小さな
一人暮らし用の冷蔵庫
霜だらけの冷凍室の内部は
どんどん狭くなる
なのに
霜取りスイッチもない
しかたない
それでは
冷蔵庫と冷凍室を空にして
霜取り
...
画家がキャンバスに向かい、あらゆる影を創り出す時、
私は白昼の都会で私の影を創造した。
人並みを避けながら、あらゆる方角へ歩みを進め、
変幻自在に形を変える自分の影を創造した。
発見と ...
ふくよかな
疲れきった
男を知った
雌がいる
花のにおい
男を惑わし
その肌肉で
つつみこむ
雌がいる
芝刈りの最中、可憐に咲いている名も知らぬ花を私は見た。
同僚に聞いても知らぬと言う。
私はその花がどうしようもなく気になったので、
皆の見ていぬうちにこっそりと花を抜き、作業着のポケットに詰 ...
食べたものがお腹に溜まってくると気持ちわるい
出そうか出すまいかと迷ってるのはボクと腹の虫
これは無理に捻り出せば後ろに残るし
といって出すのを止めればまた虫たちが布団の中で暴れだす ...
振り返れば後ろに誰もいない森の小径を私は往く。
森の中はあらゆるところから何かの声がする。
私を狙う声、無関心な声、官能的な声、はては幻聴。
道案内人はとうに消えてしまった。
自らの思 ...
苦虫を さらに 噛み潰し
要らぬ原稿 紙つぶし
アタシャ いつでも 暇つぶし
そろそろ 食べたい ひつまぶし
あぁ 幸せならすぐそばに
どんな音して 君のそばに?
射し込む光が一面中に
埋め尽くした光景は いつの間に
色をなくしてしまったの?
きっと問題はないよ
流れる奇跡を 手放そうとし ...
咆哮せよ
のどからの
ひ弱な声ではなく
身をふるわせて
黒々とした
月の照る下
咆哮せよ
咆哮すればこそ
きみの声は
艶やかな音の 一点を突 ...
鈴虫や蟋蟀
名も知らぬ羽虫の伴奏の中
誰かの家から
音階を昇降する
提琴の音色
同じく振動を音にする
小さな先輩達と響かせる
夜闇のエチュード
都会を走れば
何もないことに気づくだろう
効率的で便利だが
この街には何もない
すべての都会は等しく同じ
この国の都会だけじゃない
便利に支配された都会は
速さに乗っ取られた道路は
...
ナニというのは
ナニをオブラートにくるんだ
表現ですから
金玉でも尿道でもなくて
やっぱりナニのことだと思うんです
ええ、分かります
金玉も尿道も
ナニに極めて近い存在です
しかし、ナ ...
春になったら
冬は死んじゃうのって
おまえがあんまり悲しそうだから
ひとつ、翼をあげよう
冬とおんなじに
翼をあげよう
どこへでも渡っておいで
時が満ちるまで
空がめぐるま ...
あの時は怒りに満ちていて
ただそれだけかと思われたことが
音をたてて崩れた
その瞳は暗く
あるいは救いを求めて
いただけなのかもしれない
人は或る日を境に
聖人になれる
また、
...
ひとつふたつみっつよっついつつむっつななつやっつここのつとお
ひとつふたつみっつよっついつつむっつななつやっつここのつとお、
くさのおのおのはじぶんをかぞえつづけるかぜにゆられるたびまた
い ...
外は暗くあと数時間後には
外が明るくなり 明日がやって来るだろう
もうすぐで今日が終わるなんて早すぎる
まだ友達と遊んだり好きな人と
一緒に過ごしていたいのに
もうすぐで今日が終わってしまう ...
菊枕嘘をついてる味がする
犬用のコーヒーガムや囮籠
電柱に突き刺さる首冬の月
二枚舌はタンの量が2倍
美しく作ってもらえなかったアンドロイドの気持ち
裏声のまま面接を終えた
干しかけた洗濯物
風の一吹きに掬い上げられ
みんな地べたに、落ちちゃった
シャツにトランクス、靴下にパジャマ
着古した心から、思い出の沁みを洗い落として
まっさらに漂白したっ ...
そっと今も
地球に隠されている
新しい一日には
夜明けの太陽から
陽射しが煌めいて
鳥たちが
鳴き始める約束の朝
窓を開ける
君の微笑みに
旧来の知人から
感謝の手紙が届い ...
指切り一つ交わした
はっぱが落ちた事
引き金を夢にみたこと
うごいて、
振り返る途中で、
どんな、という言葉の
温もりを散らす
フレームに焼かれた
数と/が
...
.
ぼくをここに最初につれてきたひとは絵かきだった
ラブホの裏 どぶ沿いの小径をとにかく奥へすすむ
落ち葉とぬかるみで滑り落ちながら昇ると尾根道になる
しばらくしてふるい木のベンチと道標があ ...
ひとつの連鎖が
もうひとつの連鎖を呼ぶ
連鎖が動く
右か左か
正か負か
負の方向に向かえば ...
七色に輝く水しぶきを浴びて
キャッキャと走り回るあなたを
私だけのファインダーに
永遠に閉じ込めておきたくて
夢中でシャッターを押したのに
あなたのぶれた指先や
揺れるスカートのレースしか ...
私は
食べるであろう
たまごかけごはんを
タクラマカン砂漠のことを考えながら
沢庵を向こうに押しやりながら
足りないものはなくならない
正しいものはどこかあやしい
楽しいことは覚えられな ...
どうしようもなく人間だ
どうしようもなく今だ
どうしようもなく型通り
生きてるなんて型通り
気に入らなければ去ってゆく
それがほんとに悪いことかは
だれにもわからない
見知らぬ地平のよ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
霜取り
ichiro...
自由詩
9
14/9/24 5:09
個人的詩作について
ヒヤシンス
自由詩
13*
14/9/24 1:31
人妻
暗闇れもん
自由詩
1
14/9/24 1:10
小さな祈り
ヒヤシンス
自由詩
9*
14/9/24 0:34
便秘
アラガイs
自由詩
9*
14/9/24 0:29
ユートピア
ヒヤシンス
自由詩
7*
14/9/23 23:53
つぶし・まぶし
藤鈴呼
自由詩
2*
14/9/23 23:12
forest~野生の動物たち
ねこ歩き
自由詩
0
14/9/23 23:08
秋の虫よ
フユナ
自由詩
8
14/9/23 23:03
提琴の調べ
凍月
自由詩
5*
14/9/23 22:47
唯一無一
木屋 亞万
自由詩
3*
14/9/23 22:16
ハゲの子チャビン「ナニハ金玉尿道」
花形新次
自由詩
1
14/9/23 21:10
冬の翼
千波 一也
自由詩
8
14/9/23 20:04
the End
opus
自由詩
0
14/9/23 19:47
平原III
tomoak...
自由詩
3*
14/9/23 19:36
今日
リィ
自由詩
1*
14/9/23 19:26
菊枕嘘をついてる味がする
北大路京介
俳句
2
14/9/23 19:09
犬用のコーヒーガムや囮籠
〃
俳句
2
14/9/23 19:08
電柱に突き刺さる首冬の月
〃
俳句
0
14/9/23 19:08
二枚舌はタンの量が2倍
〃
自由詩
2
14/9/23 19:08
美しく作ってもらえなかったアンドロイドの気持ち
〃
自由詩
8
14/9/23 19:07
裏声のまま面接を終えた
〃
自由詩
8
14/9/23 19:07
洗濯物と秋の風
まーつん
自由詩
15*
14/9/23 18:55
君の微笑みは世界の何処かに
りゅうのあく...
自由詩
26*
14/9/23 18:51
新しい一日(ゴル投稿)
百均
自由詩
5*
14/9/23 18:18
美術講師
Giton
自由詩
4*
14/9/23 18:13
かなしみ
あおい満月
自由詩
8
14/9/23 15:56
夏のアルバム
夏美かをる
自由詩
40*
14/9/23 13:56
たまごかけごはん
やまうちあつ...
自由詩
2*
14/9/23 13:53
見知らぬ地平
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
14/9/23 13:27
2075
2076
2077
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2100
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2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
加筆訂正:
君の微笑みは世界の何処かに
/
りゅうのあくび
[14/9/23 20:24]
改題
君の微笑みは世界の何処かに
/
りゅうのあくび
[14/9/23 20:21]
遅筆のため推敲
君の微笑みは世界の何処かに
/
りゅうのあくび
[14/9/23 19:24]
改題
4.52sec.