少し、日常を離れた
千葉の港のポートタワー
展望階に近い小さなレストランで
遠いビル群のシルエットに沈む
夕陽をみつめ、ワインを一口

やがて
鼓動の小波は・・・聴こえ始め
いつもより ...
いくつもの
顔のない詩が
この胸を通り過ぎてゆく、
新宿の夜。
この貪欲な
植生、
アスファルト割り
生え群れ栄え

その過剰な発芽力、

宇宙に流れ出て
新たなる宇宙、
創造する
エネルギー源となり


この貪欲な
植生、
アスファ ...
  こいつは民衆の、いや、我々地域住民にとっても敵だ。懲らしてめてやろう!
しわくちゃに細い目を吊り上げて班長は皆を前にして腕を振った。

(もしもし、ああ、そうですか、では明日以降になるの ...
ああ吾のあたまがこわれてゆく音がするからからかっつんころこっつん まるでそれが天からの恵みのように
一日一日を丁寧に生きよう
悲しいときは悲しいまま
うれしいときはうれしいまま
一日一日を愛おしむっように
○「自治会花見」
4年ぶりの自治会花見があった
青空に映える満開の桜を眺めながら
僕たちの中学時代の思い出のいっぱいつまった
旧中学校跡地でグランドゴルフを楽しんだ後
桜の花のもとにブルーシ ...
  


柿が落ちてきて、
そこに蟻がたかり出して
もう寒いかなと想いながら
軽めのジャケット羽織って
庭に出たんだよ。

あたし、
アリさんのひたむきさが
好きだわ。

 ...
まああれだズラ疑惑の島田が安倍暗殺を称賛したことについては
大目にみるつもりだった。
作家を自認しているようだから本人が作家のつもりなら
それくらいバンカラであってもいい。
それからその後の沈 ...
 
 月の出の頃
 舗道が西へ向って遠遠とのびていた
 この途 にも果はあるのか?

 あれは人気観光スポットの側にあるカプセルホテルの様な
 街路樹の一本
 椋鳥が まるで人の心もおど ...
そこにあったから
コンビニエンスストアに入った
二三時の少し前
まだ開いていたから
ひとけはなかったけれど
電気は点いていたし
店員さんもレジのところにいた
お腹も空いてなかったし
欲 ...
自称詩を自薦で募ったら
山ほど送られてきて
中にはエラく長い自称詩も
あったりして
ほんと、コイツら図々しい奴らだな
読む方の身にもなりやがれと
徐々に怒りがこみ上げて来ている
こんなこ ...
チンポコが大きい人は
自称詩人にはならない

チンポコが大きい人は
自分に自信があるから
銭湯でも堂々として
さあ、ご覧あれ!とばかりに
ぶらんぶらん見せびらかすが
自分に自信のない
...
るりいろよ梢の冬のとけゆくをコーヒーを手に君のとなりで 数千年待って
来なければ、

また待つ。

遠い響きだ、なんてトオイ



この世はあの世 あの世はこの世。
ヒスフェル聖国は、その強力な魔導によって、
ドラゴンたちを味方につけようとしていた。
しかし、アースランテの動向も気にかかかる。
オアシム・ラ・ハグールは、ライランテの行く末がこの戦争にかかって ...
軍国ラゴスの王、アウゼル・ローガンテは、静観の構えを貫いていた。
アースランテがファシブルに攻め込んだことは知っていた。
やがて、アースランテはその国力、軍力を回復するだろう、
そんな予測をアウ ...
アースランテの王、ハッジズは、
今やファシブルの国の半分をその手におさめようとしていた。
第二次ランランテ戦争が起こってから、二カ月あまりのことである。
「どうした、マリアノス。お前の力はそれだ ...
時間の界から
永遠の界へ
移行する
時の高まりに
人は生き

足許の亀裂、
轟く雷鳴、
開く大輪の花、
時軸の横滑り、

反復される瞬間!

捉える視界を
道端の小花揺れ
...
ルネサンス
この響き この感動
人間復興
このリズム この命
この情熱
この清新さ
その正義を
その哲学を
脈々と私に刻み付ける人
先生!!
来るべくして来た
「至高へのジャンプ ...
眠りの国に戻りたいけど
扉はすぐに閉ざされてしまった
誰も知らない金属でできていて
こじあけるのは容易ではない
布団の中で孤児になり
なくした祖国を懐かしもうか
そうこうするうち外が明るむ ...
もしもの時は
もしもの時だ
その時その時
何とかなるよ
今があるから


いろいろあって
あたりまえ。
いろいろ無い方が
おかしい。
ありがたいいろいろ


私の罪は
私 ...
○「携帯はもう要らない」
着信1「もしもし」
「すみません。押しまちがいでした」
着信2「もしもし」
「お葬式の費用は準備されておりますでしょうか?」
着信3「もしもし」
「自治会長!もう ...
僕は無口だけどね

だからこそ
なのかな
子どもが泣きつづけて
その、かまってほしい泣き声が
止まらなくなってしまったみたいに
あるいは
引き笑いみたいなしゃっくりが
止 ...
         わたしがわたしであることにたしか
               、などというあたいは
      数えるほどブサイクになるのであります。
            赤や黄色、青や ...
病室にいる間に 桜は散ってしまった

それはしょうがないことですね 誰にともなく納得する

それでも

いつかこの腕が いつかこの足が 私を迸らせる 

そしたら

狂ってても 独 ...
平行線がある
それは、
見えない地平線だ
彼は言う、
此処が全てだと

死は霧のなか、
死は厳粛な移行、

愛する扉は開いている
凍結した大地はひび割れ
流され行く氷山の上の肉体 ...
傷付いたら
雨より細かく泣いて

出口を知らない涙だけが
途切れなく流れている

終わったはずの事なのに
思い出に秒針をあげて
ずっと回り続けようとした

嫌われても
避けられて ...
春風や梢の雪のとける音


薫風や私は私でいてもいい


チャウダーの夢あしたの歌ほととぎす


私とは思うところの全て春


日輪の君と私と春の猫


探されたい猫が吾 ...
船に乗る
あなたの影、
月の光に運ばれて

白々と
伸びる途、
開ける未知

流動し 精妙に輝く造形に
非物質の神聖 響きわたる



船に乗る
あなたの姿、
月の光に導 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
望遠の日々服部 剛自由詩223/4/21 17:13
新宿ダグにて自由詩023/4/21 17:10
過剰ひだかたけし自由詩3*23/4/21 16:57
ザギ氏の誘惑アラガイs散文(批評...2*23/4/21 16:00
ころこっつんるー短歌2*23/4/21 13:58
_渡辺亘自由詩123/4/21 10:23
独り言4.21ホカチャン自由詩3*23/4/21 9:44
秋の夕暮れ秋葉竹自由詩223/4/21 7:00
ズラ疑惑の島田雅彦へ室町散文(批評...3*23/4/21 5:41
月の出の頃リリー自由詩2*23/4/21 5:01
月はどっちに出ているのだろうか坂本瞳子自由詩2*23/4/21 0:38
現代自称詩カンファレンス2周年記念祭3花形新次自由詩223/4/20 23:24
チンポコと自称詩人自由詩223/4/20 22:50
君のとなりでるー短歌323/4/20 22:25
トオイひだかたけし自由詩3*23/4/20 19:52
錯綜する思惑(三)おぼろん自由詩1*23/4/20 18:02
錯綜する思惑(二)自由詩1*23/4/20 18:01
錯綜する思惑(一)自由詩1*23/4/20 18:01
死生ひだかたけし自由詩6*23/4/20 17:05
ルネサンス渡辺亘自由詩223/4/20 13:41
アカルム滞在記やまうちあつ...自由詩223/4/20 11:21
※五行歌 三首「罪と生きていく」こしごえ自由詩3*23/4/20 9:38
独り言4.20ホカチャン自由詩1*23/4/20 6:51
キス、のはなし。略して『キスバナ』 秋葉竹自由詩023/4/20 3:00
虚化可恣意あらい自由詩1*23/4/20 1:10
春が来たら短角牛自由詩3*23/4/19 20:27
平行線ひだかたけし自由詩6*23/4/19 18:58
雨女ミナト 螢自由詩2*23/4/19 18:34
パピエ・コレ『六花』まると俳句623/4/19 16:43
月の光(改訂)ひだかたけし自由詩4*23/4/19 16:09

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加筆訂正:
パピエ・コレ『六花』/まると[23/4/20 5:29]
1句目と10句目を直しました
1.08sec.