気付かなかった だから
傷つかなかった ぼくは
気付かなかった きみが

苦しんで 苦しんで 苦しんで
もがいて もがいて もがいていたこと

愉しんで 楽しくて 笑い続けていた ...
お気に入りのあの歌手の
お気に入りのあの曲を
アラーム音にしたときから
お気に入りを嫌悪する

つまらない学校の
つまらない教科書を
指を指して読まされてから
文字を見ると欠伸 ...
左手の薬指に
有効期限が迫っていても焦らず生きよう

Sweetheart?
So what?

今年のイヴこそ渡す
クリスマスプレ、、、
前途は無い!

遺言残して誰が見るんだ? ...
このかりそめのせかいで
にくのかたまりがどうなろうが
あとにもさきにもまったくどうでもいい

うまれてないからしぬわけないよ

あああーもうもうもう

わけわからん

ぜんぶおわっ ...
代官山のおしゃれなハウスに
凶悪殺人犯の男女を集め
日々の生活を
監視カメラで追い続けるという
所謂リアリティTV

あれっあの娘いなくなっちゃったな
とか
画面の隅に人間の頭部らしき ...
わたしの知らない
誰かの食事

わたしの知らない
誰かの寝息

そんなこと
知らないなら知らないで
なにひとつ困らない

そもそも
知らないことのほうが
はるかに多い
...
ぼくらはだらしなくそこに立っている
空調の効いた戦線にピカピカの武器を携えて
心はいつも迷彩で、読めない彼女はステルス機
粒の揃った爆撃音がそれぞれの肩を通り過ぎて
モデルハウスの本部にたどり ...
仕事しているときに
ふと思いつくんだけど
すぐに忘れちゃうのよね

何だっけ
桃色発情ダイオード?
違うよな
怒りの三軒茶屋?

うーん、まあいっか

「桃色発情ダイオード」
...
真夜中に口笛吹くと出る蛇に毒はあるのか喰えば美味いか 太陽を吐き出す海に浮いてると前世エチゼンクラゲの記憶 亡き母が大好きだったカツカレー御飯少なめラッキョは多め ウサ耳つけてトトロにしか見えない 銀木犀の香りが金木犀に邪魔されている 値札剥がそうとしてやぶれた わたしのカレは
私が淹れるドリップコーヒー(甘い香りの)
を、のみ残す カップの下らへん いつもそう

私が作った豚肉のしょうが焼きを食べて
汁に溶けそうな玉ねぎのいくらか
も、食べのこす ...
完全自主制作の

ある映画は

睡眠導入剤と

同じ航路を想像させた

終着の気配を嗅ぎ取り

ふかい ふかい 安堵が

僕から粗方奪ってゆく




仮に

...
またゆうぐれがきて
ぼくらはてんざいする
そしてへんざいする

そこここにともる
いえいえの まどのあかりも

よるになればきえる
ひとびとはねむる
こいびとたちもねむる


...
怪しい光を放つ満月の夜
踊る道化の子守唄

眠りなさい
眠りなさい
夢さえ見ずに

深い眠りの奥深く
真実の姿さらけ出し
噛み殺したような笑顔浮かべ

そろり
...
上座のない、円卓で話したいね

ぶっきらぼうや
口さがないのに頂いてしまっても

下座もない、円卓で話したいね

ひとつ意見をしただけで
100の説教を喰らわされたのだとしても

おどおどしながら ...
澄んだ青空
新しい指令は
私たちを排除しろと言っている

騎兵隊でも呼ぶのだろうか
派手にジャンジャンやるつもりなのか

ここで草を刈っているだけ
なんの為にもならない草刈り
ただ自 ...
頭蓋骨にぽっかりと穴の空いた人は
心にもぽっかりと穴が空いたようで
表情は少ない。
手の震えは、脳味噌の痙攣で
その人の手の震えは、僕の心を痙攣させる

その人の無表情の時間は次第に長くな ...
銀色の飛沫をあげて僕の頭がスパークする。
それは一線を超えた幸福。
手の平から放たれた感情。
自分自身を取り戻す熱情。

七色の太陽。
夜空に煌くダイアモンド。
黄色い鳥達の声。
...
降り注ぐ星のシャワーを全身で浴びる。
宇宙に横たわる星座達の囁きが聴こえる。
エメラルドグリーンの胎動を感じながら
鮮やかな爆発の連鎖に息を呑む。

無意識を意識すると宇宙が見える。
...
地上と天上とを結ぶ黄金色の光の帯に
限りなく果てしない眩きが伝わり
辺り一面の闇を吸い込んで
私を幸福の世界へと導いてゆく。

輝く光の帯は雄大に広がり
いつしか生命の母となる。
海 ...
空き缶が転がっています

運命に転がされ

気紛れに蹴飛ばされ

道ゆく車に轢かれています

元の色は剥げてしまい

誰だかわからないことでしょう

何処にいきたいとか

...
透明な医者が
透明な患者を手術
透明なメスといのり
透明なオスとさかり
透明な血が飛んで
透明な患部が放り出される
そして訪れる
透明な治癒
空は青く
なにごともなかったかのように
...
バレンタインの夜
列車は 走り続けてた

妄想と 現実と 追憶の彼方に揺れて
ガタタン ゴトトン

あの頃よりも かなり重たくなった身体ごと
何処かに運んでくれそうな雰囲気

...
やさしいやわらかいものばかりに
ふれてしまっていると
ひりひり、ひり
としたいたみのあるものをだきしめたくなる
ふあんやあんしんやそういった
ことにかんけいするのかもしれない

...
僕は誰もいない日に
タバコを吸いこむ そこは
五反田のマンションの一室 今日も そこで 
照明の明かりを見させられてはいなかった

僕はネコに近寄られたけれど
今は食べ物は
鞄に持たされ ...
月下美人のつぼみは
僕から君へと宛てた
詩集の挿絵に
描かれていて
本当は籍を入れる時は
月蝕の夜になっていた
かもしれない

まるで仮眠でも
取るように
くれないに染まる月蝕は
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
過去の栄光藤鈴呼自由詩1*14/10/10 0:39
「好き」の期限ときっかけと佐藤承夕自由詩114/10/10 0:35
歴史を阻む者ボロレシート自由詩1*14/10/10 0:28
1995年?否2015年2012自由詩114/10/9 23:04
コロスハウス花形新次自由詩014/10/9 21:50
祈りに似ている千波 一也自由詩314/10/9 21:49
その趣味すぐに飽きるって知ってるよカマキリ自由詩214/10/9 21:09
教授、止めてください!花形新次自由詩014/10/9 21:07
真夜中に口笛吹くと出る蛇に毒はあるのか喰えば美味いか北大路京介短歌514/10/9 21:04
太陽を吐き出す海に浮いてると前世エチゼンクラゲの記憶短歌314/10/9 21:04
亡き母が大好きだったカツカレー御飯少なめラッキョは多め短歌314/10/9 21:03
ウサ耳つけてトトロにしか見えない自由詩314/10/9 21:02
銀木犀の香りが金木犀に邪魔されている自由詩114/10/9 21:02
値札剥がそうとしてやぶれた自由詩414/10/9 21:02
残り物佐和自由詩514/10/9 20:18
悲劇ボロレシート自由詩1*14/10/9 20:09
またゆうぐれがきて浩一自由詩2*14/10/9 18:59
「 満月の夜は 」椎名自由詩114/10/9 18:52
円卓鵜飼千代子携帯写真+...8*14/10/9 18:45
新しい指令にたからじま自由詩014/10/9 15:57
その人の笑顔……とある蛙自由詩18*14/10/9 15:30
ヒヤシンス自由詩8*14/10/9 14:41
白日夢自由詩4*14/10/9 14:40
幻空自由詩3*14/10/9 14:38
空き缶花咲風太郎自由詩514/10/9 13:02
透視図法やまうちあつ...自由詩1*14/10/9 11:13
雪列車藤鈴呼自由詩3*14/10/9 8:03
いきづくかんな自由詩9*14/10/9 4:55
インストの流れる路地番田 自由詩014/10/9 1:13
月蝕から遠くない日にりゅうのあく...自由詩16*14/10/8 23:30

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加筆訂正:
月蝕から遠くない日に/りゅうのあくび[14/10/9 21:49]
遅筆により推敲
洗濯物と秋の風/まーつん[14/10/9 19:46]
若干変更しました。
人間の完成/まーつん[14/10/9 19:36]
後半やや削りました
月蝕から遠くない日に/りゅうのあくび[14/10/9 15:09]
遅筆により推敲
月蝕から遠くない日に/りゅうのあくび[14/10/9 15:06]
遅筆により推敲
いきづく/かんな[14/10/9 7:16]
あしもの→あしもと
月蝕から遠くない日に/りゅうのあくび[14/10/9 0:30]
遅筆のため推敲
4.59sec.