横一線に 深く傷の入った樹
ここから離れることの出来ないひと
手を添えて

照光の遮りは 心地よくて
未だに傘の輪から 飛び出していくことができない

線の先の遠く はっきりとは見えない ...
もうずっと大丈夫だよ
生きてけるよ
何の心配もいらなくて
ずっとずっと安心いっぱいで
生きていけるんだよって
そんなことを求め続けて
鬼さんこちらと
手拍子の鳴る方へ
西へ東へ
のた ...
隣の隣のサークルで“冷やし中華はじめました”だってこのビラなんですかって聞いたらよく見てみてって言われてよくよく見たら“や”と“し”の間に小さく“か”があるんだなにこれ、ひ、や、か、

やあい引っ ...
くすんだ水晶体の行列が俺の進路を垂直に遮る、俺はやつらの頭を片っ端から潰し、道に落ちた脳漿を踏みつける、汚れちまった靴の底を街路樹で拭き、振り返るとまた新しい行列が横切っている ... どこ吹く風は行方も告げず

仕舞い忘れた音色を今に置く

陽炎に例えて貴方とかくれんぼ

腕を伸ばせば遠ざかり

指でなぞれば刹那に変わる

患いは何処で鈴を打つ

どこ吹く風 ...
その手の中にある、幸せには気づかずに
自分の不幸を嘆いては愚かな事だと笑われる
それでも…
月の無い夜、不安に怯え
夜空を舞う、小鳥のように
見えない灯りを、探さずにはいれられない
そらのおと
くもはそのまま
なにかがきこえた、そんなきがして

つちのおと
あしもとから
さくさくするこえが、おんどをつたえはじめると

みずのおと
ゆびさきから
さらさらと、きり ...
君はまた僕の世界を見てる
その瞳で次は誰を狙うの

落ち着くからって
いつも抱いていたぬいぐるみは
気づいたら大きくなっていた

世界を藍に染める僕は
彼女には受け入れられなかった
...
生きづらさ

なんでこんなこと考える

スマイル

幸せを考えるなんて

現状否定みたいなもんだから


ほんとうのぼくを

ゆっくりと解き放とう

ガンダーラガンダーラ

デイセーイトワズインイーン ...
月のそばでよこになる

半分の月が星をしたがえている

きのうまた行ってしまった

ことしもう三度めの大きな発作だ

思考を放棄しても

なにか考えごとをしてしまう

泣いてい ...
三人で撮りたる写真秋の蝿 死神と呼ばれ大暑のER 女めんどくせーハングライダーで帰る 葬式の日まで筋トレするのか 午前0時を過ぎて誰の誕生日でもない   水面に垂らした絵具みたいに


水面に垂らした絵の具みたいに
ぼくらの想いは留まることなどないのだけれど
異なる2つの色がきれいに混じり合うみたいに
異なるぼくらの手と手が重なりあう内 ...
からからからから囁く声
冬の神様が
落ち葉のカードで占いしている
シャッフルシャッフル
さあ一枚ひいて
雪が降るのは明日です
とたんにゴーと風が吹く

この忙しい年の瀬に
冗談じゃな ...
2014年11月また冬が来ます
つめたい風の吹きすさぶなか
ひかえめに降り注ぐ光のしてきた
途方もない宇宙の旅を考えたことがありますか
太陽系の中心から暗闇を進み続けた光の粒

息をするた ...
あんまり心が鬱屈するので
冷たい水でも買おうと
深夜のコンビニに立ち寄った
ポケットの中をまさぐると
入っていたのはコインと星屑
どちらが使えるかわからないので
両方差し出すと
店員が受 ...
強く生きたいと君を見てたら思った
やさしくなりなよって君は言うけれど

芽吹く緑、花咲く赤、実った黄、土に返る黒

強く生きたいと君の目を見て誓った
やさしく生きなよって

それもいい ...
空を自由に飛びたいあなたは 不思議なポッケを持ってないから

空を自由に飛びたいあなたは 今ここで 踊ってけ

空を自由に飛びたいあなたは 不思議なポッケを持ってないから

空を自由に ...
シャカの手のひらの上の気分 行けども行けども辿り着かず

世界の果てまで行ったとしても そこには大きな滝が流れてて

そっから先は誰にも見えない 答えはウェブで CMのあとで

見たことの ...
あなたが幸せだったらそれが私の幸せ
なんて 嘘
だけど 本音
複雑でしょ 女心って

女っていうのは
そういう生き物で
時には
自分自身を欺く
とんでもない嘘を
信じきれるのよ
...
スーパーマーケットで、安寧芋という名前の芋を買ってきた。鹿児島の種子島の特産品らしい。
よく出回っている鳴門金時芋より少し高いけれど、トースターで焼くと黄金色の身は柔らかく溶けるようで、それだけでも ...
 .
真白いカンバスに、チューブから捻り出した絵具を
まず叩きつける。これがぼくの描き方、原色のまま
何色も何色も叩きつける。赤とみどりがぶつかって
悲鳴を上げている。かまいはしない。良いてん ...
陽当たりがいくら良くても 部屋は部屋 風は吹かぬがあなたもいない ごシュウギ目当ての

全国オセロ大会が始まる

以前は俄然合戦

セイトウ的陣取りゲームの囲碁だったが

近頃では多くのイシが

「我らシロにもクロにも決めかねまする」

投じ ...
デジタル信号に変換された
音色の濁流から
そのUTAをすくい上げたのは
ただの気紛れだった

はけ口を求めて迷走する魂を
水先案内するように
君のUTAは胸の裏地に棲みついて
僕の ...
どうして

次の日と
もう一日だけ
ライン
会いたいと

ああそうか
そういうことか
嫌だけれど
気づく

彼の主張
彼のやり方
わかってるよ
でも 暖簾じゃない

...
彼女の名は、るーしー。
る の 文字の書き順で 自分の頭のネジを
くぃと回すと、しーと、清いものが流れる


彼女の姿は、蛇口
流転の物語の筋道を たくわえていて
ひつようなだ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
約束の礎黒ヱ自由詩214/11/16 3:32
おだやかな暮らしではないけど七尾きよし自由詩014/11/16 1:17
冬、はじめました。/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩4*14/11/16 0:47
ブリッド・プロット・フラットホロウ・シカ...自由詩1*14/11/16 0:19
風鈴自由詩4*14/11/16 0:06
灯り猫の耳自由詩714/11/15 23:49
晩秋しげ自由詩314/11/15 23:49
世界が藍に染まる頃にときたまこ自由詩414/11/15 23:31
スマイル吉岡ペペロ携帯写真+...414/11/15 23:14
月のそばで自由詩414/11/15 22:57
三人で撮りたる写真秋の蝿北大路京介俳句114/11/15 21:24
死神と呼ばれ大暑のER俳句014/11/15 21:24
女めんどくせーハングライダーで帰る自由詩114/11/15 21:23
葬式の日まで筋トレするのか自由詩114/11/15 21:23
午前0時を過ぎて誰の誕生日でもない自由詩5*14/11/15 21:23
水面に垂らした絵具みたいに ほか3篇きりえしふみ自由詩314/11/15 20:43
雪が降るLucy自由詩8*14/11/15 20:33
冬、はじめました。木屋 亞万自由詩5*14/11/15 20:22
使徒行伝やまうちあつ...自由詩1*14/11/15 19:13
ぴつかぴつかトキハ スス...自由詩114/11/15 17:46
空を自由に飛びたいな猫道自由詩314/11/15 17:26
子宮に帰れ自由詩6*14/11/15 17:09
Let me cry文字綴り屋 ...自由詩114/11/15 16:55
夜更けの紙相撲 霜月あるいは食物月(おしものづき)そらの珊瑚散文(批評...15*14/11/15 16:29
ぶっつけて未詩10Giton自由詩3*14/11/15 15:03
部屋はるな短歌414/11/15 14:41
オセロただのみきや自由詩11*14/11/15 12:54
UTAnonya自由詩17*14/11/15 12:54
彼の場合中原純乃自由詩2+*14/11/15 12:11
彼女の名は、るーしー。るるりら自由詩19*14/11/15 10:47

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加筆訂正:
デリヘルで父娘再会夜半の冬/北大路京介[14/11/15 21:25]
再開 にしてました。誤字ってました
オセロ/ただのみきや[14/11/15 20:35]
やっぱり「御シュウギ」から「ごシュウギ」へ変えました。
オセロ/ただのみきや[14/11/15 20:34]
一行目「おシュウギ」から「御しゅうぎ」へ変えました。
4.53sec.