ぼくは雑巾になりたい
雑巾になって絞られたい
愛する妻の手で絞られたい
毎日毎日絞られたい

雑巾のぼくで愛する妻は
ぼくだと知らずに床を拭く
ぼくたちの日日の暮らしのために
毎日毎日 ...
必要なのは
ジャム
バター
チーズ、だ

一度きりって
思ったら
誰だって
分け与えるの
こわくなる

新しいカオを
焼いてもらえる
ひとがいるから
アンパンは
沢山の勇 ...
本がつくのに
TSUTAYAでも
取扱がない
取り寄せもできない
だけど
絶版ではない、トカ。


ほんのう
それは、さんざめく所作である
彼方を巡る途方もない余韻ともいえる

その様なものが今でも、
宙を舞い踊っているのだとすれば
8年と半月、遊び尽くしたんだろう

浮き沈みの記憶も
ことさ ...
ぺたり 貼り付いたのは
ぬらりひょんでも
ぬりかべでも
おばけやしきのこんにゃくでも
ありませんでした

ひやっ とするから
湿布を貼る瞬間のように
あなたは 叫んで
脅える ...
酔っ払って帰ってきて
電気のないほうの壁をペタペタして
ひとり
ほくそ笑む暗闇
今日も
話を振られて
うまく答えず
場を白けさせたシーンだけ
繋いで
ニューシネマパラダイスでずっと涙 ...
荒々し磯の魚を抱くわれ

松籟の涼風に風鈴が鳴く

香に酔い琥珀に酔いてなに叫ぶ

虹色のタナゴ飼たし夢は夏

松葉のような線香花火がはじける
反安保のデモに家族で参加した市民
大尊健さんの
4才の長男右絵留図(ウェルズ:キラキラネーム)くんが
国会議事堂前を行進中に
熱中時代熱中症編で倒れ
自衛隊病院に搬送されたが
父親の健さん ...
空に落ちたんだ
空というよりは
底なし沼だった
どろどろ溶けた
空気がまとって
少し空気抵抗が
かかってたから
ゆっくりそこを
あしでかきわけ
はじめたけれど
ずっとまえか ...
私の目に、
迸る閃光が飛び込んでくる。
その人は、
腕から、
指から、
目から、
髪の毛一本一本にいたるまで
揺るがない何かを放っている。

(触れてはいけない)
...
私、他人が好き
いつも、知らぬうちに近づいてきて
指を摘んでそっとひと言、
ご機嫌いかが?

これであなたに会うのは最後だろう、
と悲しい言葉も浮かびます

そんな事を考えて、一瞬で蒸 ...
薄暗い部屋で少しの明かりに照らされた少女の瞼は俯いた睫毛に淵取られ表情を隠していて憂愁を湛えているがそれは一つの擬態かもしれない、と想像してみても何も得られるものもなく ただひたすらに隠れている欲望を ... カスタードプリンでござるよ。

人生の酸いも甘いもというか
甘い方を極めたのでござるよ。

そんな程度かと言われたって
わたしゃカスタードのプリン
甘くて仕方のないこの強みを
ダイナミ ...
ホテルから見える夜景が
やけいにきれいね
新横浜
ブルーライト新横浜
横浜アリーナ独り占め


横浜アリーナと言えば
20年前に女子プロレスを
見に行って以来
行っていないなあ
...
剛力を美人と思うその日から第二の青春は始まるのだ

剛力の豪腕に首絞められて昇天すれば悔いはないのだ

(のだ前首相)
気がつけば
三階席の片隅にいて
タリス・スコラーズのハーモニーに
君の耳は
空中浮遊する

悔い改めるでなく
道を求めるでもなく
真実に目覚めるはずもなく

美しさそのものとしての ...
小鳥たちの鳴き声
ここはドームだろうか
不思議と羽の音がしない
首筋から胸もとにかけて
蝋の塊は溶けて垂れていた
とっくに扇風機は止まっているのだ
目が覚めるのはいつもこんな調子で
...
平日の散歩 みえない境界を侵しみえない迎撃に会う


バールのようなものでこじ開けた栓 闇が溢れて夜がまた来る


行き止まりで掴む鈍器のようなもの 来た道戻る鉛の視線


...
俺が死ぬときは
ただでは死なない
人間のうっとうしさ
いやらしさ
めんどくささ
何もかも抱き締めて
遠くを見晴るかした先に
人間との和解があればいい

俺が死ぬときは
...
失われたもの
なんもない。

おれも、あんたも、ここにいる。

取り返すものも
なぁんもない。

むしろ奪ってほしい、って
思ってんだ。


ころころするまえに。

ここの ...
何か言えよだまってちゃわからないだろとささやく緑 もしも今夜が最後の夜なら、

誰に知らせるだろうか。

どこに行くだろうか。

どこにも、だれにも、

帰る場所が解らなくなってしまって。

もしも今夜が最後の夜なら、

そん ...
子どもの頃。よくそれをやった。小学校三年だったか四年だったか覚えていないが、とにかく、その頃。
ぼくらは、その変わった遊びに熱中した。とにかく、ありふれたごっこ遊びではなかった。
その夏のある日。 ...
思うようにうごかない心に嘘をついて身体が出掛けて行く
愛とか夢とかそういう言葉は
壁を飾るのに使ってしまった
もたないまま靴を履く

どんなにいいだろう
わたしが誰かわかるんだったら
...
ぴちっ
ちーちー

洗濯機が眠っている頃
あなたたちが喋っている

ぼーうぼーう

私は顔を洗ってくるから

ちっ
 ちっ

冷蔵庫は買った時から何年も冷たいまま居てくれる
...
六月の雨が止むまで振るタクト 六月のキリンの首や紙の鶴 六月は季語を忘れて君を待つ 白い霧に覆われて色褪せた世界
山と街に被さっている
蝉と暑さと湿度が
どうしようもない倦怠を引き連れる
他にも排気ガスの熱風とか
首の無い鳩の死体とか
濁った川の流れとか
何でも無い ...
たくさんの
本当、が
ながれていった

ぼくらは
橋のうえで
それを ながめていた

カナカナカナ
ひぐらしがないていた
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雑巾になりたいもっぷ自由詩1415/7/31 4:01
ありがとうやなせさんもり自由詩1*15/7/31 3:45
吉祥寺〜府中自由詩015/7/31 3:26
始終関係散々諄自由詩015/7/31 1:08
古ぼけた道のり藤鈴呼自由詩3*15/7/31 1:01
遠くへ行きたいnemaru自由詩2*15/7/31 0:33
日記レタス俳句0*15/7/30 23:46
ポカリ花形新次自由詩115/7/30 23:01
女の子ったら瑞海自由詩5*15/7/30 23:00
バスタブあおい満月自由詩5*15/7/30 22:10
他人が好き水素自由詩515/7/30 22:06
擬態と観察 決して触れずはて自由詩015/7/30 22:03
お喋りカスタードプリンブルース瀬戸...自由詩4*15/7/30 21:02
新横浜花形新次自由詩015/7/30 20:21
のだ短歌1短歌015/7/30 18:36
虹を映す濁った水晶体Lucy自由詩13*15/7/30 17:25
蝋館アラガイs自由詩13*15/7/30 14:24
平日深水遊脚短歌2*15/7/30 11:01
俺が死ぬときは葉leaf自由詩315/7/30 9:20
試供もり自由詩015/7/30 8:21
_within俳句115/7/30 7:17
淋しがりやの夜。狠志自由詩415/7/30 1:40
エアー・コン (即興ゴルコンダより)ハァモニィベ...自由詩1*15/7/30 1:09
柵のない檻はるな自由詩315/7/30 0:38
窓の内野澤 尚也自由詩015/7/29 23:59
六月の雨が止むまで振るタクト北大路京介俳句415/7/29 23:49
六月のキリンの首や紙の鶴俳句315/7/29 23:49
六月は季語を忘れて君を待つ俳句215/7/29 23:48
倦怠感凍月自由詩5*15/7/29 22:34
あの日草野大悟2自由詩315/7/29 22:21

Home 戻る 最新へ 次へ
1882 1883 1884 1885 1886 1887 1888 1889 1890 1891 1892 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 
3.6sec.