夜の帳が緩やかに下りてくる頃
わたしの踏みしめたつま先から伸びた
ひかりの波は町をのみこんでゆく
「展望台」の駐車場の淵は
(世界の淵)

『ほら あの向こうのほうは』
『あの子のなみだ ...
両手の指の十本で
一本一点合わせて十点
良くないところ探して折るよ
マイナスする度折るのです
あらまあ残りは小指一本
それも半分折って
たったの0.5点だとさ
十点満点の
それがオイラ ...
クンニする前に
ファブリーズを
ひと吹きしたら
彼女が烈火の如く怒った
肌に合わなかったからか?
それにしても
そんなに
俺を責めなくても
いいじゃないか
責めるなら
松岡修造を責 ...
お父さんはきょうだれとも話さなかった

たくさんたくさん

お母さんは赤ちゃんと話をしたのだろう

お母さんは話し足りていたから

お父さんはただ眠たいなみだのなかにいる


だ ...
嵐などわすれたみたい水たまりあおいろの出身地は想ひで


きみのとなりにいるわたしが足りない肝に命じてあとどのくらい


気配消す秋のじんちでじーんとなしてねとじーんとしとねしとね ...
ぽたり ぽたり
胸の上に 滴る 暖かい
天井裏に隠した おまえの死体から滲み出る血
硝子の破片で刺した 傷口から


あの時 息の根を止めたつもりだった
どこかに潜んでいた 自己憐憫 ...
秋空の下に集合した夏の言葉が
口笛で
いつかの春に反射するから
風は今日も
それらを含んで
ざらざらしているよ。
優しい歌ではないからね、
この口笛は。
ほら、すこし前に、
セミが奏 ...
少年時代 
今とは違う奇妙な生き物だった


そのころ家の近くには古い寺があり
髪の毛が伸びると噂される少女の人形が納められていた
人形を実際に見たことはなかったが
子どもたちが人形の存 ...
はるまげどん
あるまげどん
あぶらげどん
からあげどん
がらがらどん
ぎとぎとどん
べとべとどん


さあみなさん
あまりたべたくもないおやこどんのよういができました

はいと ...
何か重要なことを
忘れているような気がする

子供の頃に飲んだ麦茶の
味や香りは
今よりもっと鮮烈だった

それは友達のお母さんが
若く綺麗だった記憶と
関連性があるかも知れない
...
かならずや ついえてしまう
いのちとは ひつぜんなのだ
えいえんを ゆめみることを
うちこわす つよいじじつだ
てんごくも じごくもないよ
あからさま いのちのめぐり
みちみちて たえるこ ...
きのうにたおれたわたし
のうえふみこえいまあるわたし
めがないとふあんになるし
めがねないとふあんにもなるし
ないとまもられないからだ
わくないとこぼれるからだ
わくわくないとおちこぼれる ...
そこは
傷をえぐる場所だった
幼少の
専業主婦だったころの
それでいて
基本作業の繰り返し
楽しみが
苦痛に変わり
時間だけに追われた

もう過去の話

いま
本当に
辛い ...
結果を出す為に
実力を伸ばすのではない

実力を伸ばす為に
結果を出すのだ
あぁ今年も槍ヶ岳
心無きはなの山 例年通り松本市内から

冬が来れば艶姿
その姿に私は己の小ささを感じはしない

あぁ槍ヶ岳心無き今年もはなの山

松本市内から艶姿
己の小ささをそ ...
秋の湿りをおびていた

中央特快東京発

車内はしょんべんの匂いがした

ほこりとガムとしょんべんの匂い

御茶ノ水で総武線に乗り換えた

そして飯田橋に入ってゆく


歩道 ...
新しいノートに書いた恋の詩潤った心湧き上がる想い

気紛れな冬の寒さに左右され厚着のままで軽く汗をかく

押し寄せる会話に心傾ける初めて聞いた君の思い出

鞄には収まりきらない幸せは減るこ ...
 “The Rice”

To make a good block of boiled rice
is rhus;You should change the water of
water-an ...
駆け抜ける 物体 X

白くも見えるが 茶色にも見える

毛むくじゃらで シッポがある

道路を横断するのに

一時停止も 左右確認も 信号も無視する

己の運にまかせている

...
秋が盛りの喫茶店で、私は深い瞑想に入る。
祈りをやめたわけではなかった。
カップの中の液体が限りなく黒に近い赤色をしていることに気がつくと
私の中の怒りはどこか闇へと沈んでいった。

窓 ...
忘年会わざと忘れたピルとゴム 我が墓に塒巻く双頭の蛇 亡き孫の泣く声混じる蝉時雨 ハロウインの仮装して残業つづけている 木を切って誰も得をしない 揺らした木から爆撃機がチラリ 君のおっぱいは僕だけの物なのに
君は他の人に与えてしまうね
僕のおちんちんはもげちゃった
脳みそも飛び散った
それでもハイゴ霊になって
君を守りたい

だけど

君はそんなの ...
君と
アリクイと
夜の道

お祈りは
メールで済ませ
即物的な
不幸の話

長い舌が
出たり
入ったり
するのを見ている

わたしたち
永遠に眠るまで
予行練習としての ...
ポイントはころも
薄いハムのほぼ倍
サクサクなのが良いです
安いハム 薄いハム
それで結構なのです
自分で作らず
懇意の肉屋で買っても良い
どんぶりに八分目のごはん
キャベツの千切りな ...
「この手術は何しろ心臓をいじるのだから
 一00パーセント安全だとは言えない
 まあ 三パーセントほどの危険でしょう

 《ディスプレイでは
  心臓を取り巻いた毛細管が
  赤いイトメの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夜警斎藤旧自由詩2*14/10/22 0:22
採点ドクダミ五十...自由詩014/10/21 23:57
松岡修造は師匠なんかじゃない花形新次自由詩014/10/21 23:42
だれもしらない吉岡ペペロ自由詩614/10/21 23:26
たまきはる阿ト理恵短歌3*14/10/21 23:14
迷い藤原絵理子自由詩4*14/10/21 22:43
比喩のない町左屋百色自由詩11*14/10/21 22:31
精通ただのみきや自由詩18*14/10/21 22:17
2012自由詩014/10/21 22:11
麦茶花形新次自由詩014/10/21 21:50
ついえドクダミ五十...自由詩114/10/21 20:37
たまきはる/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩3*14/10/21 20:15
お疲れさま、だね。はなもとあお自由詩214/10/21 20:07
当然陽向自由詩014/10/21 19:22
豊かとはウィメンズデ...自由詩014/10/21 15:45
ぽつぽつ、雨、アメリカ吉岡ペペロ携帯写真+...114/10/21 15:31
夏川ゆう短歌114/10/21 15:27
The Rice.生田 稔自由詩114/10/21 15:08
運命の横断佐白光自由詩1*14/10/21 12:52
マゾヒストヒヤシンス自由詩5*14/10/21 12:47
忘年会わざと忘れたピルとゴム北大路京介俳句2+*14/10/21 11:54
我が墓に塒巻く双頭の蛇俳句014/10/21 11:53
亡き孫の泣く声混じる蝉時雨俳句014/10/21 11:53
ハロウインの仮装して残業つづけている自由詩314/10/21 11:53
木を切って誰も得をしない自由詩114/10/21 11:53
揺らした木から爆撃機がチラリ自由詩114/10/21 11:52
俺の方がかっこいいまきしむ自由詩014/10/21 10:42
アリクイのララバイやまうちあつ...自由詩114/10/21 10:37
ハムカツドクダミ五十...自由詩214/10/21 9:46
一〇〇パーセントの死を先延ばしできる確率は?イナエ自由詩7*14/10/21 9:04

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加筆訂正:
精通/ただのみきや[14/10/21 22:58]
誤字脱字修正しました。
忘年会わざと忘れたピルとゴム/北大路京介[14/10/21 19:59]
忘れし → 忘れたる
4.16sec.