荒んだ気分に吹かれているのも
快速電車の乗り心地です
時に青白い猫が追い越して行くのも新鮮
手放しで夜道を直進するも悪くない
見通しは甘くありません
集会に行くのだとばかり思っていたら
対 ...
溺れた人が見ているのは
ゆら揺れる海藻
ずっとそこにいたから
何も物などいらないと
背伸びした心が冷たく
突き放す愛人
永遠が欲しいのはどうしたことか
流れ流れる時はコンクリート ...
まがままを言うわけじゃないが
裕福に暮らしたいわけでも
貧しい暮らしをしたいわけでもなく
自分の都合のいいような
暮らしをしたい
まがままだろうか?
アスファルトに打ちつける
雨の勢いが強くなり
せっかくの買い物も少しずつ
憂うつさを増していた
家に帰れば君がいるだろう
早くしよう
と足の動きが速くなる
最近キスが足り ...
気が付けば
DMM .COMの購入済み動画が
両手では足りないほどに
増えてしまったけれど
若い頃なら
軽く三桁は越えていたんではないかと
少し落ち込んでしまうのは
朝晩に吹く風が
め ...
せめて、
あなたには桃を食べていてほしい
朝のかなしい光のなか 窓のあたりに椅子を置いて
それ以外なにも望まない
古い歌があなたの心に絶えず降ってくる
...
冷蔵庫たしかにプリン入れたはず
腕には花の痕
ぬるくなった前頭葉から真昼が滴り
効き目のないエアコンの風が
指先を 揺らしている
デコルテの青白い呼吸が 唇から漏れる
白熱灯の陰り 閉ざした瞼から
上手に笑う あなたが潜 ...
とんがった心の時に見る
とんがった月
ゆらゆらゆれて
かえろうかなあ
そう思う
なんだかあたたかくなりたくて
影が道路に映る
ただそれだけで どんなに悲しくとも
私が生きていることを教えてくれる
海沿いを走る電車に運ばれる海のイメージしかない故郷
目の前に広がる海に手を伸ばす天然のものに心惹かれる
頬杖をついて妄想巡らせる現実離れするほどリアル
染み渡るピンク色した愛の色子供 ...
一月
凍った言葉が人々の交わし合うまなざしを鋭く発音した
二月
山はすべての音階に合わせて坂の勾配を調整した
三月
雨は大地の上で生まれ変わり、風は色の名前を覚えはじめた
四月 ...
夜を走るそれが僕の仕事
蝙蝠のように明るいうちは
逆さにぶらさがって微睡み冷たい夜を待つ
銀色のフルートを隠し持って
それがいちばん素敵に響く時刻をじっと待つ
心奪う旋律は忘れかけた ...
台風で中止になるどころか
ムシムシとした暑さのなかでプレーした
トーナメント後のラフやグリーンはタフでデリケートだった
グリーンが狙えるあたりには芝生を削った跡が無数にあった
プロたちのアイア ...
陽光も届かない湖底には
二十世紀を抱えたまま山里が沈み
とある一軒家には歳経た鯉が住み
いろりを囲んで小魚たちに昔話を聞かせる
山峡の淵に潜んでいた竜は
湖底に散らばっている屋敷を見て ...
旅先に行動を忘れてきた
だから僕は手元の地図を見て旅先に戻ると
すでに行動はなくなっていた
抱擁はつよい風のようで
いろも匂いもなかったが
ばさばさと通りすぎていったあとには
たくさん 散っていたので
あなたが来たのだな と
ようやっと理解します
理解します
したくもな ...
新米を握る母の手は
燃え始めたかえでのように色づき
かぐわしい湯気を蹴散らしながら
踊ってみせる
熱いうちに握らないと
美味しくないのよと
まつわりつく子に言いながら
端をほんのわず ...
自分の存在は小さいが
誰かの世界は
そのおかげで作られてる
都会にまだこんなとこがあったんだなぁ
という感じで、
私の中にも甘えたな声を出してじゃれ合う本性が残ってた。
人を楽しませるために生きる、
というのはいい考えかもしれない。
夜、 ...
遠まわり靖国通りを踏んでゆく
ぼくはひとに
トラウマ与えることしか出来なかった
ぼくはひとの
トラウマを取ってあげることしか出来なかった
つよい雨その街路樹の下をゆく
...
空が暗く静かで
空の色が溶ける海
暗くなって
あなた何かを探すために
背広のまま海へ飛び込んだ
その下に黒い影が見えたから
嫌な予感がして
砂浜の私
必死に手を伸ばしても
...
落ち着く
私の場所
いつからなのか
いつまでもなのか
そこでは
作るものが有るからかもしれない
待ちに待った 安上がりな今日
怒らないでね 手をつなぐからさ
君に合わせて、なんて
かっこつけるけど
ほんとはね
早い一秒を いっぱい感じたくて
僕の大好きな この場所 ...
夢の終わりで君とキスをした。
淡い青の種類をたくさん数えた。
僕は壁の隙間にある穴を探していて。
君はそんな僕のこと見てる。
壁はすぐに崩れるよ。それは僕の目には見えないし。
君の目にも見え ...
浮いたり 沈んだり
くらくらくらげ
まっくらいつまでもはてないそらに
くらくら くらら くらくらげ
明るくなったのに また やみ
やみから ...
デジタルの文字の数だけ姿見せラインのように近くて遠い
退屈な私たちに夜を置くスマートホンの便利な夜明け
東雲を鎌で研いだ三日月は昨日噛んだ爪の歪さ
山間を染め逝く夕陽の亡骸が蝉 ...
【行方を尋ねないでください。
それは、行方不明になりたかった人、限定で、お願いします】
そんな紙を 寂れた下町の施設に 貼ってあげたい時がある
何の名札も値打ちも持たないということの
...
毎日買い物へ行って
いつもの道をたどって
一人のお家に帰って来る
どうして毎日同じ道をたどって
同じ場所へともどるのだろう
そこには何があるの
そこじゃなきゃいけないの
そこじゃなく ...
毎日一回はあるんだと思う。その感覚。
どんな鬱蒼とした日でも。こんな漢字は重いな。今だって雨降ってる。
なんでそれに気がつかないのか。気がついているのか。気がついたらどうするのか。
今の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜道で猫に会う
Lucy
自由詩
19*
14/9/28 21:00
果てなき暗渠
まきしむ
自由詩
0*
14/9/28 20:54
まがまま
リィ
自由詩
0*
14/9/28 20:52
79円
かんな
自由詩
15*
14/9/28 20:45
初秋
花形新次
自由詩
0
14/9/28 20:29
望み
草野春心
自由詩
5
14/9/28 19:55
冷蔵庫
chihar...
俳句
6*
14/9/28 19:45
日蝕
為平 澪
自由詩
6*
14/9/28 18:41
とんがった月
朧月
自由詩
2
14/9/28 18:29
影
陽向
短歌
4*
14/9/28 17:55
妄想
夏川ゆう
短歌
3
14/9/28 17:16
暦
葉leaf
自由詩
1
14/9/28 17:03
朝マック
梅昆布茶
自由詩
7
14/9/28 16:56
死闘の跡
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
14/9/28 16:01
湖底幻想
イナエ
自由詩
11*
14/9/28 14:37
忘れ物
陽向
自由詩
2*
14/9/28 14:31
散る
はるな
自由詩
5
14/9/28 14:19
秋の抽斗
そらの珊瑚
自由詩
18
14/9/28 14:16
存在
陽向
自由詩
1*
14/9/28 13:39
蹴ったからいい
nemaru
自由詩
1*
14/9/28 12:43
見つけたかい
吉岡ペペロ
自由詩
2
14/9/28 9:38
碧夢
瑞海
自由詩
5*
14/9/28 8:57
台所
中原純乃
自由詩
3*
14/9/28 7:44
安上がりな休日
休日日和
自由詩
0
14/9/28 6:20
ゆめ
祐花
自由詩
1
14/9/28 3:57
くらくらくらげ
つきのいし.
自由詩
3*
14/9/28 3:55
夜を置く
為平 澪
短歌
5*
14/9/28 1:32
行方知れずのゆくえ
〃
自由詩
6*
14/9/28 0:58
電池
加藤
自由詩
2
14/9/28 0:54
またボトボト
たからじま
自由詩
0
14/9/27 23:57
2070
2071
2072
2073
2074
2075
2076
2077
2078
2079
2080
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2082
2083
2084
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2087
2088
2089
2090
2091
2092
2093
2094
2095
2096
2097
2098
2099
2100
2101
2102
2103
2104
2105
2106
2107
2108
2109
2110
加筆訂正:
千年杉の猫月夜-9/22
/
りゅうのあくび
[14/9/28 19:09]
クライマックスを推敲編集
4.28sec.