どこでもドアは空想の話
ここでもドアは現実の話
あそこでもここでも
簡単に開かないドアばかり
行きたい所に行けるのは
どこでもドア
生きたい姿じゃ開かない
ここでもドア
次のニュースです
警察庁は高速道路での覆面パトカーを
全面廃止を検討していると発表しました
不正を暴く警察が
人を騙すようなことをしているのは
子どもの教育に良くないと
速度違反をしたモン ...
歩いても歩いても道だけが続き
自分が何処にいるのかさえわからず
そして誰もいない
歩き始めた時は家族や友人がいた
僕が歩くのが遅いから
みんな先にいってしまった
今は僕一人だけ
歩き続け ...
なにもしていない。
けれどこの手は何かを求めている。
白昼夢のなかで、
この右手は、
人混みを漁る。
ぶつかった誰かの
心臓に手をのばし ...
先の大戦で
あなた方を
植民地という
謂わば奴隷国家とも言える
屈辱的な立場に
追い込み
未だに
それに対する恨みを
活力源としなければ
やっていけない
哀れな国にしてしまったこと ...
おれには帰る場所がない
歌っているけれど
なぁに、あんた
逃げただけさ
雲の切れ間から
お天道様が言う
おれには帰る場所がない
南口の広場には
まん丸に肥えた鳩がいる
痩 ...
眼下の川では子供たちが裸ではしゃぎ
遠く茶褐色の岩峰が冷たい灰色の空を背景に連なっている
僕はゆらゆら揺れる色褪せた肌色の廃棄バスの屋根の上
何とかバランスを取りながら何度も落ちかけ ...
アインは空を見上げていました。小高い丘にぽつんとたたずむ木の根元に腰掛け、紫がかった星空を見つめていました。
星々は輝き、それぞれが淡い虹色の光を落とし、仲間たちの上げる炊煙から離れてきたアインの ...
風邪をひきましたの。
大したことありませんのよ、
咳が出て、頭痛がして、気持ち悪くて、吐き気がして、体が重くて、全身が熱いだけですの。
お食事ですか?
摂りましたわ、プリンを一個。
...
熱中症の危険があるから八月のゴルフは避けられている
だから八月のゴルフは安い
よって会社の金でできない理由があるようなゴルフコンペは八月に集中する
会社の金でできないゴルフコンペには ...
今日も今日とて朝日は昇る 太陽光はパネらない テレビのない部屋休日ならばいつもと同じ葉月の十五 わたしの目下の悩みの種は電源入らぬ化石のG4 音楽さえ聴けなくなってiPhoneだけが頼りなんです
...
昨日まで、子供たち(甥と姪)が遊びに来ていて賑やかだったのが、広島に帰っ
て(帰省)いったので、まあ、急に淋しい感じなってしまって・・。この夏季休
暇中どこへいってもどうせ人人人で一杯だろうし ...
熱い日ざしが 爽やかに木の葉を青く染める
夏休みになって 少し賑やかになった
迷惑なような 嬉しいような顔
普段は老人ばかりの 閲覧室の空気
戦争中のことを書いた本を広げて
いつかの ...
ユニットバスの水平さの隅で
私は猫の目になる前の棒っ切れ
コンドームたちの密会を
五秒の使用と三分で決定させる
男と女の待ち合わせ
不在の子の存在を 赤い視線で映してみせて ...
青空と巨大な廃墟を胸に秘め光について話す放課後
手放した空がいつしか晴れ渡るようにあの日が頷いている
永遠が一瞬になるあの夏に黒板消しが落ちる瞬間
枯涸してしまったならば ...
ポンって跳ねてポンって跳ねて電子レンジから転がり落ちてポンって跳ねて椅子の上に上がってポンって跳ねて机の上に上がってポンって跳ねてパクッと食べられてむしゃむしゃもぐもぐ胃の中でポンって跳ねて腸の中でポ ...
150815
原発が再稼動したのだから、パネリストは廃業だね
今度は、原発推進派に鞍替えて声を張り上げよう
太陽光発電の買い取り価格は高すぎる
原発が再稼動したのに ...
赤い雨
...
俺の住む町には一軒の本屋もない
町には大学の校舎と
学生マンションが立ち並ぶのに
近頃の学生が
本を読まなくなったせいか
俺は洗面台の前で歯磨きをしながら考える
ネクタイを結び ...
生き残りが
死んでいった者の代わりに
こんなことは
二度と御免だと言う
90まで生き続けたあんたが
よくもまあ言えたもんだ
死んでいった者がいたからには
生き残ったあんたは恥知ら ...
仕事帰りに立ち寄った
近所の神社の境内で
鞄を放り投げ
身を丸くして
一匹の猫の姿に
やがてしばしの眠りに落ちる
会議と定食と談笑とやましさ
戦争と法案と山下とやさしさ
から揚げとひじ ...
あなたのいいたいことはわかる。
何が必要なのかもわかる。
けれど必要なものばかりを探しまわると、
本当に必要なものがみえなくなる。
あなたのいいたいことはわかる。
なにがたのしみな ...
吹く風に涼しさが混じり、蝉の死骸は夥しく落ちた。夏はまさに終わろうとしていた。だが今年の夏はただの夏ではなかった。私は勤めている会社を辞めるかどうかの瀬戸際に立たされ、自らあれこれ相談や交 ...
賀茂川の
...
あたしはねわかってるんだよおまえさんが腹の底で何を企んでいるかなんて
綺麗事ばかり並べたて親切そうな表情でああ言えばこういう
はぐらかし話をすり替え丸めこむ
丸めこんだらこっちのもんだと思ってる ...
あたりは仄暗い
無数の墓標たちが漂っている
言葉たちが 沈黙の淵へと沈み溶けてゆく
悼み 祈り 鎮め
どんな言葉も私は選び掬い取れない
ただ この沈黙の淵から
いつ ...
冬で寒くても
関係なく美味しい
様々な種類のアイスクリーム
カロリーのことは考えず
たくさん食べたくなってしまう
アイスクリームは
夏だけのものではない
どの季節でも食べたくなる ...
散財につぐ散財でまったく有り金がなくなった。
ギターすら売っちまった。
あとにはおんぼろの車と愛すべき彼女だけが残った。
友達への借金も残ったままだ。
そんなある日彼女を連れて海 ...
時の流れの中で死が私に追いついている。
断崖絶壁の孤高の歩みを禿げ鷲のように天高くから狙いを定めている。
動悸が激しくなる、呼吸が出来ない。
夜が私の運命を量りにかけている。
...
誰かがいなくなっても
昨日と同じように日は昇る。
誰かがいなくなっても
手の中にあるチョコレートは
ほんの数秒で元の形を無くし
水に流され消えて行く。
もうすぐいなくなる誰かを待ち ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ここでもドア
イオン
自由詩
1*
15/8/16 20:16
背面パトカー
〃
自由詩
3*
15/8/16 20:14
夏のおわり
リィ
自由詩
0
15/8/16 20:03
火花
あおい満月
自由詩
10
15/8/16 19:39
アイムソーリー談話
花形新次
自由詩
0
15/8/16 16:42
逐電ブルース
もり
自由詩
2*
15/8/16 14:19
被存無垢(改訂再録)
たけし
自由詩
7
15/8/16 12:48
月の民
dopp
散文(批評...
1
15/8/16 1:06
お見舞いに行った
愛心
自由詩
5
15/8/16 1:02
八月のゴルフ
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/8/15 22:37
太陽光ぱねらない/即興ゴルコンダ(仮)投稿.63
こうだたけみ
自由詩
3*
15/8/15 22:32
現代詩フォーラムと文学極道のこと
オダカズヒコ
散文(批評...
5*
15/8/15 21:49
木曜日の図書館
藤原絵理子
自由詩
5
15/8/15 21:46
判定
為平 澪
自由詩
12
15/8/15 20:27
光について
本木はじめ
短歌
3
15/8/15 20:05
ポップコーンの冒険
kaz.
自由詩
1*
15/8/15 19:50
太陽光ぱねらない
あおば
自由詩
2*
15/8/15 19:33
無題
TAT
俳句
0
15/8/15 19:25
インターネットを捨てよGoogleに投石せよ町へ出よう山を歩 ...
オダカズヒコ
自由詩
7+*
15/8/15 19:12
恥知らず
花形新次
自由詩
1
15/8/15 18:53
帰り道
やまうちあつ...
自由詩
2
15/8/15 18:10
あなたのいいたいことは
あおい満月
自由詩
6*
15/8/15 15:28
夏の終わり
葉leaf
自由詩
3
15/8/15 15:07
無題
TAT
短歌
0
15/8/15 14:42
訪問者
Lucy
自由詩
15*
15/8/15 14:16
漂う墓標
塔野夏子
自由詩
5*
15/8/15 11:32
アイスクリーム
夏川ゆう
自由詩
1
15/8/15 5:50
メモリーモーテル
ヒヤシンス
自由詩
5*
15/8/15 5:36
ある夜に
〃
自由詩
2*
15/8/15 3:50
もうすぐ。
梓ゆい
自由詩
3*
15/8/15 3:39
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
5.79sec.