肛門科の医師で
自称UFO評論家である私は
今こうして
私の前で四つん這いになっている
貴女に対して
医師として接するべきか
それともUFO評論家として
接するべきか思案している
貴女 ...
値打ちの無い言葉がある
路傍のきみに聞かせたくない
そんな、
くそみたいなものが

だからわたしは泣いている
 エホバの兵士

トテチテタト
テチトトテチャー
トテチト、タテチャ
伝道奉仕のラッパなり

くりだす子供の兵士たち
長靴坊やはよろこびて
朝日を浴びて踊りだす

水玉ガールも背 ...
 テーブルの上に、あした買ってきたりんごを置いてあると言う。
 もちろん、そんなもの私には見えない。母だけが見ることのできるりんごだった。

 今朝も雨が降っていた。桜の季節はいつも雨に邪魔され ...
あの火、
「ほ」が
やって来て
声も、血も、涙も、
水も、空気も、
ぜんぶ苦くなった

タ、タ、タ、
バ、バタバタ、
しんで
薄暗くなって寒い

カタチのない
「ほ」が
じ ...
粗大ごみ置き場に 無造作にブリキのバケツにすてられ
つったっている木刀
それは僕たちである

僕は木刀をひきぬき
大声を出して空を切り おもいきり振り回した
それを見て子供たちが笑っている ...
人間でのびるものは髪と爪と心
必要以上にのびた部分を加工して
装飾につかっている

自由にのばせないが
自由にきれる
人間は
削って美しくしようとする
あなたにうがいを教えたことはないけれど
あなたはうがいを体得していた
言葉で教えられるよりも
見て覚えることのほうが
きっと何倍も簡単なんだと思う

それでもあなたが
うがいってなんなの ...
ゆれている頭をとおくに見ていたさ春風みたいな声で笑うな


そのひとの爪のまるさが正しくてくやしい。完成されてるんだね


肯定をする気もないのに目と口がやさしくてしね、死 ...
幾何学カットされた放射状のライトセーバー。
グラスに注いだ水はきらきらと反射をして
虹のアーチを作る。

日の光を全身に取り込んだグラスは
魂の輝きを映し出すかのように
手にする者を無言の ...
中途半端に目覚めた
朝のような
深い霧に包まれて

たった一人
地球に存在する
気分を味わう


誰にも断ち切れない
深い絆で
結ばれていようと
いつかは
この手を
離す時 ...
夜の静寂に歌のような言葉
耳たぶに引っ掛かって時を揺らす
此処にはいないはずの
あなたが聴こえてくるのです


  朝の雑踏に歌のような言葉
  靴紐を解いて時を忘れさせる ...
さよなら 理解不可能なもの
7文字以内で喋れる言葉たち

もう永遠に会うことはない
永遠を定義することもない
母校の裏山には防空壕があって蛸壺跡地なんて石碑があって見える子は兵隊さんが通るなんて言うんだから合宿の夜は少し恐かったけれどここまで戦争は来なかったんだ九十九里浜いまは桜がきれいに咲く池の畔のアヒルた ... 無能と言われ慣れ
居場所など無いと言われ慣れた
アルバイトは首になり
とうとう愛する者など現れない
俺の王国がなくなってしまった
人達が二つに割れるのを見た
そしてその両方が俺を追い出した ...
ジジイ、今だ、やってしまえ!
「ワカッタ」
ウィーン、ガシャン
ウィーン、ガシャン
ズダ、ダ、ダ、ダ、ダダーン!
ぎゃああああ!

ジジイ、あっちもだ
「ワカッタ」
ウィーン、ガシャ ...
しゃぼん玉のような瞳を漂う
異形のチューリップ
コクトーの詩がめらめらと
記憶から皮膚を炙る 匂い
生まれたての羞恥心に注ぐ
冷たい炎のバプティズム
春を纏ったものたちは戸惑う
羽化した ...
鈍痛で目が覚める
平日の昼下がり
調子が悪いんだ
いつものことだけど

気つけのアルコール
ツマミが無いな
まぁ別にいいか
たまにはいいもんが飲みたい

不健康な幸せだな
噛みし ...
三人の娘

京洛に育ちし娘あり
今ははや娘とは言わじ
?たけて、人妻にして
いつも遠慮し
京風なり

東北育ちは、わが妻なり
寒地に育ちし故に
勝気なり、されど
人を憐れみ,親切 ...
本当の愛を見つけて満たされて光にかわる新月の夜 両頬をぶたれたほうが気も済んだ光はときに闇より怖い 焼きたてのシナモンロールを頬張れど虚無の底には光ささない はぐらかしてる
1日数ミリずれて
いつかここではないどこかへ

そうやって進む
何かに押し出されるみたいにして

1日1歩にも満たない
でも、
生まれた場所と
死ぬ場所は少し違うか ...
やわらかくなるなら、
山も食べたい、
山を口にするとゆうれいが跳んできて、
目を見張る仕草がくべられた薪のように、
ぱちくりと聞こえる、
そこでぼくに歩くことを決めさせた、
ゆうれ ...
雨が降るようには
言葉は降ってこない
言葉は辺りを水浸しにしないし
視界を霞ませたりはしない

日が降るようには
言葉は降ってこない
言葉は全てを明らかにしないし
辺りを温 ...
今日は
風がお休みだから
空気がのんびりしている

日向ぼっこをしている庭を
転げまわる
子どもたちが
僕の人生の
すべてになる

老いるのも
成長するのも
同じ時の流れ
僕らが忘れてしまったせかいには
せいかいなどなく
かいせいな空など何処にもなかった

暇つぶしに小鳥たちが散歩しているのをみて
炊飯器の時刻が大分ずれているのを直して
取り替え忘れ ...
おまえと
おまえと
おまえ

それに
おまえと
おまえ

やっぱり
おまえも

いや、おまえじゃないな
こっちのおまえだ

まてよ、おまえもか?
そうだ!おまえもだ!
...
白青色の空気
吹き上がる息
赤らむ頬
睫毛まで凍らして
手足も動かない

氷板が溜息を漏らす
白熊が遠くでアザラシを捕食する
波と波が衝突し
破裂音が木霊する

ザッパーン

...
現実の家族関係が希薄で
もう崩壊寸前なので
ネット上で家族になりたい人を募ったら
3万人が応募してきた
僕はその中から
おとうさんとおかあさんと
おねえちゃんを選んだ
現実の彼等がどんな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
「自称詩」医師花形新次自由詩115/4/19 17:33
愛かマグかもっぷ自由詩615/4/19 16:31
エホバの兵士生田 稔自由詩015/4/19 14:56
あしたのりんごたま散文(批評...14*15/4/19 10:58
あの火、atsuch...自由詩7*15/4/19 10:23
木刀島中 充自由詩315/4/19 10:00
髪と爪と心イオン自由詩1*15/4/19 9:47
うがいそらの珊瑚自由詩21*15/4/19 8:18
グッバイしんきろう初谷むい短歌6*15/4/19 2:05
真夏の家族。梓ゆい自由詩715/4/19 1:04
いつかの一人のために緑かな自由詩5*15/4/18 23:49
夜想曲 (四行連詩)乱太郎自由詩16*15/4/18 23:07
さよなら佐藤伊織自由詩315/4/18 22:55
浅い塹壕/即興ゴルコンダ(仮)投稿.28こうだたけみ自由詩1*15/4/18 22:14
何も持てなくなった日に奥畑 梨奈枝自由詩3*15/4/18 21:24
「自称詩」機械仕掛けの俺んちのジジイ花形新次自由詩015/4/18 20:43
たいこともべきこともなくていいただのみきや自由詩12*15/4/18 20:09
酔い待ち捨我自由詩215/4/18 20:07
三人の娘生田 稔自由詩115/4/18 19:56
本当の愛を見つけて満たされて光にかわる新月の夜北大路京介短歌315/4/18 19:48
両頬をぶたれたほうが気も済んだ光はときに闇より怖い短歌015/4/18 19:47
焼きたてのシナモンロールを頬張れど虚無の底には光ささない短歌215/4/18 19:47
進み方小原あき自由詩4*15/4/18 19:37
_ズー自由詩4*15/4/18 19:37
降る言葉葉leaf自由詩1015/4/18 15:57
風が休みの日金子茶琳自由詩2115/4/18 14:56
キリ/サク(ゴル投稿)百均自由詩2*15/4/18 14:28
「自称詩」呪い花形新次自由詩115/4/18 12:12
Drift ice crackopus自由詩015/4/18 9:19
「自称詩」感動家族3花形新次自由詩215/4/18 8:38

Home 戻る 最新へ 次へ
1891 1892 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 1930 1931 
加筆訂正:
たいこともべきこともなくていい/ただのみきや[15/4/19 5:18]
後ろから8行目少し修正しました
たいこともべきこともなくていい/ただのみきや[15/4/19 5:18]
後ろから8行目少し修正しました
4.19sec.