息が白いのか煙草の煙なのか クリスマス君が隣にゐる奇跡  昼、何もしたくなくて眠くなる寝る
 夜、皆は寝入っているので
 静寂は 何かを創ってみたくさせる
 脳の先、あらゆるイメージとひらめきが遊び回り
 皆の夜の中でポーズをとって ...
けだものは、恐れよと叫ぶ
にんげんは、わかって下さいと叫ぶ

血はめぐり夜の太陽
世界が目をつぶってしまった
風の音に耳を渡して黙る
明日も知らない男が一人

裾のほつれたズボンと ...
夢オチさえ夢であり蝶々とびはじめる 想いを遂げて夜が短くなる 火の酒を冬の海に呑ましてやる {引用=

鳴らなかった、管楽器の空洞に、落葉や、

発語されなかった言葉をつめている最中に、

妻はかえってきた、わたしはなんだか、

気まずい気持ちになって、ベランダへ煙草を吸いに ...
私は日本では貴重
天然記念物扱いよ

どうした早く言ってしまえ
デカイ団子虫にしか見えない

タイ旅行者からの
土産話に時たま聞く
私の話
少し卵抱いた私を蒸し焼きにして
甘い卵だ ...
ビニール袋で
猫を作った
5歳のきよ君が
モミジの手をつけた
顔があるけど
透明
落ち着きのない子猫
風が吹くたびに
出窓から飛び降りてる
手を繋いでも

一緒には 歩けない


さよならも言えない

弱虫な私たち


立ち止まっては 見て見ないふり

柔らかい匂いだけ 楽しんで


蜜を舐めつくして 空に ...
道の真ん中に
消しゴムが落ちていた
試しに道をこすってみたら
道がそっくり消えてしまった
ついでに空もこすってみたら
空もやっぱり消えてしまった
おかげで雲は行き場をなくして
おろおろし ...
世界が沈むことを早くしている
今日を忘れないようにしよう

魚は寒くないの
だいじょうぶよ

鳥は寒くないの
だいじょうぶよ

並木道には自転車と五十代と思われるジャージの夫婦
...
風の止む間にその雨は鼓動を鎮め

随分前に泣いた記憶

つい最近笑った記憶

お茶らけ人生に見切りをつけて

それでも三度の飯を方張る



物干しはポロシャツを脱ぎ捨て

シャボンはブルジンを離 ...
晩秋に枝葉は濡れて

四季に添う人の孤愁

夏に塞げば他人事の

幾多数多の決まり事

蛍火を供と散りし君



オムライスにパセリが匂う
あかい
甘い
すっぱい

でも耳がある

かわいい
ニャーオ
ゴロゴロ

でも
美味しそう

ねこ
食べちゃった
 チャレンジが与えてくれるのは

成功と失敗だけではない

それは、

チャレンジせずに

成功した者の不幸を願い、

失敗した者を笑う

という下衆に

ならなくてもい ...
しにたい!しにたい!
そう願いつづけるのも慣れて
死にたさはもう日常で
これが異常なのだと知ってはいるものの
それが普通なのだ

このまま死んでしまえばいいのに
生にしがみついているよう ...
すり抜けて通すのは 藍色の液体
なぜに アンタはいつもそうなの?


ソンナこと アノ人に聞いておくれ


いやいや 責めているのではないの
ヒトリ歩きは・・・
できないのよね?
...
人生に設定した目的に向け 
一直線に生きていける人はあるまい
散歩先に目的地を設定しても
一直線に歩いて行くことはない

前方の橋
大型犬を連れた女性がこちらに来る
わたしは 当然の ...
様々なモノ達がきみを常に誘拐して行く
TVや学校であやしい人にはついていかないように
言い含められてはいるのだが
国家がすでに誘拐犯でもあるので気をつけよう
つのる想い
 枯れ葉落ちて

積もる舗道
 落ち葉踏みて

音は乾き
 騒ぐ心

音に紛れ
 心隠す

つのる想い
 今日も明日も

幾度掃けど
 積もる落ち葉

...
入浴し身体の疲れ溶け出した温泉の湧く街で生まれた

五年前なかったビルが建っている以前の姿消えて無くなる

旅立ちに寂しさなんて沸いてこないワクワクだけが心に浮かぶ

登山客達成感が滲み出 ...
一度止まってしまったはずのあなたの時間が
僕や多くの人の中で発光し続けている
美しい言葉を遺すということは
あなたがいつまでもあなたを証明し続けるということだ
そして僕とあなたの間 ...
天使なんて 居ないんだよって
笑いながら 君が言う

見たことも ないのよって
聞いたことは あるよねって
私も 笑う

その唇からこぼれた
白い歯 キラキラ
太陽に 照らさ ...
路面店で捌かれている

ありきたりな大小の不幸を

幼児が悪戯に組み立てた

誰彼も気に留めない

灰詰まり未完成トンネルが

散霧に紛れて姿を現す

きっとそれが

僕の ...
きしむ胸を金平糖で満たす 砂漠砂漠きみを分解した償い 喉が潰れるほどビルの谷間 ゆき ふる まち
色がきえゆく、きえ ゆく、ゆく、ゆく、
ぼくの指がそれをなぞるまもなく
きえゆく、ゆく、ゆく、ゆく、


きえ。行ってしまう。
「いってしまう。」





...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
早朝煙這 いずる俳句214/12/3 9:38
クリスマスchihar...携帯写真+...3*14/12/3 8:41
* 夢夫、夜のユメ夫 *ヨルノテガム自由詩414/12/3 6:57
叫ぶ男竜門勇気自由詩114/12/3 4:17
夢オチさえ夢であり蝶々とびはじめる北大路京介自由詩214/12/3 2:01
想いを遂げて夜が短くなる自由詩314/12/3 2:01
火の酒を冬の海に呑ましてやる自由詩314/12/3 2:00
喉の痛みについて、mugi自由詩6*14/12/3 0:46
カブトガニ花形新次自由詩014/12/3 0:41
ふくろねこLucy携帯写真+...11*14/12/2 23:58
がらんどうスカイゴウ自由詩014/12/2 23:24
消しゴム青井自由詩314/12/2 22:52
冬、はじめました。クローバー自由詩5*14/12/2 22:43
バラッド携帯写真+...5*14/12/2 21:46
オムライスにパセリ携帯写真+...2+*14/12/2 21:44
ねこいちごLucy携帯写真+...8*14/12/2 21:43
チャレンジすることしょだまさし自由詩0*14/12/2 19:55
救世這 いずる自由詩014/12/2 19:48
鉄筆芦沢 恵自由詩17*14/12/2 15:08
橋・渡らないイナエ自由詩10*14/12/2 12:12
誘拐犯梅昆布茶自由詩714/12/2 11:46
秋の終わり花咲風太郎自由詩614/12/2 11:30
入浴夏川ゆう短歌014/12/2 6:14
証明する人葉leaf自由詩414/12/2 4:58
四番目の歯を見せ笑うシッシッシ藤鈴呼自由詩3*14/12/2 3:07
Men at workボロレシート自由詩1*14/12/2 2:08
きしむ胸を金平糖で満たす北大路京介自由詩514/12/2 1:04
砂漠砂漠きみを分解した償い自由詩714/12/2 1:04
喉が潰れるほどビルの谷間自由詩314/12/2 1:04
それからしばらくきみの吐息をきいた吐水とり自由詩3*14/12/1 23:50

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加筆訂正:
ヤクルト/夏美かをる[14/12/2 17:11]
一連目ちょこっと変えました。
私を閉じ込めないで/夏美かをる[14/12/2 16:08]
10、11行目挿入。対象をはっきりさせたほうがいいかな?と思い直したので、ラストを具体的にしました。
星の王子さまによせて /るるりら[14/12/2 9:04]
緊急速報です。本日、ハヤブサ2打ち上げに伴い大幅に追記をつけました。
4.15sec.