おつきさま って、いっぱいあるの?
…どうして?
だっていろんなかたちがあるし、おおきさもちがうから
…でもね、本当は、お月様は一つしかないんだよ
そうなの?
…そうだよ。…だ ...
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)と広島交響楽団が共演するクラッシックコンサートに行く。
「平和の夕べ」と名付けられたそれには、ほぼ空席はなかったが、二階席中央ぽっかり二列だけに誰も座っていないところが ...
私の気づかない私は
いつも心の中で
感情をむきだしにしている
地団駄踏んでいる
いろいろなものを
放り投げては拾っている
私の気づかない私は
いつの間にか
君を怖がって ...
ロミジュリみたいな運命だったら言われてみたいな「名字を捨ててあげようか」なんて本気かなって疑っちゃうから神宮に咲く花は散ってく火薬は匂えど色は香らぬプラトニックな愛なんだってさ永遠になんてつづきゃしな ...
伝え損ねたくない、もうこれ以上。
届け損ねたくない、もうこれ以上。
作り損ねたくない、もうこれ以上。
そうは思っても
伝え損ねてしまうことは
届け損ねてしまうことは
作り損ねて ...
手を伸ばせば届きそうな位置に一つの星がある。しかし手を伸ばしたら、なぜか手がつることばかり恐れて、結局どの星だったか、見失ってしまう。
探しあぐねて、必死に色んなところへ手を伸ばす。そうすると、ほん ...
夜陰に揺れ流れるこの光彩
煌めき煌めき
イラつく痛み
鎮め静か
魂の聖処
照らし底から
意識を広げて
幾多の欲望括弧に入れ
光の帯は五感越え、
透明な衣まというねる
知人の見舞いに桃を持っていったが
急に呼吸状態が悪くなったと
面会はできず
桃は連れ帰った
食卓に置いた木箱のふたを開けると
縦にみっつ並んで
桃たちは姉妹のようだ
血色よく尻を ...
やさしいことばで君をえがく
長い髪の、
今は
とても みじかく切ってしまって
君が泣いている
君が笑っている
でも本当は、
ひとり静かに怒っている
縁側でひざを抱いて座ったまま
...
脱皮の夜
徘徊する動物たちは
一斉に時間を蒸発させて
つややかな静物となる
脱皮は内部より始まり
うごめく老廃物が
細胞の隙間を練り歩き
外気に凍らされて
喜悦の皮膚となる ...
誰一人いない砂浜独り占め昼間と違う真夜中の海
海の中潜って魚と戯れる鬼ごっこするかのように見える
横顔から嘘を言ったと気がついた遠く見つめて嘘を重ねる
甘い声甘い言葉で真夜中へ引き込 ...
何になろうか
空を飛ぶ鳥になりたい
海を泳ぐ魚になりたい
土を潜るモグラになりたい
でも人間に殺されちゃう
人間になっても殺されちゃう
何になって何をしよう
どうせここには誰もいないし
すこしくらい良いだろうって
思いっきりチョークで書いた
清水、佐藤は高橋の彼氏だよ
世界中で僕だけが、テストで
ずるをしたやつを知っている
そんな気分で生きてい ...
規則正しく揺れる君
両方の靴が飛んでった
私はもう駄目だ
そう呟けば俺はもう駄目なのだ
もはや俺には字が読めねえ
腐心する毎日さ
気取り果てた俺だ
自己紹介すらままならない
お立ち台に立って
インタビューされることもない
量産 ...
夜がどうしようもなく怖いから
空が色を変えたら
眩しい光で迎えておくれ
息苦しくなるくらい眩しい光で
集団的自衛権なんて
当たり前過ぎていて
全然面白くもないので
例え味方でも
「こいつ、使えないな」
と思ったら
後方から撃っていいという
法案にしてくんないかな
前方はじじいか馬鹿にし ...
お母さんとはなすとき
うめられた地雷をときどきふむ
お母さんを怒らせると
いつまでもかなしい
お母さんはいいな
お母さんは自由で
ずっとずっとそうおもってきたんだよ
それがち ...
風は、いつも 不意に 訪れる
閉め忘れた 窓の スキマから
予感さえ なく
クリーム色の 壁の 棲み家に
押し込められた 日常
拘縮した生と 隣合わせの死の
...
後ろ指 指される 生活よりも
蜂に 刺された方が マシですか? なんて
本気で 聞いて来るんだから 困っちゃう
ブン・ブン・ブン
ぷんぷく 怒っている訳じゃあ ありませんヨ
君の事は ...
「集団的自衛権の行使容認」の明確化
いつからか 憲法改正という正規ルートから脱線か
いつからか 「憲法改正しなくても大丈夫」って裏ワザか
閣議決定での憲法解釈変更から安全保障関連法案の成立で完結 ...
嫉み
獰猛な自己顕示欲
お前を食うぞ
タイムラインからそう言っている
太陽のフレア然サーバーを焼き尽くす
嫉み
獰猛な自己顕示欲
お前を食うぞ
ツイッタラーの需要と供給
そのアンバラ ...
室温三十五度の中を詩を書き続ける俺に
吹き付ける扇風機の風がただひたすら邪魔
この狂ったようなアタマのうだった灼熱
これがもたらすサイケデリックのような快感
MacBookもゆだってキーを叩く ...
女流詩人のばばあに
からだを売れば
何とかって言う
詩の雑誌に
次点で名前が載るって聞いたけど
本当か?
でもなあ、チンポコ立つかな・・・・
ばばあにもよるし・・・
やっぱ、止める ...
私たちは降りしきる雨の中、草むらに腰を下ろし、川の流れを見ていた。
彼はしゃべり、私もそれに応えるようにしゃべっていた。
ただそれは、衣服の内を流れる雨水や汗の流れる感触を誤魔化すためだけに会話し ...
きたないこころに胸灼かれ
もうとまらない営みは
聖らなものまで灼き尽くす
だって仕方ないじゃないか
護るんだろ護るんだろ
だって仕方ないじゃないか
きたない ...
夏場は馬鹿が多いような気がする
冬もそれなりにいることはいるが
夏場ほど多くないと思う
夏に増えるのは
馬鹿か蚊だ
蚊は
やたらめったら撒き散らした
殺虫剤の影響でかなり減っ ...
あしの裏が焼け付きそうな砂の上を
わきに浮き輪を抱えながら
生き物のように往復する波へ向かって歩くとき
ぼくらは〈ビーチ〉を忘れる。
まったく別の場所で
余所余所しく産み出した
接点を ...
あなた
いつの間にか齢が乗で増すかのように
蜘蛛の巣に向かって
痛い女を額に付けて前進ならぬ重い漸進に
哲学を日用品に出来ない冷汗で自身をクールダウン
させて
いる
どの角度から見て ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月を数えて
凍月
自由詩
3*
15/8/11 21:47
「平和の夕べ」コンサート
そらの珊瑚
散文(批評...
9*
15/8/11 21:46
私の気づかない私は
瑞海
自由詩
4*
15/8/11 21:32
名字を捨ててあげようか/即興ゴルコンダ(仮)投稿.62
こうだたけみ
自由詩
4*
15/8/11 20:58
伝えきれない感謝、届けきれない愛情、作りきれない歓喜。
komase...
自由詩
4*
15/8/11 20:37
自己所有権
陽向∮
自由詩
6*
15/8/11 15:08
無私無底
たけし
自由詩
2
15/8/11 14:56
御見舞
七
自由詩
28*
15/8/11 13:30
やさしいことばで君をえがく
atsuch...
自由詩
5*
15/8/11 10:40
喜び
葉leaf
自由詩
2
15/8/11 6:15
昼間
夏川ゆう
短歌
1
15/8/11 6:05
何になろう
リィ
自由詩
1*
15/8/11 0:44
はじめての赤点
ユッカ
自由詩
7
15/8/10 23:59
ぶらんこ
はて
自由詩
0
15/8/10 23:56
死にやがれ
奥畑 梨奈枝
自由詩
5*
15/8/10 23:32
長い夜
十一月の失敗...
自由詩
0
15/8/10 23:04
新安保法案
花形新次
自由詩
0
15/8/10 22:44
お母さんと地雷
朧月
自由詩
6
15/8/10 22:29
風は、いつも 不意に
南無一
自由詩
0
15/8/10 22:19
君を呼ぶ声がする
藤鈴呼
自由詩
4*
15/8/10 22:00
違憲立法プレイ
komase...
自由詩
2*
15/8/10 21:18
The Birds
坂之上放肆
自由詩
0
15/8/10 19:49
無題の完成
〃
自由詩
0
15/8/10 19:47
売文
花形新次
自由詩
1
15/8/10 18:40
雨 二篇
山人
自由詩
3*
15/8/10 18:30
護る
吉岡ペペロ
自由詩
0
15/8/10 18:26
殺虫剤
花形新次
自由詩
0
15/8/10 18:12
ルトルルル
ハァモニィベ...
自由詩
3*
15/8/10 17:08
お前
乱太郎
自由詩
9*
15/8/10 16:46
齢と弱さ
朝焼彩茜色
自由詩
14*
15/8/10 15:07
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
3.88sec.