梅雨雲のような光が降っていた
無菌室で少年が手を振っていた
映画監督が映画で役を演じていた
刑事がこどもに名前を聞いていた
PLUTOのゲジヒトは船越英一郎だ
神が行 ...
朝 私は池袋駅で
素敵な娘にヒザをぶつけられた
いつも 確かな 余韻を残して
いつも 彼女たちは電車のドアから消えていく
生まれてくることを
たくさんの罪行を
積み重ねていくことを
風の広がりそのものである
行政官にゆるされたときから
私も同じ分だけ他人の罪行を
ゆるすよう定められていた
私は未 ...
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許しは請わない
愛してないわけではなかった
だけど
許しを請うても許されない
愛がいつも
お前たちを包んだわけではなかった
届かない荷があって
時の河を越えていく
お前たち ...
汗が凍ったとしたら
その人は
異常な暑がりと言えるのではないか?
(解説)
汗が凍るぐらいの極寒で
汗をかくのだから
めっちゃ暑がりだと考えられるのでは?
と言うことです
私が ...
夜が全ての輝きを
取り払ってしまったあと
残されていたのは
いくらかの金と、脂肪と
ありあまる欲望だけだった
この街の空はいつも背が高い
雲ひとつない嫌味なほど健やかな青
僕は、 ...
戦争の話
いつも嫌い
戦争のテレビ
いつも腹が立つ
嫌いだから
戦争の事はいっぱいきいたし
調べるほど
本当大嫌い
戦争なんて誰でもできるけど
戦後に生き ...
路迷い闇路のしとね花埋み
指名料ケチったために踏む地雷やけに激しい風が吹いてる
口先だけのお詫びだとすぐわかるやけに激しい風が吹いてる
7組の男女と俺のゼミ旅行やけに激しい風が吹いてる
二つの部屋も50個入りのティーパックも僕には多過ぎる
街の血をすって雲がひかっていた
電話をしても
電車にのっても
まるいものを意味もわからず探していた
からだのちからを抜け
悔しくても
みじめでも
焼け石に ...
海底に網を下ろして
引っ張りあげながら
己の魂をコントロールする。
海が顔を変える。
荒くなる水面。
*
あなたのなかで
裸になりたい。
リズムになって
...
〝おれは頭はいいが狩りは苦手なんだ〟
ジェンマは呟いた
〝誰にだって得手不得手があるってもんさ〟
同じ年に生まれた若い狐たちからは
「下手くそジャンマ」
「まだ一度もうさぎを捕まえたこと ...
生きていれば
心配の種の、一つや二つ
指折り数えりゃ、きりがない
もくもく…不安の煙は募り
揺れ動く心を
丸ごと!
天に投げ入れよう
まことの生の劇場は
ゆっくりと、幕を開き
...
今、私が{ルビ綴=つづ}っている
この詩の中の、不思議な井戸
〇
水を汲み
試しに、飲んでみてください
雪が吹く
真っ白だ
雪が吹く
光は白ではないのだ
雪が吹く
真っ白だ
雪が吹く
この傘も弁当も
家族も職場も
協力者も
皆善きことを
...
salvage /創造
体にチェーンを巻きつけて
その先に繋がったイカリを静かに海に沈める
重みに引っ張られて
冷たい海に投げ出される
ウェットスーツに 冷たい水が入 ...
寝ようと思った
布団に潜った
暑くて剥いだ
目が冴えた
羊を数えた
素数を数えた
染みを数えた
頭が冴えた
時計の針
車のエンジン
舌の位置
明日の夕飯
来週の予定
...
君は唄う空高くに
私はその傍らメロディーを口ずさむ
彼女は笑うその声たちに
彼は目を伏せて詩を感じている
切り取った一辺に爽やかな空気が流れる
時空に穏やかな日々連なる
永久などなくて ...
夕方の地下鉄
小学生を連れた母親
吊り革にぶら下がろうとする悪がき
それを止める自称かぁさん
ボリュームのつまみの無い小悪魔どもは
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
結局、母親もスマホ ...
戸棚の奥からでてきた何のものだかわからない古いリモコン
我が家ではときどきあるのだこういうことが
ためしにあちこち押してみる
わずかな振動が空気を震わせて
とつぜん世界が半壊
するわ ...
こころに海が在る
潮騒もときどききこえてくるし
いつかのくちづけも
深いうみの香りだった
瞳にうつる雲をとらえようとしても
いつのまにかかぜに溶けてしまうから
つねに移ろうもの ...
あの頃は 住処探して 山の端に 下れぬ夢路に 登るさそり座
教師がチョークで引く線
黒板に集まる視線
サラサラとペンがノートを走る音
皆何をそんな必死に
黒板に書かれた文字なんてすぐ消える
脳裏によぎるのはどんな砂嵐にも消され ...
世界中の海から集められた
追いきれない広さと迫りきれない深さ
あるいは群れをなす魚の一匹が発した
どこまでも届く一瞬の輝き
そういうものが
個人のはるか遠くまで開け放たれた
借 ...
人類みな兄弟
だから結婚できないの
そこに在る必要はない
そこに残る必要もない
ジャム塗れの兵士はむかしむかしのこと
無音の中
光が縦に流れるよう
暗室 温度計 サーモグラフィ
人物二人
腕を絡め
唇も重ねる
蝋燭を灯 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無菌室
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/6/18 14:54
モーニング
番田
自由詩
1
15/6/18 9:59
ゆるし
葉leaf
自由詩
3
15/6/18 6:59
やかま
もり
自由詩
0
15/6/18 4:57
子供
ガト
自由詩
4*
15/6/18 3:35
寒波を望む
花形新次
自由詩
1
15/6/18 1:58
涙くらい流すべきなのだ
栗山透
自由詩
1
15/6/18 0:23
せんそうはんたい
南川きま
自由詩
2*
15/6/18 0:06
月下
レタス
俳句
0
15/6/17 23:16
指名料ケチったために踏む地雷やけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
2
15/6/17 22:28
口先だけのお詫びだとすぐわかるやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
2
15/6/17 22:28
7組の男女と俺のゼミ旅行やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
1*
15/6/17 22:28
雨音だけが聞こえる
はて
自由詩
0
15/6/17 22:10
この街の説話
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/6/17 21:54
ハイヒール
あおい満月
自由詩
3
15/6/17 21:54
『聖母ジェンマ』 卵から始まるはな詩②
ただのみきや
自由詩
21*
15/6/17 21:16
日々の劇場
服部 剛
自由詩
5
15/6/17 21:09
井戸ノ水
〃
自由詩
2
15/6/17 20:53
雪中歌
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/6/17 19:30
salvage/創造
桂
自由詩
0*
15/6/17 18:36
眠れぬ獅子
たいら
自由詩
0
15/6/17 15:53
青春の輝き
斎藤 九
自由詩
0
15/6/17 13:07
地下鉄に乗って
……とある蛙
自由詩
8+*
15/6/17 12:23
リモートコントロール
梅昆布茶
自由詩
20
15/6/17 11:33
海
〃
自由詩
8
15/6/17 10:45
バブルのころ
星野つばき
短歌
1
15/6/17 10:16
Outlaw/ナスカの地上絵
桂
自由詩
2
15/6/17 10:15
絶望
葉leaf
自由詩
4
15/6/17 5:07
できない
リィ
自由詩
4*
15/6/17 4:08
不要論
秋也
自由詩
1
15/6/17 0:48
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
加筆訂正:
『聖母ジェンマ』 卵から始まるはな詩②
/
ただのみきや
[15/6/17 21:28]
誤字脱字、空白など修正しました。
9.43sec.