昔僕はラジオを持っていた
赤いラジオを 夏に 僕は
必死でチューニングしていたのだ
チェッカーズと そして あの
ユニコーンの大迷惑が流れていた頃
それを必死で追いかけていたっけ
...
私の胸の奥の柔らかいところに
靄がかかって痛みが走る
肺を潰されていくような錯覚に陥り
呼吸が出来なくなり
次第に息は浅くなる
同時に脳内でガンガンと
後悔とか怒りとか悲しみとか
...
ひとりは
紙飛行機からはばたいて
そらからひろがれよ野原
駅や車や自転車や花や人の夕暮れを
川面が反射する
いつかどこかに帰りたいように
単線切符240円
缶ジュース3本分で
買えると ...
僕が家に帰ってきて、ランドセルを置くと、お父さんは言いました。
「お前またタケノコと遊んできたのか。あんな奴らと付き合うとロクなことはない。」
僕が返事をする前にお父さんは先を続けます。
...
あたりまえのことや
何気無いことにも感謝を
忘れたくない なぜならば
あたりまえのことなど
無いのかもしれないから
それは強いつよいつよい日差しの影が
君を映しとり
影だけ見せる
徘徊する未練の欠片を永遠にしようと
定例の配慮のない君の名残と同じ
崩壊する清廉な心は霊園に沈み
代替できるなら生涯を捧げて ...
イカのものすごいとこというのが
君にとってどこまですごいことなのか
よくよく聞けばイカの耳も使うとか
ビールと合うのかなと言ってるそばから
くさい くさいといいなが ...
自称詩人を見つけたら
警察でなくても
逮捕出来ることを詩人逮捕
正確には自称詩人逮捕と呼ぶ
私はその逮捕の瞬間を
動画にしてYouTubeに上げる
所謂詩人逮捕系YouTuberだ
先日 ...
貴女の瞳の
奥底から湧く光、
わたしを私たらしめる
この世界の根源なす言ノ葉
やわらいで此処を生きる日々、
貴女に近づきゆく行為なりと
宙空に伸びる細い板橋渡り進む
眼下には ...
「独白」
霜の立つ
音のきこえそうな
夜に一人で居る時は
吐息など捨てようと
幾度 思った事か
「街の鴨」
商業施設の脇を流れる
堂の川 ...
生きることを
諦めない
約束したからね
死ぬまで
生きると
○「霜の朝
子らの声聞く
床の中」
病人や子どもまで容赦なく殺す
イスラエルの攻撃
神様はお許しになっているのでしょうか
わたしの偽りが、おぷてぃます。
だれもしらない皆既月食
影で隠れた、されんだー。
卑下するほどに、ゆーふぉりあ。
わたしはクズです、ゲスではないけど。(たぶん)
つまみをあげて、ぶらいとねす ...
夜、路地裏の、暗がりを、
口に咥えられた、折れた刀身のように、
青白くひかる、
狼のように、一目散に駆け抜けていった、
黒猫、太刀魚、青い月、
天井を叩いて、
カミサマの不在を確認する
開いた空の先は
{ルビ主=あるじ}を失った海のよう
空っぽの海を、
深く深くのぼってゆく
つぶれそうな肺を
握りしめるように、
吐き出した ...
濡れている
重なり合う水滴に
私たち濡れて居る
純白の 間合いヒビキ
哀しみを透明に包み込み
濡れている
透明な火をかざし
水滴の私 水滴の貴女
覗き込む水流の源 泉の ...
始まったゴールデンウィーク忙しい休むはずが疲れる旅行
十連休始まってみれば後はもう凄い早さで消化していく
良い天気初夏は明るい花多い気持ち新たに得意を増やす
歩くほど体元気になる感じ ...
遠くを
みつめる
まなざしが
今を深くして
果てしない
○「認知症行方不明者」
一年間で二万人近くもいる
この深刻な状況が目の前にある
他人事じゃない状況が目の前にある
長生きは楽じゃない
○「頻尿」
二時間おきに小便に起きると友人がいう
...
わたしの部屋にいた蝶々が
飛べない蝶々が
ある日、自分でドアを開けて出て行った
かわりにあなたが入ってきて
二人で話をした
楽しい話をたくさんした
けれどそれはきっと夢で
...
岩隠れ、{ルビ永遠=とは}に{ルビ天陰=ひし}けし岩の下蔭に、
──{ルビ傴僂=せむし}の華が咲いてゐた。
{ルビ華瓣=はなびら}は手、半ば{ルビ展=ひら}かれた{ルビ屍骨=しびと}の手の{ル ...
生きていることは、何かを思わされることで知るのだと思う。知っていることだけらけならば、生きていることそれ自体が面白くはないだろう。そんなことを考えていたのだ。太陽光のような、LEDの光の下で。実際、扱 ...
無限に向かって
矢を放つ
はらはら
落ち葉の舞い散る最中、
すっとずんと魂の力込め
*
水である
ただ水で在り
溢れ出る水流
源の力、
泉という無限
...
AからZまで順に発音させて
好きにドレミで歌わせて
どれか一音でも
「お!?」と思わせる音を
唇から出すシン ...
宙空の水の色、
無限のひろがり
それぞれの人生を抱え
街行く人、人、人
無限のひろがり
その微妙に震え降る
誰一人気付く者無く
*
殺し合い続く、
この世界に ...
いつになく長風呂し
秋刀魚の蒲焼
突っつく晩めし
身の冷えぬ間に寝間へ入ろう
熱燗一杯キュッと飲み干す一人者
私
私の滴が落ちる
テーブルの上
水たまり
ほら、私がいる
私の
私の滴が落ちる
テーブルから床へ
水たまり
ほら、私がいる
揺れすぎて歪んで
まるで涙みたい
...
昼寝が出来ない
夜 何度も目覚めてしまう
寒くても冷たい飲み物が好き
暖房かけながらアイス食べたい
知らない番号からの電話は出ない
インターホン鳴っても 宅配とか以外基本出ない
コ ...
夢の入り口で出逢った天使たち
美しい雨音で世界は充ちて
意識の空白を雨が濡らす
今日一日の黄昏に
天使たちの翼に乗って
雨音の響きに入る時、
遠い声が聴こえて来る
遠い声 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の夜
番田
自由詩
1
23/11/22 1:50
嫌なことがあったとき
愛心
自由詩
3
23/11/22 0:34
単線
wc
自由詩
4*
23/11/21 23:49
きのこの山・たけのこの里
猫道
自由詩
1
23/11/21 22:52
※五行歌「あたりまえのことなど 無いのかもしれないから」
こしごえ
自由詩
3*
23/11/21 21:43
面影
這 いずる
自由詩
3
23/11/21 19:29
gastronome 1-10
AB(なかほ...
自由詩
3
23/11/21 19:26
詩人逮捕系YouTuber
花形新次
自由詩
1
23/11/21 18:47
この夜の断章3
ひだかたけし
自由詩
4
23/11/21 18:44
五行歌 二首
リリー
自由詩
9*
23/11/21 18:32
※五行歌「生きることを 諦めない」
こしごえ
自由詩
1*
23/11/21 17:16
自由俳句
ホカチャン
俳句
0*
23/11/21 11:51
神様への問い
〃
自由詩
1*
23/11/21 6:54
えくりぷす
瑠王
自由詩
2
23/11/21 2:00
冬刀魚
本田憲嵩
自由詩
5
23/11/20 22:56
何者でもないものの魂
瑠王
自由詩
7
23/11/20 22:52
源流
ひだかたけし
自由詩
2*
23/11/20 17:54
天気
夏川ゆう
短歌
1
23/11/20 17:50
※五行歌「遠くを みつめる」
こしごえ
自由詩
3*
23/11/20 16:32
独り言11.20
ホカチャン
自由詩
2*
23/11/20 7:48
とあるわたし
たもつ
自由詩
7*
23/11/20 7:02
陽の埋葬
田中宏輔
自由詩
9*
23/11/20 2:06
失われた時間
番田
散文(批評...
2
23/11/20 1:34
五行歌、無限鳴る泉に〇水と泉
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/19 20:37
アンドリュー・オールダム
TAT
自由詩
3*
23/11/19 19:47
詩想36
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/19 18:47
五行歌 一首「寒雨」
リリー
自由詩
2*
23/11/19 18:05
滴
木葉 揺
自由詩
4
23/11/19 17:24
癖
涙(ルイ)
自由詩
1
23/11/19 17:00
黄昏の天使たち
ひだかたけし
自由詩
3
23/11/19 16:07
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
182
183
184
185
186
187
188
189
190
191
192
193
194
195
196
197
加筆訂正:
癖
/
涙(ルイ)
[23/11/20 8:31]
少し、改稿しました
3.48sec.