目の開いたバラバラ死体を私はずっと捜していた
手はお喋りだと口がくちぐちに言うので
うるさい手を切り落として 口に食わせた
口は満足そうに 黙ってくれた
足は突っ立って進むことしか ...
今日も、枯れ草の
帰り道につれていく
柔らかいあなたよ
プレリュードを贈るよ
まもなくはじまる
長いリボンのような夜に
きれいきれい
爪も髪も肌も
靴も上等 生地も最高
そんなまるまるちゃんを裏がえしたら
たぶん手に入れやすいブランドのタグついてる
自分の失ったものに色や形があればいい
失ったとき気づくから
何を失ったかわからないまま
生きるのはなんだか切ない
失うものにさようならやありがとう
と言えたらいいのに
ゴダールの気狂いピエロとおなじように
既婚だった彼女と駆け落ちした
海に沈む太陽のような永遠
ランボーの詩だ
彼女の夫は首吊り自殺した
彼女はやがて去っていった
空の碧と海の碧 ...
遠く
遥かに
夢は
朽ち果て
おぼろげに 刻はながれる
空に 雲が ひとつ 浮かんでいる
風が 木の葉と 遊んでいる
おだやかな 初夏の午後
死んだ魂のように
はたはたと
...
デスクに投げ出されたままのボールペンが
扇情的なひとことを書きたがってる
牛乳で流し込んだコーン・フレークの糖分が漂ってるあいだ
チェアーの背もたれに身体を預けて ...
先の大戦で
どんな人たちが
どんなふうに死んでいったのか
少し
思ってみるだけで
集団的自衛権を行使可能にすることに
賛成とは
私には言えなくなる
自国が攻撃されていなくても
...
小さなへびかと思ったら
いつかちぎれた
しましま模様の靴紐だった
だとしてももう
それをくぐらせるズックの穴がない
わたしにはもはや必要ないものだったので
さよならを言って
立ち去るくら ...
若葉はだんだんと濃い緑に変わり
空の青には白い雲がまぶしく輝く。
生命が萌えたつ
五月のさわやかな風・・・
新しい生命が生まれるということは、
それと同数以上の生命が消えて ...
嘘は本当にはならないけれど
嘘をついたことは本当である
嘘は本当がつかせているから
嘘が嘘だというのは嘘である
右、右、右、もうちょっと左、
あふれだす切実
あのひかり
かなしみ
ほこりやにおい
おんなが語り出す
床の間の水仙までが冷たく見えたお正月
馬鹿もいたろう ...
人間といったところで
革袋に詰め込まれ
骨に抱えられた
一本の管
この街は錆びていた
無音の煙りと
もろみの匂い
誰もいない
2両編成の電車の音だけが人の予感
バンドネオンが
かすかに響く
黄昏の街
彷徨った果てに
たどり着いた
そこ ...
疲労は人間を一つの謎にする
混沌とした問いかけの集合として
人間は解決されないまま宙吊りとなる
そのようなときには音楽が必要なのだ
音楽の一つのフレーズが
人間の混沌とした問いか ...
疎遠
粗食
荒塩
お祝い
宴
不参加
禁ずる
禁ずる
銭一文
私は世に夜に禁ず
慰安
蕎麦一束
茹で上げ雑居
騒動
拒否
断然断固
拒絶博識
インベイダー
出来損ないの文章を
むやみに並べる日は
気が狂った人の
最後の手紙のようになる
溢れる前に飽和された言葉は
心の中で壊死していくから
二度と口にしない方がいい
一日一日隠し事が増えてゆく。
ゴッホはどうだ。
モーツァルトはどうだ。
あなたはどうだ。
言葉に気持ちを乗せてみると意外と楽になるね。
何を望んでいるのか私にはわからない ...
買い物の帰り道
初夏の夕暮れ
不意に
昔飼ってた猫を思い出して
小さな声で
名前を呼んだ
「カリン」
時々呼ばれるその名前は
雑踏に汚されることなく
天へと昇っていく
声に出す ...
何度繰り返せば気が済むのだろう。
私は自分を見た。
逃れがたい現実から目を背けてばかりで。
今日もまた一冊の書物の中に引きこもる。
死にたい なぜ。
死にたくない なぜ。 ...
午前三時 僕はあなたと海を聴いている。
二人は言葉もなくただ海を聴いている。
ただ失くした時間をお互い必死に埋めようとしている。
過去がゆっくりと波間に解けてゆく。
群青色の ...
幸せが訪れる あなたの25¢に
スミレの香りに包まれた Twenty five
Crystal Bowlが ハートに響く
25時 世界へ旅立つ ロイヤルタイム
トレビの泉 あなたと投げる 二つ ...
快感を2倍3倍4倍と上げて壊してとろけるチーズ
オラちょっと畑の様子見てくるべやけに激しい風が吹いてる
木の葉っぱ全部落ちたら死ぬと言いやけに激しい風が吹いてる
空が無い
靴紐を
勇気を振り絞って
結んだってこの町には
せいいっぱいに踵を上げて
みあげても、みあげても、
空が無い
空が無い!
ブローした髪の毛が地肌に直接当たる感覚が好き
毛先を胸に垂らして
初夏の風を窓から受け取りながら
ゆっくりとまどろむ暮らし
ブローした髪の毛が地肌に直接当たる感覚が好き
...
ドゴール空港は鉛色の霧に閉ざされ
次にくる四分音符を待っていた
誰を待つこともないのに
今朝食べたチキンサラダの余韻が舌に残り
ぼくは何故か戸惑っていた
くたびれたレインコートが黒ず ...
京都に丸善がまだあった頃
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
盲目
為平 澪
自由詩
9*
15/5/31 22:26
前奏曲
草野春心
自由詩
1
15/5/31 22:24
ブランド
はるな
自由詩
3
15/5/31 20:42
失ったもの
リィ
自由詩
2*
15/5/31 19:45
気狂いピエロ
じぇいぞろ
自由詩
3
15/5/31 18:56
初夏の午後に
南無一
自由詩
3
15/5/31 16:44
クリーン・ルーム
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
15/5/31 15:08
_
眠り羊
自由詩
1
15/5/31 13:08
へびか靴紐
そらの珊瑚
自由詩
18*
15/5/31 12:33
五月の風の向こうに
秀の秋
自由詩
2
15/5/31 10:54
嘘の嘘
イオン
自由詩
0
15/5/31 10:31
邦子の春
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/5/31 9:13
人間といったところで
イナエ
自由詩
11*
15/5/31 8:51
無音
レタス
自由詩
2+*
15/5/31 5:45
符合
葉leaf
自由詩
0
15/5/31 5:20
不文律
秋也
自由詩
0
15/5/31 4:03
自律
ガト
自由詩
2
15/5/31 3:49
おやすみ。
ヒヤシンス
自由詩
6*
15/5/31 3:32
カリン
ガト
自由詩
1
15/5/31 3:29
懺悔
ヒヤシンス
自由詩
5*
15/5/31 3:19
凍解〜午前三時
〃
自由詩
4*
15/5/31 3:00
いつまでも Happy Time
starto...
自由詩
0
15/5/31 1:06
快感を2倍3倍4倍と上げて壊してとろけるチーズ
北大路京介
短歌
0
15/5/31 0:25
オラちょっと畑の様子見てくるべやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
2
15/5/31 0:25
木の葉っぱ全部落ちたら死ぬと言いやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
3
15/5/31 0:23
以来
もっぷ
自由詩
4
15/5/30 23:32
_
四角い丸
自由詩
1
15/5/30 23:16
ラジオ体操
TAT
短歌
0
15/5/30 23:09
旅路
レタス
自由詩
1*
15/5/30 22:57
檸檬
TAT
自由詩
1*
15/5/30 22:52
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
5.15sec.