梅雨雲のような光が降っていた

無菌室で少年が手を振っていた

映画監督が映画で役を演じていた

刑事がこどもに名前を聞いていた

PLUTOのゲジヒトは船越英一郎だ


神が行 ...
朝 私は池袋駅で
素敵な娘にヒザをぶつけられた
いつも 確かな 余韻を残して
いつも 彼女たちは電車のドアから消えていく
生まれてくることを
たくさんの罪行を
積み重ねていくことを
風の広がりそのものである
行政官にゆるされたときから
私も同じ分だけ他人の罪行を
ゆるすよう定められていた
私は未 ...
ケータイ LINE 写メ 既読無視
Facebook Twitter 2ちゃんねる イイネ
パソコン ブログ コメント
ニュース バラエティ番組 芸人
プロ野球速報 平日の新聞
友達 親戚付 ...
許しは請わない
愛してないわけではなかった

だけど
許しを請うても許されない
愛がいつも
お前たちを包んだわけではなかった

届かない荷があって
時の河を越えていく

お前たち ...
汗が凍ったとしたら
その人は
異常な暑がりと言えるのではないか?

(解説)
汗が凍るぐらいの極寒で
汗をかくのだから
めっちゃ暑がりだと考えられるのでは?
と言うことです

私が ...
夜が全ての輝きを
取り払ってしまったあと
残されていたのは
いくらかの金と、脂肪と
ありあまる欲望だけだった

この街の空はいつも背が高い
雲ひとつない嫌味なほど健やかな青

僕は、 ...
戦争の話

いつも嫌い

戦争のテレビ

いつも腹が立つ

嫌いだから

戦争の事はいっぱいきいたし
調べるほど
本当大嫌い

戦争なんて誰でもできるけど

戦後に生き ...
路迷い闇路のしとね花埋み 指名料ケチったために踏む地雷やけに激しい風が吹いてる 口先だけのお詫びだとすぐわかるやけに激しい風が吹いてる 7組の男女と俺のゼミ旅行やけに激しい風が吹いてる 二つの部屋も50個入りのティーパックも僕には多過ぎる 街の血をすって雲がひかっていた

電話をしても

電車にのっても

まるいものを意味もわからず探していた


からだのちからを抜け

悔しくても

みじめでも

焼け石に ...
海底に網を下ろして
引っ張りあげながら
己の魂をコントロールする。
海が顔を変える。
荒くなる水面。



あなたのなかで
裸になりたい。
リズムになって
...
〝おれは頭はいいが狩りは苦手なんだ〟
ジェンマは呟いた
〝誰にだって得手不得手があるってもんさ〟

同じ年に生まれた若い狐たちからは
「下手くそジャンマ」
「まだ一度もうさぎを捕まえたこと ...
生きていれば
心配の種の、一つや二つ
指折り数えりゃ、きりがない

もくもく…不安の煙は募り
揺れ動く心を
丸ごと!
天に投げ入れよう

まことの生の劇場は
ゆっくりと、幕を開き
...
今、私が{ルビ綴=つづ}っている
この詩の中の、不思議な井戸

   〇

水を汲み
試しに、飲んでみてください  
雪が吹く

真っ白だ

雪が吹く

光は白ではないのだ

雪が吹く

真っ白だ

雪が吹く


この傘も弁当も

家族も職場も

協力者も

皆善きことを
...
salvage /創造


体にチェーンを巻きつけて

その先に繋がったイカリを静かに海に沈める

重みに引っ張られて

冷たい海に投げ出される

ウェットスーツに 冷たい水が入 ...
寝ようと思った
布団に潜った
暑くて剥いだ
目が冴えた

羊を数えた
素数を数えた
染みを数えた
頭が冴えた

時計の針
車のエンジン
舌の位置
明日の夕飯
来週の予定
...
君は唄う空高くに
私はその傍らメロディーを口ずさむ
彼女は笑うその声たちに
彼は目を伏せて詩を感じている

切り取った一辺に爽やかな空気が流れる
時空に穏やかな日々連なる
永久などなくて ...
夕方の地下鉄
小学生を連れた母親
吊り革にぶら下がろうとする悪がき
それを止める自称かぁさん

ボリュームのつまみの無い小悪魔どもは
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
結局、母親もスマホ ...
戸棚の奥からでてきた何のものだかわからない古いリモコン
我が家ではときどきあるのだこういうことが
ためしにあちこち押してみる

わずかな振動が空気を震わせて
とつぜん世界が半壊
するわ ...
こころに海が在る
潮騒もときどききこえてくるし

いつかのくちづけも
深いうみの香りだった

瞳にうつる雲をとらえようとしても
いつのまにかかぜに溶けてしまうから

つねに移ろうもの ...
あの頃は 住処探して 山の端に 下れぬ夢路に 登るさそり座 教師がチョークで引く線

黒板に集まる視線

サラサラとペンがノートを走る音
皆何をそんな必死に

黒板に書かれた文字なんてすぐ消える

脳裏によぎるのはどんな砂嵐にも消され ...
世界中の海から集められた
追いきれない広さと迫りきれない深さ
あるいは群れをなす魚の一匹が発した
どこまでも届く一瞬の輝き
そういうものが
個人のはるか遠くまで開け放たれた
借 ...
人類みな兄弟
だから結婚できないの
そこに在る必要はない
そこに残る必要もない
ジャム塗れの兵士はむかしむかしのこと
無音の中
光が縦に流れるよう
暗室 温度計 サーモグラフィ
人物二人
腕を絡め
唇も重ねる
蝋燭を灯 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無菌室吉岡ペペロ自由詩415/6/18 14:54
モーニング番田 自由詩115/6/18 9:59
ゆるし葉leaf自由詩315/6/18 6:59
やかまもり自由詩015/6/18 4:57
子供ガト自由詩4*15/6/18 3:35
寒波を望む花形新次自由詩115/6/18 1:58
涙くらい流すべきなのだ栗山透自由詩115/6/18 0:23
せんそうはんたい南川きま自由詩2*15/6/18 0:06
月下レタス俳句015/6/17 23:16
指名料ケチったために踏む地雷やけに激しい風が吹いてる北大路京介短歌215/6/17 22:28
口先だけのお詫びだとすぐわかるやけに激しい風が吹いてる短歌215/6/17 22:28
7組の男女と俺のゼミ旅行やけに激しい風が吹いてる短歌1*15/6/17 22:28
雨音だけが聞こえるはて自由詩015/6/17 22:10
この街の説話吉岡ペペロ自由詩415/6/17 21:54
ハイヒールあおい満月自由詩315/6/17 21:54
『聖母ジェンマ』  卵から始まるはな詩②ただのみきや自由詩21*15/6/17 21:16
日々の劇場服部 剛自由詩515/6/17 21:09
井戸ノ水自由詩215/6/17 20:53
雪中歌吉岡ペペロ自由詩215/6/17 19:30
salvage/創造自由詩0*15/6/17 18:36
眠れぬ獅子たいら自由詩015/6/17 15:53
青春の輝き斎藤 九自由詩015/6/17 13:07
地下鉄に乗って……とある蛙自由詩8+*15/6/17 12:23
リモートコントロール梅昆布茶自由詩2015/6/17 11:33
自由詩815/6/17 10:45
バブルのころ星野つばき短歌115/6/17 10:16
Outlaw/ナスカの地上絵自由詩215/6/17 10:15
絶望葉leaf自由詩415/6/17 5:07
できないリィ自由詩4*15/6/17 4:08
不要論秋也自由詩115/6/17 0:48

Home 戻る 最新へ 次へ
1887 1888 1889 1890 1891 1892 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 
加筆訂正:
『聖母ジェンマ』  卵から始まるはな詩②/ただのみきや[15/6/17 21:28]
誤字脱字、空白など修正しました。
9.43sec.