双頭のガラガラヘビが真夜中の妻をメスへと退化させてく 閉めきった窓が死んでいた くちいっぱいにヒマワリの種頬張ってハムスターになる 咳をしても超合金 祭り囃子が聞こえるなか
炊き出しのハヤシライスに
トリカブトとダイオキシンを混ぜて
町民24人を殺害した
マス・ハヤシことマスミ・デラックス

生理前でイライラしていて
炊き出しに参加し ...
燃え上がり産毛をこがすオイルのにおい風のZippo

物質の夜を満たすネオンサインの転がる路上で

ルーティーンなぞった指がタールにそまる

いつも通りのカーゴパンツでひそかに運ぶ日々の転 ...
学校帰りの女の子がふたり
ひとりはピンクのパール系ランドセル
ひとりは水色でステッチが入っている
驚くほど洒落たかわいい服を着て
(これは昭和の感覚 たぶん)
さえずりは巣の中の雲雀の卵のあ ...
昨日のことはよくわからないけど
明日のことなら思い出せそうな

シャンプーみたいな朝です

高校生は修行者のように林間に列をなし
小さな耳に枯れ下がるイヤフォーンと
丸い掌に膨れ上がるケ ...
ぼくは生きてゆく

ひとの向こうにあるもののために

それがいちばん永続的に

賢明なのだと思う


ぼくが地球なら

浴びる光を待っている

ぼくの個性は

跳ね返す光 ...
「どん底にあって
何か空白を
埋めるものが
欲しかった」

(KOHKOKU/2009/April/Vol.378/9頁)

夢みていた
こと、に、
手を伸ばして
目標にしてきた
...
生きるということは
リスクをとるということ
だから

自分の生き方にあった
リスクをとるしかない
だから

正しさに懸けるということは
リスクをとるということ
だから

私には ...
絶滅危惧種のような気分のときは
おもわず星を探している

頭の中が明瞭に区分けされないまま
時計の針は行ったり来たり

姿の見えない人々は
あちこちでちいさな吐息をもらす

拡散する ...
ドラッグストアの棚に並んだ
石鹸の類い
これでもない
あれでもない
おそらくどこにもないのだろう

探している香りは
高電圧のくしゃみのように
蒸発してしまって
世界のどこにも、ない ...
したたかに
引き分け狙い
ボールキープ
ゆらり、ゆらりゆられてと
classicなんて柄じゃないわと
流れるBLUEの一曲目
MY NAME IS JONAS

舌を出しては世界と遊ぶのよ、寝起きのまま
最低なslangを並べ立 ...
鼻から鼻血が止まらないの
誰かが牛乳を飲みながら叫んでいる
牛乳は血と混じりあって
苺ジュースになる
甘いあまい苺ジュー ...
 すっかり風は乾いてきた
 めっきり光はにぶってきた
はっきりヒヨドリは告げにきた
     節気と気温と気炎とを

遠くでショベルカーが唸っている
     近くで木魚が称えている
  ...
走るスニーカーの音、砂利がこすれる、膨張収縮膨張収縮くりかえす肺、夜の街
走り抜ける車道、電灯を避ける影、目がくらむハイビーム
からから充血する目から、ずんとひりつく鼻の奥から、発信されるメッセー ...
米国ノースカロライナ州
ソックイデカーに住む
ベンジャミン・キャスパーは
普段は地元にあるコンビニで
店員として働いていた
大人しく真面目な性格で
同僚からは親しみを込めて
ベンジャミン ...
点滅を繰り返す
あたしの器官
緩んだ表情
お日様が隠す
触れたら
十を忘れちゃいそうなくらい
ざわめく
良い意味で
苦しい
家の近くにある
大きな池がある広い公園
手漕ぎボート乗り場がある

気持ちを新しく切り替えたい時
独りで公園内を散策する

子供も大人も楽しめるような公園

手漕ぎボートに乗って
...
ふらんけんみたいなまちなかを
とおりまみたいなぼじょうにとらわれ
うろうろさまよういきものは
いかほどにけいけんなのか
いわのように
しまのように
ふるいうたのように
たにんのそらにのよ ...
けだものの つやつやしてる
けだものの ふわふわしてる
けだものの やんわりしてる

けだものだものとうぜんだね
けだもののけをなでてしまう
けだもののののすてきなのの

けだものは私 ...
あたし今度けっ

何であんな奴となんだよ!

あ、あんな奴ってどういうことよ
彼はとても素敵な・・

俺がいるだろうが!

えっ?

俺が、
いる、
だろうが

ち、ちょ ...
原っぱで野球した

濡れたエロ本が干からびていた

日本シリーズ巨人と阪急

昼間の野球

夕方の郷愁

原っぱで野球した

濡れたエロ本が干からびていた

日本シリーズ巨 ...
いじましい営みが

恋など愛など栄光が

生まれたままの欲望や

テクノロジーの最前線で

つぶされては減りもせず

かといって増えもせず

キメられてやられた死体のようだ
...
猫なで声
金木犀の

白亜紀まで
追尾する
老化現象

とりとめのない時空のゆらぎを
指先から逆流させ
それをしっとり花瓶に活けて
毎晩大事に水を遣り換えるように
覚えていられるのは
ほんの少しのあいだ
一呼吸するたびにね
少しづつ少しづつね
新しく消えていくね
都合よく消化なんか
したくなんかないの
過去が僕色にそまる
それは朝が来るよう
そ ...
揺れる各駅停車
泣けない午後6時
フライデー、夜は長いよ

それは人生最大の思春期で
どうしようもないことを考えていた

単純で複雑で
複雑で単純で
答えのないことを反芻する

...
一秒ごとに刻んでいく 
喜 怒 哀 楽 無 

また一秒ごとに刻んでいく 
喜 怒 哀 楽 和 

そして一秒ごと進んでいく 
人生 

その積み重ねが 
私の道
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
双頭のガラガラヘビが真夜中の妻をメスへと退化させてく北大路京介短歌214/10/18 21:47
閉めきった窓が死んでいた自由詩614/10/18 21:46
くちいっぱいにヒマワリの種頬張ってハムスターになる自由詩314/10/18 21:46
咳をしても超合金自由詩514/10/18 21:46
世界の殺人鬼2 マス・ハヤシ花形新次自由詩014/10/18 21:38
Zippo梅昆布茶俳句614/10/18 21:27
並木に沿って小さくなる背中ただのみきや自由詩17*14/10/18 21:24
昨日のことはよくわからないけどオイタル自由詩6*14/10/18 20:02
ぼくの個性吉岡ペペロ自由詩614/10/18 17:42
手を伸ばすはなもとあお自由詩414/10/18 17:21
リスク渡辺亘自由詩914/10/18 15:45
小景梅昆布茶自由詩1414/10/18 14:51
かりそめそらの珊瑚自由詩1614/10/18 13:25
したたかにkomase...川柳014/10/18 12:53
there.楽歌自由詩4*14/10/18 12:41
あおい満月自由詩414/10/18 12:16
街はずれの譫言 五信天翁自由詩314/10/18 10:10
きみのすべてよ応答せよ木屋 亞万自由詩1*14/10/18 9:41
世界の殺人鬼1 ベンジャミン・キャスパー花形新次自由詩014/10/18 9:00
こい倉持 ひな自由詩114/10/18 8:40
手漕ぎボート夏川ゆう自由詩214/10/18 8:02
ことばはひかるやまうちあつ...自由詩2*14/10/18 6:21
けだもののドクダミ五十...自由詩1*14/10/18 6:00
言われてみたい花形新次自由詩114/10/18 5:39
夕方の郷愁吉岡ペペロ自由詩214/10/18 4:12
いじましい営みを自由詩014/10/18 4:03
瓶彩forgot...自由詩314/10/18 2:02
朝の15分間こいち自由詩214/10/18 2:01
ファーストホームシック倉持 ひな自由詩114/10/18 1:38
無題文字綴り屋 ...自由詩014/10/18 0:46

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