夜空がとってもきれいだから
とってもきれいだから
ワタシたちは
二本足で立つようになりました
セクハラで知らない国へ左遷されやけに激しい風が吹いてる
初めての路上教習雨が降りやけに激しい風が吹いてる
尻文字でアイシテイルと伝えてるやけに激しい風が吹いてる
つめをきった
爪を切ったの
もうあの人のために
オシャレなんかしないように
そもそも塗るのがうまくいかないと
イヤなタイプだからさ、わたし
塗ったり落としたり
面倒くさかったんだ ...
夜
ひとつの金属が鳴り
かけらのように冷えてゆく
響くことなく かがやいてゆく
背中を押す手が
ふいに昇る
何本かの指を
残したままで
声を映す手鏡に
...
馬鹿ほど
余計なことを考えて
みんなに迷惑を掛けるので
考えなければ良いと思う
しかし、考えるなと言っても
馬鹿になればなるほど
自分を馬鹿と思っていないので
ついつい考えてしまう
...
選択は
すべて
最良のものだ
その中で
耐えて受け流して
喜んで
生きる
根を下ろすだけだ
会いに行きたい
人と
つきあおう
それが
いいじゃないか
会いたいけれ ...
茹だる暑さ
蚊に刺され
腕をかきむしりながら
草もむしって
お米は炊かなくていいのかな
そんな疑問 胸にしまい
手を合わせていたころ
頬を伝う汗と
線香の香りにくらくらした
...
いっぱい いっぱい
吹きこまれてく
目に見えないもの
まるく まるく
膨らんでる
すれ違う人たちの
尖った視線
少し触れれば
バチンと弾けてしまいそう
でもね、
弾けるとき ...
思い出の街の
いつもの背中で
待ち合わせ
太陽が消える時に
歩幅を合わせて
アナタの名前を呼ぶ
もう決めたの
散り散りの想いを
繋ぎ合わせると
また迷い込むから
も ...
『ダイパー・ドライブやっています』
“おむつのドライブ?”
丁寧な発音
穏やかなトーンの声に
思わず立ち止まる
行きつけのスーパーの入り口
『新生児用のおむつが特に不足しています。 ...
絶妙なタイミングで
上手いことを言うのは
知識とセンスが必要
でも、そこに幾ばくかの、
という注が無ければ
前を向く気も無くなる
とはいえ、
ぼちゃんとプールに潜ると
そこは気持ち ...
いつからか僕は
どこかで明日という落とし物をしていたらしい
その落し物を見つけるために
日々をおくっているのかもしれない
健忘のように
今日という開かれたページを
もうずっと読んでいる ...
詩をかかない日々
日常が連続する日々
やはり、わたしは言葉を紡ぎたいのだ
リザードの軌跡を寝惚け眼で追いかけていた日曜の午前三時、ハザードの明滅のような幻覚がチラついて脳髄はクラッシュ気味だ、昨日忘れないでおこうと思っていた出来事はもうすっかり思い出せない、それ ...
夜は眠れない
淋しくて寂しくて
明日が怖くて 苦しくて
外はもっと怖くて
死ぬこともできず
喘ぐように呼吸して
無音の闇をもがく
せめて窓から月が見えたなら
せめて誰か ...
幼子を いつも連れ行く 猫の手で
豆腐切る音 とんとんとん
『蝉大合唱』
夏空に響き渡る
蝉の大合唱
耳が汗かき
体感温度2℃上がる
『蝉爆弾』
マンションの外階段に
蝉が落ちていた
そっと跨いで通ろうとしたら
突然!
...
どんな風に
過ごしていればいいんだっけ
どんな風に
過ごしていたいんだっけ
君と僕で
シャーベット食べながら
シャーベッツを聴いていたい
こんなに疲れた夜
デモクラシーについて考えた夜 ...
深夜の静寂が
緻密に濾過されて
私は冷い計測器になる。
いったい
どこまでが
夜なのか
孤独な歩幅の
ちょっとそこまでの
探求
旅立った
サンダル履きの冒険者の
行く ...
蜘蛛が
雨糸をゆらすと、
針の穴ほどの
光たちが
きらきら
とけあい、
うっすらと
午前十時五十分の星座が
あらわれる。
めざめている
、という夢をみていて
にげおくれた妖精 ...
当然、げどくそぶがやってくる。
私は すっかり
げどくそぶに 取り囲まれる。
そんな げどくそぶから逃れようと
そっと 立ち去ろうとするが
げどくそぶに 気づかれて
げどくそぶ ...
水族館の水槽のうえには空がない。
魚たちは 時折
水面に顔を出して 見上げてみるが
コンクリートの暗い天井が見えるだけだ。
ここは魚たちが生まれた海ではない。
水族館生まれの ...
人は なぜか
ふと
思いつくことがある
仕事の帰り道 疲れた躰を 運びながら
ふと
夕暮れの空を 見上げて
金曜日の夜 スナックで ふざけながら
酔いつぶれた その 陽気な ...
ドアが開く
た~だい~ま~
アナタの声が響く
遠いところから聞こえてくる
た~だい~ま~
出かけた時よりも幸せそうだ
よかったぁ
と
...
浜辺を歩いた
ここでは きっと どんなことでも
許されるのかもしれない そう思いながら
私は 浜辺を歩いた
ウミウシ そして 砂底にいる
カレイの姿を見た 確かに
海の中にいた ...
彼女が話している
クロッキー帳に合図のことば
けものごころに純情を
せつないことが多いか
生きているとは
かなしいことが多いか
彼女が話している
クロ ...
本当に助けてほしい時に
手を差し伸べてくれるその手が
その人にとっての最悪であるとき
世界は善意に満ちて
輝いている
裸足になれよと言うような
大小さまざまな丸石ばかり
いつのまにか
川の水に足をひたしている子供たち
見知らぬ彼らを
私の子供にしてもみる
十二月の川辺にはススキが生い茂っています
こ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜の散歩 二夜目
ひさし
自由詩
2
15/8/3 23:40
セクハラで知らない国へ左遷されやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
1
15/8/3 22:02
初めての路上教習雨が降りやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
2
15/8/3 22:02
尻文字でアイシテイルと伝えてるやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
2
15/8/3 22:01
さよならビビッド
瑞海
自由詩
7*
15/8/3 20:21
戴冠夜
木立 悟
自由詩
2
15/8/3 19:27
考える馬鹿
花形新次
自由詩
1
15/8/3 18:39
択ぶ
野澤 尚也
自由詩
1*
15/8/3 16:24
盆
もり
自由詩
3*
15/8/3 15:26
風船
〃
自由詩
1*
15/8/3 15:07
今だから
宣隆
自由詩
2
15/8/3 15:02
ダイパー・ドライブ
夏美かをる
自由詩
23*
15/8/3 14:02
ハーモニー
opus
自由詩
1
15/8/3 12:54
今日
山犬切
自由詩
2*
15/8/3 4:53
無題
殿上 童
自由詩
12*
15/8/3 2:32
鈍重な流動、経年的深海
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
15/8/3 0:16
眠れない過眠症
愛心
自由詩
4
15/8/3 0:14
朝
迷路
短歌
3
15/8/2 23:33
【 蝉 三詩 】
泡沫恋歌
自由詩
15*
15/8/2 23:17
シャーベット
ゴースト(無...
自由詩
3*
15/8/2 23:17
炭酸Odyssey
ハァモニィベ...
自由詩
4*
15/8/2 23:10
エスキース
草野大悟2
自由詩
3
15/8/2 23:07
げどくそぶ
南無一
自由詩
1
15/8/2 22:41
不機嫌な魚たち
〃
自由詩
2
15/8/2 22:39
ふと
〃
自由詩
1
15/8/2 22:37
一途に待つヒト
ひさし
自由詩
2
15/8/2 22:36
一色海岸の思い出
番田
自由詩
3
15/8/2 22:36
せつないこと×かなしいこと
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/8/2 21:39
輝き
佐藤伊織
自由詩
1
15/8/2 21:04
利根川
竹森
自由詩
4
15/8/2 19:26
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
加筆訂正:
鈍重な流動、経年的深海
/
ホロウ・シカエルボク
[15/8/3 7:36]
誤植直した
3.66sec.