待兼鰐が現れた
待兼鰐は部屋の中
待ち兼ねている
ピザの配達を
客人の到着を
検診の結果を
メールの返信を
雨が止むのを
空が晴れるのを
夕日が空を焦がすのを
夜空が星で埋まるのを ...
霧が湧き 雲は下り
天と地の息吹が交わり合う
噛み合わされた大地 喃語の潤い
ぱせり ぶろっこり やまのみどり
熊や鹿が嗅ぐ土の匂いが知らしめる
地脈の辿り 遠く 深く 息みて
...
バスに乗って目を瞑ると
私の中を通過していく
一台のバスがある
開いた窓から
誰かが手を振っている
懐かしい気がして
手を振りかえすと
バスは小さな魚になり
泳いで行っ ...
こんなの詩じゃないと
お叱りを受けそうですが
まあ、いいだろう
と、寛大な心の方はご覧ください
*
小さい頃のわたしは
引っ込み思案で 恥ずかしがり屋
自分から友だちを ...
僕らの住む
この国は
戦争へ向かう国
僕らの進む
この道は
戦争へ向かう道
ああ、この道は
いつか来た道
戦争に行かない
えらい人が
下品な笑みを浮かべて
ラッパを吹く
こども ...
(一)
ようやく嵐が過ぎ去って、僕たちは家に帰ることができた。テレビではクマの出産のドキュメンタリー番組がやっている。「狂ってるわ」と君が唇を尖らせて、「狂ってなんかいないさ」と僕が唇を口内に押 ...
きのう わたしの影が あなたをつれて帰ってきた
しばらく影をふまないよう気をつけて生活していたが
そのせいだろうか
念の為にかけた
あなたへの電話はいつまでも繋がらない
トリックを知ってる手品披露されやけに激しい風が吹いてる
両親が若気のいたり続けてるやけに激しい風が吹いてる
番長に催眠術を試されてやけに激しい風が吹いてる
朝が来たので眠ります。増えすぎた脳みそ、ひとつ残らず抱きしめます。
{引用=
旧石器時代
僕の先祖は人を愛した
縄文・弥生時代
僕の先祖は人を愛した
}
まだ、美 ...
マスカカザル
マスカカザル
寒い夜に生まれてる
眠い朝に育てられる
神様にだけ
見放されてる
仏だけに
ほっとかれてる
スネもしねーで
妬みもしねーさ
消えた傷の
癒 ...
僕は体の真ん中に
時限爆弾を持っている
これお母さんも知らないんだ
いつか時間がきてしまうと
僕の胸が張り裂けて死ぬ
胸が張り裂けるような思い
とかいうけど
僕のは物理的なものな ...
旅先で
集合写真をうるひとがいる
かぞくの
こいびとの
ゆうじんの
そろったすがたを
うつしてやって金にしている
きりとられた写真は
ナニヲウツスノカ
だれもわかっちゃいない
...
きみにだって
守るものがあるはずだ
時間の積み重ねは
思い出を純化してしまうとしても
良いことも悪いことも
一緒に経験した繋がりは
簡単には壊れやしないだろう
ましてや
あ ...
雨雲が宇宙を拭うと
夜は一層明るくなって
地上を照らす
俺には生憎
童話の様な
月や星まで届く手も
ブラシもないので
とりあえず
埃だらけの部屋の電球を磨く
少し明るくなった ...
冷え切った指で太陽の熱を辿る
熱風が光と青の充満を掻き回している
柔らかな白肌は汗に滲んで
季節の変遷は雨上がりの翌日告知され
喘ぐ女に病苦を覆い被せる
爆発し続ける太陽は宇宙の透明を発 ...
溯れない川の流れに似た
時間に浸りながら
自分の座る椅子を捜し回っていた
私の片割れの具象化した腫瘍は
いつまで経っても不定形の
気味の悪い生物で
恐ろしい程脆い
その割りにはしぶとく
...
産まれた国は戦争していた
父は軍人にしようと思ったかどうか
まるまるとした数え三歳のぼく
金モールの軍服姿
腰にサーベル 右手に千歳飴
ギラギラと輝いた眼が
見ていた未来は何色だった ...
夏の暑い日に網戸にしていると
室内で流しているCDの音楽と
外で働いている工事や車の物音が
互に覆い合ってくるので
どちらがほんとうの歌なのか分からなくなる
余暇のために目的 ...
ふいに 風がカーテンをゆらし
とおいあの頃が 窓の外にある 気がした
みわたすかぎりの原っぱの向こう側には
そこなし沼に こわれかけの小舟が一双
沼を取り囲む山に続く なぞの けもの道 ...
あなたの
あたまに
はなを
くっつけて
夏が
来た と
くちを
うごかす
あなたの
あたまに
くちを
くっつけて
かわいそう
と
くちを うごかす
かわいそう ...
ずいぶん おそくなりましたが
みなさまのおかげで 楽しい時間をすごさせていただきました。
ただ 前回までは 私は全レスだったのですが、
全レスはかないませんでした。
それが くやしいので ...
青い海に浮かんで見える吊り橋は見えない何か繋ぐ架け橋
嬉しさが込み上げてきて泣いている結婚式で永遠誓う
午後五時に夕焼け小焼けのチャイム鳴る遊び足りない子供の不満
信号機タイミング良 ...
ボウルいっぱいのサラダにドレッシングを一滴た
らして食べる人が登場したのはハルキのどの小説
だったっけって思いながらフォークで串刺すキュ
ウリにレタスの七月六日は記念日だってどこかの
歌人が詠 ...
リビングデッドなんです、私
笑ってカミングアウト出来たら
苦しみはなくなるのかな
正体がバレないように
こわごわ生きてる魔物は
その恐ろしい見かけで
いつも
悲しむことを知ってもらえない ...
ゆく道には死がしきつめられており
きた道にもまた同様にある
足元をちょっと切りぬいて四つに割り
オーブンにいれて温める
角の溶けたところをみてとりだして
塩と蜜とで齧ってみれば
なんの ...
君は今日も、渋谷ハチ公前の
路上でギターを掻き鳴らし
スクランブル交差点を行き交う
無数の靴音の、彼方には
紫色の夕空と…ひとすじの雲があり
警察に止められ、君の路上の歌声は
3曲で終 ...
初夏の風くるりくるりとぶんまわし
私は生きることが好きだから
すべての生き物が好きです
犬は子どもの頃に
一度だけ飼っただけで
それ以来
飼ったことはありません
彼らはあまりにも人間に
忠実すぎて
どんな理不尽 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
待兼鰐
やまうちあつ...
自由詩
2*
15/7/15 18:17
巻き戻されることはない
ただのみきや
自由詩
15*
15/7/15 18:08
見舞い
たもつ
自由詩
20
15/7/15 11:45
【 私の友だち履歴 】
泡沫恋歌
自由詩
17*
15/7/15 11:16
この道は
花咲風太郎
自由詩
2
15/7/15 8:20
三つの部屋
竹森
自由詩
3
15/7/15 0:22
わたしの影
はるな
自由詩
4
15/7/15 0:05
トリックを知ってる手品披露されやけに激しい風が吹いてる
北大路京介
短歌
2
15/7/15 0:03
両親が若気のいたり続けてるやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
4
15/7/15 0:03
番長に催眠術を試されてやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
3
15/7/15 0:03
_
竹森
自由詩
1
15/7/14 23:56
マスカカザル
竜門勇気
自由詩
1*
15/7/14 23:34
ぼくのばくだん
瑞海
自由詩
8*
15/7/14 21:16
シュウゴウ写真を売るひと
朧月
自由詩
2
15/7/14 21:07
出逢いを求めて
花形新次
自由詩
0
15/7/14 20:26
地上の星座
茶釜
自由詩
2
15/7/14 19:59
獣の夏
たけし
自由詩
2
15/7/14 18:24
長椅子
……とある蛙
自由詩
10*
15/7/14 15:23
サーベルと千歳飴
イナエ
自由詩
9*
15/7/14 15:09
sing
葉leaf
自由詩
0
15/7/14 14:17
おしえて のすたる爺
るるりら
自由詩
15*
15/7/14 11:06
ボタン
イシダユーリ
自由詩
8
15/7/14 10:59
七夕祭 自然と終了してますのおしらせ
るるりら
自由詩
2
15/7/14 10:24
青い海
夏川ゆう
短歌
1
15/7/14 6:07
サウザン/即興ゴルコンダ(仮)投稿.54
こうだたけみ
自由詩
4*
15/7/14 3:18
孤独
ガト
自由詩
0
15/7/14 2:24
正夢
はるな
自由詩
4
15/7/14 1:04
路上の歌人
服部 剛
自由詩
3
15/7/13 23:58
初夏の風くるりくるりとぶんまわし
北大路京介
俳句
4
15/7/13 23:36
どうぶつ
一 二
自由詩
5
15/7/13 23:36
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
1902
1903
1904
加筆訂正:
地上の星座
/
茶釜
[15/7/15 10:35]
はい!推敲終わり!
地上の星座
/
茶釜
[15/7/14 23:39]
いろいろ
地上の星座
/
茶釜
[15/7/14 20:00]
推敲するかも
3.6sec.