もういない君のことばかり考える
借りたばかりのアパートの窓辺に座り
煙草を吸っていた君の横顔の向こうに
自死した夫への邂逅があっとととか
台所用品を百均で最低限揃えて
最初につくった ...
脳の白質が壊れているらしい
溶けて甘いキャラメルの匂いがした
振るとカタカタと音がした
右脳と左脳が別々のことを考えて
感情のシナプスの可塑性が壊れ
涙を流してわんわん泣いている
...
幼なじみの恭子様が
私の手に
おもちゃの手錠をかけて
「おまえは私の奴隷よ」
と宣言したとき
私のM人生は始まりました
手首に残った小さなアザ
恭子様は
今、大塚で
女王様と ...
震え続けるコンパス指針
粉々に壊され砂塵となったあの頃の自信
ああ ここはきっと例の樹海
ルービックキューブのようにバラバラにされた東西南北
あの頃の想いはもう迷宮入り
何度 ...
卵はひとつの理想形だ
人間もまた卵から生まれれば
これほど母親との確執に苦しむことはない
乳と血の繋がりはどんな病的恋情より
互いを束縛しその愛は動物並に遠慮がない
その点 卵は完璧だ
無 ...
子供の頃夏休みになると
家族みんなで川原でキャンプ
開放的な気持ちになれた
川原で釣りを楽しむ
父に教えてもらいながら
すぐに釣れたり
すぐに釣れなかったり
その繰り返しが子供に ...
足音が響く焼き場の通路
父の姿が見えないものか?と何度も見渡した。
手帳に忍ばせた写真の中では
父と幼い三姉妹が
ディズニーランドではしゃいでいる。
進学時
家を離れる前の晩
...
六月某日、高知市内某所…
ホロウ・シカエルボクはすでに席についていた。約束の時間を少し過ぎてやってくる烏合路上。
烏合「やあ。」ホロ ...
バレンタインにもらった砂利みたいな
チョコレートうれしくってポケットに
突っ込んだ手で握りしめてもぜんぜん
溶けなくってへんだな一粒口に入れて
みたらこれっぽちも甘くないってやつ
ぼくの片思 ...
ぼくは緑色だと誰かがいう
植物ではない
ぼくはぼくで
琥珀色だと自信をもっていたのだけれど
誰かが緑色だという
琥珀色で在るために
琥珀の酒を毎日注入しているのだけれど
誰かが緑 ...
此処でいえない
蕎麦すする
150612
カニバリズムを連想する社会
兵士は食料を持たない
現地で調達するのだ
後方支援の乏しい旧日本軍兵士は
さぞかし、苦労をしただろう
現地調達て言 ...
朝の光に向くままに
珈琲を煎りヴォカリーズ聴く
西も東もわからないままに歌う
妻よりMitsoukoを奪う
一尺の梵鐘で今日も始まる
緑檀の数珠をかけ経を唱える
本当にレモンが爆発するなんてやけに激しい風が吹いてる
花冷えの誰もフォローをしない夜
花冷えのゴリラと手話で話しけり
クスノキの枝に吊るされたブランコから
洋紅色の貨物船が大きく小さく見えていた
船の食堂ではカレーライスかステーキを想像した
船員というのは美味しい物を食べると思っていた
あの日の昼はホ ...
他の児童の2倍のからだだったため
担任の女教師が
二人分食べていいと言った
デザートや人気のおかずではなく
余ってるコッペパンと牛乳をだ
私は腹に溜まるものがよかったので
喜んで食べた
...
生きるか死ぬか
どちらがいい?
生きたいなら
生きればいい
死にたいなら
死ねばいい
たった二択
何故迷う?
人に死ねと言われたら
死ぬわけじゃない
生きろと言われたら
...
今、 ひとつの 朝が 生まれでる
やわらかな 光りに つつまれて
きみの頬が 耀く
朝露に 濡れた きみの睫毛に
そっと 唇を あてて
まだ すこし寝ぼけぎみの きみを
目覚め ...
忘れかけた 遠い思い出は
もう すっかり 忘れよう
かすれてしまった 幼な子の 夢のように
もう そろそろ
砂に 埋めて しまおう
かなしみの色に 染まった
遠くかすんだ あこがれ ...
どうしようもない感覚
紡ぐの雲から白い糸
改宗に改宗を重ね
病的な自信ね
飽きず歌い続ける狂信者
音もなく騒ぐ子供達
正論まみれ
目が回る
無意味は不必要なんて
想像力はドラッグ
...
ポケットの中で繋いだ
華奢な手が汗ばんでいる
コンビニの明るさに吸い寄せられるけど
欲しいものは売ってないない
君はバンドエイドを買う
何かをつなぎとめるため
意識がうつろぐの ...
いつものように見上げる向かいの家に植えられた大木
いつかあんな風に地面に真っ直ぐ立って 空に向かって目一杯枝を広げることができたならって
まだ薄ら白い双葉を目一杯広げて思ってた
でも ...
ハロー ハロー
喉の奥でとどまる
君の星で緑はもえる
二人の女は内緒話
うたにかえる
ピアノを弾いて
魔法の呪文
喉の奥でとどまる
甘夏をはじめましたというメールには青い空ごと添付されてた
そう、朔という本日にからまわり、ゼロ円ひとつスマイルを買う
そのたびは桜のなかに包まれて墨をひとつぶ遠い約束
このたびは桜の ...
履き古したデニムみたいなものよ。
女は常に革命家でありたがるのに、男どもは傷みを畏れるから、
ダメージの向こう側の下着の色ばかり気にしすぎている。
ともすれば飛び込んだ池に失踪していく感情。 ...
朝の支度
朝、妻の出発
いつものように
伝道に
ネッカチィーフを選んで
あげた
「がんばってね」いつも声を
かける
「うん」と答えて
紫桃色の車に
出かけてゆく
あの頃の街は灰色に閉じ込められて
誰もが外に出なかった
紅いダリアが咲いているというのに
入道雲が空を鳴らしていたあの日
浴衣姿で空に消えて往った
ぼくは哀しみを理解できず
た ...
ブリューゲルがすき
野間宏が「暗い絵」と表現した世界
描きこんだ風景を解釈する自由
それっていいかも
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君の不在
じぇいぞろ
自由詩
0
15/6/13 11:24
躁鬱
〃
自由詩
1
15/6/13 9:12
少年M 私がMになった理由
花形新次
自由詩
0
15/6/13 7:48
Fear/決意
桂
自由詩
1*
15/6/13 7:00
『エンジェルエッグ』 卵から始まるはな詩①
ただのみきや
自由詩
19*
15/6/13 6:18
鮎を釣る
夏川ゆう
自由詩
1
15/6/13 5:50
うつけもののささえ。
梓ゆい
自由詩
3*
15/6/13 5:21
片付けたっておもちゃ箱の中はグチャグチャ ― ホロウ・シカエ ...
ホロウ・シカ...
散文(批評...
1*
15/6/12 23:50
石ころを、たべる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.45
こうだたけみ
自由詩
6*
15/6/12 23:38
彩り
レタス
自由詩
0+*
15/6/12 23:25
かめや
〃
俳句
1
15/6/12 22:53
石ころを、たべる
あおば
自由詩
5*
15/6/12 22:35
今朝
レタス
俳句
0
15/6/12 22:29
本当にレモンが爆発するなんてやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
6
15/6/12 22:26
花冷えの誰もフォローをしない夜
〃
俳句
3
15/6/12 22:25
花冷えのゴリラと手話で話しけり
〃
俳句
2
15/6/12 22:25
記憶の底
レタス
自由詩
0
15/6/12 21:49
少年Q 私がQ食当番になった理由
花形新次
自由詩
2
15/6/12 21:47
二択
リィ
自由詩
1*
15/6/12 21:24
愛歌Ⅱ <出発(たびたち)の朝>
南無一
自由詩
1
15/6/12 20:15
愛歌Ⅰ <ぼくたちが生まれでなかった ずっと遠い昔から ...
〃
自由詩
1
15/6/12 20:13
_
さえっこ
自由詩
0
15/6/12 20:12
苛立ち
じぇいぞろ
自由詩
1+
15/6/12 18:56
Flower/感謝
桂
自由詩
1
15/6/12 18:33
?
いるみ
自由詩
1
15/6/12 14:59
このたび、甘夏をはじめました。
たにがわR
短歌
2
15/6/12 14:40
インディゴ
楽歌
自由詩
1
15/6/12 11:11
朝の支度
生田 稔
自由詩
2*
15/6/12 10:12
空鳴り
レタス
自由詩
2*
15/6/12 0:08
ブリューゲル
梅昆布茶
自由詩
9
15/6/11 23:49
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
1905
1906
1907
1908
4.95sec.