偶然だと信じて疑わない
まぬけな横顔
寝息をたてるあなたの頬を
指でなでる
地の底まで貶めるために
ひと夏のあいだ張っていた罠に
まんまとかかって
バカ丸出しで
イビキをかいて
...
たぶんぼくらは
ひとつのベクトルなんだ
サディストであれ
マゾヒストにしろ
ゼロとして生まれて
あまねく世界に分解される
あるいは不分明の万能から
...
バス停の待合所に横たわってる だれかのホームベーカリー
初乗りでいける範囲のバターチキンはあらかたやってしまおうか
シャーベット 時たまゴーヤチャンプルー ふたくちコンロをもてあま ...
「受け入れる。」という行為は
「己自身が楽になる。」という事だ。
諦めとも違う想いを引き下げて
父の骨壷を墓の中に収める。
(ごりっ・・・・。ごりっ・・・・。)と
重い扉 ...
母になれぬ娘と泣いてやる
乳房切除して母という字
母乳ぴんく
手をバツに(ひょうきん族の懺悔室思い出させる笑顔が好きだ)
モーニング娘。のダンス踊る母やけに激しい風が吹いてる
財産は友達なんて言うおまえやけに激しい風が吹いてる
ウンコの仕方には
本人の意思とは関係なしに
ウンコそのものの動きによって排泄される
「自己排泄」
本人の意思によって
今まさに捻り出される「指示排泄」
の2種類がある
「自己排泄」は所謂 ...
空が鳴り
紅いダリア咲く
水茄子の
届く季節は
時めいて
ゴーヤ
噛みつぶすほろ苦さ
スイカ食む
種の多さに
笑い呼ぶ
素麺を
ゆでる汗拭く
食べられぬ
...
ねぇ神様
僕が生まれた時
涙を流しながら叫びました
僕が生まれた事を教える為に
僕の声を聞かせたかったからです
それは母親にではなく
父親にでもなく
神様に
ねぇ神様は僕の声が聞こ ...
揺らいだのは感情で
誰かと違っていたいだけ
醜い事なんて自覚しているけど
哀しい言葉しか受け入れてくれないね
卑屈な痛みは気付かないくせに
始めから嘘だった訳じゃない
まるで水の中みた ...
天国に酒はあるのかい?
天国にポニーテールのミニスカ女はいるのかい?
天国の壁はただただ白いだけさ
そんならありったけの金で飲んじまおうぜ
駅のホームで
卵が列車を待っている
やがて快速が到着すると
卵は意を決したかのように
勢いよく転がり
身投げをした
このことは明日の朝刊に
ダイヤの遅延情報とともに
小さく ...
私の目はすいこむ
言葉を 世界を
そのまま胸にすいこむ
想いを 世界を
正しいとかそうでないとか
判断するのをやめたい
とりあえず動きたい
なにもしないでいるのをやめたい
...
風と波とが ゆらめきながら
私を冒す
もどかしさが 私の中で爆発しそうに煮え滾る
結晶化し始めた世界で
私はおぼつかない存在になる
そこに立って 信号が青になるのを待っていた
今では私 ...
夕暮れの秋に立って
冬の陽だまりを眺めている
そこの冬は
春に向かってとても急いでいる
私は檸檬を齧りながら
言葉にしたくない願いを持て余している
渋谷文化村ミュージアムをくだって
H&Mを左に見ながら
道玄坂下へ至るあたり
雑多な国籍の若者や
清掃するおじさんや僕のような納品車
いつものスリムな店長は
つけまばっちりのかわい ...
雪に残る足跡を
光が曇で真似ている
直ぐに降る音
水たまりには
緩くひらく虹
つもるものもなくつもり
何も無さを隠している
手のひらのかたちを
隠している
...
会う度に己れを捻る桜かな
葉の下の葉から陽を見る冬双子
斜めには斜めの息吹はたく初夏
冠に冠かさね見える冬
雨が降る自堕落な ...
夜の電車に集う顔の下の人生
流れていったのだろう
全て水のように
喜怒哀楽も修羅場も栄光も
きらきら光る水の輝きでしかない
君たちは気付いていない
君たちは自分が思っているより ...
夕日が沈むその前に
染まる色彩見ておこう
一番星のその前に
今日の名残を惜しんでおこう
月がひっそり顔を出す
兎の影絵を探してみよう
無為に過ぎてく一日に
何もできない一日に
眠りにお ...
窓の傷がその数の分だけ
月日を遡らせる
傷の向こうの青空は
ヒトの体温に近い温度を
眼球に投影させようとする
手に触れる距離に 砂が
あるといい
砂の付着した手で
窓の傷をなぞる
...
たてものにわたしは入らなかった
木の陰に立って 見ていないふりをする
たてもののなかで起こっていること
をわたしは知らない
なので見あげる
朝すきとおっていた ...
森の道を歩いていると
くるくると
糸を垂らした葉っぱが
目の前で少し風に揺られて
くるくると
じっと見つめていると
おもてうら少し色が違うから
綺麗にはためく
ぱたぱたと
わたしもお ...
私は貴方の事をよく知ってる
でも貴方は私のこと何も知らないの
だから少しのきっかけで貴方に話しかけられて光栄なの
でもね私に向けられた視線は貴方の少しの興味ではなく
睨みつけてきた女の子と目が ...
朝コンビニで女性銀行員の脚を見つつ、サンドイッチを温めてくださいと言うと、固まるバイトのお姉さんの瞼の裏にヤクルトレディが来る職場で働きたかったのにという来世邂逅の念がよぎり、振り返ると先ほどの脚は支 ...
肌が透けるようなTシャツを着たきみが
キッチンで小さな竜のぜいごを削ぐ
なんの予感もない薄暮の中
麦茶が冷えている
夕はんの後の散歩はいつも同じコースで
途中、24時間やっているあの店の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひと夏
アンテ
自由詩
1
15/5/29 1:36
大きさがあり 方向がある
シャドウ ウ...
自由詩
2*
15/5/29 1:25
夏みたい
さわ田マヨネ
短歌
4*
15/5/29 0:29
墓石塔
梓ゆい
自由詩
3*
15/5/29 0:13
母になれぬ娘と泣いてやる
北大路京介
自由詩
2
15/5/29 0:00
乳房切除して母という字
〃
自由詩
2
15/5/29 0:00
母乳ぴんく
〃
自由詩
1
15/5/29 0:00
手をバツに(ひょうきん族の懺悔室思い出させる笑顔が好きだ)
〃
短歌
0
15/5/28 23:59
モーニング娘。のダンス踊る母やけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
1
15/5/28 23:59
財産は友達なんて言うおまえやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
1
15/5/28 23:58
ウンコにとって美とは何か
花形新次
自由詩
0
15/5/28 22:57
真夏の期待
レタス
俳句
0
15/5/28 22:38
聞こえましたか?
リィ
自由詩
0*
15/5/28 22:30
偽装
智鶴
自由詩
0
15/5/28 22:26
天国
つむじまがり
自由詩
0
15/5/28 22:19
遠足
たもつ
自由詩
3+
15/5/28 22:19
窓としての目
朧月
自由詩
1
15/5/28 21:38
逃げ水
伊藤 大樹
自由詩
2
15/5/28 20:22
冬の陽だまりを
もっぷ
自由詩
5
15/5/28 13:07
文化村通り
梅昆布茶
自由詩
13
15/5/28 12:20
午後つくる指
木立 悟
自由詩
3
15/5/28 10:56
重奏
〃
俳句
1
15/5/28 10:53
夜想
葉leaf
自由詩
0
15/5/28 7:04
その前に
花咲風太郎
自由詩
4
15/5/28 6:52
地面に手を埋めるのは止めることにした
noman
自由詩
2
15/5/28 2:02
柳の木の陰で
かかり
自由詩
0
15/5/28 1:12
葉っぱが回る
灰泥軽茶
自由詩
4
15/5/27 23:48
貴方は人気者
斎藤 九
自由詩
1
15/5/27 23:31
朝の妄想
じぇいぞろ
自由詩
0
15/5/27 23:14
RPG
平井容子
自由詩
7
15/5/27 23:12
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
1900
1901
4.02sec.