西瓜の産地が
北上していく
夏が通り過ぎるのを
毎年スーパーで見かける
多分、今年最後の
西瓜を食べながら
高校野球の
決勝を見ていた
季節というのは
うまく出来ていて
...
綴る 言葉は
うちなるもの
枠の無い無限の大地も
心には持てるものを
空でなく
海でなく
大地でなく
私は 貴方という
果てしない宇宙を
心に綴ってゆく
海は掴んだわたしの足もと
喜べよ波しぶき
明日も生きるわたしを
まぶたが腐り落ちるほど泣いた
朔が満ちて三日後には丁度半分
世話焼きよってたかって混ぜ込んで
できるはあなたへ向かうまじない
善意の蠱毒だ吐くまで喰らえ
あたしの優しさ愛情友情すべて ...
玄関にたくさんシーサー並べてもやけに激しい風が吹いてる
長靴が釣れるわ釣れる爆釣だやけに激しい風が吹いてる
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる
まだ、
ここがどこかわからずに
過去のあなたをまっている
朝顔のうすい花弁をさわって、
甘いような気持になっていたあなた
履きつぶした靴ほどにすべてを好きだった
鬱病になった友人を外に連れ出すことに成功したから
バンドメンバー4人で通っていた小学校へ行こうと思うんだ
最寄りの駅で降りたら畦道をゆっくり歩きながら
バックナンバーや自分達の曲をスマホで鳴らし ...
誰かがポケットに手を突っ込んで
枕元を通りすぎてった
灰に染まって焦げた声が
何度も胸に染み込んでく
誰かの言葉が混在している
夜明けと夕暮れは
一瞬だけ同じ
誰かを好きにな ...
風の強い日にも蝶は飛ぶ
気流に乗って巡り
波を越えたり潜ったり
泳ぐようにすり抜けては
喉を潤す 揺れるクローバーに佇んで
ヨットのバーでカクテルでも飲むように
洒 ...
橋立… と 聞いて
直ぐに浮かぶ 有名地
普通ならば 天橋立
此処ならば 橋立の翡翠峡
どっちかって言うと
姫川沿いの 小滝の翡翠峡の方が
有名なのですけれども
...
やわらかな森に、
ゼリー状のものにくるまれて、
ふるふると
うみおとされた
永遠という名の
海鳴り。
俺たちのまえを、
泳ぎつづけるイルカがつきつける
とがった夏の言葉。
そのさ ...
与えられた絶望
真新しい傷に落ちる冷たい涙
嘘だと言って
思い出にならないでと
あなたに叫ぶ
砕け散った心を寄せて
気がふれるまでここにいたい
苦しいだけの現実
...
ひとり部屋
土足厳禁
...
...
線路がつづく理由について
かがやかせる目には、とおくうつる夕日
あなたのものでもないようにわたしのものでもないよ。
虹がきれいすぎて過ぎ去った雨とか
誰かを知ることが傷つくこと ...
肉にめり込み
脳髄に沈み刻まれる
鋼のビート
反復も新たに
冬の鳥は踊り出す
声無き音響の時空を
可憐に哀しく我を忘れ
冷酷に愛しく飛び跳ね
自然に苦しく姿を消し
肉 ...
送別会の帰りにみた満開の桜の樹をおぼえている
というよりそれしかおぼえていない
その日にぼくはケータイをなくした
いわゆる静かな生活がはじまった
目を覚ましてもとくにやることはなく ...
ありがとうを封印してた、
こわさに飲みこまれて
いなくなるばかり考えて
からまったトンネルに吸い込まれていく
からまったとんねるにすいこまれていく
先の細いトンネル
出口までは ...
仕事帰りにめまいがして
錠剤を呑む
俺はもう俺ではなくなった
俺から仕事を抜き取ったら何も残らない
俺はもう何者でもなく
こんな簡単な仕事ですら
調子を崩してしまうなんて
...
いろんな感覚が錆びて
緩やかに死んでく
街に出れば疲れて
ヤキがまわった、なんて
ぼんやり思う
頭に魔法の欠片が残ってて
誰かに秘密を教えたくなるが
その呪文はおそらく
言 ...
世界のはずれの藁葺きのコテッジで
遠く草原にかかる月をのぞむ
( かつてこの月をめでた青年達が不毛なたたかいで旅立ったことも )
フィヨルドと火山を巡り
カレワラの世界にあそび
シベリウ ...
完璧を求める心ほど
少しの歪みが許せずに
破壊的になるけど
人は
曲がったり
間違えたりして
整わなくても良いんだ
整わないから
かすかなたわみの中で
呼吸が出来てい ...
世界には
無数のルールがあって
その
ルールの狭間で
私たちは生きている
お愛想、お願いします
そういったら
友人にたしなめられた
それは違うらしいよ
お愛想は
お店の人 ...
落とし物が入った箱をあさる
あたしがどこにもいなくて探しているんです
みんなが帰っていく雑踏
夏祭りの終わり
あたし達は
もうおしまいだね
みんなどこにいってしまったんだろう
光がな ...
イグニッション
そしてまた君は 飛び立つ宇宙船に手を振って立ち尽くした
また会おうね。って約束も 端から果たせないと諦めてる
そして頭上には 何事もなかったように空っぽが戻ってきて
小 ...
バスに揺られて教会に着いた
教会のそばに咲くタンポポに
虫の影が
まぼろしの縁取りのように過ぎていった
駅舎で見知らぬひとと待ち合わせるようにバスを待った
髭を生やし ...
駅からアパートまで
の道すがら
晩ごはんの買い物して
ディスカウントを覗いて
そういえばストーブ
冬までには買わなくちゃ
1DKだから小さいので十分
って
気がつくと
また考えて ...
祖母と母のお産に付き添ったことがあります。
母の横で寝られないさみしさから、
大声で泣き、だだをこね、母や祖母を困らせたことを憶えています。
ワタシは筋金入りの甘えん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
西瓜
ガト
自由詩
16*
15/8/22 4:02
はじまりの書
〃
自由詩
4*
15/8/22 3:41
夏
Kunisa...
自由詩
0
15/8/22 1:35
恋亡
透
自由詩
1
15/8/22 1:03
玄関にたくさんシーサー並べてもやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
8
15/8/22 0:33
長靴が釣れるわ釣れる爆釣だやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
2
15/8/22 0:33
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
2
15/8/22 0:33
過去のあなた
はるな
自由詩
2
15/8/21 22:58
とある群馬の1日
1486 1...
自由詩
1
15/8/21 22:57
シグナル結晶
竜門勇気
自由詩
4*
15/8/21 22:30
風の強い日にも蝶は飛ぶ
ただのみきや
自由詩
15*
15/8/21 22:07
ヒスイ
藤鈴呼
自由詩
2*
15/8/21 20:37
やわらかな森に
草野大悟2
自由詩
3
15/8/21 20:33
正しくない永遠
十一月の失敗...
自由詩
1+
15/8/21 19:50
無題
TAT
俳句
1
15/8/21 18:35
〃
〃
短歌
0
15/8/21 18:15
きらきら
かんな
自由詩
7*
15/8/21 17:52
愛娘との訣別
たけし
自由詩
3
15/8/21 15:52
揺れやすいまち
末下りょう
自由詩
6*
15/8/21 11:33
えんでぃんぐ・すぱいらる
唐草フウ
自由詩
8*
15/8/21 6:00
錠剤
葉leaf
自由詩
0
15/8/21 4:02
Rusty
ガト
自由詩
9*
15/8/21 3:14
世界のはずれのコテッジで
梅昆布茶
自由詩
16
15/8/21 3:09
バランス
ガト
自由詩
7*
15/8/21 2:56
横断歩道を斜めに渡る
uminek...
自由詩
15*
15/8/21 2:25
花火には恥ずかしい名前をつけてよ
ユッカ
自由詩
10
15/8/21 1:49
イグニッション
itukam...
自由詩
2*
15/8/21 1:35
教会のタンポポ
吉岡ペペロ
自由詩
6
15/8/21 0:54
おしまい
アンテ
自由詩
2
15/8/20 23:49
星の人
ひさし
散文(批評...
2
15/8/20 23:26
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
加筆訂正:
風の強い日にも蝶は飛ぶ
/
ただのみきや
[15/8/21 23:27]
誤字脱字訂正しました。
恋をする夜明けの森
/
りゅうのあくび
[15/8/21 16:11]
遅筆により推敲
2015年のデロリアン
/
るるりら
[15/8/21 8:45]
誤字を訂正しました
恋をする夜明けの森
/
りゅうのあくび
[15/8/21 8:08]
遅筆により推敲
5.85sec.