山道を父とともに走りながら、目に写るものを少しずつ言葉にしていく。葉の落ちた落葉樹の群れの中で、静かな光を放つ常緑樹。走る私の喘ぎ。このままくずおれてしまいそうだ。ならばいっそ自分から、くずおれてしま ... 手に持って、投げる
手に持って、投げる

それはトゲトゲ
それはふわふわ

手が傷ついた
どこかへ飛んでった

手に持って、投げる
手に持って、投げる

それはアツアツ ...
Happy Endの予感がして
ここで命が終わればいいのにと思った

だけど口では
このままときがとまればいいのにね、と
遠慮がちに言った
私の中の
幽暗な領域に
潜むひとつの刻印
おそらくは私という存在の始源から
其処に深々と刻まれていた

その刻印からとめどなくあらわれる
何体ものファントム
美しいもの 醜いもの
華 ...
世界平和を祈っている
定義は足並みを揃えたくても個性が並ぶ 此処は館

個々の定規で懸命に幅をとってゆく

両腕を反りながら翼に相成る

愛を祈っている
人間のDNAに余分につ ...
ことしも彼岸花がきっちりと合わせてきた

さすがだ

車窓にゆきすぎる田んぼの風景

田のまわりを彼岸花が赤く彩っている

防虫効果でもあるのだろうか

彩りだろうか

刈り入 ...
ひとつの約束と
約束が、
重なりあって
運命を生む。
人はただ、
その儚い糸を信じて
結ばれる。 ...
正しさを振り回して攻撃するな自分でやれと正しさがいう


ゼムクリップのゆるい縛りで強さよりは声かけて離れて声かけて


「嫌だ」を公開処刑で奪い去る 少女のそれを無視した罰で
...
だいたいお前は、

わかってない

人の気持ちなど

これっぽっちだって

さっきだって

何も考え無しに

言って、

人を傷つけただろ

オレは知ってるんだよ
...
する事は 沢山あるから

あなたを 思う時間を減らせる
上なんか向かないで
下を向いて歩いていく
涙は零れて地面を濡らす
それを踏みしめて私は歩く
どんなに私がうしろ向きでも
胸の鼓動は未来へ時を刻んでく
声にならない声が私の中で響いて ...
心の上澄みだけをそっと掬って
重ならないよう並べてみる
何とか言葉のかたちをとっていて
美しいようにも見えるそれは
見知らぬ仲間のもとに届いて
時折共感や発見をもたらしている
らしい

...
見えないものを見 聞いたことのない歌をうたう
聞いたことのない声を出し 人と関わりたがる

私の目は 饒舌に喋り続け
下半身の纏った嘘を 脱がせようとする

私に口はないが 手はい ...
 第1部 じいちゃんと台風

ウロウロし出す
そっとウキウキ
ほんとはウハウハ
活性化するじいちゃん
こめかみファルスを膨らませ
『備えあれ』
コレステ憂いの血が騒ぐ
ロンサム・ジョ ...
永遠は神様がくれる
たった一つだけの奇跡

だから毎晩目を閉じる前に祈る

この幸せを永遠に留めたいと

私が掴んだ
小さな小さな幸せ

静かな寝息
温かな手
ゆっくりとした鼓 ...
若いってたぶん弁当をふたつ食べれることだと思う

いろんないやなことを無視できることだと思う

酔い方に遠い孤独がにじまないことだと思う

背中に秋の陽を受ける

地獄も天国もない街道 ...
私の道
私しか見えない道
私だけが見える道

私の中から出てきた色が
道を作り始め
一直線に伸びた日

ひたすら歩き続けて 続けて
重なる道を見た
淡い色のその道の主人は
& ...
真っ白なノートの最初のページに
下ろし立ての鉛筆の先を押しつける
一文字も書けなかったとしても
はじまる はじまるよ
べっこう飴をなめながら
濃いめのコーヒーを口に含む
砂糖を切らしたわけ ...
ただ 遠い出口の丸い光が見えていたから


「それでは また」

ポツリ一言 質量を伴わない声では背の側に当たったことに気づかない

ひたすら光の穴に向かって空回りの歩みをす ...
今日も、
飼育小屋ではうさぎたちが
みそみそしている。。

子ども達は
金網の高いところに人参をねじこんで
耳 以外の
進化を促している。

彼らはいずれ
ビルとかで働くようになる ...
茄子ならば ミートソースか ナポリタン
あら 一句 できちゃった


紅いものは 心が ぬくたまります。
ぬっくい・ぬっくい♪ と
にこちゃんまーくした 湯飲み茶わんを
連想するような。 ...
ぼくの優しい友人は
お前の考え方にはバイアスがかかっている!
と言って突然怒った
バイアスのかかってない奴なんていやしない!
と言い返してぼくも怒った
多かれ少なかれみんなそうなんだ!

...
ほどよく素っ気ない風が
袖をめくり上げたシャツを
透過していく

さらさらと粉っぽい光が
釣鐘堂の屋根を滑り
落下していく

手桶と柄杓と
線香と花と
いくばくかの懐かしさをぶ ...
ユキちゃんの指ぬきの中には
星が八つ見えた
そして黒い波のモササウルス
怖いけれどこっちにはこれない
あっちには
いい犬がひっくり返っている
潮風を背中にまわして
波の音を吸いこんだ息は ...
化学のテスト中に
恵美子がプーと屁をこいた
するとしんとしていた教室が(え?)となって
震えるお腹や真っ赤な耳にかわり
もうテストどころじゃなくて
すこし休憩することになった
本物の休み時 ...
最近の
女子選手のコマネチ度が
凄すぎると思う
体操だけに限らず
シンクロだってそう
今考えると
本家コマネチなんて子ども騙しだ

多分試合前の剃毛は大変だと思う
手伝えるものなら手 ...
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ 波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも 燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙 指きりげんまん人間未満
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
置いてき堀kaz.自由詩2*14/9/23 13:23
キャッチボール佐藤承夕自由詩114/9/23 12:32
riversmizuno...自由詩314/9/23 12:30
フェノメノン塔野夏子自由詩5*14/9/23 11:48
此処は館朝焼彩茜色自由詩12*14/9/23 11:45
車窓にて吉岡ペペロ自由詩714/9/23 11:35
約束の糸あおい満月自由詩514/9/23 11:04
嫌だ深水遊脚短歌4*14/9/23 8:32
俺とオレ∈♀∋自由詩114/9/23 5:45
大丈夫中原純乃自由詩3*14/9/23 5:11
涙の花佐藤承夕自由詩114/9/23 4:25
素人詩人の孤独森川美咲自由詩5*14/9/23 3:47
為平 澪自由詩8*14/9/23 3:14
台風とじいちゃんsalco自由詩714/9/22 23:31
祈り文字綴り屋 ...自由詩214/9/22 23:26
さようなら若い日よ吉岡ペペロ自由詩1314/9/22 23:22
私の道瑞海自由詩4*14/9/22 23:05
新しい一日/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ自由詩7*14/9/22 22:48
果て芦沢 恵自由詩20*14/9/22 22:44
ほほえましいnemaru自由詩1*14/9/22 22:08
ピーマン藤鈴呼自由詩3*14/9/22 20:30
ぼくの優しい友人浩一自由詩2*14/9/22 19:55
彼岸nonya自由詩21*14/9/22 19:49
縞もように風は吹く桶谷自由詩014/9/22 19:25
◯かがく自由詩314/9/22 19:24
コマネチ花形新次自由詩014/9/22 18:37
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ北大路京介短歌314/9/22 18:22
波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも短歌314/9/22 18:22
燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙短歌214/9/22 18:21
指きりげんまん人間未満自由詩914/9/22 18:19

Home 戻る 最新へ 次へ
2076 2077 2078 2079 2080 2081 2082 2083 2084 2085 2086 2087 2088 2089 2090 2091 2092 2093 2094 2095 2096 2097 2098 2099 2100 2101 2102 2103 2104 2105 2106 2107 2108 2109 2110 2111 2112 2113 2114 2115 2116 
4.72sec.