吹く風の光り
抜けてゆく想い
水際に佇む女の子が
泣きべそ顔で向こう側へと渡って
いった
精一杯力を振り絞り生き抜いて
熱が出て
どうしようもできなくなって寝込む
苦手な液体の薬を
私に無理矢理呑ませ
みかんをてんこ盛りにして
始終世話を焼いてくれた
いつもは私に強く出れない ...
時計だらけの夜空をみあげて
ふと
生きてるって
突き放されるゲームみたいだなと
ふと
想った、よ
過去を渡れるはずがないのなら
海に近い潮の匂いのする川の
大きな ...
◯おぼろん……
おはようございます。
今日何を話していこうかと未だに考えているのですが、次回のテーマは「詩と音楽」ですとか「詩人と音楽」とかでどうでしょうか?
ですので、今日は「根源 ...
私には
色んな欲望がある
しかし、それがすべて手に入る訳では無い
いや殆どすべての欲望は
叶えられないと言っていい
手に入れている他人に対して
イライラしたり
不安になったり
絶望 ...
甘美な毒を囁く邪な蛇にイブは微笑み
アダムは創造主の鉄槌に拳を振り上げる
背後には漆黒の闇に響く神の咆哮
楽園を追い出され後戻りはできない
血塗られた茨の道を彷徨い
地獄の業火が明滅する世界 ...
短歌専用スレッドです。原則として一記事に一首。連作は禁止。
本気!浮気? …どちらでも。 ケータイ/パソコン →どちらからでも。
「自由詩」に対する「未詩」のような意味合いで、ちょっと31文字 ...
義務と責任に 取り憑かれ
小さな嗚咽を 飲み込んで
それすら 笑顔で遮った
君はどうして 無理をする
あればならぬと 奮い立ち
恥をかくなと 叱りつけ
そうして 自分を守るのか
背負 ...
塀越しに高く高く
はなみずきが咲いた
芝生に植えられた一本の花水木
随分昔のことのような気がする
裏口から出られる婦人は
いつも和服をきちんと着て
わたしににっこり微笑んで
丁寧 ...
にわかに冷たい風の便り
燃え尽きぬ心(しん)を揺さぶる微かな怒りを持って
銀色に光る雷を振りおろす
あぁ、静まらぬ我が阿修羅が紅黒い焔を身に纏い
柔な嘲笑を叩きつけんとする
鋭く研ぎすま ...
はっきりと覚えていることがある。
むすめを連れてはじめて産院をでたとき、すこし肌寒かったこと。うちについたら宝籤が神妙な面持ちで尻尾をおろして出迎えたくれたこと。毎年見事に咲くモッコウバラが、も ...
モノトーンの空を見上げて君を想う
もしこの空が君のところへと繋がっているなら
どうか僕を浚って欲しい
強く吹き付ける雨が僕の涙となってガラスの窓を叩く
薄暗がりの幕がやけに網膜に染み付いて ...
君はいま空のなか
見果てぬ夢に胸を膨らませ異国の地へと翔ぶ翼
隣で笑いかける友人と固く手を取り合い
希望の門をくぐり抜け人混みに消えてしまう陽炎
僕の知らない言葉を喋り
初めて触れる建造物や ...
きみが{ルビ枝=え}を{ルビ手折=たお}り給ふか鈴鳴りの
{ルビ満天星=ドウダンツツジ} 満ちて{ルビ咲くらむ=錯乱}
もうセイシンは隅々に残っていない
びた一文、かすりもしない
一筆書きの短い眉がふたつ
戦場のように廃れはてた顔面を二つに
引き裂かんばかりに離れて
てん てん
脂肪の表面を剃刀でうすく ...
起きてから、7時に解錠されるまでは戦いだ。
うっかりトイレで煙草を吸ってしまわないよう、飴を舐めたり、サイト巡りをしたりして気を散らす。
7時、解錠。
早足で喫煙所まで行く。ニコチンが恋しくて堪 ...
オイスターバーで牡蠣を食べてから
その人が知っているバーに寄る
ハイボールの入った錫のコップ
水玉がたくさん
ひいやりとした感触
別々の駅だから
私は地下へ ...
#これはAIによって書かれた詩#否、そうではない#このトンネルのむこう#かつては人であった#魚の怪物#フルーツ・バスケットを捧げなさい#おかしなファッション#タピオカが好きだなんて#おかしい子#屋台と ...
あたたかに日は暮れ夜は明けまた今日や
水仙の咲き誇る庭目の裏に
まだ遠き夜の奥処にかすむ月
下手くそなバイオリン奏でていた父よ
老人と言わずに済むなら総て釈し
御の字とこ ...
それは、<恐ろしい>を表象する塔。……あってもよいのだろうか? <恐ろしい>が。──あっても良いのだ、なぜなら世界は、いくつもの戦慄で満たされているのだから……いや、まさしく無数の。きらびやかなこの ...
幻のような町にいた どこかで風景が流れる光景を眺めていた 音のない世界だった 時折誰かとすれ違った気がした なにも見ないようにしていた 鳴いている仔猫を見かけた気がする 歩道橋の階段を登り 車の流れる ...
宵の口
街灯が灯る
あの坂を見上げたら
鼻の奥がツンとした
愛の言葉が尽きない
恐らくは永遠に
死んでも尽きないでしょう
私は死を恐れません
その向こうに何かがある
私とあなたと
死んだ後も一緒に
ほら空から聞こえてくるでしょう
オルゴール── ...
◯おぼろん……
おはようございます。
すでに5日めに突入しましたが、今日は、昨日追いきれなかった部分の、
>自我は自分自身を定立する、この命題の内に、本質的には、自我における神性も含 ...
かつてそこにあった屋敷を眺める僕
いつもクラシック音楽が流れていた
塀で囲われて中の様子はわからない
僕のクラシック人生のように
安定感があっても大切なものが見えなかった
ある日養生シー ...
今日の飯、うーーーーーーーまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トンカツ、サイコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーやーーーーーーーー
たまらんわーーーーーーーーー
また ...
風の日の(長い改行)花筏
喧噪 人混み 遠くなる明日
もう二度と、(もう二度とともう二度二度ともと二度ともう)思い出さない
胸締め付けられる想い
月日が流れ君が僕を忘れても尚のこと僕は君の面影を追い続ける
それは〝アイシテル〟なんかよりももっと深い意味を成す言葉
もしも白い幻(ユメ)の続きを僕の心に遺したら
...
パンツを買った
パンティではない
だけど、ズロースでもない
パンツを買った
桜色した
パンツを 買った
苦く甘やかな時の既に過ぎ去り
撃ち落とされたバタフライ、
掴み取りにいくこの場所にて
複雑に絡み合った人生因果を
少しずつ解いては閃光走り
(クスリはもう効かない
自らがクスリに成 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
深夜の頂
ひだかたけし
自由詩
1
25/4/17 2:56
京男の看病
花野誉
自由詩
2
25/4/17 0:47
ファドの声
秋葉竹
自由詩
0
25/4/16 22:52
自我の定立と詩⑥
大町綾音
散文(批評...
1
25/4/16 21:02
どうでもいい
花形新次
自由詩
1
25/4/16 19:41
漆黒の鉄槌
海
自由詩
3
25/4/16 19:24
ながしそうめん10軒目
会議室
25/4/16 19:15
無口な君を忘れるな
みぎめ ひだ...
自由詩
2
25/4/16 19:11
はなみずき
美世
自由詩
3*
25/4/16 16:15
雷の牙城
栗栖真理亜
自由詩
3*
25/4/16 14:59
メモ
はるな
散文(批評...
2
25/4/16 12:24
涙の海と僕の雨
栗栖真理亜
自由詩
4*
25/4/16 10:34
異郷の未来(ユメ)
〃
自由詩
3*
25/4/16 10:29
満天星
リつ
短歌
2*
25/4/16 10:12
われら現代ニホン人の肖像
室町 礼
自由詩
3*
25/4/16 8:14
ニコチンときどき晴れ
リつ
散文(批評...
1*
25/4/16 7:31
福島で別れ
花野誉
自由詩
5*
25/4/16 6:57
死(オセロ)──このトンネルのむこう
大町綾音
自由詩
2*
25/4/16 6:42
つれづれと俳句(無季)
〃
俳句
2*
25/4/16 6:14
塔──戦慄するセレナーデ
〃
自由詩
2
25/4/16 4:10
pale a ir
ryinx
自由詩
5*
25/4/16 2:46
逢えない人
花野誉
自由詩
2
25/4/15 22:01
私たちは音楽に合わせて
黒髪
自由詩
4*
25/4/15 21:25
自我の定立と詩⑤
大町綾音
散文(批評...
1+*
25/4/15 20:59
瓦礫の旋律
海
自由詩
4*
25/4/15 19:12
長い声
陽向(2躯-...
自由詩
3
25/4/15 17:29
花筏
はるな
短歌
4
25/4/15 13:34
甘い面影
栗栖真理亜
自由詩
3*
25/4/15 10:56
パンツ
リつ
自由詩
2*
25/4/15 10:42
バタフライ
ひだかたけし
自由詩
5*
25/4/15 9:53
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
加筆訂正:
満天星
/
リつ
[25/4/16 11:34]
改題&修正
ニコチンときどき晴れ
/
リつ
[25/4/16 8:37]
改題
ニコチンときどき晴れ
/
リつ
[25/4/16 7:33]
修正
パンツ
/
リつ
[25/4/15 10:43]
修正
0.35sec.