気分次第で
退屈な風になったり
充実した風になったりする
SUNDAYの響きがいい
開放的になり外に出たくなる
何処にでも行ける足がある
何でも創造する力がある
身の回りが輝 ...
嫁さんと
息子が
まったく何不自由なく
暮らしていくためには
ただひたすら
頭を下げるときは下げ
憎まれるときは憎まれ
こんな奴
私生活では
絶対に付き合いたくない
と思われても
...
紙で作ったお星様を
手のひらでつぶして
うまくいかなかったらつぶして
そういうことつぶさに
ひろいあげて持ち込んで
昨日のこと持ち込んで
俎にのせられた魚の気持ち
目が死ん ...
日本国憲法第九条は死んだ
お前達が殺したのである
憲法九条が何であるかを
お前達はとうとう理解できなかった
理由はひどく簡単である
それは戦争が絶対悪ではないということだ
お前達は戦争 ...
僕が変わっても
君だけは変わらないで
手を繋いだ事を忘れても
君の隣に僕がいた事を忘れないで
君が僕の名前を忘れても
僕が君の名前を忘れないから
僕が死んでも
君だけは生きていてくれ
...
大きく息を吸って
吐いて吐いて
世界をとりこんで
世界を拒絶して
夜空より青空と雲を見て欲しかった
そんな暗くて恐い足元より君の優しく温かい手を見て欲しかった
辛過ぎた目の前より先にあった ...
電柱森林公園
何年も前の8月の半ばに行ったきりだよ
二日酔いのまま
お前と黙りこくって車乗ってさ
だらだら続く道にうんざりしながらよ
単相線だらけで見どころもなかったし
トランスも ...
小高い丘の上にあるアパートの一室で、ぼくはカーテンにぐるぐる巻きになってコロコロコミックを読んでいる。
いつも楽しみにしていたギャグ漫画が突然最終回を迎えた。最後からの2ページを、何度も何度も読み返 ...
聞こえてくる潮
宇宙からの光に反射する水面
ゆっくりと手を耳元へ寄せた
絶対ということは
それぞれの人間に与えられた生きる期限だけ
そう母なる海は言っているようだ
泡立つ波打ち際に ...
悲しみのぶん氷切り出している
戦争は通天閣を解体し僕のすべてを奪ったのです
「 My name is Oni 」と鬼
夏休みを終えたら二重まぶたになっていた鬼
眠れない鬼がツイキャスしている
朝日が暖かい
風は冷たいけれども
春の予感か
何か良いことが起こりそうな感覚か
昨日降った雨の水たまりも
エイッとジャンプすれば
映った綺麗な空から
まっさらの息吹が噴き出して
彼 ...
沖縄では シリシリ用の
ピーラーが有るらしい
ニンジンが キライでも
塩味だけで 食べられますよ
センギリにする メンドウも
無いですから
間違って
指も 一 ...
そうしてわたしたちは眠りについた
朝、
無遠慮にかたちを引きずりだす光にまみれながら
疲れきって でも
ほっとして
役目を終えた靴のように萎びて
わたしが
とても小さなこどもだった頃
なにも知らない
知らないということが許されていて
それが
どんなにか幸せだったかということさえも
知らなかった
笑うたび頬に
くぼみを作っていた頃 ...
冬のベランダに
月の光が降り積む夜は
白く凍えて眺める空に
故郷の庭を思い出す
月の白い光にぬれて
赤いつばきも 寒菊も
色吸い取られ白く震えていた
就寝前に外の便所
白い庭に ...
光のすじを避けていく
その海草の揺らぎ
海流の流れ
追い風にならず向かい風
体の力が抜けていく
落ちたしずくは
泡になり
海月のすそを広げ
ゆらゆらと再び宙へ向かう
あの海月 ...
早すぎた春の収容所
鉄格子が霧雨に濡れている
彼らの髪を切るのが
仕事だった
私はかつて二つの遠さを抱えていた。一つ目は社会的な意味での遠さである。私は職に就くこともなく、難しい国家試験の勉強を数年続けていたが、一向に成績が上がらず、模試や本試験のたびに絶望するのだ ...
茨の芽、今日、若すぎる者たちが撒き散らす劇画チックな血
茨の芽、昨日、年嵩の者たちが演じた痛みのわかりやすさ
春、触れよと誘う
茨の芽、千差万別の宿命に満ちながら春に生まれる ...
母は女ともだちを読み返している
寝静まったあと
ベッドシーンだけ拾い読みする
あっけなく
ティファールが沸いて
急須に注ぐ
スキーの写真が挟まっている
男と女
アダ名が裏に書いてある
...
すすり泣く女の財布の中すべてパチンコでする人でなし夫
風俗店従業員出入口に遊ぶ金ねだりに来る夫
冷たい息を吐いてよ
その閉じた唇から
衝突の挙句こぼれたガソリンに火がついて、薄汚れた街角はあちこちでウンザリするような昼間、警官や消防隊員たちの怒号と野次馬どもの罵声が下手なモブシーンみたいに飛び交って絡み合って、真夜中は破 ...
野菜を買うときは
いくつか何気なく
ひょいひょいと
持ち比べてみる
手に持ち近づけると
重さや鮮度
身が詰まっているかどうか
おぉずっしり鮮やか
今日は此奴を使って何を作ろうかなんて
...
動物達よ
交尾をして子孫を増やすのはいいけど
そこに愛はあるのかい?
植物達よ
受粉をして作物を増やすのはいいけど
そこに愛はあるのかい?
人間達よ
セックスをして子どもを作るの ...
死んでしまいたいと
こころの
奥の奥の奥のほうで
思っているひとに限って
止める隙など与えるどころか
ひと知れず
死んでしまうのに
殺してくれなんて以ての外
ひとに対して死という
恐 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
SUNDAY
夏川ゆう
自由詩
3
15/2/7 5:59
きみたちに伝えたいこと
花形新次
自由詩
2
15/2/7 0:58
憂鬱ならば
かの
自由詩
4*
15/2/7 0:33
憲法九条は死んだ
紀ノ川つかさ
自由詩
5*
15/2/6 23:40
君だけは
リィ
自由詩
1*
15/2/6 23:22
僕から彼へ 彼から僕へ お別れ 約束 波と空
秋也
自由詩
2*
15/2/6 22:56
電柱森林公園
竜門勇気
自由詩
0
15/2/6 22:36
小学生の夜
宮木理人
自由詩
4*
15/2/6 22:28
海風
小日向 ココ
自由詩
1
15/2/6 22:23
悲しみのぶん氷切り出している
北大路京介
俳句
3
15/2/6 21:54
戦争は通天閣を解体し僕のすべてを奪ったのです
〃
短歌
1
15/2/6 21:54
「 My name is Oni 」と鬼
〃
自由詩
6
15/2/6 21:53
夏休みを終えたら二重まぶたになっていた鬼
〃
自由詩
4
15/2/6 21:53
眠れない鬼がツイキャスしている
〃
自由詩
0
15/2/6 21:53
水たまり
灰泥軽茶
自由詩
5
15/2/6 20:31
シリシリ伝説
藤鈴呼
自由詩
1*
15/2/6 20:00
眠りにつく
はるな
自由詩
7
15/2/6 10:42
雨上がりのステップ
そらの珊瑚
自由詩
16
15/2/6 9:58
月の光が降り積む夜は
イナエ
自由詩
11*
15/2/6 8:59
そらはからかう 魚は見上げる
這 いずる
自由詩
5
15/2/6 7:11
hopeless nest
mizuno...
自由詩
4
15/2/6 5:56
遠さについて
葉leaf
自由詩
3
15/2/6 4:38
茨の芽
月形半分子
自由詩
4
15/2/6 3:01
女ともだち
nemaru
自由詩
1*
15/2/6 0:26
人でなし短歌1
花形新次
短歌
0
15/2/6 0:17
私を見て
はて
自由詩
0
15/2/6 0:12
いまのところは
ホロウ・シカ...
散文(批評...
1*
15/2/6 0:05
手にとる野菜たち
灰泥軽茶
自由詩
4
15/2/5 23:48
どこに
リィ
自由詩
2*
15/2/5 23:38
罪と罰
川瀬杏香
自由詩
8
15/2/5 23:24
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
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