見上げると、木漏れ日は白く
辺りの緑を淡く包んでいる。
優しい。
ただひたすらの優しさが僕を愛撫する。
沈黙する森の中でころころと流れる風。
郭公の呼び声も既に久しく、ひぐらしさえも歌わ ...
秋晴れの外に出でて肌の冷たさに
小さい秋と口ずさむ
サイゼリアのフォッカッチオは美味しいと知っているし、もうすぐ連休だ
そして今日はもらいあくびは好意の返報性によってもあり得るのかを考えている
夜の雪のように、燦燦とした陽に跡形も無く降り積もるだけの孤独な祈りが、また一つ舞う
それに巨費を掛けるな
当面の問題を解決する
絶対優先なのである命
月に行って何を得た?
石っころと砂だけだ
不毛と言って良い
貧困と飢餓
国防予算や
宇宙開発の
予算を使えば ...
レベル7になりました/惑星報道をお伝えします/詩人を乗せたタイムマシン11号は地球から十一億光年の地点を通過しています/孤独に浸るにはあと九億光年ほどお待ちください/続報です/タイムマシン11号は旺盛 ...
バスに嫌われて
長々と道路を歩くと
軍鶏に辿り着く
軍鶏と言う名前のトラックが
走って居ただけの事
黒くスプレーされて居る
「軍鶏」の文字
トラックの荷台で
「王朝残酷史」を読んで ...
秋の早朝に闇が労働している
自然界全体に宛てた命令書を作成しているのだ
到来する秋は恋人のように必ず去っていく
闇は労働のリズムを自然界に分け与えている
街路を歩いているだけで ...
あの地平は
過去の誰かが居た
今は誰も居ない
誰かが見た景色は、価値が無かった?
しかし今の誰もが
見たのか?
見えたのか?
見えなかったの?
見えるのを待つのか
これから見に行 ...
洋式トイレは水溜まりがあって
それがある程度臭いを抑えていることに
先日久々に和式トイレで用を足していた時に
気付きました
人って思っているほど
自分のことを知りません
生身の自分に出会っ ...
あなたのことが
一番好きだってこと
否定する必要もないし
大きな声で叫ぶ必要もない
大きな声で叫ばれたら
むしろあなたには迷惑だろうし
僕にとってもマイナスかも知れない
だか ...
鈍重な静寂が
沈痛な壁に反響して
この部屋は死人の居ない葬式のようだ
つい数分前の
ヨーロッパのロックの記憶も
たいした穴を開けることは出来なかった
たいした穴を開ける ...
合コン前の作戦会議が一番楽しかった
抱かれた夜から違う足音
後ろ向きに歩いて歩いてお遍路中毒
無医村で新蕎麦を打つ整体師
バブルバスにドライアイスを入れたのが魔法使いの一歩目でした
新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く
カボチャ色の土
蝙蝠の編隊
誘蛾灯の黄土
すべては水晶玉の中の出来事
吸血鬼の繁殖不能なカボチャ色の土の上
他に何が不在しているのかが分かりづらい
百万の敵に包囲されて死んだ中世の騎士が二 ...
昨日君は僕に言った
「もう、終わったの」って
「もう、止めにしましょう」って
「もう、別れましょう」
「あなたが何だか遠くに感じて怖いの」
それから彼女はさよなら二回でごめんなさいを ...
それでも無性に
奇蹟のような
あのしょくもつへ
生理ではないが
舌は時折
のびようとして
それがとても
せつない葛藤だ
労働者にと工夫され
提供されつづけて
AD201 ...
想像のいたらなさに潜む無知は
残酷な悪
一生涯きえることのない
火傷の痕の様な哀しみ苦しみが
わたしをみないでと
泣きながら
わたしをちゃんと知ってと
泣いている
想像のいたらなさに潜 ...
打ち上げ花火の残骸が今頃になって降ってきました
何光年も遠くの飴玉がキラキラ物語を演じています
ヘリウムガスでお腹を満たした風船がもうすぐ見えなくなりそうです
カラスの群れが赤く燃え ...
書きおえてはじめて
それが詩だと気づくように
死んでしまってからやっと
恋だったとわかる
いつもおそくて
墓を掘るのも一人きり
でもいいや、
塩の塔はきれいで
鳴らせるのははみだし ...
いつのまに窓があいたのだろう
生きものみたいに絡まった衣服を
わたしのものと、
あなたのものに
分けるときにはじめて
からだが千切れるように感じました
夜が明けて 君はまだ死んでいた
うそだ、と言いたかったが
先に君が言った
冗談じゃないわ と
夜が明けていた
部屋に沈澱する匂い
壁にしみこんだ囁き
クリーニング屋に
シ ...
なんなりと なんなりと
幌の中 豚小屋に 鬚の集まり
空間に 靄がモヤモヤと
薄い光 浮かぶ薄い感情
言葉では表現できないものを
言葉で表現する
団子 机 足跡 名前
叢 飛蝗 ...
灯りを消すと
窓辺に並んだ heinekenに
光
欠けるときに
分散された
月
駅前は水槽
すこし濁ったきらきらの中を
猫背の魂たちが交差する
とても不安でなんか大事なものが
おなかの中で大きくなるから
どれも足早にどれも背が曲がる
ざっくり切り落とされた夕暮 ...
どうやって 生きよう と
考えている 心 そのものが
生きている 証拠だと
かつて あなたは 言いました
こころざし を 忘れたら
四季を 感じられなく なって
志気も 敷かれ ...
逃げている
追いかけてくるものから
ひたすらに逃げる夢
スローモーションで
お決まりのように
足が重くて
だるくて
走れないのに
すぐそこにまで
迫りくるものから
逃げている
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
郷里の秋
ヒヤシンス
自由詩
12*
14/9/12 14:24
生理現象と今日
ウィメンズデ...
自由詩
1
14/9/12 14:13
裂けぬ夜 【一行詩】
ハァモニィベ...
自由詩
2*
14/9/12 13:25
宇宙開発
ドクダミ五十...
自由詩
2
14/9/12 11:09
PLANET NEWS LEVEL 7/即興ゴルコンダ(仮) ...
こうだたけみ
自由詩
7*
14/9/12 9:46
秘話
間村長
自由詩
6
14/9/12 6:35
無言歌
葉leaf
自由詩
4
14/9/12 3:42
地平
水素
自由詩
1
14/9/12 1:44
南小路虎彦「自分を知る」
花形新次
自由詩
3
14/9/12 1:37
立川駅前
〃
自由詩
4
14/9/12 1:21
不器用な獣の手のひらの温度は
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
14/9/12 0:36
合コン前の作戦会議が一番楽しかった
北大路京介
自由詩
10
14/9/12 0:31
抱かれた夜から違う足音
〃
自由詩
4
14/9/12 0:31
後ろ向きに歩いて歩いてお遍路中毒
〃
自由詩
2
14/9/12 0:31
無医村で新蕎麦を打つ整体師
〃
俳句
6
14/9/12 0:31
バブルバスにドライアイスを入れたのが魔法使いの一歩目でした
〃
短歌
2
14/9/12 0:30
新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く
〃
短歌
2
14/9/12 0:30
墓地
ゴースト(無...
自由詩
4*
14/9/11 23:54
IllKIllU
凍月
自由詩
6*
14/9/11 23:41
M
天地無用
自由詩
6*
14/9/11 23:41
残酷な悪
川瀬杏香
自由詩
9*
14/9/11 23:23
美空
中村 くらげ
自由詩
5*
14/9/11 22:27
塩の塔
はるな
自由詩
5
14/9/11 22:21
生きもの
〃
自由詩
9
14/9/11 22:14
クリーニング屋
〃
自由詩
2
14/9/11 21:45
たどたどしく なんなりと 僕
陽向
自由詩
5*
14/9/11 21:01
P2P
mizuno...
自由詩
3
14/9/11 20:59
エンドロール・ロールバック
カマキリ
自由詩
2
14/9/11 20:33
志
藤鈴呼
自由詩
2*
14/9/11 19:41
逃げる
Lucy
自由詩
19+*
14/9/11 19:11
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
2125
2126
2127
2128
2129
2130
2131
2132
2133
2134
2135
2136
2137
2138
2139
2140
2141
2142
2143
2144
2145
加筆訂正:
「羅須地人協会」と満州開拓団との繋がりについて(ノート)
/
Giton
[14/9/12 8:49]
「岩手国民高等学校」について、調べ直して訂正しました。
6.12sec.