夜には
夜がある
朝に
花が目覚めるように
わたしには
わたしがある
はずなのだが
たとえば
あの壁を殴っても
痛い
とは言わないが
拳はどうだろう
雨たちや
...
あったりかさねたりしても
ことばを持たないふたりなら
笹舟のように流されていられたかもね
ことばを持たないふたりなら
お揃いの指輪をはめて初めての台風がくるコロッケ甘い
精神と時の部屋を使ったのに夏の宿題まだ片付かず
KURE55-6でカラダを拭いてやる姫を守った錆びたロボット
膝を抱えて二錠足りない
映画の隠し撮り
彼は
自分の仕事が嫌いだった
+
ある日
上映の最中
突然警告音が鳴り
画面が真っ白になった
彼と数人の観客は立ち上がり
じき座り直した
それ ...
僕の(架空の)恋人
透明な御飯
透明なレタス
傾かない天秤
ぶれない標高
レタス
それから
御飯
それから
モディリアーニ
振り出しの
ファン・ゴッホ
リズムに合わ ...
たったひとつの文字を埋め尽くすことができる
たったひとつの痙攣を手放さないで生きていくことができる
あのナパーム弾
手放しで喜んでいた
多幸感に溺れながら あなたは到底幸福にはなれなかった
...
白日の
夢に漂う
龍涎香
鼻をくすぐり
覚めたは夢か
龍脳の
さやかに香る
睡蓮の
池に漂う
白い花びら
さらさらと
水の流れの
ささやきは
羅国のしずく
微か ...
言葉はなぜあなたにつたわるのだろう
あなたの脳内で維持されている
概念に呼応する音声あるいは文字列を
話し手と聞き手が相互にいれかわりながら
違和もさしてなく理解できる不思議
中国の ...
カラッポの僕は何でも拾い集めては
カラッポの僕の中に詰め込んだ
そしていらないものは何でも捨てた
最初からカラッポだから
なにも変わらない
でも痛みだけは捨てられず
カラッポの僕の痛みは消 ...
いつかゆく約束
君は南で
わたしはその手前
同じ行き先のバスに
隣り合って
座って
わたしの知っているかもしかは緑色だ。松脂がびっしりと体について光っている。つやつやした毛並み、つぶらな瞳、五メートルほど前に立っていたかもしかは「誰?」と小首をかしげてみせた。
一歩前に出れば向 ...
{引用=はじめて見た景色だな ここは
船橋駅ちかくのカラオケボックス
ぼくは静かなトイレで、 嘔吐してて
傷だらけの鏡のむこうの顔を見つめながら
ずっと風の通る窓を感じている
おかげさまで ...
こんなことしてる場合じゃない
が口癖のおじさんは
日給七千円で
セメント運ぶ間にも
こんなことしてる場合じゃない
いっしょにキオスクで
ビールを買って飲むときも
こんなことしてる場合じゃ ...
泣くのは赤子の仕事です
誰が想像できましょう
それだけで すわ うるさいと
殺されたなんていうことが
隣人の奏でるピアノの音に
苛立ちを感じたら
何かのサインだと思 ...
海が広がっている
どこまでも
広がっている
ゆっくりと
波立ちながら
幾つもの筋を刻み
奥まっていくその生動
水平線に凝縮する濃紺を
雨空の灰白に際立たせ
のたりのったり
...
私はアブリルラビーンを見た
昔 サマソニで覚えている 私は
座りこんだピアノの上で 彼女が
彼女の心の中から響かせていた あの歌を
という訳で、と 切り出してもて わかる方は解るくらいに 回数を重ねてきた
るるりらのお祭りのお知らせです。
わたしたち 現代詩フォーラムのすべての参加者は、詩を介して より幸せになりたいと ...
甘えていると
言われたんだ
煩いと突っぱねられない
エサを待つだけの
泳げない魚
悲しいとか
気持ちが亡くなればいいと
燻らす潮に
景色に溶かしたかった
こぼれ落ちていく泡
...
引いてダメなら押せ
押してダメなら引け
それでもダメなら持ち上げろ
そうすれば道は開く
いまさらデューク更家のウォーキングやけに激しい風が吹いてる
おみくじが凶だったから賽銭を多めに払いお守りも買う
閉め切った雨戸の向こうパレードが通りすぎてく音だけがする
寝起きのクスリでお腹いっぱい
プラセボ効果なく弱冷車は弱冷車
袋開けたばかりのポテチが湿っている
もう一度ぐらついた壁を蹴り飛ばして貫けるかどうか確かめてみた、そいつはいまにも壊れそうな悲鳴をあげるくせに、絶対に壊れてしまうことだけはしなかった、それだけは譲ることはなかった ...
{引用=
あなたが手の平を差し出すから
僕は雛罌粟の種を埋める
それからあなたは人形になって
咲かせた花を握りつぶすこともなくなる
手の甲に
痛みと引き換えに咲かせた雛罌粟が
あなた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
…
はるな
自由詩
3
15/7/3 0:34
笹舟
〃
自由詩
1
15/7/3 0:27
お揃いの指輪をはめて初めての台風がくるコロッケ甘い
北大路京介
短歌
2
15/7/3 0:19
精神と時の部屋を使ったのに夏の宿題まだ片付かず
〃
短歌
2
15/7/3 0:19
KURE55-6でカラダを拭いてやる姫を守った錆びたロボット
〃
短歌
1
15/7/3 0:19
膝を抱えて二錠足りない
〃
自由詩
3
15/7/3 0:18
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:
竹森
自由詩
1
15/7/3 0:09
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:
〃
自由詩
5
15/7/3 0:08
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:
〃
自由詩
1
15/7/3 0:04
午睡
レタス
短歌
1
15/7/2 23:18
言葉
梅昆布茶
自由詩
20
15/7/2 22:52
_
リィ
自由詩
0
15/7/2 21:57
約束
もっぷ
自由詩
3
15/7/2 18:18
かもしか、君が好きだよ。
チアーヌ
自由詩
13
15/7/2 17:07
トラベラー
マゼンタ
自由詩
0
15/7/2 17:06
知恵
もり
自由詩
2*
15/7/2 16:26
朝4時の短詩
りゅうさん
自由詩
2+
15/7/2 13:50
最初の海
たけし
自由詩
4*
15/7/2 13:21
アブリルラビーン
番田
自由詩
1
15/7/2 12:30
★七月七日十七時七分七秒★七夕祭のお知らせ。★
るるりら
自由詩
10+*
15/7/2 8:51
夢見る魚
小日向 ココ
自由詩
0
15/7/2 1:50
強引
リィ
自由詩
3*
15/7/2 1:33
いまさらデューク更家のウォーキングやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
1
15/7/1 23:58
おみくじが凶だったから賽銭を多めに払いお守りも買う
〃
短歌
1
15/7/1 23:57
閉め切った雨戸の向こうパレードが通りすぎてく音だけがする
〃
短歌
2
15/7/1 23:57
寝起きのクスリでお腹いっぱい
〃
自由詩
4
15/7/1 23:57
プラセボ効果なく弱冷車は弱冷車
〃
自由詩
2
15/7/1 23:56
袋開けたばかりのポテチが湿っている
〃
自由詩
2
15/7/1 23:56
ロスとロス (流し込むあいだの)
ホロウ・シカ...
自由詩
0
15/7/1 23:37
Re:Re:Re:Re:Re:Re:
竹森
自由詩
2
15/7/1 23:04
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
4.08sec.