僕からはたくさんの「好き」を
君からは一回の「愛してる」を

不安な夜には
我ながら情けないが
僕と君の気持ちを
天秤に乗せたくなるのさ

僕の方が君を好きだ
君の方が僕を愛してる
...
泣いたって何も変わりゃしない
抱いたって何も埋まりゃしない
笑ったって誰も救えりゃしない
立ったって何処にも行けやしない

だって、なんて言い訳は無し
Once upon a time,昔 ...
誰でも座ってかまわない席だから
誰でも座ってかまわない席ばかりだから
わたしは却って窮屈になる

わたしの決断はすべて
わたしの責任のもと、許される
ご自由にお座りください、という言葉 ...
    瓦斯ヒーターのファンが
   しばしの平安を息づくなか
   真冬日が その真っ只中で
      卒寿にたどりついた
   独り暮しのまどろみを誘う

前半生で水にながした
  ...
のんべんだらり
日長一日 だらだらと
ソファーの小舟で
文庫本が櫂に
目が疲れたらひと休み

音楽の風に吹かれながら
好きな時間を小舟に乗せて
無為の海を漂流しよう

のんべんだら ...
バッタの死骸に群がる蟻は
ひとっかけらの憐憫も持たず
手を合わせることもない

蟻には何の罪もない
気分次第で
退屈な風になったり
充実した風になったりする

SUNDAYの響きがいい
開放的になり外に出たくなる

何処にでも行ける足がある
何でも創造する力がある

身の回りが輝 ...
嫁さんと
息子が
まったく何不自由なく
暮らしていくためには
ただひたすら
頭を下げるときは下げ
憎まれるときは憎まれ
こんな奴
私生活では
絶対に付き合いたくない
と思われても
...
紙で作ったお星様を
手のひらでつぶして
うまくいかなかったらつぶして
そういうことつぶさに
ひろいあげて持ち込んで
昨日のこと持ち込んで
俎にのせられた魚の気持ち
目が死ん ...
日本国憲法第九条は死んだ
お前達が殺したのである
憲法九条が何であるかを
お前達はとうとう理解できなかった
理由はひどく簡単である
それは戦争が絶対悪ではないということだ

お前達は戦争 ...
僕が変わっても
君だけは変わらないで
手を繋いだ事を忘れても
君の隣に僕がいた事を忘れないで
君が僕の名前を忘れても
僕が君の名前を忘れないから
僕が死んでも
君だけは生きていてくれ
...
大きく息を吸って
吐いて吐いて
世界をとりこんで
世界を拒絶して
夜空より青空と雲を見て欲しかった
そんな暗くて恐い足元より君の優しく温かい手を見て欲しかった
辛過ぎた目の前より先にあった ...
電柱森林公園
何年も前の8月の半ばに行ったきりだよ
二日酔いのまま
お前と黙りこくって車乗ってさ
だらだら続く道にうんざりしながらよ

単相線だらけで見どころもなかったし
トランスも ...
小高い丘の上にあるアパートの一室で、ぼくはカーテンにぐるぐる巻きになってコロコロコミックを読んでいる。
いつも楽しみにしていたギャグ漫画が突然最終回を迎えた。最後からの2ページを、何度も何度も読み返 ...
聞こえてくる潮
宇宙からの光に反射する水面
ゆっくりと手を耳元へ寄せた

絶対ということは
それぞれの人間に与えられた生きる期限だけ
そう母なる海は言っているようだ

泡立つ波打ち際に ...
悲しみのぶん氷切り出している 戦争は通天閣を解体し僕のすべてを奪ったのです 「 My name is Oni 」と鬼 夏休みを終えたら二重まぶたになっていた鬼 眠れない鬼がツイキャスしている 朝日が暖かい
風は冷たいけれども
春の予感か
何か良いことが起こりそうな感覚か

昨日降った雨の水たまりも
エイッとジャンプすれば
映った綺麗な空から
まっさらの息吹が噴き出して
彼 ...
沖縄では シリシリ用の 
ピーラーが有るらしい

ニンジンが キライでも 
塩味だけで 食べられますよ

センギリにする メンドウも 
無いですから

間違って 
指も 一 ...
そうしてわたしたちは眠りについた
朝、
無遠慮にかたちを引きずりだす光にまみれながら
疲れきって でも
ほっとして
役目を終えた靴のように萎びて
わたしが
とても小さなこどもだった頃
なにも知らない
知らないということが許されていて
それが
どんなにか幸せだったかということさえも
知らなかった
笑うたび頬に
くぼみを作っていた頃 ...
冬のベランダに
月の光が降り積む夜は
白く凍えて眺める空に
故郷の庭を思い出す

月の白い光にぬれて
赤いつばきも 寒菊も
色吸い取られ白く震えていた

就寝前に外の便所
白い庭に ...
光のすじを避けていく
その海草の揺らぎ
海流の流れ
追い風にならず向かい風
体の力が抜けていく

落ちたしずくは
泡になり
海月のすそを広げ
ゆらゆらと再び宙へ向かう

あの海月 ...
早すぎた春の収容所
鉄格子が霧雨に濡れている
彼らの髪を切るのが
仕事だった
私はかつて二つの遠さを抱えていた。一つ目は社会的な意味での遠さである。私は職に就くこともなく、難しい国家試験の勉強を数年続けていたが、一向に成績が上がらず、模試や本試験のたびに絶望するのだ ... 茨の芽、今日、若すぎる者たちが撒き散らす劇画チックな血

茨の芽、昨日、年嵩の者たちが演じた痛みのわかりやすさ

春、触れよと誘う

茨の芽、千差万別の宿命に満ちながら春に生まれる ...
母は女ともだちを読み返している
寝静まったあと
ベッドシーンだけ拾い読みする
あっけなく
ティファールが沸いて
急須に注ぐ
スキーの写真が挟まっている
男と女
アダ名が裏に書いてある
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
好き好き好き好き愛してるたいら自由詩215/2/7 12:46
tatte自由詩015/2/7 12:27
空席千波 一也自由詩415/2/7 11:58
漆色の如月に信天翁自由詩215/2/7 11:12
【 のんべんだらり 】泡沫恋歌自由詩18*15/2/7 11:12
金子茶琳自由詩615/2/7 11:08
SUNDAY夏川ゆう自由詩315/2/7 5:59
きみたちに伝えたいこと花形新次自由詩215/2/7 0:58
憂鬱ならばかの自由詩4*15/2/7 0:33
憲法九条は死んだ紀ノ川つかさ自由詩5*15/2/6 23:40
君だけはリィ自由詩1*15/2/6 23:22
僕から彼へ 彼から僕へ お別れ 約束 波と空秋也自由詩2*15/2/6 22:56
電柱森林公園竜門勇気自由詩015/2/6 22:36
小学生の夜miyaki自由詩4*15/2/6 22:28
海風小日向 ココ自由詩115/2/6 22:23
悲しみのぶん氷切り出している北大路京介俳句315/2/6 21:54
戦争は通天閣を解体し僕のすべてを奪ったのです短歌115/2/6 21:54
「 My name is Oni 」と鬼自由詩615/2/6 21:53
夏休みを終えたら二重まぶたになっていた鬼自由詩415/2/6 21:53
眠れない鬼がツイキャスしている自由詩015/2/6 21:53
水たまり灰泥軽茶自由詩515/2/6 20:31
シリシリ伝説藤鈴呼自由詩1*15/2/6 20:00
眠りにつくはるな自由詩715/2/6 10:42
雨上がりのステップそらの珊瑚自由詩1615/2/6 9:58
月の光が降り積む夜はイナエ自由詩11*15/2/6 8:59
そらはからかう 魚は見上げる這 いずる自由詩515/2/6 7:11
hopeless nestmizuno...自由詩415/2/6 5:56
遠さについて葉leaf自由詩315/2/6 4:38
茨の芽月形半分子自由詩415/2/6 3:01
女ともだちnemaru自由詩1*15/2/6 0:26

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