真昼のビルディング!
光があかるく暴くすべてのものを熱として放射し
時刻がリズミカルに告げる難問をその構成で反駁し
太陽の地上への君臨をその巨きさの中に摂り込み
青空が拡散していく ...
愛は儚い
愛は尊い
愛は
愛は
美しい
真昼に見る夢の様だ
一輪の野の花を
撫でる少女の指先に似ている
どんなに形容出来るだろう
愛を
愛は ...
口から出る言葉が
毒ガスのように思う
君に毒ガスを吸わせているみたい
身体が痺れて
脂がたぎる
眼鏡が曇る
夢の中で
君のお腹が大きくなる
喉の奥がヒクヒクする
吐く
...
人を好きになると世界の色が違うように見えるらしい。
そんな嘘みたいな話を信じては息をする毎日を繰り返して繰り返している。
泣いて笑って落ち込んでは救われて、
さっきの彼は今日の彼で塗りつぶしては ...
私はこの長期連休のある日、渋谷で、友達とあるアイドルのライブを見るために待ち合わせた。私たちがそういったライブを見るのは初めてで、少しだけ緊張した。私たちにはあまり金は無く風俗に行くにしてもAKB ...
感傷的なジジイから順に
人間魚雷にするというプロジェクト案は
偽善者を標榜する団体
全偽連に阻止されるに違いありません、ヘンダーソン長官
心配には及ばんよ、神和住くん
捕らえた2000万人の ...
なんかおもしろいことない
投げだすことも許されない
と言って死ぬ気はさらさらない
うつむいて歩くランドセル見た
まぁ気持ちはわかるよ
世界も大変なんだってね
手伝えることは何もないけど ...
誰とも喋りたくないとき
メールは便利だ
日々を繕うことが出来るから
喋ってしまって
交感神経優位にならないですむから
活動・緊張・ストレスこそが
生きてる証拠みたい ...
先っぽからもれていく大切な溶き
手をつないだ最後。
大声で、名を呼ぶ。
指と指の間の夢を覚えている。
一回り、墓参り、誕生と加齢と。
何故、君と泣いているの。 ...
白痴の路線、水っぽい血の後。
騒ぐ人の反応のなさに不安がり、
鼻緒のもろい無表情のあやし。
垂れた足、子の叫びに足を止めて。
無理をして笑顔。声を止めて。
父さん、母さん
くさむらで鹿が跳ねています
団栗がそこらじゅうで黙っています
西陽に つらぬかれた 海馬の影が
フィドルの調べにさそわれて
妖しくはしります… ...
赤い皿に
老夫婦が座っている
男の穿くすててこは膝が破け
女の手に握られた琥珀色の数珠には
結び直したあとがみえる
うつむいて目を閉じ、かれらは
眠って ...
翼ある憂鬱が
私を浮揚させている
薄明でも薄暮でもあるような
ブルウグレイの空間に
静けさの遠くに
ほの白く小さく浮かぶのは
船の帆のようでもあり
君の面差しのようでもある
い ...
なんでも一気にやっちゃおうとする
この国のいけない癖で
来年、広島遷都が発表されるという
2025年、終戦80年を目指すのだそうだ
これによって内需を拡大し
世界へは平和 ...
先へのばすか
後にまわすか
日々の暮らしの行列にあって
他愛のない愚問で
脳細胞の弛緩をもてあそぶ
遠くで一一九が唸っている
近くでチンが吠えたてている
中空からは ...
時間を つぶすと言うのか
やっと生まれて来た この
小さな 幼気な時間をあえて
つぶす と言うのか
梱包材のつぶらな可愛いプチプチを
訳もなく指先でつまんで破裂させるように
このささや ...
チューリップの心に残る色合いに逢いたくなって植物園行く
池にいる大きな鯉は元気いい庭色づけるそれぞれの模様
仕事終え普段着に戻り微笑んだ時間に追われなくなり自由
透明な心になれば見え ...
2015年4月
アメリカ合衆国連邦議会で
安倍首相が演説をした
新聞やネットには
身振りを交え
いい表情でスピーチをする
首相の写真
なかなか立派だ
内容にさえ注意を払わなけれ ...
朝の半蔵門線の車内で
赤い傘を差す女性がいた
「危ないから傘を閉じなさい」
と言いながら近づこうとする
会社員風の男性に向かって
女性は
「やめてえ!触らないでえ!」と叫んで抵抗した
社 ...
まだ若い老人であったころ
同僚と紅葉の山麓へドライブ旅行にでかけた
秋空のもと 静かな集落を抜けるとき
前方遙かに 背をかがめた人が横切るのを見た
同僚はスピードをやや落として言う
「老人は ...
遺言を都合いいよう聞き取ってまた新しい春が来ました
あきらかにカンペ読んでる女王様また新しい春が来ました
数学も野球のことにからめれば山田のやる気スイッチはON
なぜか漫喫にいるam2:45、神田は東京から目と鼻の先さ、寝てしまいたいのに眠れないのは心配性だからです、だって昨日のこと嘘だったみたい黒光る机
立派な髭たくわえたおじさまとバイオリン弾きの奥さ ...
不惑など疾うに過ぎた初老の男にとって
忘れ物に気付いたことは
捜し出すべきものが
茫漠たるサハラやゴビの砂粒の中に埋もれた
小さなダイヤモンドの様に思えた
とりあえず砂漠をイメージしてみ ...
顔(ガン) 流星
流血
直情が滑る 硫酸
乾いた血球を 流星 ...
息もないコールド・スリープの午後
艶かしい女の身体と
ゴキゲンな薬の夢
乾いて
ひび割れた皮膚の上で
上がり始めた熱が止めをさす
きみの手のひらの中、も ...
緋色の籠は いつも
夜がくるまで あなたの
六畳の寝室に置かれていた
房をなした影をひとつひとつ掻き分け
大なり小なりの
扉がついたところでしか
きくこ ...
蛍光灯に照らされた
知らない空き地がとても静かだ
行き過ぎる車窓から
ジオラマみたいな町を見つめる
ひとびとの明かりのなかに
わたしは幸福っていう二文字を見つめる
...
ディズニーランドにアキラは連れて来なかった。
きのうもうアキラは川に捨てた。
アキラのためには1メートルの穴さえ掘れなかった。
アキラに対する愛情は1メートルもなかったのだ。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真昼のビルディング
葉leaf
自由詩
3
15/5/6 6:50
美しい
ドクダミ五十...
自由詩
1
15/5/6 6:40
毒ガス
opus
自由詩
1
15/5/6 2:50
眠れない夜
ときたまこ
自由詩
3
15/5/6 1:20
GW、渋谷で友達と
番田
散文(批評...
3
15/5/6 0:25
「自称詩」人間魚雷
花形新次
自由詩
0
15/5/5 23:09
do you alive?
捨我
自由詩
0
15/5/5 22:10
世直しが好きだから
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/5/5 22:06
「笑えないから」
宇野康平
自由詩
0+*
15/5/5 21:46
「癒えない」
〃
自由詩
0
15/5/5 21:32
人生
草野春心
自由詩
2
15/5/5 21:23
赤い皿
〃
自由詩
2
15/5/5 21:07
翼ある憂鬱
塔野夏子
自由詩
3*
15/5/5 16:58
Aloe
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/5/5 16:24
丘肌の淋巴腺
信天翁
自由詩
1
15/5/5 15:09
ツブスナカレヤ
ただのみきや
自由詩
14*
15/5/5 13:22
チューリップ
夏川ゆう
短歌
1
15/5/5 12:56
拍手喝采
眠り羊
自由詩
1
15/5/5 12:52
「自称詩」哀れだった
花形新次
自由詩
1
15/5/5 12:31
年を取る取るとはこういうことかー振り返るー
イナエ
自由詩
11*
15/5/5 9:50
遺言を都合いいよう聞き取ってまた新しい春が来ました
北大路京介
短歌
1
15/5/5 7:43
あきらかにカンペ読んでる女王様また新しい春が来ました
〃
短歌
0
15/5/5 7:42
数学も野球のことにからめれば山田のやる気スイッチはON
〃
短歌
2
15/5/5 7:41
マジックテープを貼り付けて
こうだたけみ
自由詩
3*
15/5/5 4:15
心まかせに
N.K.
自由詩
5*
15/5/5 0:30
A DEATH MASK
乾 加津也
自由詩
5*
15/5/4 23:01
オーティスをシンパシーで笑い飛ばしながら、それでも。
ホロウ・シカ...
自由詩
10*
15/5/4 22:24
緋色の籠
草野春心
自由詩
3
15/5/4 22:16
旅を想う
吉岡ペペロ
自由詩
5
15/5/4 22:09
アキラ
〃
自由詩
2
15/5/4 20:17
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
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1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
加筆訂正:
なんだか
/
殿上 童
[15/5/5 19:04]
「も」→「は」修正しました。
水滴を巡る追憶には
/
りゅうのあくび
[15/5/4 23:49]
遅筆のため推敲
4.41sec.