満ちる月は腹み
欠ける月には衰えの
母は産み育て
月にさらわれ
ふたたびの生まれかわりが
あるのです
乙女のあなた
母のあなたは
女神となって月にいるのね
妻をなくした
...
長く感じる冬は終わり
ピンクのイメージが強い春が来た
散歩するのが楽しい時期
満開の桜が目立つ
風が生暖かい
桜が満開
春が満開
心が幸福感で満開になった
日溜まりの中 ...
あなたがいなくなってから
なんど桜が咲いてなんど散ったでしょう
花びらはアスファルトに川面に誰かの頬に
あなたが好きと言ってた
日本の春は今も変わらず風を乗せて
...
あの日あんたは笑ってたからそれが正しいことだと思えたんだ
もう二度と会えないとかもう二度と触れ合えないとか
悲しみの材料はいくらでも探せるけど
僕は相変わらず酒とタ ...
去ることのない
さよならを胸に
あなたに
惹かれてしまうのは
必然で
愛することは
運命で
きっと
約束したのでしょう
神様と
この世界を
ただ眺めることしか
できない ...
相方を特別扱いできなくて困ってるのはわたしですか、オパール日和、ファーストヴィンテージターコイズ、エリックサティ、田添明美、眼鏡、340円返す、シーラカンスのしおりカラカラ、、映画ヒドゥン・フェイス、 ...
この惑星が軌道に乗ったころ
まだ誰も息をしていなかった
宇宙の不思議にため息をつく
子供も老人もまだいなかった
幾万年こえ私は日々の営みの
合間にふとため息をつく、
かつてあなた ...
古本屋をぶらぶらしていると
キーホルダーのついた
鍵が落ちていたので
拾ってレジの人に渡した
お寺の受付に行くと
年季のはいった分厚い
お財布がおいてあったので
受付の人に渡した
...
町は染め上げている
ほとんど静かな軒先の
金魚の水槽にさわる
影が
はるかな青を見上げて
さくら色のため息をつくとき
アスファルトに貼りつけられたおれたちは
光となって舞いあがる。
ぽっと頬をそめた月が
なよなよ と
しだれかかってくるのは
...
あなたがいる有り難さ
こころのままに いつものようにして
喜ばれて嬉しくて
けれど好きな人に
わたしよりもっと好きな人と一緒の気持ちで
感謝されたよ
あなたがいる有り難 ...
点火した花火が
薄く煙をあげて消えていった
細く輝く
糸で編んだ言葉を
解いてはより分けて
再び編み直す
繰り返して いつか
千切れて燃えていってしまう
手元からたちの ...
働きたくないのに働いて
タバコをぷかぷか吹かして
酒が弱いのが嫌で『練習』していて
(本当にアホだ。そんなもん練習してどうなる?)
命懸けの喧嘩が出来るでも無い
万人 ...
豚玉一枚でお腹いっぱいになってしまうのに
どうして君はいろいろ注文してしまうんだ
けっきょく僕が無理して食べることになるんだろう
いつからか僕はなにも頼まなくなってしまった
豚玉、モダン、 ...
川が流れていたんです
そして向こう岸には
見たこともない綺麗なお花畑が広がって
そこに亡くなった私の祖父母がいて
おまえはまだ此方に来てはいけないって言うんです
でも、その横で
マリリンが ...
思慮ぶかい目がゆるんだ
楽しいことをゆっくりと見つけるんだよ
ぼくはこころのなかでメッセージした
手をくわえて震わせた
シャボン玉を浴びせてた
花びらで髪をかざった
...
三月の燃える名刺の手品かな
三月の窓際の席求めけり
三月の糸電話から恋の歌
雨の夜すぎゆく車窓
アスファルトに
コンビニが映っている
置き去りにされた
一瞬
それがいずれ
『この花の種だったのか』
そう思い出す日が
そう ...
俺の言う通りにしろ
さもないと
この女のオッパイを
ベロンちょするぞ
「いやあー!お願い、オッパイは
やめてー!」
うるせい、先ずは
もろだしにしてやる
「いやあー!」
ほらっ、どう ...
ベトつく暑さで目が覚めた
いつの間にか梅雨は終わっていたらしい
カーテンを開けると太陽は午後を指していた
たまには散歩でもするか
わけもなくそう思った
ひりつく程の真夏日に馬鹿な思いつき ...
本棚の隅にひっそり眠ってるチョンダヨンのモムチャン体操
僕は八月のサナギです
立派になるつもりでいました
とっくに羽化の時期は過ぎて
まだサナギのままでいます
大人になったら
空を飛べるようになったら
昔はそんな事を友達と
...
いつの頃からか
あなたから
心のこもった贈り物をもらっても
私の頭の中のそろばんが
大体いくらぐらいなのかなって
計算してしまって
なあんだ、私の価値は
それぐらいなのねって
思うよう ...
夫をオオアリクイに
殺されたという女と
安い居酒屋で会うことに
いかがわしいサイトに
けったいなメッセージを書き込む割には
きちんとした身なり
容姿もそれなりに整っている
平日の夜だとい ...
花の散る
乱れる心
かの如く
舞い上がり
吹くに任せ
跡形もなく
散れ散れ
留まることなど
想えぬのだから
傘は良い
そっと隠してくれる
面に出てくる表情(かお)を
優しく流しながら
雨音で歌いながら
いけない恋のわずかな
跳ね返りも
落ちてしまった雫が
濁っても
明日には乾くから
...
鮮明に君のことが好きだから
言うしかないと思ってる
空が割れて星が降りだすように想ってる
純愛という言葉から遠く離れて
抱き合いたいなんて思ってない
透明に触れてふたりで溶け ...
低い雲がたなびく
雨空のなかで生まれたばかりの冬猫が
ふんわりと尻尾をまるめながら
きっとこの春のどこかで
ゆったりと昼寝をしているように
彼女はまだ目覚めない
もう夢のなかでは
序 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月の女神
黒木アン
自由詩
5*
15/4/11 7:35
満開
夏川ゆう
自由詩
2
15/4/11 5:54
あなたの頬に
永乃ゆち
自由詩
3
15/4/11 3:36
歌うより他ない
〃
自由詩
2
15/4/11 3:35
まだわたしになるまえの
緑かな
自由詩
0*
15/4/11 3:11
いついつまでに、なになにを/即興ゴルコンダ(仮)投稿.26
こうだたけみ
自由詩
2+*
15/4/11 2:06
宇宙のため息
ケルリ
自由詩
2
15/4/11 1:51
こつんと
灰泥軽茶
自由詩
7
15/4/11 0:42
_
雨へのダブリ...
自由詩
0
15/4/11 0:17
空の底
草野大悟2
自由詩
7
15/4/11 0:03
あなたがいる有り難さ
鵜飼千代子
自由詩
18*
15/4/10 23:45
イグニッション
またたび八寸
自由詩
1
15/4/10 23:31
野良犬コンビナート
TAT
自由詩
1
15/4/10 21:54
お好み焼き屋
北大路京介
自由詩
7
15/4/10 21:26
臨死体験
花形新次
自由詩
0
15/4/10 21:13
水いろのすき間
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/4/10 20:47
三月の燃える名刺の手品かな
北大路京介
俳句
0
15/4/10 20:32
三月の窓際の席求めけり
〃
俳句
0
15/4/10 20:32
三月の糸電話から恋の歌
〃
俳句
4
15/4/10 20:32
この花の種
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/4/10 20:31
パイジャック
花形新次
自由詩
0
15/4/10 20:19
スタンド・バイ・ミーの残像
捨我
自由詩
0
15/4/10 20:03
ビリーズブート短歌1
花形新次
短歌
0
15/4/10 19:29
八月のサナギ
tetsu_
自由詩
5*
15/4/10 19:24
私の頭の中のそろばん
花形新次
自由詩
2
15/4/10 19:09
アリクイのララバイ
やまうちあつ...
自由詩
0
15/4/10 18:45
花の散る
中原純乃
自由詩
3*
15/4/10 16:24
雨の日
〃
自由詩
1*
15/4/10 16:23
きれいごと
かんな
自由詩
5*
15/4/10 15:44
彼女の午睡
りゅうのあく...
自由詩
5*
15/4/10 15:42
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2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
加筆訂正:
彼女の午睡
/
りゅうのあくび
[15/4/10 16:39]
遅筆により推敲
3.77sec.