闇の中の
黒い石に
光が当たり
私は黒い石だと
初めて知った日遠く



生きるとは
こころ
傷つき
時に
愛を知るということ



青空の深さに
手を合わす私。 ...
くちびるを
キス顔よりも尖らせて
正論云うから、絵画にしたいな


AIが
こんなやさしく髪の毛を
撫でてくれるし、愛してくれるし


光る夏
蝉の死骸の中にある
報われな ...
言葉と
こころと
立ち居振る舞いと
その存在を
嘲笑われた彼女は
ふと、ふるさとに帰りたいなぁ、
なんて凄く間違って想ってしまった

彼女こそあたりまえのように正しい
それを ...
1980年代
職場でタバコを吸いながら仕事をしていました
勤務中にタバコでさぼる人もいましたが
2020年代には
屋内禁煙で屋外の喫煙所に追いやられました

2020年代
職場でスマホを ...
 
 飛ぶことが苦手で

 さえずることを覚えた小鳥は

 せめてこの歌が朝空高く

 飛べばいいのにと願うのでした





   誰も傷つけない歌なんてない

    ...
灼熱の

陽射しに晒す

我が肌は

焦げ茶に染まり

ひとり旅ゆく
ひとりゆく

そらの青さに

溶けてゆき
昨夜は午前2時に起き
奥深い渓へと向かった

午前5時頃に渓の入口に着き
身支度を整えて路の無い藪を掻き分け遡り
25cmのニジマスと20cmのヤマメを釣り上げ
今夜の夕餉はこれで良いと渓 ...
反芻する燦き
一瞬に繁茂する刺の立体に
軟い平面を見つけたと喜ぶが
巨視による立体構造の発見に
落胆する背中をみて育った子
ゴーフレットを手に取って
割れる音に音階を
割れた形に幾何学を ...
人は
誰でも
複雑だ
ただそれが
表に出るか出ないかだろう



人のこころを
傷つけて
私も傷つく
ごめんなさい
あなたへ



人と人の
縁も
ふしぎだ
...
 岬に立つと
 陽の輝きが急に増す
 気がつけば波間に閃めく舟も
 ずいぶん遠かった

 入道雲のわき立っている水平線 
 みづ色の{ルビ礫=こいし}のように光る舟のそばで
 一羽のかも ...
さーて、来週のサザエさんは

ワレ、もといワカメです
このあいだ、お兄ちゃんのお友達の
中島くんが訪ねて来て
ワカメちゃんが知らない
すっごく気持ちいいこと教えてあげる
って私のスカート ...
ある日風が吹く
身が軽くなり自由で
ここがどこかも忘れて
唄いだす

上手いかどうかは
関係なく
好きなだけ

唄えなくしたあの人のこと
やっとどうでもよく思えた

唄は風に乗 ...
自称詩人って何ですか
見つけにくいものですか
公衆便所も
電信柱の陰も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それより僕と69でもしませんか

探すのを止めたとき
変死 ...
あんなに
ビンビンだった
朝が懐かしい

プレイボーイの巻頭グラビアで
スコラという言葉を聞くだけで
先端が濡れていた

どんなことがあっても
大丈夫だと信じてた
俺のポコチンは最 ...
痩せこけ骸骨になっていく
無数の子供たちの影 、 

 一本柱に蒼い首突き刺さり

溢れ落ちるもの 、
しと しと しと
白壁に染み渡り伝わる
音の一つひとつ
反響し自らを刻み込む、 ...
カモメが翼を一文字に広げて飛んで行く

灰青色の空
雲は途切れ途切れに流れた

生温い風と遠くざわめく静かな波

周りの声はいつの間にか波にかき消された

水平線の境はハッキリと分か ...
夏が押し寄せてきた
ブルーのイメージ
ブルーだけど薄いブルー

暑さだけで考えればレッド
全体的に考えればブルー

夏は海というイメージ
青空というイメージ
ブルーで包まれている
...
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたことを書くスレッドで
ピッタリするものが無かったので新規にスレッド立ち上げてみました。
このスレッドはこのサイト内の作品やひとことダイヤリーを通 ...
 夏休みだと言うのに

 恋も夢もお金もなくて

 カラオケ帰りに

 パピコはんぶんこしてる

 のんちゃんと私



 暑いって言ったらデコピン!

 って言ったそ ...
夏の宵にサイレン聴いて

なくした痛みを思い出す


一度だけ開いた

僕の羽



飛べるわけでもないのにね


存在証明


頭に浮かんだワード



左 ...
 祖母に顔を見せるため、久しぶりに実家へ帰る道すがらのことだった。
 どこかで見たことのあるような、くたびれた半袖のシャツに、 膝より上の丈のベージュのパンツを履いた六十代くらいの男性が、喫茶店の席 ...
がんばらなくてもいい
がんばってもいい

勝たなくてもいい
勝ってもいい

ほめられなくてもいい
ほめられてもいい

まちがってもいい
まちがわなくてもいい

みんなとちがって ...
陽が暮れて
街灯が照らす
ベンチにポツン

もう来ない
来るかもしれない

動けずに
待てば待つほど

暗がりに浮かび上がる
闇の沈黙の内に
聴き取る響き
蠢き疼く
何か達 、
どっと押し寄せ

大地という基盤を失う瞬間、

光の回廊 真っ直ぐ奥へ奥へ伸びゆき
自らの自己意識の極限痺れ真っ白に
私は在る  ...
{ルビ画布=カンヴァス}の中に
(夏目漱石『三四郎』三)

海がある。
(詩篇一〇四・二五)

海辺のきわまで
(エリノア・ファージョン『町かどのジム』ありあまり島、松岡享子訳)

...
お祝いを あつめたから お祭り
あつめて こねてかためて 高く
火を点す
足もとに藁つんで
焼けた 爛れた どぉんど昇れ

マイマイの空家は渦の声
ことば忘れて かぶせ 転がす
あわい ...
夏の浜辺で、少年と父親が対話しました。


父親:俺は若い時、驕り高ぶっていた。自分が大した野郎だと、思い込んでいたんだ。働いて働いて、やっと分かった。俺は、チンケな男。人の一生は長い。その答え ...
乾いた金属音に、たるみ切った意識が醒めても
しぼんだ脳は白球の行方を捉えられない
職人が切換える幾つもの映像が
先へ、先へと白球を追いやるから
僕は冷房の檻に這いつくばったまま
コピー紙の裏 ...
 激しく降った雨で
 低い土手の生い繁る雑木は
 いっそう緑濃くなり

 駐車場の水溜りをよけながら
 歩くスカートの裾が
 まつわりつく

 建屋の脇には短い竹林の小径
 聳り立つ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
※五行歌 三首「闇の中の 黒い石に」こしごえ自由詩1*24/7/27 12:43
嘘つきが好き秋葉竹短歌124/7/27 10:59
彼女のうた自由詩024/7/27 10:04
屋内スマ禁イオン自由詩024/7/27 9:48
朝空おやすみ自由詩324/7/27 7:13
真夏日レタス短歌1*24/7/27 1:29
旅路俳句2*24/7/27 1:07
【渓流】宝物自由詩3*24/7/26 23:33
子供中沢人鳥自由詩224/7/26 23:24
※五行歌 三首「今ある縁に ありがとう」こしごえ自由詩2*24/7/26 21:37
みづ色の舟リリー自由詩3*24/7/26 20:04
来週のサザエさん2花形新次自由詩124/7/26 19:45
唄う自由詩224/7/26 19:31
自称詩人の中へ花形新次自由詩024/7/26 19:20
翳りゆくポコチン自由詩024/7/26 19:08
Starlessひだかたけし自由詩424/7/26 18:01
私の一部になりそうで怖い物キャサリン自由詩3*24/7/26 14:38
ブルー夏川ゆう自由詩624/7/26 11:40
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと会議室24/7/26 8:26
パピコはんぶんこ、ってコト!?おやすみ自由詩224/7/26 7:02
めもうし自由詩224/7/25 20:44
卵と羽パンジーの切...自由詩124/7/25 20:35
どっちでもいいホカチャン自由詩2*24/7/25 19:46
待ちぼうけ自由詩324/7/25 18:52
内的体験ひだかたけし自由詩5*24/7/25 17:49
LET THERE BE MORE LIGHT。田中宏輔自由詩7*24/7/25 16:32
くろいたんじょうびsoft_m...自由詩424/7/25 16:20
大したことのない話鏡文志散文(批評...024/7/25 16:02
夏のサイレンsoft_m...自由詩224/7/25 16:01
通り雨リリー自由詩6*24/7/25 15:34

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加筆訂正:
卵と羽/パンジーの切先(ハツ)[24/7/27 14:28]
加筆修正
卵と羽/パンジーの切先(ハツ)[24/7/27 14:28]
加筆修正
卵と羽/パンジーの切先(ハツ)[24/7/27 14:26]
加筆修正
卵と羽/パンジーの切先(ハツ)[24/7/27 14:25]
加筆修正
卵と羽/パンジーの切先(ハツ)[24/7/27 14:23]
加筆修正
みづ色の舟/リリー[24/7/27 3:52]
改稿しました
通り雨/リリー[24/7/26 7:37]
改稿しました
0.06sec.