じっとして
まっしろな大きな雲
空の下
流れる大きな影は生きている
山々は深く静まる
生き物たちは
じっとして
私の影は深く沈むように
そして
シャボンのような日々の私が
ふわふわ ...
目を瞑っていても
追いかけてくる足跡の靴音を
遮るためにドアを閉めても、
靴音が追いかけてくる。
とくとくとくと ...
いじめをなくそうとするのは現実的ではない

いじめはなくならない

九電の原発を停止させたままにするのは現実的ではない

九州がブラックアウトしてしまう

現実的ではないことをすると
...
絡まりながら生きている
街を歩いて上を見れば電線が通り
地下も配線だらけらしい
僕たちは“ライン”でやりとりしながら
タップで網を手繰り寄せる

繋がったまま生きている
誰かと誰 ...
床屋のオヤジは
元新左翼の過激派で
今でも怪しげな連中
(主に元中学校の教師)と
月曜日にオルグを行っている

そんなオヤジの
素性を知らずに
客がうっかり
「安倍内閣良いねえ
積 ...
最近なんだか疲れるなと思ったら

光を食べましょう

悲しい霧や
苦しい雨に降られて
体に染み込んでゆくようなら

光を食べましょう


私は君に食べさせてあげたい
手 ...
収穫もできずに

ただ腐らせるしかないような

果物を育てるひとはいない

いたとしても続かない


両面の鏡なんだ

鏡のなかのまたその鏡なんだ

自分だけ棚にあげておくな ...
花が住み
朧気に見る
槍ヶ岳
先切る春も
哀れぞと
かなしみは降り積もる
綿雪のように


歓びは萌え出づる
泡沫のように


さみしさは染み透る
五月雨のように


怒りはさんざめく
木漏れ日のように


苛立ちは ...
こんな暑さを生み出すなんて
太陽はとんでもない偽物だ
それだけではなく
空も海もすべて偽物で
言うまでもなく
実は私も偽者である
では本物は一体どこに?
偽者の私の本物はどこ ...
この地球何億年も太陽のまわりをまわるあったかいんだから

2時過ぎにレジへ持ってく商品の賞味期限は昨日で切れてる

月火水木金土日月火水木金土日月火水木

鰹節が冷たい豆腐にかかっているそ ...
映画観た女の眼球まっぷたつ

蒲公英の綿毛が上昇下降する

水田の田螺の上に彗星が

黄昏を切り抜く揚羽の黒い翅

起きてすぐ口内炎に気付く朝

  
白いシーツが晴々とはためく青い午後
大きな風にのって君の嬉しそうな声が疾走る
思い切り抱きしめればまるでお化けのようなカタチ
くすぐったいと笑う君をすっぽりくるんだその存在を
ぎ ...
泥まみれの夕立一粒に願懸け命懸け
立ち上がろうと 己に跪き独眼に見渡す

屍の点描
永遠の夕立 その隙間で呼吸を呼吸を途絶えないように
大事に大事に膝に触れ 感触の泥まみれを皮肉にも このだ ...
大切な
ひとり息子や
ひとり娘が
路上に
打ちすてられている
もちろん
レイプの後で
それが
政治だから
ラの音ではじまる
骨をかかえて
演説をしにいく
...
ぼんやりとニュースを眺める
オナニーを終えて暇だからである
ニュースは、事件と事故がばかり放送する
あとは天気か
つげ義春の漫画に出てくる朝鮮人の李さんは鳥語が話せるが
それでも鳥は脳が小さ ...
世界は膨張していく
それは進化だとか進歩だとか
そんなことではなくて

ただひたすらに、
闇雲に、
手に触れるものすべてを
引き寄せて飲み込んで
不格好でもなりふり構わず
雪だるま式 ...
今がある未来は白紙何もない今の連続今があるだけ

水族館魚の声が響き渡る不思議な顔で人間を見る

オセロする簡単そうで奥深い定石もあり覚えること多い

水溜まりに映った街の一欠片梅雨明けな ...
ジュラ紀 白亜紀 吐く息 といき
おととい以前のことは
みんな みんなおなじです

忘れた。

2156年 第四次世界大戦
氷河期 歯みがき ゴシゴシ
あさって以降のことは
みんな ...
む おん
移動していくモノの影、

独り在る茫漠の床で

眠りの底から掻き分け掻き分け

異界の異様な感触を

意識の触手、体に刻む


ム オン
夜陰にひっそり回帰し。
。リフるき生

。リフの人い良

。リフの人い悪

。リフい良のりかわのも

。リフるいてし愛

。リフのいぱっい精

。リフう笑
滴りや濡れたる翼なき背中 滴りの一粒地球削る音 滴りやかつて地蔵でありし石 無意識につく
ため息が
僕を不安にする

心がキュッとなる

ため息は
白い影になって
僕を睨んでいるみたいだ

そんなことも知らずに
貴女は
また、ハア~
とため息をつく
...
  キミだね

  ね、キミだろ


  キミは音楽のようです
  メロディのウラ側に
  ウソがかくれていない
  そんな音楽です

  キミの中に
  声がわり前の少年が ...
自動の機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
手作りする

結局、手作りすんのかいっ!

「職人」

注文に応じて
...
この腐った国は
みんなを傷つける

この国の裏路地には
なんでもそろっている

本当の地獄は
愛する人の苦悩を見ることだ

長い
ろくでもない夜になった
ここは
死体の街
ここは
終焉の先
固く縛った荷を解いて
その椅子にかけなさい
誰に遠慮することもない
ここには永く客など来ていない


何か食べる ...
栃木や群馬が
海の日を休日にすることに
疑問を感じる人は少ない

山梨や岐阜なら
どうだろう

埼玉や長野は?

ま、いっか

好きにすりゃいいさ

「膿み」

虫歯を放 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雲の影灰泥軽茶自由詩415/7/22 1:18
砂の心音あおい満月自由詩715/7/21 23:40
ブラックアウト吉岡ペペロ自由詩1+*15/7/21 23:05
解けない解れ凍月自由詩3*15/7/21 22:36
床屋政談花形新次自由詩015/7/21 21:58
光を食べる瑞海自由詩2*15/7/21 21:36
収穫吉岡ペペロ自由詩415/7/21 21:26
開花ウィメンズデ...自由詩015/7/21 21:01
影法師青井自由詩015/7/21 19:19
夏日葉leaf自由詩415/7/21 18:25
短歌2山犬切短歌1*15/7/21 16:36
俳句2俳句2*15/7/21 16:35
風の樹陰(こかげ)ハァモニィベ...自由詩4*15/7/21 15:00
行の白煙に打たれ朝焼彩茜色自由詩10*15/7/21 14:45
サマータイムイシダユーリ自由詩215/7/21 12:50
鳥とテレビ馬野ミキ自由詩4*15/7/21 11:46
世界は膨張していくアルビノ自由詩015/7/21 9:42
水族館夏川ゆう短歌115/7/21 5:48
逆説もり自由詩2*15/7/21 4:54
無底回帰たけし自由詩215/7/21 3:24
「リフるき生」宇野康平自由詩1+15/7/21 0:37
滴りや濡れたる翼なき背中北大路京介俳句615/7/21 0:14
滴りの一粒地球削る音俳句415/7/21 0:14
滴りやかつて地蔵でありし石俳句415/7/21 0:13
エクトプラズム花形新次自由詩015/7/20 23:32
少年ひさし自由詩315/7/20 22:06
自動化花形新次自由詩015/7/20 21:57
罪の国草野大悟2自由詩215/7/20 21:52
New Kid In Townホロウ・シカ...自由詩2*15/7/20 21:47
私は海花形新次自由詩215/7/20 21:30

Home 戻る 最新へ 次へ
1889 1890 1891 1892 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 
加筆訂正:
行の白煙に打たれ/朝焼彩茜色[15/7/21 22:07]
タイトル決まりましたが・・・
3.77sec.