花咲け大地

叶わぬ夢も

素知らぬ顔で

天まで昇れ

いずれは雲に

やがては雨に

今日もどこかで花が咲く

色とりどりの花が咲く
零をさがした朝に目が覚めると
太陽がたったひとり寂しそうで
誰もがこどくを噛みしめ針の痛さに怯える
ことばの痛みを恐れる
決して優しいことではないけれど
幼い頃何も知らずに踏みつ ...
一粒の涙の中にある想い虹色の夢見て感動

高層のビルが並んだ市街地に海の香りがブルー連れて来る

どうしよう梅雨の入口で迷う雨梅雨に入れば晴れに逢えない

雨を見て「梅雨が嫌い」と君が言う ...
映画がいう。

It's no use crying over spilt milk.
What's happened is happened.

違う。


指のあいだをすり抜けてい ...
いつの間にか 
誰かに訴えたくなってる
自分は幸せだと

いつの間にか
誰かに言い訳したくなってる
自分は悪くないと

愚かなことだ

もしそれが本当なら
誰に伝える必要があるだ ...
幼なじみ
ってくくりたくない
ボーイフレンド
はベタベタしてて恥ずかしい
彼氏
なんてもちろん呼べない

最初にあの娘のことを相談された時
こいつバカじゃないかって
思って
そ ...
命 淡雪 散れ、桜
人 夢見て 儚いや
俯くな俯くな 寂しさで
忘れるな忘れるな 皮一枚さ

花 女 紅を差す
欲 男 仇を為す
壊れるな壊れるな 切なさで
忘れるな忘れるな 悲しくな ...
さあ 嘘で塗り潰した世界を僕に見せてよ
真夜中に漕いだ船が向かうは 銀河の果て
なんちゃって本当は ただの湖で 鳥たちが羽ばたいた
幻想を装うかのように夏の雪が降る

夏の雪が降る

桜 ...
いよいよ私の出番が来たようだ
民よ、今こそ私の指し示す方向へと
向かいたまへ
今この国に最大の試練が訪れようとしている
5月31日に何かが起こる!
もっと言うと、真の鋼の勇者が
府中の森に ...
  
ファミリーレストランで食事をしていると
同じ形をしたファミリーがやって来て
西の方角から順番に着座した
 
ブラザーはシスターに
シスターはマザーに
マザーはファーザーに
それぞ ...
NEKOも夢をみるのかしら?

幼いころからの 疑問

死ぬまでに解きたい 謎

腹這いになって本を読んでいると
いつの間にか 背中にのって まるまっている

夜、寝るころを ...
月のあんまり紅い夜
迷い猫が 迷い込んで
あばらの透けた その躰
夕食の煮魚の匂いを
ぼくの唇に 嗅ぎつけて
しきりに 顔を おしつける

煙草の先に 火を点けて
欠けた小皿に ...
情けないことを
口走りたくなったら
大声で女性器の名称
(それぞれの地域に合った)
を叫ぼう
どんよりとした
きみの心象風景も
スカッと爽やかに晴れるし
周囲の人も楽しい気持ちになる
...
夜が瞼を開く瞬間、こぼす水の、まるさ
破水された、と誰かが告げている

       ※

胎児が泣き出す前に 夜に流す青白い炎
足跡もなく川を渡ってゆく男に
胎児と同じ重さの ...
補色を
なめるな

ぶつぶつ、と
不満が
表出している

円形、の、白い
棺のうえ、で
身悶える
完熟

とろり、と
かけられる
あまい
スペルマ

歓喜に震える
...
僕にみずみずしいコップ一杯の朝をくれないか
活力に満ちた生みたての卵のような生命を

天のフックから吊るされたマリオネットのように
きょういちにちを微笑んで過ごしたいから
ジャイアンの呼び出し空き地行くのび太やけに激しい風が吹いてる バラバラに喋る双子に挟まれてやけに激しい風が吹いてる 白地図に俺の王国描き込んでやけに激しい風が吹いてる おはよう



僕のベットの隣に君がいる
肉と皮を蒸発させた君がいる
地上に置いていった骨だけの君がいる

ろうそくの炎が揺らめいている
数本の線香のか細い煙が揺らめいている
僕の ...
大して疲れもしないルーチンワークをこなし
予定の無い土曜日は寝て終わり
憂鬱な日曜日には雨が降る
そんな感じで連休を浪費していく

ぼんやりと眺めるバラエティー
あれ、この番組ついこないだ ...
ちょっとした異性の情けに
心が前を向き
元気になって意気上がり
意気上がり
浮かれ心の有頂天

天に昇れば
あとは 落下
後ろを見ては 沈む心
取り巻く人の
心を上目遣いに覗き込み ...
妬ける石にコカ・コーラを垂らす音 理性はどちらも止められなくて


貼り付いたラムネの空の甘い匂いだけを集めた鍵付きの部屋


カレー鍋煮込む間に読むタウン誌のラーメン見惚れ出かけ ...
白いシーツをかぶり
君をおどかしたいな

君の怯える顔が
僕は好きだから

ねえ、知ってた?

この世は全部
空っぽなんだよ

君が愛する草花たちも
みんな幽霊なんだ
それが ...
               150524

過去問はすべて解くこと
それが常識
それがここに居られる最低条件です
過去問が解けないようでは、これから先に進めるわけはないでしょう
そんなこ ...
 
パンツが脱げない

言葉からパンツが脱げない

たった一枚なのに



 
その時、人間って、神様が彼に逢いたいために作ったんじゃないかなって、思ったんです。

謝って、嫌なこと全部はねよけようとするところ、わたし好きよ。あなたの人間性の塊だもの。

君が生まれるまで ...
弾丸に撃ちぬかれる

触れたものはすべて幻
熱情も
安らぎも
痛みさえも

何度目か数えるのはとっくの昔に止めた
ただそっぽを向いて
最初から分かっていたと嘯く

しみったれた未 ...
ぼんやりと苦いコーヒーを飲んでいた
今週も私は友人と原宿で二人
こういった喫茶店だけが
街の中では人を等価にするのかもしれない

私は そんなことを考えていた
話し疲れた 私たちは 歩 ...
  かれらが、一体なにを
  言いたいのかちっともわからず
  ことばのなかにひらめく暗闇をさがした
  目を凝らして 耳を澄ませて 鼻をとがらせ



  けれども本当はかれら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
花咲け花咲風太郎自由詩315/5/26 6:53
自我像/十七歳かんな自由詩8*15/5/26 6:35
一粒の涙夏川ゆう短歌015/5/26 5:57
既死感じぇいぞろ自由詩115/5/26 5:42
ガト自由詩2*15/5/26 1:58
男友達アンテ自由詩215/5/26 1:22
忘れるな雨の音自由詩215/5/26 1:15
頭の中の靄、表現すべく綴る即興の詩ねこ歩き自由詩315/5/25 23:40
大予言花形新次自由詩015/5/25 23:28
ファミリーレストランたもつ自由詩815/5/25 22:57
NEKOTALGIA・Ⅵ <夢みるNEKO>南無一自由詩215/5/25 22:32
NEKOTALGIA・Ⅳ <月のあんまり紅い夜>自由詩015/5/25 22:31
情けないことを口走りたくなったら花形新次自由詩015/5/25 22:15
一滴の水為平 澪自由詩8*15/5/25 22:01
草野大悟2自由詩615/5/25 21:17
朝のマリオネット梅昆布茶自由詩1415/5/25 21:13
ジャイアンの呼び出し空き地行くのび太やけに激しい風が吹いてる北大路京介短歌215/5/25 20:43
バラバラに喋る双子に挟まれてやけに激しい風が吹いてる短歌115/5/25 20:43
白地図に俺の王国描き込んでやけに激しい風が吹いてる短歌115/5/25 20:43
平成27年5月13日早朝……とある蛙自由詩16*15/5/25 16:48
月曜日「来たよ」たいら自由詩115/5/25 16:46
こころころころころがってイナエ自由詩15*15/5/25 15:31
Addiction深水遊脚短歌0*15/5/25 12:35
オバケやまうちあつ...自由詩115/5/25 11:16
ポスト/ドラマがはじまる前にあおば自由詩9*15/5/25 3:03
書けない殿上 童自由詩23*15/5/25 1:42
無題一酸化炭素自由詩315/5/25 0:06
喪失kotoha自由詩215/5/24 23:08
原宿の土曜日番田 自由詩115/5/24 21:39
かれら草野春心自由詩415/5/24 20:39

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加筆訂正:
ポスト/ドラマがはじまる前に/あおば[15/5/25 3:20]
少し訂正して有ります。
4.59sec.