国の景色になった

止む気配もなく真っ白が濃くなる

子供の頃は
もっと降って ...
好きだの何だのと
性欲の発露を
自称詩に求めている
老若男女のおバカさん

特に若い女👩!

お前だ、お前!
だから後ろ確認すんなっつうの
お前のこと!

多少の ...
人間の行為を肯定するために幸せは捏造されました。仕事、ギャンブル、放浪、それが幸せであれば許される、そんな風に幸せでもないことが幸せ扱いされましたが、当の幸せ自体は空っぽの何でもありでしかなか ... 昨日から降り続いた雪は根雪となった
近くの川は冷たく骸のように流れている
どこかで枯れた木の枝が
石と石の間で水流にもまれ
とどまっている
流木の体の中までしみこんだ水気が
さらに流木を冷 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
正体為平 澪自由詩12+*14/12/7 11:35
奇妙な祝祭塔野夏子自由詩6*14/12/7 11:31
ゴーストライターやまうちあつ...自由詩614/12/7 10:12
連帯花形新次自由詩014/12/7 9:18
透明な色を空に残す這 いずる自由詩0*14/12/7 7:46
名刺葉leaf自由詩314/12/7 6:13
おやすみリィ自由詩1*14/12/7 2:54
自転車に羽根つけて坂の多い街北大路京介自由詩414/12/7 2:14
2番目に高いビルで人間の真似事自由詩114/12/7 2:14
寝酒も涎も吸った枕を抱く自由詩214/12/7 2:14
ひつじのひるね木屋 亞万自由詩3*14/12/7 2:03
悲しみのエチュードヒヤシンス自由詩9*14/12/7 1:18
ひつじのひるね/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩4*14/12/7 1:06
君ではなくフユナ自由詩314/12/7 0:30
永眠り姫えぬこ自由詩014/12/6 23:22
ループkeigo自由詩014/12/6 22:49
五時青井自由詩214/12/6 21:52
つきリィ自由詩3*14/12/6 21:38
異国の鳥ただのみきや自由詩12*14/12/6 20:20
フユノバケツ草野春心自由詩314/12/6 19:56
動力ドクダミ五十...自由詩014/12/6 18:53
鉄板焼物語keigo自由詩3*14/12/6 16:43
出会い……とある蛙自由詩11*14/12/6 14:39
ブチ整形イオン自由詩1*14/12/6 12:34
トラッシュバック竜門勇気自由詩114/12/6 11:25
<はるか>nonya自由詩16*14/12/6 10:48
大雪が降る夏川ゆう自由詩114/12/6 7:14
アソコを洗いましょう花形新次自由詩014/12/6 6:40
幸福論葉leaf自由詩214/12/6 6:17
流木山人自由詩6*14/12/6 5:32

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