こんなのは本当の私じゃないんだと
電気の消えた部屋に帰り
酔いも冷めかけた頃につぶやく。
あぁ、例えば、
上司との飲み会は親睦を深めるという面で大切だと
誰かに言い聞かせるようになった自分が ...
地球はまるい
僕はとんがっている

宇宙は広い
僕の心は窮屈だ

光は速い
僕はいつもびりっけつだ

秋の日が暦に倣うころ、僕はあまりにも目覚めよく曇り空を眺めていた。フィレンツェの ...
照りつける太陽は 深い憂いに溺れ

燦々と光るる月は 影を生み出す

儚い宇宙の星くず
君の右側がどんどん物化してゆく

歩くこともままならない
食事することもままならない
まして字を書くことはままならない。
自分の署名すら出来ない。
君は苛々する。

もうだめかも知れな ...
口が尊いと書いて噂と読む

口に虚ろと書いて嘘と読む

人の為と書いて偽りと読む

人が扁さい(ちいさい)と書いて偏りと読む

わたしたちは こういう言葉に
囚われ 惑わされ
ある ...
かげろうが生み出す

寒さに震える動物たち

色とりどりの季節を待ちわび

冬眠に入る

純白の初雪がしんしんと降り積もる
長い休暇から
雨降りが逃げ出した
もうずっと帰ってこない
雨降りの日

彼女は滞りなく職務をこなした。書類は1ミリのずれもなく積み上げられ、文字たちはとても居心地良さそうに見えた。雨が降る日 ...
平面の布に
針を刺していく
そうして出来た
糸の道を引くと
操られるように
現れる
立体の波は
少女の真新しい綿のスカートの裾を
縁取って踊った

風、曲面のゆらぎ
影とひかり
...
クラゲにサンゴの遺伝子組み込み光る蚕の繭
からつくった西陣織のシルクのドレスはなん
とまあ煌びやか、なのはいいけどこの場所に
似つかわしくなさすぎエスカレータどこって
オロオロする私、を案内し ...
君の美しさを
僕は知っている

輝く君を人は褒めるけど
それは本当の君じゃない

飾らず
目立たず
ただそこにいる
そんな君を僕は愛する
言葉
言の葉
言霊
らららら

それぞれが意味を持つ
無意味なものなんて無い
未知のものがあれば
新しく与えよう

花も石も星も色も
愛され{ルビ呪=まじな}われ
誰かを笑顔に ...
母の日に送る一方的な便り

必ず返事を返してくれた

受話器の向こうで あれこれ心配してくれた

そのありがたさに気付かない

チョット面倒になり

すぐに受話器を置こうとしていた ...
主のいない部屋で汚れしか見ない心の隠し場所は言わない


「君を守る」歌を集めて火にくべる 情報戦に備え鍛える


笑顔の在庫が尽きて初めて迎えられる場所もあるのだ拉麺啜る

...
         都市計画税で造られた
      住宅街の一角を占める広場は
           きのうもきょうも
      浮雲の空っぽいかげを映して
ブランコに 滑り台と ジャングル ...
若い女子の親友二人組
あなたたちのおしゃべりは誰の毒にも薬にもならず
その笑顔は野の花のように何物とも親しい
時間をせき止めることも空間を汚すこともなく
お互いだけに通じるユーモア ...
僕の靴墨に汚れた手を握らない
横顔ばかり見せて正面の微笑みを見せない



この齟齬は、僕の気持ちは
一方通行の迷路へ向かう
走り続けるジープを追いかける子供
チョコレートを欲しがり ...
ぬかるみのあかるみにふと気をとられ 忘れたことを忘れて傾ぐ

筆先に闇がぼそぼそ溜まっている 想いもないままはしるからだと
テトリスの長ーい棒が出ないまままた新しい春が来ました パン祭り白いお皿を補充するまた新しい春が来ました 誰からもお祝いのない誕生日また新しい春が来ました パンが食べたい


結婚して子供をもうけたが
三十過ぎに発覚した病が原因で離婚
その後は親もとで闘病生活の女性を担当している
駅前のマクドナルドで聞いた
きみの近況

脳下垂体の異常 ...
♪ジャッ、ジャッ、ジャガイモ、ガマ親分
♪メン、メン、メンタマ、ロバくんの
でお馴染みの愛川欽也が死んだ
アド街ック天国に召されたと思われる
愛川欽也と同世代の母が
愛川欽也が出世する度に
...
善い哉善い哉かさねて善い哉

救済は美しい

山上には朱の大門

ここは箱根か高野山か

野菜ならよくて動物ならだめ

イルカやクジラどころじゃない

哀しい哉哀しい哉また哀し ...
重たい雨が降っている
ただでさえ重たい体を
支えるだけで大変なのに
雨なんかに当たったら
僕が潰れてしまう
雨が体に当たり
そして僕に当たったけれど
僕に痛みはなく
雨が体を剥がしてく ...
物心つく頃には
逃げていた
生きる為には
逃げるしかなかった
何に追われているのか
誰から逃れているのか
分からないままに
今も逃げ続けている
古い傷痕を見ながら
流した血の量を思う
目の前が暗くなり
軽い吐き気を感じた
南国の見知らぬ坂道を
赤く染めた俺の血
あの血はまだ
暑いアスファルトの上に
残っているのだろうか?

...
浴衣姿 わたあめ片手に 花火見る ぽつりとね

ひとり言を つぶやきました

嬉しいことも 悲しいことも
朝君を見る
おはよう

声を掛ける



タイミング良い時
(怖すぎるけど)
ここで
電話が鳴る



んはよ、

ん、ぁお…

おお ...
物質の贈り物 物に罪はない



センスの悪さを隠せない包装の隙間

から

得体の心得ない損得もしない



もみあげくらいの重さの不愉快さが耳にかかる

 気持ちだ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
書きなぐり群青ジャム自由詩315/5/14 21:43
冷たい朝に伊藤 大樹自由詩115/5/14 20:28
地球じまさん自由詩115/5/14 16:48
物化……とある蛙自由詩16*15/5/14 16:47
言葉じまさん自由詩115/5/14 16:36
自由詩015/5/14 16:35
AmefuriDebby自由詩415/5/14 16:27
五月のしつらえそらの珊瑚自由詩25+*15/5/14 15:19
スイーツを買う為に並ぶ/即興ゴルコンダ(仮)投稿.36こうだたけみ自由詩3*15/5/14 15:03
花、月、彼女藤竹自由詩3*15/5/14 14:55
人言葉たいら自由詩115/5/14 13:06
母の日に佐白光自由詩4*15/5/14 12:44
メモを片手に深水遊脚短歌2*15/5/14 12:40
丘肌の淋巴腺①信天翁自由詩515/5/14 9:54
女子の親友葉leaf自由詩315/5/14 6:50
ギブミーチョコレート這 いずる自由詩6*15/5/14 4:08
あかるみはるな短歌215/5/14 1:26
テトリスの長ーい棒が出ないまままた新しい春が来ました北大路京介短歌415/5/14 1:04
パン祭り白いお皿を補充するまた新しい春が来ました短歌3*15/5/14 1:02
誰からもお祝いのない誕生日また新しい春が来ました短歌215/5/14 1:02
食べる 二編乾 加津也自由詩22*15/5/14 0:32
「自称詩」キンキン花形新次自由詩015/5/13 22:47
ジーパンと空海吉岡ペペロ自由詩215/5/13 22:45
おもたいリィ自由詩1*15/5/13 22:35
「自称詩」ダレノガレ明美花形新次自由詩015/5/13 20:39
「自称詩」坂道で転けた自由詩015/5/13 20:20
花火大会じまさん俳句015/5/13 18:16
ひとり短歌015/5/13 18:14
アサノハナシ世江自由詩115/5/13 18:01
モノ贈り主朝焼彩茜色自由詩8*15/5/13 17:01

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