ピストルを手に入れたら
隣の新婚夫婦を
無理心中に見せ掛けたい
だけど肝心のピストルがない
仕方ないので諦めるとして
これだけは言っておきたい
他人の幸せほど
ヘドが出るものはな ...
実際にはない
輪郭線を
描いてみる
ぼやけていた
表情が
何故か
しっくりする
きみがずっと
きみらしくなったよ
現実が正確に
現実を表しているかと
問われれば
...
全ては存在しないのです
憎い顔 愛おしい顔
その相手のことを思うのでしょうか
でもほんとはそれらは影で
自分ができなかったことやらなかったことを
悔やんでいるということでしょう
形を憎んで ...
肉痛に耐えて耐えて
喚きのた打ち
魂の刻んだ運命を実感し瞑目
己、受け容れる
愛する者の遠去かり
虚脱気力萎え
この孤立に
独り在る己呑まれ混沌
耐え得るか?いつまで
さ ...
憎悪と欲望渦巻くこの界で
残された己の生、
あの善なる黄金に輝く頂きへの意志
育み保つ。
しょうもない青春を
「く」の字に
折り曲げてやった
情けない顔した海に
バカヤローッて
ぶん投げたら
ブーメランみたいに
かえってきて
おれに突き刺さった
△を想像するとき
私はいつも驚いてしまう
声を
憶えている
今でも鮮明に聴こえてくる
言葉や吐息のひとつひとつが
身体に馴染んでいる
足がすくむほど
愛しいと思うときがある
...
ブラボーでハイフェッツから放たれてみあげた窓に朝をみつける
毎年その色を変える紫陽花に、
かたつむりは言いました。
「きみは色々と人を楽しませるし、
すてきだね。うらやましいよ」
少し口先をとがらせて。
紫陽花が言います、
「あなたは立 ...
半月だか一月だかあるいはそれよりも長いのか泣いて暮していると花は季節をわたっている。咲くばかりであった紫陽花も色あせるどころか朽ちかけているじゃないか。雨の日は靴をはかずに濡れている地面を高層から ...
だれもきょう
ここにいなくても良いのだ
錆びたてんびん座
図形
意味なしのことば
切り分けられる空間
ここにいなくても良いのだ
うつむかなくてもいいし
生きていなくてもいい
...
遠くから見たら綺麗な人でした近くで見たらトーテムポール
黒い服じゃないの蟻がたかってるやけに激しい風が吹いてる
ドロップは火垂るの墓の味がする
殺されたモブキャラにも家族がいる
友人が忙しいらしかったので
雨の中 私は
何を求めるわけでもなく
人混みの中
どこにいくあてもなく渋谷のざわめきの中を歩いた
ただ 歩くことだけ
多くの若者が同じではないだろうか
一本 ...
「死」というものは、笑えぬもの。
五年前の冬
八十九年の生涯を、閉じた
婆ちゃんについては、笑えるもの。
在りし日の婆ちゃんの
面影が今も座る食卓の席に
遺影を置き
孫の僕は冗談 ...
地下鉄は人工知能で操縦されていた。昔はひとが運転していたそうだ。信じられない話だ。
ぼくはマイケルジャクソンと田中将大に挟まれて座っていた。ふたりからか、ふたりのどちらからか、車両からか、虫の匂いが ...
みどり色の風に 恋をして
いつまでも どこまでも
歩いていけそうな 気がしていた
かなしみの色は 空のいろ
はるか遠くに 流れゆく雲は
やがて 消えてしまうでしょう
あてものな ...
黒い森包む静謐
包む深淵に踏み沈み
朦朧と憧れ辿る境の途
溶け消え逝く恍惚迷妄、
抑え抑え。
真夜中、終電逃してて、窓辺にふいにうかんだ顔、
なんだかもう、流れていってしまいそう、ごめんね。
切りとってみていたい、街あかり、ぼやけた雨の真ん中を、
すこし行きすぎてます、降ろしてください、 ...
おまえを四つん這いにして
全部開けっ広げて
しげしげ観察してやる
においも嗅いでやる
舌を押し込んで
蜜を啜ってやる
おまえが達するまで
繰返し、繰返し
やってやる
ちょっと休憩 ...
窓の外は夕焼けだった
西の空が燃えてしまうのじゃないかと
男は本気で心配をした
世界が端から燃えてゆくなら
何を持って逃げようか
あの手紙
あの写真
あの画集
あの女
一体どこへ逃げ ...
日曜は嫌だ
退屈だし切なくなるし
他の曜日と違って色もないし
日曜は嫌だ
かぎられた空間で
いびつな自分が
腕を伸ばそうとしている
夕方にややふくらんだ足があり人も満ちて夜をむかえる
それぞれの耳にはそれぞれの音あてがわれてイヤフォンの白い線
半分にきっちり分けること出来てやっぱり冷たいアイスモナカ
飛び立ったば ...
何かを食べる。
咀嚼する。
ばりばり、
見えない何かは消えていく。
(求めてはいけないよ、自然にかえればいい。)
そう肩を撫でられても、
わたしは雑踏の海を
溺れながら ...
子どもがDSで
毎日戦っている
飽きることなくひたすらに
人は戦うのが好きなんだ
戦いがなくならない理由が
これだと思った
しかし子どもは
ゲームソフトに一喜一憂しない
どうもゲー ...
水色の小鳥のような手紙かな
便箋の紫陽花に触れおれば雨
改行の少なきひとの笑みおもう
もうはるか遠い水無月の消印
メ
【春想】
春桜
曜の朝はゆるやかに光っている時間があって薄紅の花
紫
あたたかなひかりのなかで流れゆく時をからめて今日も旅行く
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ケーキ入刀
花形新次
自由詩
0
15/6/22 19:44
輪郭
〃
自由詩
1
15/6/22 19:24
対象無
杉原詠二(黒...
自由詩
1
15/6/22 14:37
試練
たけし
自由詩
1
15/6/22 14:35
表明
〃
自由詩
1
15/6/22 10:33
死因
もり
自由詩
2*
15/6/22 4:10
△
栗山透
自由詩
1
15/6/22 3:37
ブラボー *
もっぷ
短歌
2
15/6/22 1:00
傘のいらないお話
もり
自由詩
2*
15/6/22 0:30
なめらかな小石
はるな
散文(批評...
2
15/6/22 0:25
かんてん
〃
自由詩
5
15/6/22 0:09
遠くから見たら綺麗な人でした近くで見たらトーテムポール
北大路京介
短歌
1
15/6/22 0:03
黒い服じゃないの蟻がたかってるやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
1
15/6/22 0:03
ドロップは火垂るの墓の味がする
〃
俳句
2
15/6/22 0:02
殺されたモブキャラにも家族がいる
〃
自由詩
3
15/6/22 0:02
ある日の人混み
番田
自由詩
1
15/6/21 23:50
椛の手
服部 剛
自由詩
6
15/6/21 23:30
地下鉄のなかで
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/6/21 22:17
みどり色の風に 恋をして
南無一
自由詩
2
15/6/21 21:49
均衡
たけし
自由詩
2*
15/6/21 19:59
How you doing!?
さわ田マヨネ
自由詩
5+*
15/6/21 18:54
休憩
花形新次
自由詩
0
15/6/21 18:44
胸焼け
やまうちあつ...
自由詩
2
15/6/21 16:54
退屈
リィ
自由詩
1*
15/6/21 16:42
ある日のスケッチ
木葉 揺
自由詩
3
15/6/21 16:27
水の月
そらの珊瑚
短歌
9
15/6/21 15:39
呼吸
あおい満月
自由詩
5
15/6/21 14:38
DS自衛隊
イオン
自由詩
1*
15/6/21 13:34
水無月の手紙
水鳴ハヤテ
俳句
0
15/6/21 10:54
過去たちの春夏秋冬
〃
短歌
1
15/6/21 10:29
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
5.51sec.