終わりがないというのは
恐ろしくもあり頼もしい
ロサンゼルスに住む日本人の言葉だ
単純なドレミを一時間かけて弾いてゆく
世界をどう感じどう語るか
世界はひとりが感じるもの ...
愛してるよ
忘れたんだね
それか、
昨日のことだったんだね
いくらの軍艦巻に
乗組員、数十名
生まれることを許されなかった
鮭の卵たち
テレビのニュースに
独裁者
彼を許すまじと
人々はその軍艦巻を
一口にほおばりながら ...
毛布の花が体の上で咲いている
冬の寒さを養分にして
何に耐えかねてか
世界からぱらぱらと言葉が剥がれ落ちる
きらめく言葉
傾いた言葉
青ざめた言葉
しどけない言葉
跳ねまわる言葉
何に耐えかねてか
僕からもぱらぱらと言葉が剥がれ落ち ...
トラボルタ通るところにトラブルありナイトフィーバー💃
ナイトフィーバー💃
創業以来
継ぎ足し継ぎ足しで
使って来た秘伝のタレ👯
底の方には
秘伝の埃😷や
秘伝の髪の毛💇
秘伝のゴキブリ🐞や
秘 ...
わん、わんわん!おい、そこの!
きさま男か? 嗅いだ事ねえ野郎だな
どこのどいつだ、え?
いっぱしのメンチ切りかよ上等じゃねえの
ここらはぜんぶ俺のショバだからなァハァハァ
そこに小便したら ...
降雨の色は
さながら玉虫
耳へ
迷い路の水滴音
風に舞う羽音
耳へ
吸い付く蝶の
模様の構造
針の穴通す
降雨
濡れ苔弾く
切り立つ
顔面岩
霧立ち上る
洞 ...
黄落の庭に楽譜の散らばりぬ
黄落の運動場で逆上がり
鯔を釣る水平線へ投げた針
悪口言いだしたところへ戻ってきた
明日を描く筆が折れている
ワニ飼い始めてウケない
仕事帰りの車の中から
電車が見えた
透き通る電車が
色彩を翻して川を渡る
うなだれて椅子に沈む女が
透けて見えた
腰より低く頭を垂らす女が
線路の遥か向こうに
燃え盛る森の感情 ...
握りこぶしが茹でられてしまった
蝉しぐれのたらたら坂を
真っ赤な両手を引きずって上っていくと
向かいにやってくるのは
はたして豆腐小僧
「そんな」
「そんな腕で来た」
とは早口の詰り ...
この 幾つもの 冷たい雪の奥に
円みを帯びた いつかの思い出が
きっと 詰まっているのでしょう
切っ先鋭い 刃のような言の葉
告げた方は 体よく忘れて 生るのです
継げられた者の ...
橋はたそがれの海に沈み
むかしの城は黄金に
碧い水面をすべる鳶
かなたに飛行機
銀の軌跡を曳く
秋は燦々 美しく燃え
いのり実らせたまえ
安らぎよ 君にあれ
自分の為に
使える時間を
大事にしてねと
あなたが言うから
優しいコトバを
初めて聞いた
そして生まれた
迷路の入り口で
立ち尽くしたまま
...
宮澤賢治 文語詩未定稿『雪峡』の鑑賞のために
〜とくに「み神楽」「口碑」「日天子」の解釈について〜
◆はじめに
先月3日に、Giton氏宛てに、氏からの質問に答える内容で ...
いとし君去りゆきし窓に由比のはま
あらゆる忘却は
ゆっくりと進んでいって
人生の上り坂と下り坂の数は同じで
忘れた頃に
大切な事を思い出すから
海へ行こう
世界平和の為じゃなくて
明日の自分の人生の為に
新たな何か ...
人生を続けるために必要な
センチメンタルもある気がするから
ありきたりの 大切な気持ちを
忘れないために街を歩いた
人もまばらな平日の休日に
季節が廻っていくのを許せるように
失われて ...
雑木林の木々に囲まれた湿った寂しい道を登ると
不意に緑の沼に射すくめられる。
ホテイアオイがゆっくりと揺れ ボーボーとウシガエルが鳴いていた。
あの年 この沼にまるまる肥った川エビがわいた。
...
柿の木が衰えと実りとを同時に示し始めた。枯れ落ちていく葉と熟していく実、そして樹幹を這い登っていき鮮やかに紅葉する蔦。台風がしばしばやって来ては大気をどんどん冬に近づけていき、台風に触発さ ...
波のない、凪いだ海、森のなかの湖、
そこに立つ漣、私は水、悲しい水、
誰かはそれを泪と呼ぶ、
出るべきところから水が流れ落ちるという事象に対して
なぜひとは悲しみだなんて、
うつくしいタイト ...
整形がくずれてゆく
吐息の白さ
アンビバレンス
夜の駐車場でドラマみる
せつなく
虫みたいに死んでゆく
生まれかわる
なんどでも
生きなおすから
...
世の中にはあきらめの悪い男や女がいて
失敗にもめげず研究を重ね
ときには世間を驚かせるけれど…
昨年 クリスマスに
かがり火を焚いたシクラ ...
戦争跡地や
災害被災地を
訪れようとする観光がある
ダーク・ツーリズム
悲しみは
人を引きつける
死から
人は学ぶのだから、と
パネリストは言う
そうかもしれない
では ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
祈るような気持ち
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/11/3 22:55
白葉
mizuno...
自由詩
2
14/11/3 22:48
寿司桶
小川 葉
自由詩
5
14/11/3 22:47
winter flow
mizuno...
自由詩
2
14/11/3 22:44
静かな手
塔野夏子
自由詩
7*
14/11/3 22:42
トラボル短歌1
花形新次
短歌
0
14/11/3 21:54
秘伝のタレ👯
〃
自由詩
0
14/11/3 21:33
ドギーの午後GO
salco
自由詩
4
14/11/3 21:32
落葉
forgot...
自由詩
2
14/11/3 21:13
黄落の庭に楽譜の散らばりぬ
北大路京介
俳句
3
14/11/3 21:02
黄落の運動場で逆上がり
〃
俳句
1
14/11/3 21:02
鯔を釣る水平線へ投げた針
〃
俳句
3
14/11/3 21:02
悪口言いだしたところへ戻ってきた
〃
自由詩
2
14/11/3 21:00
明日を描く筆が折れている
〃
自由詩
2
14/11/3 21:00
ワニ飼い始めてウケない
〃
自由詩
1
14/11/3 21:00
家へ帰る
オイタル
自由詩
5
14/11/3 19:45
乱世
春日線香
自由詩
2
14/11/3 18:02
盛り雪
藤鈴呼
自由詩
1*
14/11/3 17:23
城の跡にて
水銀
自由詩
2
14/11/3 17:13
卒業
ミナト螢
自由詩
0
14/11/3 16:04
宮澤賢治 文語詩未定稿『雪峡』の鑑賞のために
Sabu
散文(批評...
1+*
14/11/3 16:01
東海道線にて
水銀
俳句
1*
14/11/3 14:05
海へ行こう
大島武士
自由詩
0
14/11/3 13:49
感情の色彩
〃
自由詩
0
14/11/3 13:48
沼
島中 充
自由詩
3*
14/11/3 13:11
ありがとう
葉leaf
自由詩
1
14/11/3 13:01
うつくしいタイトル
ソリッド町子
自由詩
2
14/11/3 12:32
なんどでも
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/11/3 12:04
あきらめの悪い男
イナエ
自由詩
8+*
14/11/3 9:43
トワイライト・ツーリズム
uminek...
自由詩
12*
14/11/3 5:45
2051
2052
2053
2054
2055
2056
2057
2058
2059
2060
2061
2062
2063
2064
2065
2066
2067
2068
2069
2070
2071
2072
2073
2074
2075
2076
2077
2078
2079
2080
2081
2082
2083
2084
2085
2086
2087
2088
2089
2090
2091
加筆訂正:
トワイライト・ツーリズム
/
umineko
[14/11/3 13:34]
ちょっとだけ
6.61sec.