せつなこと分解してことのはよむ永遠のきみの首をどうにかしてしまいたいぼくは、水彩が部屋から逃げて冬めいた色のなまえをかってにつけるきみを階段から突き落とすしかなくて、きみは笑いながら泣いている ...
「吐」
薔薇色の二酸化炭素
パッチワークの嘘
賑やかな流動体
ビタースウィートな溜め息
悩ましい亀裂から
漏れ出す黒い臭素
歪に膨れ上がる
柔らかすぎる容器
吐き出さ ...
お互いの性器を舐め👅合いたい
でも、その時の相手の表情が
見られないのが残念と
お嘆きの貴方のために
この度Panasonyが新製品を開発しました❗
その名もシ ...
口をつぐんでいた
いつも 音楽が聴こえるので
言葉なんてもつれてしまう
耳をふさいでいた
雑踏の中 ふと寂しくなる
目を開けよ
色は鏡の世界を切り開くため
光は無明を照ら ...
涼しい風が吹いた夕暮れ時
落ち着かない気分で 遠くの街へと行った
ユーラシア大陸の反対側で
18世紀に作られた音楽を聴きながら
行った事のない神社へと向かう
月の光に照らされて
初めての ...
多いので、
声高らかに
わたくし万歳、と
うたえるひとが多いので
練習中です。
眠りの床で
だれもきいていないところで
ありったけの小声で
練習中です
わたく ...
今はっきりと定義できることがある
グラスを突き出したミミに
ぼくは言った
バーの窓から見える
道端の畑に
馬鈴薯の花が開いているのが見え
ミミの目は
潤んでいた
彼 ...
ヨイトマケのおっさんと
一緒に出てた
スピリチュアルな奴
なんつったっけ?
えっ、エボラ?
ちっがうよ
エボラは焼き肉のタレじゃんか❗
あっ、エホラだ、エホラ!!
エホラ ...
宙へむかって手をあわせる
なにをおもうということもない
ただ 手をあわせて
目をつむる
頭をすこし下げてあわせた手に額をくっつける
なぜか
なみだが出て来た
かなしくもないのに
沈 ...
感情を持った人々が
僕のそばを通り過ぎる
川の流れのように 車の流れのように
傷つかないように気を配りあって
気がついた時には人の海の中
グチを言いながら世界を味わう
すべての飢えた子 ...
世紀末にすくすく育って
考えなくてもいい事ばかり
考える癖が抜けない僕は
新世紀まで生き延びては
いつの間にか時を重ねて
路面電車の中に座って
リズムを取ったりなんてしているのさ
は ...
朝は 叫ぶ
大抵は 二度の 自己主張
一度目は 髪の毛を 引っ張り過ぎだと言って
二度目は 時間が 無いのだと 言って
編み込む 母の手を 煩わす
幼い頃は その 膝の上で
...
隣の席の人は
かつて私が憧れてた人で
今も変わらなかった
この人がいたから
今の私がいる
かつて私が
憎んでた人で
久々に話したら
その記憶が甦った
羨ましかっただけなん ...
有吉とぼくは仲間うちでも別格だった
ふたりは仲悪くはなかったが互いの影響力を鑑みて近づくことを避けていた
有吉とぼくは野球が好きだった
プロ野球のもっとも大切な試合のチケットをぼくは ...
何時ものことだが
同人誌贈呈用宛名印刷しなくてはと
ファイルの名簿から送り先選び出し
プリンタへ出力
動き始めた印刷機
出てきたラベルを見れば印字が用紙の裏
口から出てきた言葉は「チキ ...
傘を差す人が
行き交う街で
足早に散る
桜の花びらが
今年も短い
春を伝えた
雨上がりの
水溜まりに映る
ぼんやりとした
虹を渡りながら
...
道のり
右も曲がったし
左へも行ったし
だいたい
方向音痴やし
笑うてなんぼの
性格やし
それでも
支持率が
下がれば争点
ずらすのみ
頭のおかしい奴等ばかりが
集まって来るのは
方角が悪いからか
それとも季節の変わり目だからか
叫び続けている奴はいるし
糞尿撒き散らしている奴もいる
注意すると恫喝で返す奴もいる
家 ...
千円とかボッタクリ
採算ベースで言うなら
六百円が妥当だろう
自分で作るからよく解る
自家物件ではない
いわゆる一等地の店舗
俺は地代を食うわけじゃ無い
下らない湯切りのパホーマ ...
赤いランプがカンカンと
向こう側とぼくを遮断していく
雨とガラスで閉めきった車のなかは
言いようのない層ができている
後部座席は少しだけせまくて
その季節はだんだん寒くなっていって
掴 ...
白い球のような雪が舞い
白い波しぶきが ただようなか
黒い魚影が走る
走ることをやめられない やめさせない
津軽海峡の流れ
凪ぎの海と 快晴の空のもとで
カモメが空 ...
すっかり肩落としてる
なぜとたずねてよお願い
でもわたしきっと明かさない
隠すことでもないのだけど
疲れてしまってだから
よぎる衝動もある
時々じゃなくて頻繁なそれは
自分で決定しな ...
何気なく剥くと、秋が出てくる。暗い場所に捨てられた石のように抱き合ったまま微睡むアリバイの無い〈真実と私〉が、突然光を浴びた性器の様に、居たたまれぬほど高鳴ったまま眠っている。
...
5回に2回しか考えていることを言葉に出さない そういう私の上澄みを皆が好いてくれていた 淡白であとを濁さない演技で 私なりに道を極めていた 対話を悲しみでもみ消す以外の表現をまだ知らなかった 時には ...
またひとつ一瞬が結晶化する。また1つ。それは、速度が潤うにつれ揺蕩う一瞬となり、群れから剥がれ落ちるように、また1つの一瞬となり結晶化する。点滅するこの世界の、瞬く一手一手は、奥に潜そんだ不可視の秒針 ...
空
誰かの笑い声が聞こえる 僕は壇上に立ちつくしたまんま
何か気の利いたことを 言わなきゃって心の中を探すけど
そんなもの最初っからなかったんだ 分かっていたんだ
僕の右往左往する様を見て ...
ある日私たちは純白に生まれる
何一つ自分らしさなど持ち合わせず
ただひたすら落ちて往く
それはいつの時代も変わらない
けれどこの時代に相応しい
数多の毒に冒されながら
私たちは落ちて往 ...
こんなものだっただろうか
月を見上げて、
綺麗だな、と想った
それでお終い
朝日が上った
眩しいから目を逸らした
それだけ
ノートに這う寝ぼけたみみずとか ...
お隣に
君の横顔があります
白いうなじが光って
クラクラ目眩
音鳴りに
君の好きな歌が聞こえます
幸せそうに鼻歌うたって
キラキラ二重
大人なりに
君の良いところを褒 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
きみのすべてよ応答せよ
阿ト理恵
自由詩
7*
14/11/2 0:23
トラウマ
nonya
自由詩
16*
14/11/1 22:59
シックスナイン♋用モニター📺
花形新次
自由詩
0
14/11/1 22:23
色即是空
オノデラマリ
自由詩
0
14/11/1 21:31
地球光
大島武士
自由詩
2
14/11/1 21:13
わたくし万歳
千波 一也
自由詩
4
14/11/1 20:46
「またね」
オダ カズヒ...
自由詩
0
14/11/1 19:36
エホラヒロユキ
花形新次
自由詩
0
14/11/1 17:47
散る
こしごえ
自由詩
1*
14/11/1 15:48
地には平和を
大島武士
自由詩
3
14/11/1 13:42
新世紀
〃
自由詩
1
14/11/1 13:41
三つ編みの少女
藤鈴呼
自由詩
1*
14/11/1 13:30
隣の席の人
無花果
自由詩
1
14/11/1 13:28
有吉について
吉岡ペペロ
自由詩
1
14/11/1 13:17
ラベル貼り ー年を取るとはこういうことか4ー
イナエ
自由詩
5*
14/11/1 11:35
罪
ミナト螢
自由詩
2
14/11/1 10:18
あなたへの
中原純乃
自由詩
3*
14/11/1 10:03
支持率が
komase...
川柳
1*
14/11/1 7:44
管理人
花形新次
自由詩
0
14/11/1 7:17
ラーメン
ドクダミ五十...
自由詩
0
14/11/1 4:24
雨の夜に火花を飛ばす
カマキリ
自由詩
1
14/11/1 4:09
海峡
佐白光
自由詩
1*
14/11/1 0:58
しゅん
もっぷ
自由詩
3
14/11/1 0:46
秋の歌
ハァモニィベ...
自由詩
1+*
14/10/31 23:47
引け目
深水遊脚
自由詩
4+*
14/10/31 23:23
一瞬
ハァモニィベ...
自由詩
2+*
14/10/31 22:57
空
itukam...
自由詩
2+*
14/10/31 22:54
恋のように死す
ただのみきや
自由詩
15+*
14/10/31 22:43
灰色、それでお終い
凍月
自由詩
8+*
14/10/31 21:55
おとなりに
瑞海
自由詩
2+*
14/10/31 21:46
2078
2079
2080
2081
2082
2083
2084
2085
2086
2087
2088
2089
2090
2091
2092
2093
2094
2095
2096
2097
2098
2099
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
2111
2112
2113
2114
2115
2116
2117
2118
加筆訂正:
引け目
/
深水遊脚
[14/11/1 7:20]
冒頭「5回に2回は」を「5回に2回しか」に訂正しました。
恋のように死す
/
ただのみきや
[14/10/31 22:49]
三連目の四行目最期ちょっと変えました。
3.84sec.