疲れた顔で見舞いに来ないでほしい
わたしの看護のために
あなたを育てたのでは無い
あなたはあなたの生き方で
社会の仕事を果たさねばならない
それがあなたの人生
わたしの看護が加 ...
磯野家は歳をとらない俺はとるまた新しい春が来ました
補助輪のとれた自転車自慢されまた新しい春が来ました
いつまでも子どもじゃいられないんだねカエルのしっぽじっと見ている
すぐに殺せる
誰もその死を顧みない
命は命によって認識される
これを事実としない人は不幸だ
命には必ず終わりがある
認識は提示された
人生が辛くなり死ぬ人がいる
死ぬ病気じゃないのに死ぬ
しかも自分で自分を殺めるのだ
死んだら辛くないのか
死んだら楽しいのか
自分が自分に殺されて痛くないのか
心や体が嫌がっているのに
...
雨が降りしきる校庭に
水溜りがいくつもできて
近くのものとくっついて
足には跳ねた泥がぽつぽつと
土から染み出した水溜りも嵩を増して
校庭が埋まっていく
靴にも染み込んだ雨 ...
皐月の堅田
昼すぎの堅田に来たりともとともかいものせむときょうもまた
古の言の葉しゅじゅ取り合わせきょうの短歌は如何にかせむと
八十の声ききてさあ気落ちせずモーセとともにももはた ...
みどり風 子ら安んずる 春はすぎ 霞む黄かぜに 弓なす御国
あら、あなたも?
実は私もなのよ
事務員の女性と
思いがけず話が弾んだのだ
深海魚を
飼っているという
全く気付かなかった
日ごろ仕事のやり取りをしていると
明朗快活で、そんな様子を感 ...
あの人のことが
忘れられない
今朝も駅で待ち伏せした
電車を列の一番前で待つ
あの人の真後ろに並んだ
あの人は私に気付かない
何故?私への愛は
冷めきってしまったの?
あんなに優しかっ ...
女は錆びた蕀を掻き分けてゆく
羚羊の如き靭やかな足で
マンダリンの光の中
真珠色の太腿を露に
崖を巧みに昇りゆく
私にはその先に何が
あるかまるで見えない
女にも見えていない筈
...
足の裏をみたら無愛想だった
私自身あまり話しかけたこともない
思ったより冷たいやつだとおもった
彼もまた
固くて冷たい彼に触れるうち
いろんなものを踏みつけてきた昨日をおもった
ど ...
新緑の木漏れ日
雨上がりの朝
ひとの気配を飲む森
まぐわうように
愛をからませて吐く息
命の匂いに満ち満ちて止まない
そんな五月のように私たちが求めて止まないころ
得ようとしていたもの
...
今朝も
玄関先を
掃いていると
ふうわりと入ってきた
そうか、タンポポも
もう、綿帽子なんだ
赤い糸
ほっとくとだんだん透きとおって見えんようになります
そやからときどき紅を差します
生きる 今日も生きる
路頭に迷いながらも
働き疲れ
西に日は傾き
ぼうっとする
便利になりすぎてしまった世の中
時は過ぎゆく
ひとつ積み
ふたつ下ろして
みっつ積み
よっつ下ろして
ふたつ積み
壊さぬように
失くさぬように
明日も楽しく遊べるように
あなたに明日も会えますように
亀裂から伸びる欠片の先端から昨夜の雨が祈るように滴っている廃屋の雨樋
海からの風が雲のどてっ腹をぶち抜いたみたいな紺碧の下で
いまだ同じ場所で彷徨い続ける俺の脳髄は一瞬
開か ...
今日近所を 私は歩いた
そこにある だれもいない路地を
赤い花を見た でも できることなら
友達とお好み焼きが食べたかった
明日からまた望むことなく
新しい一週間が はじまる
ビル ...
風を選ぶことはできないという
救い
あきらめるということ
どうしようもない事があること
現実は自分の意思とは無関係に
現れて
気まぐれに自分とつながること
無情だからこそ僕ら ...
いつだってシーラカンスのきぐるみ着てる彼は、今ごろの時期からは汗だくであっちこっちあせもをつくるんだ。天花粉をはたいてはみるのだけれど、シーラカンスのなかがいいにおいになるだけなんだって。
私な ...
同じものを見ても
同じ音を聞いても
同じ匂いをかいでも
同じ物を食べても
同じ物に触れても
君と私は同じ感覚には
なれないのだろうなあ
それでも少しでも
同じ感覚を覚えたら
...
目の前にあるものだけが
すべてだった
こどもの頃みたいに
今日を過ごそう
積み重ねてきたものとか
これからのこととか
遠くの世界に追いやって
昨日と明日のない空間で
あなたと二 ...
口を開けばこの世におわかれ
結局その理由がわからなかった
全て終わってしまった衛星都市で
いくつものぬけがらだけが
からからと丁寧に掃除されている
野良猫たちはそれでも
誰かに ...
ながれる息はチューブを駆け巡る
空が季節の階下を滑り墜ちる度に
遠く、
、近く、
と、眼窩をさまよう信号の波
放物線と消えた夜の足音
ひそやかな星の輝き
死なせて ...
下らない個人的な悩みを
グチグチ並べて
それを他人に読んで貰おうなんて
集団カウンセリングじゃねえんだから
いい加減やめにしてくんないか
三流人間の人生なんか
全く興味ないから
個人 ...
木洩れ日のSunday
柔らかな陽気
そよ風がゆらゆら
爽やかなBGM
こんな日は 深く Dive
Swimming 潜っていたい
Swimming 沈んでみたい
波立って か ...
私に消えたみが襲ってきて
もういいよ、もういいよと心は叫ぶ
今日も薬で生かされる
私に死にたみが襲ってきて
まだまだだ、まだまだだと心は叫ぶ
時は過ぎゆき 季節は変わりゆくのに
生 ...
湖の畔
2mはある黒い犬が
腹を空かしている
目は赤く血走り
猛禽類のようにつり上がり
はぁはぁと息を吐き
30cmはある舌を垂らし
白く磨かれた牙を覗かせている
犬はその場でただ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
娘よ
イナエ
自由詩
15+*
15/5/11 22:25
磯野家は歳をとらない俺はとるまた新しい春が来ました
北大路京介
短歌
3+
15/5/11 21:53
補助輪のとれた自転車自慢されまた新しい春が来ました
〃
短歌
0+
15/5/11 21:53
いつまでも子どもじゃいられないんだねカエルのしっぽじっと見て ...
〃
短歌
4+
15/5/11 21:52
命ってなんだろう
ドクダミ五十...
自由詩
1+*
15/5/11 21:49
思うまま生きるままに
リィ
自由詩
3+*
15/5/11 21:32
砂に消えた街
はて
自由詩
1
15/5/11 20:39
皐月の堅田
生田 稔
短歌
3
15/5/11 19:05
安倍さん 日本の行く末は
星野つばき
短歌
0
15/5/11 18:10
西荻窪深海譚
やまうちあつ...
自由詩
3
15/5/11 17:47
ポポ・ブラジル「ケアレスミス」
花形新次
自由詩
0
15/5/11 17:40
家路
So_air...
自由詩
2
15/5/11 12:21
足の裏側
朧月
自由詩
6
15/5/11 9:13
あなたに終わらない五月を
たちばな ま...
自由詩
30*
15/5/11 8:34
おはよう
中原純乃
自由詩
2*
15/5/11 6:53
紅
殿上 童
自由詩
20*
15/5/11 2:02
いろはにほへとの詩
じまさん
自由詩
0
15/5/11 0:36
じぇんが
baby b...
自由詩
1
15/5/11 0:27
真昼のプラネタリウム
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
15/5/11 0:19
デニム雑誌
番田
自由詩
0
15/5/11 0:07
明日は明日の風しか吹かない
kauzak
自由詩
3
15/5/10 23:52
くるまる/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外.35
こうだたけみ
自由詩
4*
15/5/10 23:50
そうしよう
じまさん
自由詩
2
15/5/10 23:08
こどもみたいに
緑かな
自由詩
1
15/5/10 21:17
ホログラム
春水八郎
自由詩
5*
15/5/10 18:57
使徒
アラガイs
自由詩
10*
15/5/10 18:27
「自称詩」普通の人々
花形新次
自由詩
0
15/5/10 18:07
drown in holiday
捨我
自由詩
0
15/5/10 17:15
取り残される者
じまさん
自由詩
0
15/5/10 15:57
黒犬
opus
自由詩
1
15/5/10 13:24
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
1909
1910
1911
1912
1913
1914
1915
4.63sec.