すべての望みをかなえることができないように
すべてのいのちをいきることができないように
ぼくたちはあるフレームできりとられた風景を生きる

ことばでそれらをデッサンする
どうやったら頭のなか ...
情けない親だったと
時々思い出されては
眠れなくなる
もっとこうしてやれば良かった
ああすれば良かったと
悔やまれる
よくぞ、育ってくれたと
神に感謝するばかりだ
精一杯とはいえ
冷 ...
昨夜も死と戦っていた

胃カメラを飲むように

ぼくは死と戦っていた

ずん胴な土管をイメージして

胃カメラをやり過ごすように

染み渡れ、縋りつけ、寄るべなき生に


薄 ...
美味しそうなものに向かうと
全身全霊、前のめりでピンと張る

いつも一緒かと思いきや
左右別々に、動いてもみせる

音を拾います
そこから
ここまでの
世界を知るための複雑な情報であ ...
 


もし雨が降ったら

あなたは必ず外を見て下さい

本当に雨が降っているかどうかを

確かめるために

天気予報士がタッグを組んで

あなたを罠にかけていないかどうかを ...
世界は、僕のアタマの中に生まれ

僕のアタマの中で育つんだ


だから

君の花をちょうだい

色とりどりの花をちょうだい


僕の世界を飾るから

ホントウはここにあるか ...
インターネットに載せた詩を消したって死ねるわけじゃないのに
消したくなってしまうよね
死にたく




あ、ああ、音にも、なれないような言葉が、ノドの奥につまっていまして、それをなんと ...
黄落やフリージャズのジャムセッション スリッパを履いたまま黄落の街 閉まるのボタンを連打されていた 席を譲りあううちに終点 ほどよいお湯で滝行 loveないものねだりを文字にするletter 君の背中なら

目の届く場所で

優しく静かに

見ていたかった


僕の夢を乗せて

回り続ける

メリーゴーランド


縮まない距離を

愛してしまった

...
わたしのことは
いくら非難してもかまわない
でもわたしの胡桃を悪く言うことは
許さない

絶対に許さない

確かに今となっては
何のために存在しているのか
自分でも分からなくなること ...
片づけておいてね、って 言った
私の責任だとしても
鞄という鞄の ファスナーもホックも全部
ジッパーは下ろされ パックリと口を開けて
私を 逆さまに覗いて笑っていた

自分では見 ...
 妖怪


都会の妖怪は
昼間に出るらしい
夜は明るくて
隠れる場所が無いから

たとえば
人の途絶えた午後
ビルの屋上に出るドアの
前に佇む影

あるいは
休日の事務室に ...
哀しみは河の流れのように
喜びはひまわりのように
嘆きは根雪のように
歓喜は太陽のように

哀しいと言えばみんな哀しい
うれしいと言えばみんなうれしい
難しいと言えばみんな難しい
簡単 ...
硝子のむこうで
雨が呼んでいる

硝子のむこうで
闇がきらめいて

硝子のむこうで
孤独が浮遊する

四角い窓から
宇宙がもれだして
夜はカーテンと
ひとつになる

四角い ...
空は語る
物言わずとも
風と喧嘩したわたしを
憐れんでは
空は語る
物言わずとも
淡い色が滲みゆく様は
いつかの
面影に似て
水平線へと消えゆく

2014/05/0
僕らの肩越しに
夏の空を仰ぎみる向日葵がそっと囁く
もうすぐ太陽は死んじまうんだって
燃えゆく空を傍観する肩に忍び寄る影
僕らはそれを
払いのけるようにして烏を追いかけた
決して振り返らず ...
人々の中を 歩いている
雑多に 何もかもが汚れている 

あなたも また あなたも 同じ人
きっと私も 同じ人
そこにいるのに 要らない人だから 何もいない
この孤独は深海と 何が違うのか ...
庭の手入れをしていると
どこからかぶらりと
見慣れない動物がやってきた
とても悲しい目をして
物置や車のあたりをうろついている
保健所に電話するか警察に知らせるか
本来ならばするところだが ...
また、熱くなって
しょんないなあ
ばかたれやなあ
「イスラム」を
悪用してゆく
イスラム国
突然、お祭りをはじめたにもかかわらず
多くの方に ご協力を得て 無事 お祭りを終了させていただきます。

わたしとしては、
とても楽しかったです。

以前、祭を企画するなら ...
私は仕事に向いていない。職場には心からのやり取りなど微塵もなく、みんな効率性のためにつくりものの愛想と笑顔を浮かべている。親友などできるはずもなく、勤務時間を過ぎれば赤の他人同士。人間らし ... 真夜中の
狭い径で
首をまわし
何事かを騙りながら
空の明るさを
隠す四ッ足


日々の渇き
別の轍
水に堕ちて
再び昇る目
静止したものが
見えない目


...
ねぇねぇ
あいのおはなしをしましょうよ

…嫌だよ 愛は曖昧だ

じゃあ
みらいのおはなしをしましょうよ

…未来は今決めることじゃないと思うんだ

うーん それなら
わ ...
  四、
  という数字は
  光線に貼付きやすいのかもしれない
  高架橋のナンバープレート群が何故か
  西洋の婦人画をおもわせる夜、
  わたしの精神はまたひとつ
  緑色の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
素描梅昆布茶自由詩1914/11/5 13:29
子 ら よ中原純乃散文(批評...1*14/11/5 12:42
染み渡れ吉岡ペペロ自由詩1114/11/5 9:22
饒舌な耳そらの珊瑚自由詩1614/11/5 9:07
yamada...自由詩214/11/5 8:39
君の花花咲風太郎自由詩214/11/5 8:10
なかったことになりましたユッカ自由詩5*14/11/5 1:10
黄落やフリージャズのジャムセッション北大路京介俳句2*14/11/4 21:10
スリッパを履いたまま黄落の街俳句314/11/4 21:10
閉まるのボタンを連打されていた自由詩214/11/4 21:09
席を譲りあううちに終点自由詩1214/11/4 21:09
ほどよいお湯で滝行自由詩7*14/11/4 21:09
恋文自由詩3*14/11/4 21:04
安全地帯ミナト螢自由詩314/11/4 20:54
玉田金造「わたしの胡桃」花形新次自由詩2*14/11/4 20:44
マヌケな家政婦為平 澪自由詩10*14/11/4 20:29
妖怪イナエ自由詩15*14/11/4 18:57
渡辺亘自由詩414/11/4 18:05
夜の帳川瀬杏香自由詩7*14/11/4 17:43
空は語る自由詩3*14/11/4 17:41
夏の終わり自由詩4*14/11/4 17:39
腐っていくこと黒ヱ自由詩114/11/4 14:58
悲しい動物やまうちあつ...自由詩4*14/11/4 14:35
冷めても覚めても中原純乃自由詩3*14/11/4 13:35
「イスラム」をkomase...川柳2*14/11/4 13:29
★10月31日 ハロー勝利(ウィン) 【収穫祭】企画の終了の ...るるりら散文(批評...4+14/11/4 7:49
仕事葉leaf自由詩0+14/11/4 5:47
ひとつ わざわい木立 悟自由詩514/11/4 0:57
あいのおはなし瑞海自由詩4*14/11/3 23:22
草野春心自由詩214/11/3 23:20

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加筆訂正:
玉田金造「わたしの胡桃」/花形新次[14/11/5 11:00]
誤字訂正
8.31sec.