かわいい人が好きだけど
話しかける事は無理
だから顔なんて関係ないことにして
お前をぎゅっと抱き寄せる
決して美人に入る部類じゃないし
どちらかといえば個性的
んーでもなんかじ ...
苦行に明け暮れサラリーマンは電車の棚で蛹になった
無関心という制服に包まれたシュークリーム並の少年たちが
耳におしゃぶりを挿したまま喃語と一緒に痰を吐きまくるから
ユニクロを着た老人たちの血圧は ...
裏山の枯れ草に差し色アザミ
嫌なこと 辛いこと
ほじくり返して 気にしてる
それだけ 歩き出したら止まらないということだ
もういい加減に止めておけや
という批判にも関わらず
私がこうまで
オボカタさんにこだわるのは
ラメ入りのように
ライトにテラつく肌に
惹かれるからではないし
つたっぷたいぼうはあでぃまっ ...
何の取り柄も無い
何かが足りない
そして、
ずれて
落ちる
足下は常にぐらぐら
苦しい
眩暈がする
Excelに
今日のスケジュールと
チェック事項
ひとつひとつ塗りつぶし
3 ...
ときどきは野道をはずれたわわに実った
葡萄のみずみずしさのなかをあるく
清流はただひとすじに丘をくだり
やがてはしずかな湾へとたどりつく
空から舞い降りて来る静謐をひろいあつめ
ジグ ...
死後の世界が知りたいのではない
私が死んだ後のこの世界が知りたいのだ
居眠りしている臆病な女の背後霊にでもなろうか
ある日ふと考えた それもいい
心の叫び声は臓腑に響く
...
モンゴル人かあ
やっぱり残念な気になる
ナショナリズムなのかなあ
半旗を掲げた校庭で
運動会の練習をする子供たち
生きるとは遠いことだよなあ
珊瑚礁も従軍慰安婦も吉田調書も
ひとの不確 ...
切り取った愛情
貼り付けた、言葉
一見、それは丸くなり
最後には
思い出させる、装置
繰り返し、繰り返し。また
信じても、信じても、信じても
やっぱり
また
ほら ...
強烈な風雨を受けて
折れてしまった月下美人の葉を
何気なく水に差しておいたら
根が出た
その後も根は伸び続け
葉のくぼみに蕾をふたつつけた
さすがに花を咲かせることはなく
...
役人になった友人がいくらか出世して久しぶりに故郷に帰ってきた。農家を継いだ私は果物などを振る舞って、彼の話をゆっくり聞いていた。短く整えられた髪の下に、昔ながらの親しみやすくよく変わる表情 ...
遠吠えが連鎖してゆく昏れた空おおかみだったチビとかルルの
むしのねがあんまり近くにいるもので内なる声かと耳をすますよ
秋の日に縁もゆかりもなかった人と過ごした時をたどってみたり
はら ...
インターネットに
流した悪意は消せないのに
流した善意は読まれもしない
無料の悪意は正しくて
無料の善意は疑われる
デジタルタトゥー
怪我した傷が
模様に見えただけなのに
日曜日に遊んだ疲れ
少しだけ残しつつ
新しい一週間が始まった
月曜日は新鮮な気持ちになって
雨でも晴れでも関係なく晴れやか
一週間はあっという間に過ぎて
また新しい一週間が訪れる
...
あなたが
わたしの想像するあなたならば
例えば
淡く芽生えはじめた
きもちがあることを
伝えるだろう
身分違い
そんな言葉も
頭をかすめる
わたしはわたしで
目指す地点 ...
ヌチャッ・・・
ヌチャッ、ヌチャッ
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ
ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ、ヌチャッ
...
違うよ、そうじゃない
って言葉はもう聞きたくないから
うんうん、そうだね
って言うよ
ちょっと悲しいけれど
雪兎のような 色合いの
桃色カーテンに 透かした
スカシた アイツの コトも
痛む 腿の 筋肉も
ぷるる 震えるような
可愛らしさ
愛しさ
切なさ
痛さ?
...
産まれようとすることに埋もれようとする
ことばたちはいつだってわがまま
全て、すべて亡くなってしまえ
幾千の墓標に、ひとつ
ひとつと名前を付けて
吐瀉物と戦いながら埋葬したい
...
時々スーパーで売られている
アルミでできた鍋焼きうどん
スカスカの天ぷらが入って
賞味期限もまじかだから七十円
炎にパチパチ音を立てて
グツグツ煮立ったアルミの鍋に
...
痛みや叫びをぼくは聞いている
ハラハラしながら
動揺しながら
からだを傷つけながら
痛みや叫びをぼくは聞いている
戦場なんだ
ここは戦場なんだ
生きている ...
愛が生きてるならいつか腐ってしまう
腐ってしまわないよう冷凍庫に
入れて凍らせてしまいましょう
私の心のこもった冷たい愛はおいしいですか?
僕のケータイは
常時マナーモードだから
君からのメールが来れば
振動して知らせてくれるのだけれど
ポケットに君との連絡手段を忍ばせて
電子的お手紙を待ってると
振動するからパカッと ...
ぼくは大切に飼っていたのである
泥川からザリガニを取ってきて 喰わせた
嘴の一突きで赤い頭を割り ピーコは喰った
切り株のうえに
おとうさんは羽を押 ...
風が止んだ 窓に凭れている月光
まるくなった猫の瞳に 映る洋燈の揺らめき
一枚の油絵から 零れ落ちる泉のしずくが
なめらかに滑り落ちた 鍵盤の上
都会のざわめきは遠く 静けさに
...
金木犀の木を根元から見上げる
町中ににおいが広がる季節だ
朝晩の冷え込みが増して
空の上底が少しずつ遠くなる
太陽の光が弱まり
勢力を拡大する樹木の紅潮
涼しげな暖色が控えめに
...
この路地のつながる先がどこなのか知るはずなのにわからなくなる
とちの実が落ちてきますと言うから手を繋いで走った
ほとんどがみどりの中にひとふたひら色素の薄いきみの熱情
内陸の町の夕陽 ...
落とし穴 落ちたことは
他人(ひと)のせい
這い上がったのは 自分の力
絶対なんて絶対にないと思ってる
なのに
何かに縛られていると絶対に思ってる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
かわいい人
まきしむ
自由詩
1*
14/9/27 21:10
快速処方箋
ただのみきや
自由詩
22+*
14/9/27 20:42
裏山の枯れ草に差し色アザミ
えりん
川柳
1
14/9/27 20:15
苦労性(+)
陽向
自由詩
1*
14/9/27 19:54
それでも私がオボカタさんにこだわる理由
花形新次
自由詩
0
14/9/27 18:45
取り柄が無い
opus
自由詩
1
14/9/27 16:53
ある白地図
梅昆布茶
自由詩
10
14/9/27 15:07
I grope for it
陽向
自由詩
1*
14/9/27 14:08
生きるとは遠いこと
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
14/9/27 13:40
点、試作
Ohatu
自由詩
0
14/9/27 13:01
生きるためになんか生きられない
nonya
自由詩
25+*
14/9/27 12:41
使命
葉leaf
自由詩
1
14/9/27 11:36
むしのね
そらの珊瑚
短歌
6
14/9/27 9:57
デジタルタトゥー
イオン
自由詩
1*
14/9/27 9:48
日曜日
夏川ゆう
自由詩
1
14/9/27 8:42
淡い気持ちのこと
はなもとあお
自由詩
5
14/9/27 8:01
こねくりまわす
花形新次
自由詩
0
14/9/27 7:20
喧嘩も疲れるし
中原純乃
自由詩
3*
14/9/27 5:36
もろこしうさぎ
藤鈴呼
自由詩
3*
14/9/27 1:32
詩暮れ
楽歌
自由詩
2*
14/9/27 0:45
鍋焼きうどん
灰泥軽茶
自由詩
9
14/9/27 0:34
戦場なんだ
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/9/26 23:34
れいとう
リィ
自由詩
4*
14/9/26 23:26
現代病Ⅱ
凍月
自由詩
8*
14/9/26 23:17
ピーコ
島中 充
自由詩
4*
14/9/26 22:44
晩秋_冬支度
藤原絵理子
自由詩
6+*
14/9/26 22:16
花の下にて、秋
木屋 亞万
自由詩
3*
14/9/26 22:16
もりおか
フユナ
短歌
7
14/9/26 21:59
それも落とし穴
陽向
短歌
2*
14/9/26 21:51
絶対
〃
自由詩
2*
14/9/26 21:49
2089
2090
2091
2092
2093
2094
2095
2096
2097
2098
2099
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
2119
2120
2121
2122
2123
2124
2125
2126
2127
2128
2129
加筆訂正:
廃船
/
Lucy
[14/9/27 15:21]
たけしさんのアドバイスにしたがい、最終連を少し書きなおしました。
5.69sec.