怪しい光を放つ満月の夜
踊る道化の子守唄
眠りなさい
眠りなさい
夢さえ見ずに
深い眠りの奥深く
真実の姿さらけ出し
噛み殺したような笑顔浮かべ
そろり
...
上座のない、円卓で話したいね
ぶっきらぼうや
口さがないのに頂いてしまっても
下座もない、円卓で話したいね
ひとつ意見をしただけで
100の説教を喰らわされたのだとしても
おどおどしながら ...
澄んだ青空
新しい指令は
私たちを排除しろと言っている
騎兵隊でも呼ぶのだろうか
派手にジャンジャンやるつもりなのか
ここで草を刈っているだけ
なんの為にもならない草刈り
ただ自 ...
頭蓋骨にぽっかりと穴の空いた人は
心にもぽっかりと穴が空いたようで
表情は少ない。
手の震えは、脳味噌の痙攣で
その人の手の震えは、僕の心を痙攣させる
その人の無表情の時間は次第に長くな ...
銀色の飛沫をあげて僕の頭がスパークする。
それは一線を超えた幸福。
手の平から放たれた感情。
自分自身を取り戻す熱情。
七色の太陽。
夜空に煌くダイアモンド。
黄色い鳥達の声。
...
降り注ぐ星のシャワーを全身で浴びる。
宇宙に横たわる星座達の囁きが聴こえる。
エメラルドグリーンの胎動を感じながら
鮮やかな爆発の連鎖に息を呑む。
無意識を意識すると宇宙が見える。
...
地上と天上とを結ぶ黄金色の光の帯に
限りなく果てしない眩きが伝わり
辺り一面の闇を吸い込んで
私を幸福の世界へと導いてゆく。
輝く光の帯は雄大に広がり
いつしか生命の母となる。
海 ...
空き缶が転がっています
運命に転がされ
気紛れに蹴飛ばされ
道ゆく車に轢かれています
元の色は剥げてしまい
誰だかわからないことでしょう
何処にいきたいとか
...
透明な医者が
透明な患者を手術
透明なメスといのり
透明なオスとさかり
透明な血が飛んで
透明な患部が放り出される
そして訪れる
透明な治癒
空は青く
なにごともなかったかのように
...
バレンタインの夜
列車は 走り続けてた
妄想と 現実と 追憶の彼方に揺れて
ガタタン ゴトトン
あの頃よりも かなり重たくなった身体ごと
何処かに運んでくれそうな雰囲気
...
やさしいやわらかいものばかりに
ふれてしまっていると
ひりひり、ひり
としたいたみのあるものをだきしめたくなる
ふあんやあんしんやそういった
ことにかんけいするのかもしれない
...
僕は誰もいない日に
タバコを吸いこむ そこは
五反田のマンションの一室 今日も そこで
照明の明かりを見させられてはいなかった
僕はネコに近寄られたけれど
今は食べ物は
鞄に持たされ ...
月下美人のつぼみは
僕から君へと宛てた
詩集の挿絵に
描かれていて
本当は籍を入れる時は
月蝕の夜になっていた
かもしれない
まるで仮眠でも
取るように
くれないに染まる月蝕は
...
もう海にゆけないかなと病床(へや)のゆめ海よりきみの運転の横
もはや言葉というものに絶望してしまったよ
錆びきった弾丸のように鼓膜や網膜を貫いた
傷付けてもいいものに傷を付けて
見えない針を張り巡らせていく
貴方は何処の誰なのか答えようとはしない ...
駐車場に車を止めて目をやると
2階の窓が明るい
携帯で電話
これからすることがあるので
今日はちょっと
すぐに窓は黒くフェイドアウト
駐車場に取 ...
本屋の貼り紙を見て応募したものの
ひつじ肉と香辛料の臭いにやられてしまい
3日で脱走したが直ぐに捕まり
お決まりのオレンジ色の衣装で
砂漠に座らされ読めと言われた文を
読んでいたが次第に飽き ...
誰かが外から力をねじ込んだ
固く ギリ ギリ と
{ルビ蜷局=とぐろ}を巻いて震える はらわた
突き上げるような衝動!
目を見開き
歯をむき出して
喧しくシンバルを鳴らし
── 鳴らし ...
白石さん。良かった良かった ^_^
神様が守ってくださったんだね
あとみんなが毎日毎日、ずっと見守っていたんだよ
ハラハラしながら、ずっと見てたんだよ
本当にどうなるかと思ったけど
...
自分から群れから出てもまた群れに部屋に一つもなし自給自足
アスファルトの油断をみつけ生きている風の恋人わたしのこいびと
なぐさめられたままの足跡が
振り返られたことのない過去に
何事も言わぬままに付き添っている
その音だけに人々は聴き惚れている
何かあれば裏切られたと言う 何もなくても自 ...
いつまでも幼虫でいる蝶々に自分重ねて渇きだす口
ひからびた大地は花を咲かせない愛が足りない子どものように
昨年は歩いて行けた公園のダンデライオン風に揺れてる
闇に向かってパスタ巻いている
目を閉じないキスが這いまわっている
アートという言葉で片付けた
剥製にされた現実の
海馬に襲い掛かってコアラ
踊る阿呆から見られる阿呆
割れた窓踏んで回ってコアラ
表情が消えていく
遠い時間を手繰り寄せて
飛び跳ねるゴムの蛙
羊の夢に色を映せ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「 満月の夜は 」
椎名
自由詩
1
14/10/9 18:52
円卓
鵜飼千代子
携帯写真+...
8*
14/10/9 18:45
新しい指令に
たからじま
自由詩
0
14/10/9 15:57
その人の笑顔
……とある蛙
自由詩
18*
14/10/9 15:30
絆
ヒヤシンス
自由詩
8*
14/10/9 14:41
白日夢
〃
自由詩
4*
14/10/9 14:40
幻空
〃
自由詩
3*
14/10/9 14:38
空き缶
花咲風太郎
自由詩
5
14/10/9 13:02
透視図法
やまうちあつ...
自由詩
1*
14/10/9 11:13
雪列車
藤鈴呼
自由詩
3*
14/10/9 8:03
いきづく
かんな
自由詩
9*
14/10/9 4:55
インストの流れる路地
番田
自由詩
0
14/10/9 1:13
月蝕から遠くない日に
りゅうのあく...
自由詩
16*
14/10/8 23:30
病床の夢
もっぷ
短歌
3
14/10/8 23:09
荒れ地に立つ
1486 1...
自由詩
3
14/10/8 22:44
サフランモンブラン
芦沢 恵
自由詩
21*
14/10/8 22:39
勤務地シリア
花形新次
自由詩
0
14/10/8 22:03
誰ももうネジを巻くな
ただのみきや
自由詩
22*
14/10/8 21:46
白石さん
佐藤伊織
自由詩
0
14/10/8 21:36
群れ
もっぷ
短歌
1
14/10/8 21:32
風の恋人
〃
短歌
2
14/10/8 21:26
訪ねられない朝
陽向
自由詩
4*
14/10/8 20:28
いつまでも幼虫でいる蝶々に自分重ねて渇きだす口
北大路京介
短歌
4
14/10/8 20:22
ひからびた大地は花を咲かせない愛が足りない子どものように
〃
短歌
4
14/10/8 20:21
昨年は歩いて行けた公園のダンデライオン風に揺れてる
〃
短歌
1
14/10/8 20:21
闇に向かってパスタ巻いている
〃
自由詩
2
14/10/8 20:20
目を閉じないキスが這いまわっている
〃
自由詩
1
14/10/8 20:20
アートという言葉で片付けた
〃
自由詩
3
14/10/8 20:20
酔うか狂うか
有無谷六次元
自由詩
0
14/10/8 19:49
JACK IN THE BOX
〃
自由詩
0
14/10/8 19:47
2059
2060
2061
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2064
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2090
2091
2092
2093
2094
2095
2096
2097
2098
2099
加筆訂正:
月蝕から遠くない日に
/
りゅうのあくび
[14/10/9 15:09]
遅筆により推敲
月蝕から遠くない日に
/
りゅうのあくび
[14/10/9 15:06]
遅筆により推敲
いきづく
/
かんな
[14/10/9 7:16]
あしもの→あしもと
月蝕から遠くない日に
/
りゅうのあくび
[14/10/9 0:30]
遅筆のため推敲
各駅停車は台風のなかで
/
りゅうのあくび
[14/10/8 21:37]
遅筆のため推敲
4.15sec.