最近なんだか疲れるなと思ったら
光を食べましょう
悲しい霧や
苦しい雨に降られて
体に染み込んでゆくようなら
光を食べましょう
私は君に食べさせてあげたい
手 ...
収穫もできずに
ただ腐らせるしかないような
果物を育てるひとはいない
いたとしても続かない
両面の鏡なんだ
鏡のなかのまたその鏡なんだ
自分だけ棚にあげておくな ...
花が住み
朧気に見る
槍ヶ岳
先切る春も
哀れぞと
かなしみは降り積もる
綿雪のように
歓びは萌え出づる
泡沫のように
さみしさは染み透る
五月雨のように
怒りはさんざめく
木漏れ日のように
苛立ちは ...
こんな暑さを生み出すなんて
太陽はとんでもない偽物だ
それだけではなく
空も海もすべて偽物で
言うまでもなく
実は私も偽者である
では本物は一体どこに?
偽者の私の本物はどこ ...
この地球何億年も太陽のまわりをまわるあったかいんだから
2時過ぎにレジへ持ってく商品の賞味期限は昨日で切れてる
月火水木金土日月火水木金土日月火水木
鰹節が冷たい豆腐にかかっているそ ...
映画観た女の眼球まっぷたつ
蒲公英の綿毛が上昇下降する
水田の田螺の上に彗星が
黄昏を切り抜く揚羽の黒い翅
起きてすぐ口内炎に気付く朝
*
白いシーツが晴々とはためく青い午後
大きな風にのって君の嬉しそうな声が疾走る
思い切り抱きしめればまるでお化けのようなカタチ
くすぐったいと笑う君をすっぽりくるんだその存在を
ぎ ...
泥まみれの夕立一粒に願懸け命懸け
立ち上がろうと 己に跪き独眼に見渡す
屍の点描
永遠の夕立 その隙間で呼吸を呼吸を途絶えないように
大事に大事に膝に触れ 感触の泥まみれを皮肉にも このだ ...
大切な
ひとり息子や
ひとり娘が
路上に
打ちすてられている
もちろん
レイプの後で
それが
政治だから
ラの音ではじまる
骨をかかえて
演説をしにいく
...
ぼんやりとニュースを眺める
オナニーを終えて暇だからである
ニュースは、事件と事故がばかり放送する
あとは天気か
つげ義春の漫画に出てくる朝鮮人の李さんは鳥語が話せるが
それでも鳥は脳が小さ ...
世界は膨張していく
それは進化だとか進歩だとか
そんなことではなくて
ただひたすらに、
闇雲に、
手に触れるものすべてを
引き寄せて飲み込んで
不格好でもなりふり構わず
雪だるま式 ...
今がある未来は白紙何もない今の連続今があるだけ
水族館魚の声が響き渡る不思議な顔で人間を見る
オセロする簡単そうで奥深い定石もあり覚えること多い
水溜まりに映った街の一欠片梅雨明けな ...
ジュラ紀 白亜紀 吐く息 といき
おととい以前のことは
みんな みんなおなじです
忘れた。
2156年 第四次世界大戦
氷河期 歯みがき ゴシゴシ
あさって以降のことは
みんな ...
む おん
移動していくモノの影、
独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け
異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む
ム オン
夜陰にひっそり回帰し。
。リフるき生
。リフの人い良
。リフの人い悪
。リフい良のりかわのも
。リフるいてし愛
。リフのいぱっい精
。リフう笑
滴りや濡れたる翼なき背中
滴りの一粒地球削る音
滴りやかつて地蔵でありし石
無意識につく
ため息が
僕を不安にする
心がキュッとなる
ため息は
白い影になって
僕を睨んでいるみたいだ
そんなことも知らずに
貴女は
また、ハア~
とため息をつく
...
キミだね
ね、キミだろ
キミは音楽のようです
メロディのウラ側に
ウソがかくれていない
そんな音楽です
キミの中に
声がわり前の少年が ...
自動の機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
自動で作る機械を
手作りする
結局、手作りすんのかいっ!
「職人」
注文に応じて
...
この腐った国は
みんなを傷つける
この国の裏路地には
なんでもそろっている
本当の地獄は
愛する人の苦悩を見ることだ
長い
ろくでもない夜になった
ここは
死体の街
ここは
終焉の先
固く縛った荷を解いて
その椅子にかけなさい
誰に遠慮することもない
ここには永く客など来ていない
何か食べる ...
栃木や群馬が
海の日を休日にすることに
疑問を感じる人は少ない
山梨や岐阜なら
どうだろう
埼玉や長野は?
ま、いっか
好きにすりゃいいさ
「膿み」
虫歯を放 ...
湘南へ向かう
電車に乗りながら
私は流れていく風景を見つめるでもなく
友達との話に 夢中になっている
こういった時間は
もう長くは持てなくなるだろうと思っていた
そして そうしようとも ...
(孤独を知りたい)
その声のする方へ
足を向けると
ビル街から住宅街に迷い込んだ。
そこでは人々の匂いはあるが、
人の姿はなく、
窓辺から聴こえてくるやかんの音と、
乾きき ...
おれはD2、ケーヨーデイツーに行く途中でこの文章をかいている。(頭のなかで書いている。)D2は家から1キロ?くらい離れたところにあるホームセンターだ。チェーン店で知っているひとも多いと思う
D2 ...
くたびれたTシャツみたいな月曜日が
このまま金曜日にも土曜日にもつながっていって
いつかダメになるのかな ごめん
みんないつもなんとなく不安でしょうがないのね
で、何をしたかったの? って ...
木影に影を重ね 静かに見送る
蟻たちに運ばれて往く
ことば 肉から零れ落ち
熱い 取っ手を掴んだ
わたしは夏に生まれた
きっと夏に死ぬだろう
光の色彩が教えてくれる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
光を食べる
瑞海
自由詩
2*
15/7/21 21:36
収穫
吉岡ペペロ
自由詩
4
15/7/21 21:26
開花
ウィメンズデ...
自由詩
0
15/7/21 21:01
影法師
青井
自由詩
0
15/7/21 19:19
夏日
葉leaf
自由詩
4
15/7/21 18:25
短歌2
山犬切
短歌
1*
15/7/21 16:36
俳句2
〃
俳句
2*
15/7/21 16:35
風の樹陰(こかげ)
ハァモニィベ...
自由詩
4*
15/7/21 15:00
行の白煙に打たれ
朝焼彩茜色
自由詩
10*
15/7/21 14:45
サマータイム
イシダユーリ
自由詩
2
15/7/21 12:50
鳥とテレビ
馬野ミキ
自由詩
4*
15/7/21 11:46
世界は膨張していく
アルビノ
自由詩
0
15/7/21 9:42
水族館
夏川ゆう
短歌
1
15/7/21 5:48
逆説
もり
自由詩
2*
15/7/21 4:54
無底回帰
たけし
自由詩
2
15/7/21 3:24
「リフるき生」
宇野康平
自由詩
1+
15/7/21 0:37
滴りや濡れたる翼なき背中
北大路京介
俳句
6
15/7/21 0:14
滴りの一粒地球削る音
〃
俳句
4
15/7/21 0:14
滴りやかつて地蔵でありし石
〃
俳句
4
15/7/21 0:13
エクトプラズム
花形新次
自由詩
0
15/7/20 23:32
少年
ひさし
自由詩
3
15/7/20 22:06
自動化
花形新次
自由詩
0
15/7/20 21:57
罪の国
草野大悟2
自由詩
2
15/7/20 21:52
New Kid In Town
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
15/7/20 21:47
私は海
花形新次
自由詩
2
15/7/20 21:30
湘南の幻
番田
自由詩
1
15/7/20 21:09
住宅街
あおい満月
自由詩
11*
15/7/20 20:49
みんなへ
佐和
散文(批評...
4
15/7/20 20:24
ロング・バケイション
ユッカ
自由詩
5*
15/7/20 19:47
消失の夏術
ただのみきや
自由詩
16*
15/7/20 18:45
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
1881
1882
1883
1884
1885
1886
1887
1888
1889
1890
1891
1892
1893
1894
1895
1896
1897
1898
1899
4.82sec.