141111
容疑は確信となり
起訴された円形の
古い闘技場の跡
重機が凹凸を均し
鎮魂するかのように
高層ビル群が完成した
この古い街では
町という町が錯綜し ...
左手首に巻き付いた羅針盤が 重い
針が進むたび あなたの温度は青白く
凍える海を目指してゆく

万年筆の先を
指に刺してでも 温もりを
あなたに注いであげたいのに
あなたは  ...
窓辺の空へと腕を伸ばす

散る桜振る舞う風の途上


僕にも届いた風景を
そのまんまそっくり
運んで送れよ季の風









着払いでね(〃_ _)σ
...
1日やることがないので
取り敢えず妄想する
妄想に金はかからない
妄想の中で私は二枚目詩人だ
私が言葉を口にすると
それだけで同人誌熟女はメロメロよ

しかし・・・、ふと考える
どうせ ...
わたしたちは
ときおり修復のために
巡礼のような旅に出る
みちみち
ゆるやかに回復するからだ

からだの奥に
水も声もたましいも
灯らない場所がある

樹脂の血
樹脂の精 ...
口からケツの穴まで
「検査」はされた
どこもかしこも正常だ
原因が分からなければ
根治は出来無い

医師には感謝している
同じような症例を探して
どうにかしようとしてくれたり

匙 ...
0からはじまる鼓動

息子の胸に耳を当てて数えてみる

私の音と重なりずれる

心拍のポリリズム

追い掛けっこは続いて

27年の差を埋めようとぐんぐん成長する

とく とく ...
  岩戸山古墳に行ってきた。
  筑紫君磐井の墓ともいわれる
  大きな前方後円墳と石人石馬や埴輪たち
  今は木々が生い繁る神霊の森か

  主古墳から少し離れたところにある
  小さな ...
ある朝、大好き?と聞かれて
大好きだよ、と答えて
お別れしました

ある晩、大嫌いって叫んで
何度も何度も
心で叫んで

忘れられないでいます
疑いだしたら
もうだめだだめだだめだ

血の涙でも流れてくれれば
我が身も洗われるだろうに
ズバ抜けた集中力と戦略攻略の出来る頭脳を利用して、器用に丁寧に組み立てては、儚く崩れてしまう事すら、一喜一憂しつつもそれを楽しみ、己の限界に挑む。空から降ってくる動物を組み立てて続けて3時間。(そろそ ... ある夏の終わりの夜、彼女に招かれた私達2人は、四畳半の小さな和室で食事をしていました。貴女は白地に紺色の菖蒲柄の浴衣を着て、しっとりした肌で私達の目の前に座っています。その姿は妖艶と言う言葉が似つかわ ... ビリジアン



青みがかった緑色
鮮やかなビリジアンの色見本に
忘れていた記憶を取り戻した


ビリジアンが青色だと思っていた


その主人公は耳が聞こえず
声も出せず
...
ドライブ中互いに無口になる時間夕暮れの息吹に惹かれる心

星を見て宇宙と一つになった夜豊かな流れ引き寄せる夜

家の中あちらこちらにある時計どれも微妙に違った時間

早朝の街に灯りがつくよ ...
気づいてはいた 役立たずであることを
取り繕うように卑下しても
傘の内側にへそくりを握りしめて

たとえばそれがぼろぼろのギザ十
ましてやビニール傘だったとして
みんな みんな
自分の足 ...
その昔時計であった山笑ふ 冬薔薇ヒポクラテスの誓いかな 欠伸してナースコールの鳴りにけり フエルトペンで描いたホクロから長い毛 冬のページからインクが赤い 表紙でネタバレしてた 透明人間です
見てもらえないのです
居ない事になっています
ねえ
透明でしょう

散歩の途中
犬が興味を示して
ぶんぶん尻尾を振っても
振り返っても
わたしは見えないのです
居な ...
{引用=オープニングテーマ}
アワビさん
          作詞 林春生 作曲 筒見恭平
          補作詞 囃猿尾
          歌 右野土佐乃


子どもがハマった ...
時は
ときめき

とりどり

空は
きらめき
はらはら
波乱

時空を信じて
錯覚
拡散

次元をまたいで
ひずみが
潜み
すごい勢いで
サイレンが幾度も通り過ぎ
私を追い越して
角を曲がり 止まる
止まる

真夜中の繁華街
わらわらと
遠巻きに人が集う
救急車 パトカー 
赤いライト 無線の声

...
「再帰的近代」という石臼がある

それは無数の嘘事を星屑と一緒に挽き砕くことで
「都市」という大規模構造を幻視させる魔臼

その「都市」で、僕は友だちとはぐれてしまった

僕は友 ...
私を目掛けた
スペースシャトルは

無事に頭の上で散った

キラキラと光っていれば
見つけやすいからって

変な名前もつけて
忘れられないようにしたの

彼が壊した
ワンダーラ ...
夢がいつまでも完璧なのは
本当の自分がどこかにいると
そんな不幸なことを
ずっと信仰しているから

きれいな言葉で
底から見下すのは
気持ちがよかったよ

ひとりで生きていると
...
催促する悪い癖は変わらず

続きを隠して口を塞ぐ



妙に間抜けた不思議
抱き寄せた



この乞うを重ねての時間

埋めつくせば


貴方にも解るはず

一人で ...
街灯に群がる蛾を僕は見ていた
くるくると円を描く姿は
とてもきれいだった
普段は蛾を醜い生き物としか
見ていなかった僕は恥ずべきなのだろう
見た目だけで醜い生き物だと言い
嫌ったり殺してし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
円形あおば自由詩7*14/11/11 19:39
青い骨為平 澪自由詩614/11/11 19:08
ときの風自由詩3*14/11/11 17:50
ペンペン草田男「妄想」花形新次自由詩114/11/11 17:41
レプリカ遙洋自由詩2*14/11/11 16:41
上から下までドクダミ五十...自由詩0*14/11/11 14:19
親子の心音中村 くらげ自由詩2*14/11/11 12:37
眠りの丘秀の秋自由詩114/11/11 10:33
別れ方中原純乃自由詩4*14/11/11 10:09
嫉妬自由詩3*14/11/11 10:07
おとこのこの能力とおんなのこの脳味噌nao散文(批評...1*14/11/11 7:56
大蛇の女散文(批評...0*14/11/11 7:54
ビリジアン / 使い古しのチューブを握りしめてbeebee自由詩23*14/11/11 7:46
ドライブ夏川ゆう短歌314/11/11 6:23
傘を買う久野本 暁自由詩014/11/11 2:43
その昔時計であった山笑ふ北大路京介俳句214/11/11 0:47
冬薔薇ヒポクラテスの誓いかな俳句114/11/11 0:47
欠伸してナースコールの鳴りにけり俳句514/11/11 0:46
フエルトペンで描いたホクロから長い毛自由詩114/11/11 0:46
冬のページからインクが赤い自由詩314/11/11 0:46
表紙でネタバレしてた自由詩014/11/11 0:45
私はドクダミ五十...自由詩6*14/11/10 23:40
アワビさん エボラさんsalco自由詩314/11/10 23:29
ひずみシホ.N自由詩214/11/10 23:24
サイレンと誘蛾灯uminek...自由詩14*14/11/10 23:18
友だち2012自由詩214/11/10 22:55
メリーゴーランドを壊してときたまこ自由詩314/11/10 22:27
sanctuary自由詩114/11/10 21:21
つづき自由詩4*14/11/10 20:29
リィ自由詩1*14/11/10 19:03

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